衝撃的な事件を経験した男性2人が、言葉は通じないけれど、お互いの心の痛みを理解し、心通わせていく物語。なので必然的に登場人物たちの会話は多くありません。作者のクローデルは小川さんと同年代の作家ですが、小川さんもまた、登場人物に多く語らせることを好まないそう。「だから数学をやらせたり、チェスをさせたりして、会話以外の方法で登場人物たちを語らせるんです」。今回はクローデルの作品を読むことで、小川洋子作品の秘密も知ってしまいました! (アシスタント:藤丸由華/藤丸のブログはこちら!)
2011年9月11日 伊藤左千夫 『野菊の墓』 2011年9月4日 鴨長明 『方丈記』 2011年8月28日 ヴェルヌ 『十五少年漂流記』 2011年8月21日 芥川龍之介 『蜘蛛の糸』
わたしの赤ちゃん/UA ♪世界の祝福よ、ここにすべて集まれ、私の赤ちゃんやってきた♪サン・ディウを抱くリンさんが思い浮かびます。