8月には毎年、戦争関連の作品を取り上げるのが恒例となっているこの番組。今年は4月に惜しまれつつこの世を去った井上ひさしさんの、原爆投下後の広島を舞台にした戯曲を取り上げました。「難しいものを難しく書くのではなく、難しいことをやさしく表現すること」を大切にしたという井上さん。ユーモラスな雰囲気の中、戦争という地獄をわかりやすく伝えてくれる言葉一つ一つから、その思いが伝わってきます。今回番組では井上さんが原作を手がけた『ひょっこりひょうたん島』の主題歌もお送りしましたが、聞き慣れたその歌詞にも、よくよく聞くと深ぁい意味が籠められているような…。
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