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Creepy Nuts先生が特別講師を務める、ラップの授業、校内放送ラッパーズ
3月いっぱいで一旦、閉講となります。
約1年間、聞いてくれてありがとうございました!
専属講師言×THEANSWER先生登場!(後編)
校内放送ラッパーズ 2018年10月26日(金)
本日の校内放送ラッパーズは、先週に引き続き、専属講師の言×THEANSWER先生に登場してもらい、
ここまで3ヶ月間サポートしてもらった経過報告をしてもらいます!
とーやま校長「SCHOOL OF LOCK! 校長のとーやまです!」
あしざわ教頭「教頭のあしざわです。そして!」
R-指定先生「スカパー!校内放送ラッパーズの特別講師、CreepyNutsのR-指定です!」
とーやま校長「Rさん!」
あしざわ教頭「まだ”さん”付けだ」
R-指定先生「どうも!」
とーやま校長「好きな食べもの何?」
R-指定先生「ん〜〜…ソバ」
とーやま校長「ありがとう〜」
あしざわ教頭「この時間なんなんですか(笑)」
とーやま校長「じゃれあいたいんだよ!」
R-指定先生「(笑)」
ということで、今夜もこちらのプロジェクトを行っていく!
「自分解放宣言!〜DTラップクルー〜」!!!
まだラップをほとんどやったことがない"ラップDT"の生徒が、来年の高校生RAP選手権出場を目指すプロジェクトです!
クルーメンバーは4人の生徒!
この4人には、今年の7月から毎週ラップに関する宿題が出されていて、専属講師のEINSHTEIN先生・言xTHEANSWER先生にアドバイスをもらいながら、ラップの修行を行っている!
あしざわ教頭「今月は専属講師1人ずつをゲストに迎え、話を聞いています!」
とーやま校長「ということでR先生、先週に引き続き、専属講師の方を呼び出しちゃって下さい!」
<ピンポンパンポーン>
R-指定先生「DTラップクルー専属講師 言×THEANSWER先生! 今すぐ放送室に来てください!」
言×THEANSWER先生「お疲れ様です!」
とーやま校長「今週もよろしくお願いいたします! アンサー先生は、この夏久しぶりにフリースタイルバトルに参戦されたんですね」
言×THEANSWER先生「そうですね。久しぶりに出ました!」
とーやま校長「どれくらいぶりだったんですか?」
言×THEANSWER先生「本腰入れて”やるぞ!”ってなったのは2年ぶりとかですかね」
とーやま校長「何かきっかけはあったんですか?」
言×THEANSWER先生「僕としては作品作りが好きですし、それを聴いてもらいたいなっていうのが本望ではあるんですけど、高校生ラップ選手権から知ってくれた人も多いのでバトルを望まれたりすることが多くて。
それを毛嫌いするアーティストも多いし、僕もどちらかというとそこから抜け出したいなと思っていたんですけど、僕のことを好きな人が望んでくれているのであれば、年に数回、カッコイイラップが出来たらそれはそれで僕的にもみんな的にも良いのかな、みたいな心の変化がありました」
R-指定先生「これ、めちゃくちゃ大人ですよ! バトルを経験して気たラッパーが全員ぶち当たる壁なんですよ。どれだけ音源出してライブをやっても”バトルに出てくれ!”って言われて。自分たちが出て来た場所やのに、バトルシーンを毛嫌いするようになってしまうジレンマがあるんです。それを、観てくれる人がそれを楽しみにしているんだったら出ようかな、って、この若さで思えるのがすごい! 見習え、俺!」
とーやま校長「自分自身に(矛先が)向いてた(笑)」
そして、言xTHEANSWER先生には、「校内放送ラッパーズ」の専属講師として、アプリコットのツリーホークとMC KAKELU a.k.a 翔の2人の生徒を見てもらっているんですが、今週はMC KAKELU a.k.a 翔について、話を聞かせてもらいます!
MC KAKELU a.k.a 翔は高知県出身の17歳。男の子です!
中3の頃、遊びで少しだけフリースタイルをやったことがあるけれど、人前ではやったことがないという、ラップDTです!
とーやま校長「MC KAKELU a.k.a 翔を3ヶ月間見て来て、いかがですか?」
言×THEANSWER先生「KAKELUくんは最初に聴いたときから少し経験をされているのかな、っていう印象ではあったんですけど、宿題ごとにフロウのアプローチの仕方や、トラックに対してどういうアプローチが良いか、毎回変えて来てくれていて。
始めたての頃ってどんなトラックでも同じフロウだったり言い回しになってしまうことが多いんですけど、結構変化をつけて来ていて、僕としては製作がしたい子なんだろうな、っていうのは伝わって来ましたね。
その上で、それをフリースタイルに落とし込むっていう、彼的にも難しいことに挑戦していると思うんですけどね。宿題の回を追うごとに少しづつ上手くなっているな、って思うので曲っぽいなっていう印象はありますね」
とーやま校長「それじゃあ、MC KAKELU a.k.a 翔の宿題音源を聴いてみましょう!」
『誰か一人を目の前に、その人をフリースタイルでラップしろ!』
とーやま校長「本当に人の目の前でやっているっていうのがすごいですね」
あしざわ教頭「生音感がすごいですね! 緊張している感じも伝わってきました」
言×THEANSWER先生「実は、少し裏話がありまして。本当はKAKELUくんって最初の頃の方がめちゃめちゃ完成されていて、おそらく最初はリリックを書いていたんですよね。なので、曲みたいなクオリティだったんですね。それもカッコイイけど、ラップ選手権に出られるようにっていう依頼を受けているし、恥ずかしいかもしれないけど、リリックを用意しないでやってみたらどう? って提案したのがこの宿題の前だったんです。だから、僕からしたら今回の宿題は今までにないくらい調子が悪いKAKELUくんではあるんです。
もっと出来る子だし、さっき言ったように曲にしたらすごくクオリティが高いものを作れる子だと思うので、全てを捨てて即興で戦いに行ってるKAKELUが最近は見えている感じですね」
とーやま校長「ここから新たなスタートを切っているんですね!」
言×THEANSWER先生「そんな気はしていますね!」
とーやま校長「R先生は、いかがですか?」
R-指定先生「元からラップの基礎知識があるから、詰まろうが、リズムがズレようが、なんとか踏んで落とそう、ライムはして落とそうみたいなところが見て取れますね。
これがもっと慣れていくと、自然にそれが出来るようになってくるんやろな、って思います。
友達を褒めるところは『外見・内面。両方ともすごい』ってところはライムしてたり、『こいつ好きなのは米津』ってところから、すぐに気持ちいいタイミングで『俺のラップを聴いたら惚れる』って言って『米津』と『惚れる』で韻を踏みたかったんやけど、そこがズレてもなんとか辻褄を合わせようと最後に持って来ていて。
これがもっと慣れて来て、小節の結だったり、頭で合わせられるようになって来たら、もっとクオリティが高いものができるんじゃないかなって思います」
とーやま校長「これ、もちろんラップの授業でもあるんですけど、MC KAKELU a.k.a 翔の今後の人生で、全部捨て去ってゼロからお前自身でやってみろ!っていう瞬間があるじゃないですか。そのときの訓練にもなっているのかな、って思いますね!」
言×THEANSWER先生「そうかもしれないな、って気はしていますね。ラップ関係ないような、マインド的なことをアドバイスしているので。僕自身も新たに脱ぎ捨てようかな、って思っているタイミングでもあったので、(MC KAKELU a.k.a 翔には)自分は何者でもないし、何も持ってないんだから、グループLINEなんて小さなところでカッコつけている場合じゃねえよ。ってことは言いましたね」
とーやま校長「素晴らしい!」
言×THEANSWER先生「あとはR-指定さんが言ったように、韻の落としところであったり、分かりやすいところで踏む必要はないんですけど、聴いていて気持ちいいところがそれぞれの好みであると思うので、そこにしっかり韻の位置を工夫できるようになったり、ラップの技術が上達していったらさらに良くなるんじゃないか、って思います」
とーやま校長「今までもクルー4人の経過を見ていましたけど、より、ちゃんと見ていきたい! この4人がやっていることには、すごい大切なものが詰まっているからね」
あしざわ教頭「人間の授業ですよね」
とーやま校長「みんなにはそこを少しでも受け取ってほしいな、と思いました!」
2週に渡って、DTラップクルー専属講師の言xTHEANSWER先生を迎え、授業を行ってきました!引き続き、クルーメンバーの講師をよろしくお願いいたします!
来週は、特別講師・R-指定先生に、【 ラップ掲示板 】に届いた質問にバンバン答えてもらおうと思っています!
ラップの質問はもちろん、R-指定先生への個人的な質問など、どんなことでもいいので、【 ラップ掲示板 】から書き込み待っています!
ということで、「スカパー!校内放送ラッパーズ」は、来週金曜日に再び開講!
言xTHEANSWER先生、R-指定先生、今夜もありがとうございました!
ここまで3ヶ月間サポートしてもらった経過報告をしてもらいます!
とーやま校長「SCHOOL OF LOCK! 校長のとーやまです!」
あしざわ教頭「教頭のあしざわです。そして!」
R-指定先生「スカパー!校内放送ラッパーズの特別講師、CreepyNutsのR-指定です!」
とーやま校長「Rさん!」
あしざわ教頭「まだ”さん”付けだ」
R-指定先生「どうも!」
とーやま校長「好きな食べもの何?」
R-指定先生「ん〜〜…ソバ」
とーやま校長「ありがとう〜」
あしざわ教頭「この時間なんなんですか(笑)」
とーやま校長「じゃれあいたいんだよ!」
R-指定先生「(笑)」
ということで、今夜もこちらのプロジェクトを行っていく!
「自分解放宣言!〜DTラップクルー〜」!!!
まだラップをほとんどやったことがない"ラップDT"の生徒が、来年の高校生RAP選手権出場を目指すプロジェクトです!
クルーメンバーは4人の生徒!
この4人には、今年の7月から毎週ラップに関する宿題が出されていて、専属講師のEINSHTEIN先生・言xTHEANSWER先生にアドバイスをもらいながら、ラップの修行を行っている!
あしざわ教頭「今月は専属講師1人ずつをゲストに迎え、話を聞いています!」
とーやま校長「ということでR先生、先週に引き続き、専属講師の方を呼び出しちゃって下さい!」
<ピンポンパンポーン>
R-指定先生「DTラップクルー専属講師 言×THEANSWER先生! 今すぐ放送室に来てください!」
言×THEANSWER先生「お疲れ様です!」
とーやま校長「今週もよろしくお願いいたします! アンサー先生は、この夏久しぶりにフリースタイルバトルに参戦されたんですね」
言×THEANSWER先生「そうですね。久しぶりに出ました!」
とーやま校長「どれくらいぶりだったんですか?」
言×THEANSWER先生「本腰入れて”やるぞ!”ってなったのは2年ぶりとかですかね」
とーやま校長「何かきっかけはあったんですか?」
言×THEANSWER先生「僕としては作品作りが好きですし、それを聴いてもらいたいなっていうのが本望ではあるんですけど、高校生ラップ選手権から知ってくれた人も多いのでバトルを望まれたりすることが多くて。
それを毛嫌いするアーティストも多いし、僕もどちらかというとそこから抜け出したいなと思っていたんですけど、僕のことを好きな人が望んでくれているのであれば、年に数回、カッコイイラップが出来たらそれはそれで僕的にもみんな的にも良いのかな、みたいな心の変化がありました」
R-指定先生「これ、めちゃくちゃ大人ですよ! バトルを経験して気たラッパーが全員ぶち当たる壁なんですよ。どれだけ音源出してライブをやっても”バトルに出てくれ!”って言われて。自分たちが出て来た場所やのに、バトルシーンを毛嫌いするようになってしまうジレンマがあるんです。それを、観てくれる人がそれを楽しみにしているんだったら出ようかな、って、この若さで思えるのがすごい! 見習え、俺!」
とーやま校長「自分自身に(矛先が)向いてた(笑)」
そして、言xTHEANSWER先生には、「校内放送ラッパーズ」の専属講師として、アプリコットのツリーホークとMC KAKELU a.k.a 翔の2人の生徒を見てもらっているんですが、今週はMC KAKELU a.k.a 翔について、話を聞かせてもらいます!
MC KAKELU a.k.a 翔は高知県出身の17歳。男の子です!
中3の頃、遊びで少しだけフリースタイルをやったことがあるけれど、人前ではやったことがないという、ラップDTです!
とーやま校長「MC KAKELU a.k.a 翔を3ヶ月間見て来て、いかがですか?」
言×THEANSWER先生「KAKELUくんは最初に聴いたときから少し経験をされているのかな、っていう印象ではあったんですけど、宿題ごとにフロウのアプローチの仕方や、トラックに対してどういうアプローチが良いか、毎回変えて来てくれていて。
始めたての頃ってどんなトラックでも同じフロウだったり言い回しになってしまうことが多いんですけど、結構変化をつけて来ていて、僕としては製作がしたい子なんだろうな、っていうのは伝わって来ましたね。
その上で、それをフリースタイルに落とし込むっていう、彼的にも難しいことに挑戦していると思うんですけどね。宿題の回を追うごとに少しづつ上手くなっているな、って思うので曲っぽいなっていう印象はありますね」
とーやま校長「それじゃあ、MC KAKELU a.k.a 翔の宿題音源を聴いてみましょう!」
『誰か一人を目の前に、その人をフリースタイルでラップしろ!』
とーやま校長「本当に人の目の前でやっているっていうのがすごいですね」
あしざわ教頭「生音感がすごいですね! 緊張している感じも伝わってきました」
言×THEANSWER先生「実は、少し裏話がありまして。本当はKAKELUくんって最初の頃の方がめちゃめちゃ完成されていて、おそらく最初はリリックを書いていたんですよね。なので、曲みたいなクオリティだったんですね。それもカッコイイけど、ラップ選手権に出られるようにっていう依頼を受けているし、恥ずかしいかもしれないけど、リリックを用意しないでやってみたらどう? って提案したのがこの宿題の前だったんです。だから、僕からしたら今回の宿題は今までにないくらい調子が悪いKAKELUくんではあるんです。
もっと出来る子だし、さっき言ったように曲にしたらすごくクオリティが高いものを作れる子だと思うので、全てを捨てて即興で戦いに行ってるKAKELUが最近は見えている感じですね」
とーやま校長「ここから新たなスタートを切っているんですね!」
言×THEANSWER先生「そんな気はしていますね!」
とーやま校長「R先生は、いかがですか?」
R-指定先生「元からラップの基礎知識があるから、詰まろうが、リズムがズレようが、なんとか踏んで落とそう、ライムはして落とそうみたいなところが見て取れますね。
これがもっと慣れていくと、自然にそれが出来るようになってくるんやろな、って思います。
友達を褒めるところは『外見・内面。両方ともすごい』ってところはライムしてたり、『こいつ好きなのは米津』ってところから、すぐに気持ちいいタイミングで『俺のラップを聴いたら惚れる』って言って『米津』と『惚れる』で韻を踏みたかったんやけど、そこがズレてもなんとか辻褄を合わせようと最後に持って来ていて。
これがもっと慣れて来て、小節の結だったり、頭で合わせられるようになって来たら、もっとクオリティが高いものができるんじゃないかなって思います」
とーやま校長「これ、もちろんラップの授業でもあるんですけど、MC KAKELU a.k.a 翔の今後の人生で、全部捨て去ってゼロからお前自身でやってみろ!っていう瞬間があるじゃないですか。そのときの訓練にもなっているのかな、って思いますね!」
言×THEANSWER先生「そうかもしれないな、って気はしていますね。ラップ関係ないような、マインド的なことをアドバイスしているので。僕自身も新たに脱ぎ捨てようかな、って思っているタイミングでもあったので、(MC KAKELU a.k.a 翔には)自分は何者でもないし、何も持ってないんだから、グループLINEなんて小さなところでカッコつけている場合じゃねえよ。ってことは言いましたね」
とーやま校長「素晴らしい!」
言×THEANSWER先生「あとはR-指定さんが言ったように、韻の落としところであったり、分かりやすいところで踏む必要はないんですけど、聴いていて気持ちいいところがそれぞれの好みであると思うので、そこにしっかり韻の位置を工夫できるようになったり、ラップの技術が上達していったらさらに良くなるんじゃないか、って思います」
とーやま校長「今までもクルー4人の経過を見ていましたけど、より、ちゃんと見ていきたい! この4人がやっていることには、すごい大切なものが詰まっているからね」
あしざわ教頭「人間の授業ですよね」
とーやま校長「みんなにはそこを少しでも受け取ってほしいな、と思いました!」
2週に渡って、DTラップクルー専属講師の言xTHEANSWER先生を迎え、授業を行ってきました!引き続き、クルーメンバーの講師をよろしくお願いいたします!
来週は、特別講師・R-指定先生に、【 ラップ掲示板 】に届いた質問にバンバン答えてもらおうと思っています!
ラップの質問はもちろん、R-指定先生への個人的な質問など、どんなことでもいいので、【 ラップ掲示板 】から書き込み待っています!
ということで、「スカパー!校内放送ラッパーズ」は、来週金曜日に再び開講!
言xTHEANSWER先生、R-指定先生、今夜もありがとうございました!