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日本人は「かわいい」が大好きな国民、と言われていますが、イラストやアニメなどではなく、文章でこんなにも「かわいい」を表現した文学があったとは・・・。主人公の子狐が動くたびに、新美南吉はその様子を、温かい言葉で伝えてくれます。それにしても小川さんがこの本を読み聞かせるたび、ラストシーンの母狐の「ほんとうに人間はいいものかしら」という台詞に、「はい!いいものです!!」と手を挙げて答えていたという息子さん。かっ・・・かわいい!!今回の「かわいい大賞」は、残念ながら子狐ではなく、小川さんの息子さんが受賞されました。
(アシスタント:藤丸由華)

2009年01月11日
ゲーテ
『若きウェルテルの悩み』

2009年01月04日
十返舎一九
『東海道中膝栗毛』

2008年12月28日
2008年 振り返り
村上春樹
『風の歌を聴け』

2008年12月21日
ディケンズ
『クリスマス・カロル』

アーカイブ
シューベルトの子守歌/島田祐子
「手ぶくろを買いに」に出てくる子守歌です。町に行った子ぎつねは、帰り道に人間の姿を見てみたいと思うのですが、家の中から聞こえてくる人間のお母さんの歌声にお母さんぎつねのことを思い出すというシーンです。
My Child(Mon Enfant)/ジョージ・ウィンストン
子供のための伝統的な1曲。母のこどもへの愛が描かれた南吉の「狐」という童話が思われます。
大きな古時計/平井堅
「おじいさんのランプ」から思い浮かぶ曲です。アメリカのHenry Clay Workの曲に、保富保午が 訳詞。

 
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