『私が子供の頃、最初に知った外国人の女性の名前は“アリス”だったように思いますねぇ』そんな感慨もありつつ小川さんが語り始めたアリスのワンダーワールド。つじつまの合わないことばかりで、大人にはかなり難解なストーリィですが、数学者という白黒ハッキリつけなければいけない職業だったルイス・キャロルにとっては、この何色なのかも判らない物語を綴るのが、癒しの時間だったのかもしれません。ちなみに私が最初に知った外国人の女性の名前は絵本の主人公「カロリーヌ」です。(「カロリーヌの世界の旅」ってご存知ですか?)
(アシスタント:藤丸由華) |