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Creepy Nuts先生が特別講師を務める、ラップの授業、校内放送ラッパーズ
3月いっぱいで一旦、閉講となります。
約1年間、聞いてくれてありがとうございました!
DTラップクルー経過報告2回目!!(後編)
校内放送ラッパーズ 2018年08月31日(金)
本日の校内放送ラッパーズは、先週に引き続き、DTラップクルー 2回目の経過報告!!!
とーやま校長「SCHOOL OF LOCK! 校長のとーやまです!」
あしざわ教頭「教頭のあしざわです。そして!」
R-指定先生「スカパー!校内放送ラッパーズの特別講師、CreepyNutsのR-指定です!」
とーやま校長「R先生、今月もどうも…よろしくお願いしますぅ〜」
R-指定先生「あ、どうも〜…これ、どっちでいったらいいのか(笑)」
とーやま校長「今、来ないと思ったでしょ?」
R-指定先生「そ、そうですね(笑)」
とーやま校長「欲しがった目をしていたから裏声にしたんだよぉ〜?」
あしざわ教頭「これ、どっちでいくんだろう?」
R-指定先生「教頭、次に進めてください(小声)」
あしざわ教頭「えっ、でもこれ裏声やらないと始まらないですよ」
R-指定先生「…分かりましたぁ〜」
とーやま校長「ありがとぅ〜。……今週でシーズン1終了です!」
あしざわ教頭「終わりなんですか!(笑)」
とーやま校長「来週からシーズン2が始まるかはまだ分かりません!」
あしざわ教頭「シーズン2欲しいなあ(笑)」
さぁ!今夜は先週に引き続き、こちらのプロジェクト!
「自分解放宣言!〜DTラップクルー〜」!!!
まだラップをほとんどやったことがない"ラップDT"の生徒が、来年の高校生RAP選手権出場を目指すプロジェクトです!
クルーメンバーは4人の生徒!
毎週、ラップに関する宿題が出されて、専属講師のEINSHTEIN先生・言xTHEANSWER先生にアドバイスをもらいながら、ラップの修行を行っている!
あしざわ教頭「これまでクルーメンバーが提出した宿題の音源、アイン先生・アンサー先生とのやりとりは、全て[ 特設サイト ]に載っているので、ぜひチェックしてみてください!」
とーやま校長「先週に引き続き、今夜は、2回目の経過報告!」
あしざわ教頭「4人のクルーメンバーは2人ずつ、EINSHTEIN先生チーム、言xTHEANSWER先生チームに別れています。今日は、アイン先生チームの2人に経過報告をしてもらいます!」
とーやま校長「ってことで、R先生、呼び出しちゃって下さい!」
<ピンポンパンポーン>
R-指定先生「茨城県 17歳 ラジオネーム 詠み人知らズ!愛媛県 16歳 ラジオネーム MC dee jay! 今すぐ放送室に来なさい!」
(スズムシの鳴き声)
とーやま校長「…あれっ?」
???「…失礼します(笑)」
とーやま校長「R先生、放送室で虫飼わないでくださいよ!」
R-指定先生「いやいやいや! 俺じゃないですよ!」
とーやま校長「スズムシ連れてきたのは誰だ?」
(スズムシの鳴き声)
R-指定先生「スズムシしか答えてくれへん(笑)」
とーやま校長「詠み人知らズか、MC dee jayだろ!(笑) ひとまず、自己紹介しようか!」
詠み人知らズ「茨城県、17歳、詠み人知らズです!(スズムシの鳴き声)」
とーやま校長「……お前だな?」
詠み人知らズ「そうです(笑)」
全員「(笑)」
とーやま校長「そして、もう一人は!」
MC dee jay「愛媛県、16歳、MC dee jayです!」
とーやま校長「それじゃあ早速、2人の宿題音源を聴かせてもらいましょうか!」
R-指定先生「そうですね!」
先週の宿題は、「高校生RAP選手権」への思いをラップにしろ!
この授業の専属トラックメイカー・ハザマリツシ先生が作ったオリジナルトラックに乗せて、ラップしてもらった!
ということで、まず最初に聴かせてもらうのは…
茨城県 16歳 ラジオネーム 詠み人知らズ!
とーやま校長「いやぁ〜カッコイイぞ!!!」
詠み人知らズ「ありがとうございます!」
とーやま校長「R先生、まずは率直な感想を伺いたいんですけど…」
R-指定先生「言葉を面白く使おうとしているな、って思ったところがあって。『ルーズ・ユアセルフ 時間を忘れるくらい没頭して観たい 8 Mile』ってリリックがあるんですけど、『ルーズ・ユアセルフ』というのは没頭するという意味なんですね」
とーやま校長「『8 Mile』は、(エミネムの半自伝的な)映画ですよね」
R-指定先生「そうです! で、『ステージに立ったら頭真っ白 出ないワード 震える手足』これは、『8 Mile』の描写ですよね。一番最初に映画が始まったときのB・ラビット、つまりはエミネムの姿なんですよ」
とーやま校長「へえ〜!」
R-指定先生「頭が真っ白にならないようにラップを上手くなりたい、という気持ちが出ていて。自分の気持ちに合わせて絵が浮かぶようなストーリーを描いてラップをしていてすごいな、って思いました」
とーやま校長「詠み人知らズ、まさに今、R先生に言われた通り?」
詠み人知らズ「そうです! 自分がもしステージに立ったらこんな感じだろうな、っていうのを『8 Mile』の最初の描写と重ね合わせて歌った感じです」
とーやま校長「すごい!」
R-指定先生「なかなか高度な技というか、色々と個性が出てきている中で、詠み人知らズくんは聴いている側の頭にストーリーを浮かばせたり、既存の映画と重ね合わせたりして、それを自分の歌詞に落とす、という面白い書き方をしてるな、って思います」
とーやま校長「前から海外のヒップホップは聴いていたの?」
詠み人知らズ「いや、海外のヒップホップを聴き始めたのは、自分と一緒にやっているMC dee jayくんが海外のラップを聴くって聞いて、最近は海外のラッパーさんも聴いたりしています」
R-指定先生「めっちゃ良い影響ですよね! 詠み人知らズくんと最初に話したとき、日本語ラップの良い影響を感じるって言ったと思うんですけど、その子が一緒にやっている子の影響で海外のラップを前より聴くようになった、っていうのがすごく良いことやなって思います」
とーやま校長「MC dee jay、詠み人知らズのラップは聴いてた?」
MC dee jay「聴いてました!」
とーやま校長「MC dee jayの影響も受けながらの詠み人知らズのラップ、どう聴こえた?」
MC dee jay「影響を受けてくれているっていうのはすごく嬉しいです!」
続いて聴かせてもらうのは…
愛媛県 16歳 ラジオネーム MC dee jay!
R-指定先生「めっちゃ上手い!」
とーやま校長「すごいですね!!」
あしざわ教頭「あえてリズムを崩しているような感じがありましたけど…」
R-指定先生「間の使い方がすごい上手です」
とーやま校長「R先生、3回くらい上手いって言ってましたもんね」
R-指定先生「洋楽を聴いている影響が良い感じに出ているというか。俺がそうだったんですけど、10代のときって詰め詰めで声を張り上げたラップをしていたんです。でも、若干16歳で気だるそうにラップができるっていうのは、洋楽の影響だったり、文章としてじゃなくて音として韻の響きを捉えているからだろうなと思いましたね。『感じている無限の可能性 Say MC dee jay』みたいに”可能性”の後に”Say”を挟んできてリズムを展開させるところとか、必ずしも最後に韻を踏まずに、自由に音と響きを動かして遊んでいっているのがすごい上手いなって思いました」
とーやま校長「MC dee jayは、どういうところを意識して作っていったの?」
MC dee jay「リリックを書くときは、そんなに意味とかを考えずに、”ここで韻を踏めるな。ここで良いリズムが出来るな”っていうのをどんどん書いていって、そのリズムに沿って歌っていたらメロディが出来て…って感じです」
R-指定先生「感覚の方を優先してるんでしょうね。それが良い特徴なんやろうな、って思います。口に出して気持ちいいラップやな、と思うし、やっぱり上手やなって思いましたね」
とーやま校長「それじゃあ詠み人知らズも、MC dee jayも、引き続き頑張ってね!」
詠み人知らズ・MC dee jay「ありがとうございます!」
とーやま校長「最後に2人のラップがどうだったか…。スズムシさん! いかがでしたか〜!?」
(スズムシの鳴き声)
とーやま校長「どうもありがとうございました〜!」
あしざわ教頭「喜んでくださっている!」
R-指定先生「(笑)」
さぁ今夜は、「DTラップクルー」のメンバー、RN 詠み人知らズ と RN MC dee jayに経過報告をしてもらいました!
ということで、「スカパー!校内放送ラッパーズ」は、来週金曜日に再び開講!
R-指定先生、今夜もありがとうございました!
とーやま校長「SCHOOL OF LOCK! 校長のとーやまです!」
あしざわ教頭「教頭のあしざわです。そして!」
R-指定先生「スカパー!校内放送ラッパーズの特別講師、CreepyNutsのR-指定です!」
とーやま校長「R先生、今月もどうも…よろしくお願いしますぅ〜」
R-指定先生「あ、どうも〜…これ、どっちでいったらいいのか(笑)」
とーやま校長「今、来ないと思ったでしょ?」
R-指定先生「そ、そうですね(笑)」
とーやま校長「欲しがった目をしていたから裏声にしたんだよぉ〜?」
あしざわ教頭「これ、どっちでいくんだろう?」
R-指定先生「教頭、次に進めてください(小声)」
あしざわ教頭「えっ、でもこれ裏声やらないと始まらないですよ」
R-指定先生「…分かりましたぁ〜」
とーやま校長「ありがとぅ〜。……今週でシーズン1終了です!」
あしざわ教頭「終わりなんですか!(笑)」
とーやま校長「来週からシーズン2が始まるかはまだ分かりません!」
あしざわ教頭「シーズン2欲しいなあ(笑)」
さぁ!今夜は先週に引き続き、こちらのプロジェクト!
「自分解放宣言!〜DTラップクルー〜」!!!
まだラップをほとんどやったことがない"ラップDT"の生徒が、来年の高校生RAP選手権出場を目指すプロジェクトです!
クルーメンバーは4人の生徒!
毎週、ラップに関する宿題が出されて、専属講師のEINSHTEIN先生・言xTHEANSWER先生にアドバイスをもらいながら、ラップの修行を行っている!
あしざわ教頭「これまでクルーメンバーが提出した宿題の音源、アイン先生・アンサー先生とのやりとりは、全て[ 特設サイト ]に載っているので、ぜひチェックしてみてください!」
とーやま校長「先週に引き続き、今夜は、2回目の経過報告!」
あしざわ教頭「4人のクルーメンバーは2人ずつ、EINSHTEIN先生チーム、言xTHEANSWER先生チームに別れています。今日は、アイン先生チームの2人に経過報告をしてもらいます!」
とーやま校長「ってことで、R先生、呼び出しちゃって下さい!」
<ピンポンパンポーン>
R-指定先生「茨城県 17歳 ラジオネーム 詠み人知らズ!愛媛県 16歳 ラジオネーム MC dee jay! 今すぐ放送室に来なさい!」
(スズムシの鳴き声)
とーやま校長「…あれっ?」
???「…失礼します(笑)」
とーやま校長「R先生、放送室で虫飼わないでくださいよ!」
R-指定先生「いやいやいや! 俺じゃないですよ!」
とーやま校長「スズムシ連れてきたのは誰だ?」
(スズムシの鳴き声)
R-指定先生「スズムシしか答えてくれへん(笑)」
とーやま校長「詠み人知らズか、MC dee jayだろ!(笑) ひとまず、自己紹介しようか!」
詠み人知らズ「茨城県、17歳、詠み人知らズです!(スズムシの鳴き声)」
とーやま校長「……お前だな?」
詠み人知らズ「そうです(笑)」
全員「(笑)」
とーやま校長「そして、もう一人は!」
MC dee jay「愛媛県、16歳、MC dee jayです!」
とーやま校長「それじゃあ早速、2人の宿題音源を聴かせてもらいましょうか!」
R-指定先生「そうですね!」
先週の宿題は、「高校生RAP選手権」への思いをラップにしろ!
この授業の専属トラックメイカー・ハザマリツシ先生が作ったオリジナルトラックに乗せて、ラップしてもらった!
ということで、まず最初に聴かせてもらうのは…
茨城県 16歳 ラジオネーム 詠み人知らズ!
とーやま校長「いやぁ〜カッコイイぞ!!!」
詠み人知らズ「ありがとうございます!」
とーやま校長「R先生、まずは率直な感想を伺いたいんですけど…」
R-指定先生「言葉を面白く使おうとしているな、って思ったところがあって。『ルーズ・ユアセルフ 時間を忘れるくらい没頭して観たい 8 Mile』ってリリックがあるんですけど、『ルーズ・ユアセルフ』というのは没頭するという意味なんですね」
とーやま校長「『8 Mile』は、(エミネムの半自伝的な)映画ですよね」
R-指定先生「そうです! で、『ステージに立ったら頭真っ白 出ないワード 震える手足』これは、『8 Mile』の描写ですよね。一番最初に映画が始まったときのB・ラビット、つまりはエミネムの姿なんですよ」
とーやま校長「へえ〜!」
R-指定先生「頭が真っ白にならないようにラップを上手くなりたい、という気持ちが出ていて。自分の気持ちに合わせて絵が浮かぶようなストーリーを描いてラップをしていてすごいな、って思いました」
とーやま校長「詠み人知らズ、まさに今、R先生に言われた通り?」
詠み人知らズ「そうです! 自分がもしステージに立ったらこんな感じだろうな、っていうのを『8 Mile』の最初の描写と重ね合わせて歌った感じです」
とーやま校長「すごい!」
R-指定先生「なかなか高度な技というか、色々と個性が出てきている中で、詠み人知らズくんは聴いている側の頭にストーリーを浮かばせたり、既存の映画と重ね合わせたりして、それを自分の歌詞に落とす、という面白い書き方をしてるな、って思います」
とーやま校長「前から海外のヒップホップは聴いていたの?」
詠み人知らズ「いや、海外のヒップホップを聴き始めたのは、自分と一緒にやっているMC dee jayくんが海外のラップを聴くって聞いて、最近は海外のラッパーさんも聴いたりしています」
R-指定先生「めっちゃ良い影響ですよね! 詠み人知らズくんと最初に話したとき、日本語ラップの良い影響を感じるって言ったと思うんですけど、その子が一緒にやっている子の影響で海外のラップを前より聴くようになった、っていうのがすごく良いことやなって思います」
とーやま校長「MC dee jay、詠み人知らズのラップは聴いてた?」
MC dee jay「聴いてました!」
とーやま校長「MC dee jayの影響も受けながらの詠み人知らズのラップ、どう聴こえた?」
MC dee jay「影響を受けてくれているっていうのはすごく嬉しいです!」
続いて聴かせてもらうのは…
愛媛県 16歳 ラジオネーム MC dee jay!
R-指定先生「めっちゃ上手い!」
とーやま校長「すごいですね!!」
あしざわ教頭「あえてリズムを崩しているような感じがありましたけど…」
R-指定先生「間の使い方がすごい上手です」
とーやま校長「R先生、3回くらい上手いって言ってましたもんね」
R-指定先生「洋楽を聴いている影響が良い感じに出ているというか。俺がそうだったんですけど、10代のときって詰め詰めで声を張り上げたラップをしていたんです。でも、若干16歳で気だるそうにラップができるっていうのは、洋楽の影響だったり、文章としてじゃなくて音として韻の響きを捉えているからだろうなと思いましたね。『感じている無限の可能性 Say MC dee jay』みたいに”可能性”の後に”Say”を挟んできてリズムを展開させるところとか、必ずしも最後に韻を踏まずに、自由に音と響きを動かして遊んでいっているのがすごい上手いなって思いました」
とーやま校長「MC dee jayは、どういうところを意識して作っていったの?」
MC dee jay「リリックを書くときは、そんなに意味とかを考えずに、”ここで韻を踏めるな。ここで良いリズムが出来るな”っていうのをどんどん書いていって、そのリズムに沿って歌っていたらメロディが出来て…って感じです」
R-指定先生「感覚の方を優先してるんでしょうね。それが良い特徴なんやろうな、って思います。口に出して気持ちいいラップやな、と思うし、やっぱり上手やなって思いましたね」
とーやま校長「それじゃあ詠み人知らズも、MC dee jayも、引き続き頑張ってね!」
詠み人知らズ・MC dee jay「ありがとうございます!」
とーやま校長「最後に2人のラップがどうだったか…。スズムシさん! いかがでしたか〜!?」
(スズムシの鳴き声)
とーやま校長「どうもありがとうございました〜!」
あしざわ教頭「喜んでくださっている!」
R-指定先生「(笑)」
さぁ今夜は、「DTラップクルー」のメンバー、RN 詠み人知らズ と RN MC dee jayに経過報告をしてもらいました!
ということで、「スカパー!校内放送ラッパーズ」は、来週金曜日に再び開講!
R-指定先生、今夜もありがとうございました!