小川さんからこの作品を読みましょう!とお誘い頂いた時 、実は心の中で呻いていた私…。というのも世界で一番苦 手なものが虫なんです!できれば触れずにいたかった「昆 虫記」。恐る恐るページをめくってみると、そこには虫と いう小さな生き物に優しい目を向け、その思いを文学に綴 ったファーブル先生の愛があふれていました。日々見過ご しがちなデリケートな虫の生活に、水・光・土・気温がい かに大きく関わっているか。そんな虫の世界を守っていく には、私達人間の行動一つがどれだけ大きいか。ECOに ついても、ごく自然に考えるキッカケとなる作品です。 (アシスタント:藤丸由華) |