メッセージ
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「湯川さんってどんな方なのですか?」そう尋ねると、小川さんの柔らかな表情がピシッとひきしまりました。湯川さんは小川さんが芥川賞を受賞した頃、編集者として色々な話をしてくださった方だそうで、「怒られたことはないのですが、おっしゃることが的確で、今でも湯川さんは怖くてしょうがないんです」。確かに、例えば入社したとき色々と指導してくれた先輩には一生頭が上がらないもの・・・湯川さんと小川さんはそんな関係のようです。ちなみに湯川さんは打ち合わせの場などに現れる時いつも大荷物で、「この後すぐにでも釣りに行ける!」という装いだったそう。“昔”に逃げていくイワナを、今も追いかけていらっしゃるのでしょうか。
(アシスタント:藤丸由華/藤丸のブログはこちら!

2015年7月19日
アルフ・プリョイセン
『小さな
スプーンおばさん』

2015年7月12日
林芙美子
『清貧の書』

2015年7月5日
林芙美子
『風琴と魚の町』

2015年6月28日
松谷みよ子
『龍の子太郎』

アーカイブ
バッハ:ゴールドベルク変奏曲 アリア/グレン・グールド(ピアノ)
「ヤマメ戦記」というエッセイに出てくる眠れぬ春の夜に湯川さんが聞くレコード。そして、グールドが釣師撲滅運動家であったエピソードも。
リバー・ランズ・スルー・イット/マーク・アイシャム
ロバート・レッドフォード監督の映画。小川さんはこの映画を湯川さんに勧められてフライフィッシングの魅力を知り、ブラッド・ピットのファンになりました。
手引きのようなもの/奥田民生
奥田民生さんは、有名な釣り好きです。釣りと人生が重なり合うこのエッセイにぴったりの1曲です。
 
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