明日に架かる橋 / レミオロメン
この時期ってさ、「がんばれ!」って言われてもカチンときちゃう時あるよね(親とか特に!)。
「言われなくてもがんばってるし(怒)」みたいな。
でもね、きっとみんな分かってる。
キミががんばってること。
みんなキミの力になりたくて、その言葉が「がんばれ!」以外になかなか見当たらないってだけ。
俺も受験の時、必死でがんばった。
がんばってがんばってがんばってがんばって、さらに周りからも「がんばれ!」って言われて。
すっげーイライラした。
今振り返ると、なんでその応援を素直に受け止められなかったんだろうと思うけど、当時はその「がんばれ!」って一言が「(もっと)がんばれ!」に感じられたんだよね。この気持ち、分かるかな?
で、そんなこんなでイライラしたまま受験して、第一志望は不合格。
そんな時、親戚のおじさんが酔っぱらって家に来たわけ。
そして一言「落ちたんだって〜? オマエはがんばりすぎなんだよな〜。ヘヘヘ(酔)」
・・・ヒドくね?
今なら(今じゃなくても)そう思うんだけど、その時はなぜか笑っちゃったんだよね。まあ憎めない人だったってのもあるんだけど、そんな風に言ってくれる人が初めてだったから。
そしてそこから不思議と、変な力みがなくなったんだよね。
周りの「がんばれ!」の声に「(もっと)」の3文字がチラつくこともなくなった。
『(今を)とか(今日を)とか(あと少しだから)がんばれ!』
そう思えるようになった。
結果、俺の受験は思いがけない方向に転がって、第一志望以上の狙ってもなかった学校に合格。これは、運が味方してくれた部分が大きいと思うけど。
とにかく・・・
がんばるのは大事。
がんばりすぎるぐらいがんばってみるのも大事。
でも、時には力を抜くことも大事。
追い込み時期の今だからこそ、抜くところはしっかり抜いて、メリハリつけてがんばれ。(あ、でも、どー考えても自分はがんばってないってヤツは死ぬ気でがんばれよ!)
最後に、雪国出身の俺が思うこと。
受験勉強は雪に似てる。やらないと解けるし、やりすぎると崩れる。
がんばりすぎて息がつまりそうになったら、この曲聞いてニコっとして、また勉強がんばろう。
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