この作品の舞台である小豆島とは、深い関わりを持っている小川さん。島の銘産の一つにそうめんがあるそうですが、「壷井栄の随筆によると、小豆島の子供達は“ごめんなさい”を“ごめんソーメン”と言うそうですよ。それだけ生活にそうめんが根付いているんですねぇ」なんていうトリビア的情報まで紹介して下さいました。ところで『二十四の瞳』には、先生と生徒たちの師弟愛以外にも、親子愛、夫婦愛など、まぶしいほど清らかな愛情が沢山出てきます。私は苦手なオルガンを必死に練習する男先生を励まし、進んで生徒役を買って出て夜遅くまで唱歌を歌いつづける奥さんの愛情にじーんときてしまいました。さて、どの愛情がささりましたか?
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