今年も沢山の温かいメッセージ、そして私たちのラジオ読書会に耳を傾けていただきありがとうございました。2009年はなんといっても、スタジオを飛び出して関西文学旅行に出かけたのが、小川さんはじめスタッフみんなの一番の思い出。谷崎潤一郎の『細雪』という1冊の本を手に出掛けた阪神間では、谷崎の足跡をたどりながら意外な人とお会いできたり、美味しい谷崎グルメに舌鼓をうったり…。文学が与えてくれる新たな楽しみを知った年となりました。関西文学旅行の後、吉田兼好の『徒然草』に傾倒して京都の吉田神社も訪れた私。来年はどんな本を持って旅に出ようかしら。
(アシスタント:藤丸由華/藤丸のブログはこちら!) |