SCHOOL OF LOCK! | スカパー! 校内放送 ラッパーズ

EINSHTEIN先生とDTラップクルー活動振り返り!

校内放送ラッパーズ 2019年03月08日(金)

SCHOOL OF LOCK!

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とーやま校長「SCHOOL OF LOCK! 校長のとーやまです!」

あしざわ教頭「教頭のあしざわです! そして!」

R-指定先生「スカパー!校内放送ラッパーズの特別講師、CreepyNutsのR-指定です!」

とーやま校長「Rちゃん! Base Ball Bearのこいちゃん(小出祐介先生)がよろしくって言ってたよ!」

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R-指定先生「あぁ〜。あの、『本当にあった呪いのビデオ』ってあるでしょ?普通に撮っている映像に幽霊が映り込んだっていう投稿映像を集めるシリーズで今も続いているんですけど…」

あしざわ教頭「お分かりいただけただろうか…みたいなやつですよね」

R-指定先生「それです。『リング』が流行った2000年くらいからずっとやっているシリーズなんですよ。そのホラードキュメンタリーが小出さんがすごく好きで。宇多丸さんのラジオで特集をやったんですよ。そのときに俺らラッパー仲間でも呪いのビデオが好きな奴らがいて、先にやられたと! 俺らもめっちゃ観てるのに〜って盛り上がって、この間フェスで(Base Ball Bear先生と)ご一緒したときに、その話をさせてもらったんです」

とーやま校長「なるほど! だから、まだ飲みに行ったりとかはないんだけど、仲間なんだって言ってたんですね」

R-指定先生「ぜひ、ホラー話をしたいんですよ」

あしざわ教頭「なんか、裏声で喋ってるんで幽霊が喋ってるみたいに聴こえますね(笑)」

とーやま校長「今の説明でお分かりいただけただろうか…」

あしざわ教頭「そのテンションで言われるとよく分からない(笑)」

とーやま校長「…っていうオチでいいですか?」

R-指定先生「大丈夫です(笑)」

とーやま校長「ありがとう〜」

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さあ、今夜もこちらのプロジェクトをやっていく!

「自分解放宣言!〜DTラップクルー〜」!!!

まだラップをほとんどやったことがない"ラップDT"の生徒が、今年の高校生RAP選手権出場を目指すプロジェクトです!

クルーメンバーは4人の生徒!
この4人は、去年の7月から、専属講師のEINSHTEIN先生、言xTHEANSWER先生と共に、ラップの修行を行ってきた!


そして先日、『第15回高校生RAP選手権』のオーディションが開催されたんですが、DTラップクルーの4人は残念ながら本戦に出場することができませんでした。

先週までは、DTラップクルーの4人に、オーディションの話を聞かせてもらったけど、今週からは、DTラップクルーの専属講師を務めてくれたお二人に話を聞いていきます!

とーやま校長「ということでR先生! まず、今夜登場する先生を呼び出してください!」


<ピンポンパンポ〜ン>


R-指定先生DTラップクルー 専属講師 EINSHTEIN先生! 今すぐ放送室に来て下さい!

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EINSHTEIN「お久しぶりです! EINSHTEINです!」

とーやま校長「マジで久しぶりですね! 半年ぶりくらいですけど、いろんな活動してましたよね?」

EINSHTEIN「そうですね。テレビにも出させてもらったり…」

とーやま校長『アウト×デラックス』に出ていたんですよね。あれってどういう番組でしたっけ?」

R-指定先生「アウトな人たちが出る番組なんですけど、どうアウトだったんですか?」

EINSHTEIN「僕は、もうディスられたくないラッパーとして…(笑)」

あしざわ教頭「そうだったんですか?(笑)」

とーやま校長「実際に出てみて、どんな感じだったんですか?」

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EINSHTEIN「自分としては普段通りに、友達や事務所の方と話す感じで話していたら、“アウトやね、君。”って言われて。自分の中では意識しないまま出たら、”俺、鬱なのかな…?”って思うくらいの量のDMが届いて」

あしざわ教頭「どういう内容だったんですか」

EINSHTEIN「僕がネガティブすぎたのか、『大丈夫です。私も過去にいろいろあったけど、あなたも頑張っていきましょう!』みたいな感じのDMが…(笑)」

R-指定先生「すごい親身になってくれてる!」

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とーやま校長「番組をチェックしてくれた職員からの情報だと、この授業にも遊びに来てくれた、じょう先生もコメントで出演したらしいんですよ」

EINSHTEIN「そうですね」

とーやま校長「なんて言われたんですか?」

EINSHTEIN「『そんなメンタルやったら、はなからバトル出るなや』って…」

あしざわ教頭「きついなあ(笑)」

EINSHTEIN「フリースタイルダンジョンで2代目モンスターの裂固にもコメントをもらったんですけど、『アウト×デラックス』でるような器じゃねえ。とか言われましたね」

あしざわ教頭「メンタルは大丈夫だったんですか?」

EINSHTEIN「いや、そのときは泣きました(笑)」

とーやま校長「泣きそうじゃなくて泣いたんですね(笑)」

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そんなEINSHTEIN先生には、クルーメンバーの詠み人知らズとMC deejayの2人を見てもらっていました!

とーやま校長「もちろん結果はご存知だと思いますけれども、2人とも次に駒を進めることはできなかったわけで…。
アイン先生が2人から報告を受けた時はどのように感じました?」

EINSHTEIN「そんなに簡単じゃないっていうのはわかってたんです。でも、僕がちょっと甘い考えだったというか…。僕、ラップ選手権は第4回しかオーディションを受けたことなかったんです。そのほかでは推薦枠みたいな感じで出てたので、今のオーディションの形状とかをあまり把握できていなかったんですね。だから、僕がアドバイスしていたことと実際のオーディションではちょっと違ったみたいなんです。それはちょっと僕の失敗もあるな、って悔しさはあったんですけど、たかが一回しか落ちてないので、まだまだ先があると思います。逆にここで受かってたら、ぬるっと消えてたかもしれんな、と思ったのでこの失敗がこの先の糧になるんじゃないかって思いましたね」

とーやま校長「DTクルーメンバーには、半年間ずっと付きっきりで指導してくださってましたけど、最初の頃と今、詠み人知らズにはどんな印象ありますか?」

EINSHTEIN「初めはすごい内気な感じで、自分に自信が全然ないなって思いました。声もちっちゃいし、言ってる内容もめっちゃネガティブみたいな。でも、気質としてはヒーロー気質なんですよ。アーティスト枠の中でもヒーローになるタイプというか。自分の事をヒーローだと思ってプラスな言葉を書いていくようにしていこう。ネガティブだからこそ、そういう人間にプラスになるような言葉を吐いていったら人の見る目も変わっていくし、自分のメンタルも変わってくるんじゃないかなと思ってそういう言葉を言ってたんですけど、最後の方とかはすごいポジティブな言葉で、最初と比べると別人ぐらい上手くなっている気がしますね」

とーやま校長「MC deejayはいかがですか?」

EINSHTEIN「MC deejayは最初からヒール感が強い子やったんですけど、そこに更に磨きがかかってきてるのかなって思います。僕もディスられましたし…(笑)」

あしざわ教頭「そうだ。MC deejayはアイン先生をテーマにフリースタイルしてましたね!」

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R-指定先生「そもそも、ディスるっていうテーマではなかったんですよね」

EINSHTEIN「そうですそうです。むしろ、褒めラップみたいな感じのはずだったんですけど、しれっとディスってたりして(笑)」

とーやま校長「あのときはなんて言ってたんでしたっけ?」

EINSHTEIN「『1210 - I Need You -』っていうラブソングが僕の代表曲なんですけど、田舎のギャルが聴いてそうな曲だな、って言われました(笑)。”これはディスなのか?”って言われると…パッと聴いたときにディスっぽいなって思って(笑)」

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とーやま校長「(笑) でも、アイン先生はこんな風に付きっきりでラップを教えるっていうことは今まであったんですか?」

EINSHTEIN「僕、末っ子なので後輩が本当に苦手なんです。教えるとか後輩に何かするっていうのがほぼ人生初めてで。しかもこんなに長期間! だから、僕めっちゃ緊張してたんですよ」

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あしざわ教頭「LINEのやりとりとかも緊張されてたんですか?

EINSHTEIN「絵文字つけたほうがいいんかな。でも絵文字つけたら先生っぽくないかもな…とか悩んでました」

あしざわ教頭「めちゃくちゃ気を遣ってくださったんですね!」

とーやま校長「アイン先生としても、この半年間で知らない自分に出会えているかもしれないんですね」

EINSHTEIN「そうですね! 僕もずっと若手とか言われてきたので、気持ちはすごくわかるんです。でも、若いときって憧れている先輩がいても”いや、聴いたことないです”って言っちゃうんですよ」

R-指定先生「カッコつけちゃうんですよね」

EINSHTEIN「だけど、ラップとか歌を聴いたら、あの先輩のようになりたい。真似したい。っていうのはなんとなくはわかるんです。そこを逆に武器として磨いていって、自分の個性もそこにプラスできるように教えられたらいいな、と思って頑張ってました」

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とーやま校長「最後に、クルーメンバーの詠み人知らズとMC deejayに向けて、言葉を届けてもらえますか?」

EINSHTEIN「はい。人生で失敗しない人なんかいないので、この失敗を後悔はせずに反省して、次のチャンスに活かして欲しいですね。まだ10代なので、いくらでもチャンスはあります。次のオーディションなのか、楽曲制作なのか、音楽をやめて違うことに挑戦してもいいと思います。僕も失敗しまくっていますし、悔しい思いもたくさんしています。だから、この失敗を糧にして頑張っていって欲しいです!」

とーやま校長「EINSHTEIN! 半年間、本当にお世話になりました!!!」

EINSHTEIN「ありがとうございました!」

ということで、今夜は「DTラップクルー」の専属講師を務めてくれた、EINSHTEIN先生に話を聞かせてもらいました!

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DTラップクルーの4人が出場した『高校生RAP選手権』のオーディション!
その日、クルーメンバーと一緒に過ごした、わが校の職員による、写真付きのレポートが、「校内放送ラッパーズ」のサイトにアップされています!

DTラップクルー 『第15回高校生RAP選手権』レポート
【 大阪オーディション編 】
【 東京オーディション編 】


そして引き続き、ラップ掲示板から書き込みも待ってます!
ラップに関する質問、好きなラッパーの話、思いついたリリック、R-指定先生へのメッセージなど、【 ラップ掲示板 】から書き込み、待ってます!

ということで、「スカパー!校内放送ラッパーズ」は、来週金曜日に再び開講!
来週はDTラップクルーの専属講師を務めてくれた、言xTHEANSWER先生を迎えて、授業を行います!
Creepy Nuts・R-指定先生、EINSHTEIN先生、今夜もありがとうございました!
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