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ねこというのは何というか、ちょっと説明しきれない魅力がありますよね。
絵本ではいろんな生き物が擬人化されますが、ねこは殊更ナチュラルに人っぽい姿を物語の中で見せてくれるような気がします。
『11ぴきのねこ』に出てくるねこたちは、毛の模様が違う“とらねこたいしょう”以外見た目の区別がつかないけれど、その佇まいはまるで10人の人がいるようです。そして個性はバラバラでも、ひとつの目的に向かうときにはまさに猫まっしぐら!これ以上ない一体感を醸し出します。そんな気持ちの良いさまに加え、大きな魚や山盛りコロッケといったごちそうも出てくるのですから、もうコッチがまっしぐらですよ。小川さんも、馬場のぼるさんの可愛らしくてセンスある描写に目を細めていらっしゃいました♡
(アシスタント:小山ジャネット愛子)

2016年2月7日
夢枕獏『陰陽師』
2016年1月31日
タミ・シェム=トヴ
『父さんの手紙は
ぜんぶおぼえた』

2016年1月24日
藤沢周平
『海鳴り』第二週

2016年1月17日
藤沢周平
『海鳴り』第一週

アーカイブ
おなかのへる歌/フレーベル少年合唱団
いつもおなかをすかせているねこたちに。
中国地方の子守歌/晋友会合唱団
♪ねんねこさっしゃりませ♪。はじめは”おおきなさかな”がうたい、のちに11ぴきのねこたちが”おおきなさかな”のまわりで歌います。
ストレイ・キャット・ストラット/ブライアン・セッツアー・オーケストラ
のら猫といえば、このクールな曲も有名です。♪俺はブルースを歌うワイルドな野良猫さ!♪ストレイ・キャッツのフロントマン、ブライアン・セッツアーがビッグバンドを率いて。
 
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