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江戸時代のどたばた小説・東海道中膝栗毛。オヤジギャグあり、失敗あり、いたずらあり・・・笑わすためなら何でもしてくれる弥次さん・喜多さんですが、実は人間関係を円滑にしていく知恵が、この中には凝縮されているのでは、というのが小川さんのご意見でした。確かに弥次さん&喜多さんのくよくよしない潔さや、どんな困難も笑い飛ばしてしまう強さは、人間関係を心地よいものにするための賢い術と言えますよね。さて、作品には様々な笑えるエピソードが出てきますが、私は静岡で弥次さん・喜多さんをもドン引きさせた、ドリフのような夫婦喧嘩のシーンがお気に入り!あなたはどの話に笑いましたか?
(アシスタント:藤丸由華)

2008年12月28日
2008年 振り返り
村上春樹
『風の歌を聴け』

2008年12月21日
ディケンズ
『クリスマス・カロル』

2008年12月14日
江國香織
『デューク』

2008年12月07日
オールコット
『若草物語』

アーカイブ
伊勢音頭/檜山さくら
「金比羅節」、馬子唄、婚礼のうた、長崎や越後のお国のうた、たくさんの歌が登場する中から「伊勢音頭で大わるさ」の章にちなんで選びました。宿の隣の部屋から聞こえてくる伊勢音頭に合わせてあんまさんをからかって、仕返しされるというお話。当時の音楽が現代まで伝わっているのは改めてすばらしいですね。
ソウルマン/ブルースブラザース
行く先々で騒ぎを起こしながら歌って踊って旅する2人組といえば、ブルースブラザース。小川さんは、女性に弱い弥次さんが旅先で「はしご」を買わされてうろうろするシーンを思い浮かべてしまうそうです。
イージュー★ライダー/奥田民生
気を抜いたらちらりとわいてくる現実の明日はヤブの中においておき、話して歌って、くだらないアイデアと軽く笑えるユーモアとうまくやりぬく賢さで行こう!という自由な旅と人生の歌。「東海道中膝栗毛」にぴったりです。

 
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