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「この時代命がけで夜間飛行に臨んだパイロットたちがいてくれたから、いま夜も安心して飛行機に乗ることができるんですね・・・」と小川さんは感慨深げ。サン・テグジュペリの『夜間飛行』は、7年前にとりあげた『星の王子さま』とはまた違った味わいを持つ作品でした。私は特に著者がパイロットだったからこそ描けたのであろう、空から見た地上の風景描写の美しさに魅了されました。ところで番組がスタートしてまもなく7周年!すでに予告していますが番組ではこれを記念して、森鴎外ゆかりの場所へお出かけします。小川さんも私もスタッフも今からわくわく・・・鴎外作品を読み込んでいますよ!
(アシスタント:藤丸由華/藤丸のブログはこちら!

2014年6月15日
舟崎克彦
『雨の動物園
―私の博物誌』

2014年6月8日
宇野千代
『生きて行く私』

2014年6月1日
ジョルジェ・アマード
『砂の戦士たち』

2014年5月25日
ゴールズワージー
『りんごの木』

アーカイブ
飛行機/ファン・ダリエンソ楽団
ファビアンの乗った飛行機は、アルゼンチンのブエノスアイレスを目指していたので、アルゼンチン・タンゴを。
さらば草原よ/リベルタ・ラマルケ
アルゼンチン・タンゴの名曲。アンデスの草原と山脈の上を飛行機は飛びます。草原を海原に農家を船にたとえた美しい描写はサン=テグジュペリ自身が飛行機乗りだったからこそ、と小川さん。
ラミレス:ミサ・クリオージャ(南米大陸のミサ)/チェンバレンズ
アルゼンチンを代表する音楽家ラミレスのミサ曲。フォルクローレの影響を受けた作風。命を落とした操縦士、ファビアンのために。
 
今まで紹介した作品
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