「樹木の影を見るのが好き」。そんな自分の嗜好を分析し始め、どんな影が好きなのか?何が好きになるキッカケだったのか?など自分の心の奥へ奥へと入り込んでいく『樹影譚』。自分にとって無意識なことにあえて立ち止まり、「どうして?」とつきつめていく作業をするかしないかが、作家とそうでない人の分かれ道なんだなぁと妙に納得してしまいました。(「それをしないと仕事になりませんからね」と小川さんは笑っていらっしゃいましたが)私は意識していないところで何が好きかしら。樹影譚に感化されてしばらく考えてみたのですが・・・・・・・・・ダメです、入り口すら見えてきませんでした。これからも本は「読むこと」に専念します。
(アシスタント:藤丸由華/藤丸のブログはこちら!) |