小学生時代、男子が図書館で争奪戦を繰り広げていたドリトル先生シリーズ。その様子を遠くから眺めていた私ですが、ついに今回ドリトルデビューを果たすことができました。ところでオンエアでも盛り上がった「訳:井伏鱒二」という事実。しかもそのきっかけを作り、井伏鱒二のおしりを叩いて翻訳を完成させたのが、作家の石井桃子さんだったということにこれまた驚きました。小川さんに伺ったところ、翻訳者同士で「あの作品の翻訳は私よりもあなたに向いているから、やってみたら?」などとオススメしあうことは、今でもよくあることだそう。翻訳者としてのライバル心より、作品への愛の方が勝るからでは?と小川さん、温かい分析をしていらっしゃいました。
(アシスタント:藤丸由華/藤丸のブログはこちら!) |