ページをめくるたびに「!」が飛び出してくる一冊。日本に暮らす私たちが想像すらできないような驚くべき生活が、この世の中に沢山存在していることを教えてくれる作品です。著者の辺見庸さんがこの旅を慣行したのが1993年。それから15年。残飯市場、炭鉱のスープ、インスタントコーヒーに魅せられたアエタ族の人びと・・・今そこにはどんな時が流れているのでしょうか。『続・もの食う人びと』を是非辺見さんに綴ってほしい!過酷な旅なのはわかっていても、再訪されることを熱望せずにはいられません。
(アシスタント:藤丸由華) |