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地球の誕生や氷河期、人間がどう出現したかなど「点」では知っていましたが、太陽が生まれてから私たちが過ごしている“今”までがどう繋がっているのか、人生で初めて「線」で理解させてくれたのがこの作品です。難しいことを難しく書くのだって大変ですが、子どもにもわかる絵本という形でわかりやすく生命の歴史を説明するのはとんでもなく困難な作業だったことでしょう。しかも舞台で上演されている劇という形で話が進んでいくという粋な仕掛け付き。描かれている植物や動物は、舞台の端に登場しているナレーターの背格好と比べてみるとその大きさがわかるという細かい配慮もなされていて、小川さんも「作者は本当に天才ですね!」と感激していました。
(アシスタント:藤丸由華/藤丸のブログはこちら!

2015年12月6日
福永令三
『クレヨン王国の
十二か月』

2015年11月29日
小野正嗣
『九年前の祈り』

2015年11月22日
尾崎翠
『第七官界彷徨』

2015年11月15日
アーサー・ミラー
『セールスマンの死』

アーカイブ
Get It On/T-REX
地球上に誕生した生命のひとつが恐竜です。小川さんが気になっていたのは「ステゴザウルス」。このバンドは「T-REX」、「ティラノサウルス」のことです。
GAIA/James Taylor
プロローグには「太陽の家族にあたる8つの惑星の3番目、わたしたちにはいちばんだいじな惑星」とあります。「聖なる水の惑星・地球」についての歌です。
Just In Time/Tony Desare
♪よいタイミングで君と出会えた!♪ という曲です。「時間の鎖のこの一瞬に生きていることを喜びたい」と小川さん。
 
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