待ってました!・・・と声を上げたくなるくらい待ち焦がれていた、原作も映画も大好きな横溝正史作品が遂に登場です。これまで何度も映像化されてきた『犬神家の一族』。それゆえ犯人は読む前からわかっているのに、最後まで面白く一気に読めてしまうところがこの作品の凄いところですね、と小川さんも感心されていました。「今」だけでなく、数代前の「過去」の人間関係も複雑に絡み合い、怨念とも呪いとも言えるような独特の恐怖を振りまいているのも魅力。それにしてもこれだけ登場人物がいるのに、お気に入りのキャラがなかなか挙げられなかった小川さんと私なのでした。・・・みんな欲にまみれ過ぎ?!
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