「白鵬関!」 表紙に描かれた主人公・スーホは横綱そっくりで、一気にこの絵本が身近に感じられます。さて今回はモンゴルに伝わる昔話も沢山読んでみましたが、同じアジアの国にも関わらず、話の展開やオチがまるで読めなかったりするのが面白いですね。ただ、オオカミが襲おうとした馬に「蹄にありがたい文字が書いてあるから見てみませんか?」と騙され、馬に蹴られて死んでしまう『ばかなオオカミ』という話は別。オオカミが最後「お・・・俺、そもそも文字、読めないしぃ〜・・・」と、自虐的に自分にツッコミを入れるあたり、私たち日本人と近い笑いのセンスを感じました。
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