泣きました!とにかく泣けました!!小川さんもおっしゃっていましたが、衝撃のシーンも劇的にドドーンと真実が明かされるのではなく、静かに訪れるのがとても素敵で、その静けさがより一層涙を誘うのです。ところで浅田次郎さんは、特に鉄道に興味があったわけでも冬の北海道を知っていたわけでもないのに、ポンと降ってきた構想を元に、この『鉄道員』を迷いなく書き上げたのだそう。降ってきたアイディアを的確にキャッチできるのも凄いですが、自分がよく知らない分野についても気にせず書こうとするチャレンジ精神も凄い!作家には一流の度胸もまた必要なのですね。
(アシスタント:藤丸由華/藤丸のブログはこちら!) |