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70代の田辺聖子さんが執筆に、講演に、そして家族2人の介護に奔走する毎日が綴られている『残花亭日暦』。「誰か田辺先生を助けてあげてー!」と小川さんが叫びたくなった程超人的なスケジュールなのですが、それに不平を漏らすこともなく軽々とこなしている田辺さんの心の強さ、懐の深さ、優しさにただただ驚嘆するばかりです。その原動力になっているのがご主人の存在。日本を代表する作家である妻を、余計な男のプライドなど全くなく心から応援し理解していた旦那さまが素晴らしい!と小川さんも絶賛されていました。それだけにご主人のお葬式の場面では、読者である私たちも落胆する田辺さんを支えたくなります。
(アシスタント:藤丸由華/藤丸のブログはこちら!

2013年11月10日
フランシスコ・
X・ストーク
『マルセロ・イン・ザ・
リアル・ワールド』

2013年11月3日
平松洋子
『野蛮な読書』

2013年10月27日
『アラジンと
魔法のランプ』

2013年10月20日
北大路魯山人
『魯山人の食卓』

アーカイブ
デイ・バイ・デイ/フォア・フレッシュメン
日記文学の「残花亭日暦」に、”日ごとに愛が深まる”という曲を選びました。スタンダード・ソングですが、このラテンアレンジは、日本でも親しまれたそうです。
ローレライ/島田祐子
夕食のときお母さんがお好きなこの曲を歌った日、田辺さんは旦那さまが「かわいそに」と言ってくれたことを思い出し、 生きてた甲斐、夫婦になった甲斐があったと思います。
僕がついてる/トータス松本
川野さんは田辺さんに「味方やで」や「かわいそう」にという言葉を残してくれました。今もきっとそばについていてくれますね。
 
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