とーやま委員「『乃木』(乃木坂46)。え〜横浜アリーナに、ちょっと行ってきましてですね。5日間、連日でやっておりますけれども(『乃木坂46 11th YEAR BIRTHDAY LIVE』)、本日が4期生ですね。SCHOOL OF LOCK!的には4組の副担任の賀喜遥香ちゃん。え〜観て参りました。とんでもなかったっす!2行でまとめますと、遠藤さくらの真摯な言葉の力、そして賀喜遥香の圧倒的爆発力。これにですね、ほんとにもう震えが止まりませんでした。僕はほんとに感激致しました。はい」
とーやま委員「私、とーやま委員でございます。SCHOOL OF LOCK! 教育委員会、本日も生放送。
そうだ。もう1個ね。2月23日に、TOKYO FMだけなんですけども、『キモチツタエル』という1時間半の特番をやってですね、素敵な番組になりました。
あと、ちょっと、もう1個だけいいすか?すいません。2〜3週ぐらい、ずっと言おう言おうと思ってて、すっかり忘れてたんですけど。これ、今日の内容にもちょっと関わることなんでね。
あの、このSCHOOL OF LOCK! 教育委員会も、今、ラジオでお聴きの皆さん、車の中でとかお家でとか、いろんな方がいらっしゃると思います。で、radikoでも聴けますね。はい。例えば、先週のこの『教育委員会』を、まだ(radikoで)シェア出来るとTwitterに載せるとですね、ハッシュタグがいっぱい付くんですよ。#SOL教育委員会、これ、わかりますね?で、次が、#とーやま委員。これもわかります。3つ目がね、これ、問題なんすよ。この…誰が付けたんすかね?#お笑い芸人の最強トークって付いてるんですけど…これ、ちょっと、やめてもらえないすかね?(笑)誰が言ってるんですか?で、僕は、お笑い芸人なんですか?“とーやま委員”で、僕はずっとやってます。“とーやま校長”で10年間やってました。“お笑い芸人”って言ったことないんすけど、“#お笑い芸人の最強トーク”…恥ずかしいんでね…。そして、今日の1時間に関わってくるんで。“お前、これで最強なのか?”って言われる可能性が出てくるんで、ちょっとね…検討したいなと思っているのを、2〜3週、ずっと言いそびれたんで、言わせてもらいましたけれども(笑)誰に届けりゃいいのかわからずにずっと彷徨い続けている今日ですけどもね」
とーやま委員「僕の目の前に、1枚の写真があります。で、だいぶ、画素数は粗いんですよ。送って来てくれてる写真なんですけど、とんでもない逆光によってですね、2人の少年の顔も判別出来ないですね。学校の廊下…ですかね。日差しの強い天気のいい日だったのかな?これは。学ランを着た男子2人ですね。なんか、キャッキャしてる感じのね」
とーやま委員「2015年8月。私が校長先生勤めておりました、今でも“こもり校長”が授業をしてくれております、SCHOOL OF LOCK!。2015年の8月に、『思い出現像館』というものがありました。聴いてくれる生徒のみんなから、忘れられない瞬間を撮った写真の画像と、写真にまつわるエピソード送ってもらい、SCHOOL OF LOCK!が、その写真に写っている人数分、その写真を現像してプレゼントすると。こういうのが、2015年にあったんですね。確かに、僕も、今言われて、言って、思い出しました。で、当時、その『思い出現像館』に送られて来た写真が、この、今、説明した写真。あの当時、毎週木曜日に、こうしてみんなから届いた写真を生放送教室の中で紹介していたわけですけども。こんな感じでやってましたね」
<当時の音源をリプレイ>
とーやま校長「今夜、写真を送ってくれたのは…」
あしざわ教頭「東京都、14歳、男の子、ラジオネーム:フラポテ。“お笑いの思い出。僕は友達と『フライドポテト』と言う名前でお笑いをしています!お笑いといっても3年生を送る会などでやったりですが(笑)これは組み始めてまだ間もない時に、夜の学校で、卒業した先輩にとってもらった写真です!思い出の写真です!”と」
とーやま校長「“夜の学校”ってことは、じゃあ、練習とかでってことなのかな?だから、お互いボケて…“フラポテ”どっちなのかな?わかんないけど、ボケた後に突っ込んでる瞬間を、多分、先輩が激写した瞬間ってこと?」
あしざわ教頭「漫才なんですかね?」
とーやま校長「なのかね?」
あしざわ教頭「そういうことですね。きっとね」
とーやま校長「だから、この時間まで稽古してたってことなのかな?これな」
あしざわ教頭「ネタ、見てみたいですね」
とーやま校長「いいね。“フライドポテト”。カラっと揚っていただきたい」
あしざわ教頭「最後の締めで言いそう(笑)」
とーやま校長「“カラっと揚らしてもらいます。どうもありがとうございました”」
あしざわ教頭「(笑)」
とーやま校長「いいね」
あしざわ教頭「言いそう。パッケージも出来ましたね」
<生放送に戻る>
とーやま委員「そうか。これは夜だったんだね。だから、学校の中の照明…電気によって逆光になっているっていう写真だったわけですけど。これ、どう?覚えてはいる?」
藤井「これは覚えてますね」
とーやま委員「覚えてる?(笑)」
藤井「はい。もう絶対忘れないです。これ」
とーやま委員「誰に撮ってもらったとかも覚えてる?」
藤井「覚えてます。サッカー部の先輩ですね。卒業した後に、漫才中に撮ってもらった写真です」
とーやま委員「この時は、笑いの感触としては?この写真…」
藤井「この時は、残念ながらウケてはないですね」
とーやま委員「ウケはない?(笑)」
藤井「はい。夜の学校に漫才だけが轟くという状況にはなってましたね」
とーやま委員「ちょっと距離ある人が聞いたら心霊現象でしかないすから。それはね」
藤井「ほぼ、それですね」
とーやま委員「ちなみに、どういうくだりだったかまでは、さすがに覚えてない?」
藤井「この時は、多分、コンビニ店員と…みたいな漫才だったと思うんですけども。なんか、突っ込んでますよね。多分。写真見ると」
とーやま委員「これさ、右左、どっち?」
藤井「これは、右が僕です。で、左が相方」
とーやま委員「なんでこれをSCHOOL OF LOCK!に送ろうと思ってくれたの?」
藤井「SCHOOL OF LOCK!はずっと聴いてたんですけど」
とーやま委員「いつぐらいかな?」
藤井「多分、2014年ぐらいからずっと聴かせてもらってたんです…」
とーやま委員「“とーやま&よしだ”か、“とーやま&あしざわ”になりたてぐらいの時かな?」
藤井「そうですそうです。その時から聴いたんですけど…」
とーやま委員「ちなみに、なんで聴き始めたわけ?」
藤井「SEKAI NO OWARIさんが、すごい好きで」
とーやま委員「『セカオワLOCKS!』、ずっと金曜日、やってたもんね」
藤井「そうです。“『セカオワLOCKS!』があるぞ”と思って、SCHOOL OF LOCK!に入り…というか、『セカオワLOCKS!』から聴き始めて、そこからもうずっとフルで聴く、みたいな感じになってました」
とーやま委員「で、この『思い出現像館』っていうのがあって?」
藤井「あって、この写真だったら読まれるかもっていう(笑)」
とーやま委員「自分の中では強い写真っていう認識?(笑)」
藤井「だいぶ、手札の中では強めの写真持ってったつもりだったんすけど(笑)」
とーやま委員「今、振り返ってみて、この写真の強さってどう?」
藤井「だいぶ下の方で(笑)ランクダウンですね(笑)“これしかなかったか?青春…”っていう感じですね(笑)」
とーやま委員「で、これを、さっき聴いた、俺と当時のあしざわ教頭の2人で写真のことを喋った時の放送は、もちろん聴いてくれてたってこと?」
藤井「もちろん。リアルタイムで」
とーやま委員「リアルタイムで?」
藤井「何なら録音も…」
とーやま委員「え?」
藤井「してあります。ちょっと、今、あるんですけど。いいですか?」
とーやま委員「スマホに?」
藤井「スマホに入ってます」
とーやま委員「入ってるってこと?」
藤井「はい。ちょっと流しますね。僕の声も入っちゃってるんですけど」
<スマホから流れる番組の録音>
あしざわ教頭「東京都、14歳、男の子、ラジオネーム、“フラポテ”」
藤井「うっ!」
<生放送に戻る>
一同笑い
藤井「これ、僕の声です(笑)」
とーやま委員「誰かにチョーク・スリーパー喰らった?今(笑)」
一同笑い
とーやま委員「お父さんとかにやられた?(笑)」
藤井「お父さんにやられてないです(笑)」
とーやま委員「やられてるわけじゃない?(笑)」
藤井「1人…オンリーで、この声が出たんですよ」
とーやま委員「っていうことは、これ、毎日録音してたみたいなことなの?」
藤井「毎日っていうか、自分が送って、“読まれるかも…”と思った時は。はい」
とーやま委員「でも、みんなそうやって聴いてくれてるんだよね。ラジオの向こうで」
藤井「聴いてると思います。みんな。楽しみで」
とーやま委員「ね。で、それを未だにスマホに?」
藤井「入ってます。この、録音してた時、読まれた瞬間、多分、僕、泣いたんすよ。この後。もう、嬉しすぎて」
とーやま委員「は〜」
藤井「それくらい。もう、今でも大事な…まさかここで流せるとはっていう感じなんですけど(笑)」
とーやま委員「直のスマホの音だもんね」
藤井「直のスマホの、もう、粗い音なんすけど」
とーやま委員「この時が、だから14歳でしょ?」
藤井「14歳です」
とーやま委員「今、何歳?」
藤井「今22歳です」
とーやま委員「8年経って、当時は、お笑いコンビ“フライドポテト”ですけど、今は?」
藤井「今は、事務所に所属して、“フライドポテト”というそのままで、芸人やってます」
とーやま委員「お名前も一応、お聞かせ願ってよろしいすか?」
藤井「はい。どうもこんにちは。フライドポテトの藤井陸です!」
M シルエット / KANA-BOON
とーやま委員「KANA-BOONのこの曲を聴くと…俺もね、SCHOOL OF LOCK!の生放送教室の中でよく聴いたな、とかっていうのも、すっごい思い出す曲なんだよね。これ」
藤井「この曲を聴いて、目の前にとーやまさんがいると、もうなんか、タイムスリップしたみたいな(笑)あの頃に」
とーやま委員「そうか」
藤井「はい」
とーやま委員「今から7〜8年前か。SCHOOL OF LOCK!の中で出会った藤井陸が、この7年間でどんな道を辿ってきたのか?そして今、何をしているのか?SCHOOL OF LOCK!で出会った生徒たちの現在地を教えてもらう、SCHOOL OF LOCK!卒業生訪問プロジェクト『終わらない歌を歌おう』。今日は、“フライドポテト”の藤井陸編。
ということで1時間の生放送、よろしく!
あ、すみません。ちなみに今日、『教育委員会』、これ、やってます。生放送です」
藤井「(笑)」
とーやま委員「それからね、『ミクチャ』。去年末あたりから、この『ミクチャ』という動画配信アプリで、SCHOOL OF LOCK! 教育委員会の生放送もですね、動画の方で行っておりまして。今日、陸君も、バッチリ映って」
藤井「うわぁ〜、どうも。こんにちは」
とーやま委員「あと、さっきからず〜っと、挨拶が“こんにちは”なんすけど、これ、夜、11時13分…なんすよ…」
藤井「あっ…こんばんは!まあね。色々、タイムフリーで聴いてる方も、いらっしゃいましたら…」
とーやま委員「ちょっと…」
藤井「はい」
とーやま委員「噂に聞いたんだけど、なんか、緊張されてるってことですか?」
藤井「あ、そうですね。今日、もう2時間ぐらい前から、汗が…手汗が止まんなくってですね…」
とーやま委員「“汗が、手汗が止まらない”?(笑)」
藤井「“汗が、手汗が…”、もう、この言葉、聞いてもらうとわかると思うんですけど、ほんとに憧れだったんですよ。SCHOOL OF LOCK!に出るのが。とーやまさん…校長。校長の方がいいすかね?」
一同笑い
とーやま委員「今は“委員”なんだけど、でも“校長”でもいい」
藤井「とーやま校長が、楽屋に来てくれた時も、もう…」
とーやま委員「さっきね」
藤井「はい。顔色が真っ青、みたいな…」
とーやま委員「そうだね。土壁と同じ色してるっていう。土壁が喋ってんのかな?って思ってた」
藤井「土壁が喋ってると思ってください。今よりもっと土壁寄りになる可能性が高いです。これから」
とーやま委員「あります。それは」
藤井「そしたら、すみません」
とーやま委員「え〜、卒業生訪問プロジェクト『終わらない歌を歌おう』。これ、毎回色々やってるんすよ。俺が校長だった時にSCHOOL OF LOCK!の生徒だったみんなが、今、どんなことをしているのか?それまでどんな道のりを歩んできたのか?ということで、今日は、お笑いコンビ・フライドポテトの藤井陸をゲストにお招きして、お送りしたいと思ってるんだけど」
藤井「よろしくお願いします」
とーやま委員「まず、その写真を送ってくれた2015年ぐらいの話から、色々聞いてこうかね?」
藤井「はい」
とーやま委員「だから、フライドポテトは、この頃には結成してるってことだもんね」
藤井「結成してますね。はい」
とーやま委員「結成したのはいつになるの?」
藤井「元々、小学校一緒だったんですけど」
とーやま委員「相方と?」
藤井「相方とです。“お笑い係”っていう係があったんですよ(笑)」
とーやま委員「普通、掃除係とか、生活係とかでしょ(笑)」
藤井「掃除係とかの中に僕がねじり込んで、こう、“お笑い係”っていうのを、さって入れて…」
とーやま委員「作ったの?」
藤井「作りました。そこで出会って、同じ中学に上がった時に、“ちょっと2人で漫才やってみようか?”って言ったのがきっかけですね」
とーやま委員「結成何年?」
藤井「これが中学2年なんで、多分、送ったぐらい。14歳です」
とーやま委員「じゃあ、2015年ぐらいに結成して、当時は、“3年生を送る会”とか、“文化祭”とか?」
藤井「そういう場面で漫才やって…みたいな感じ」
とーやま委員「ネタ作って?」
藤井「ネタ作ってやってました」
とーやま委員「でも、そういう時、プロの芸人さんの漫才をそのままなんかコピーしてやったりとかするのでも、いいっちゃいいわけじゃん?」
藤井「まあ、いいっちゃいいんですけど、自分の実力をちょっと試してみたかったんで」
とーやま委員「すごいね」
藤井「ちょっと今、恥ずかしかったです(笑)」
一同笑い
とーやま委員「どういう芸人さんが好きだったの?当時は」
藤井「当時は、それこそ漫才やろうって言ったのは、博多華丸・大吉さんの『THE MANZAI』の決勝を観て始めたんで、そういう、上手い、“The漫才師”っていう人たちが好きでしたね」
とーやま委員「で、中学校卒業してから、フライドポテトはもちろんずっと続いて、高校も同じ高校?」
藤井「高校は別です」
とーやま委員「別?どういう活動の仕方してたの?高校入って」
藤井「大会があったんですよ。高校生の」
とーやま委員「『ハイスクールマンザイ』」
藤井「そうです。『ハイスクールマンザイ』です。『ハイスクールマンザイ』に出るために、いろんな人が出れるお笑いライブとかに出て、磨いてました」
とーやま委員「『ハイスクールマンザイ』っていうのは、SCHOOL OF LOCK!で言えば、本当、まさに『閃光ライオット』、『未確認フェスティバル』のような」
藤井「まさにです」
とーやま委員「全国規模でやるもんね」
藤井「はい」
とーやま委員「で、『ルミネtheよしもと』の舞台に立ったりとか」
藤井「そうですね。決勝は、『なんばグランド花月』」
とーやま委員「『NGK』だ!」
藤井「『NGK』です」
とーやま委員「立ってる?」
藤井「立ちました」
とーやま委員「うわ、ちょっと、マジ?」
藤井「立ちました」
とーやま委員「受賞歴が手元にあるんだけど、『ハイスクールマンザイ2018』。コンビ結成3年目ぐらいかな?」
藤井「3年目ですね。はい」
とーやま委員「の、関東地区代表?」
藤井「はい。関東地区代表になったら、『NGK』で漫才が出来るっていう」
とーやま委員「え?じゃあ『NGK』で漫才ってことは、“サンパチ・マイク”っていうね…『NGK』の漫才はさ、下から(マイクが)せり上がってくるんだよね」
藤井「そうです。そうです」
とーやま委員「それ、体験してるってこと?」
藤井「もちろん、しました。とんでもなかった」
とーやま委員「とんでもない?(笑)」
藤井「もう、出番前、泣いてました。もう、かっこよすぎて。こう、せり上がりでマイクが出てくるのが“かっこいいな〜”っつって泣いてた記憶があります」
とーやま委員「だってさ、それ、プロの芸人さんでも味わえる人って、マジで限られてるからね」
藤井「ほんとそうですね」
とーやま委員「で、『お笑いインターハイ2017』、優勝」
藤井「これも優勝させていただきました。はい」
とーやま委員「『学生漫才 GP2019』。これも優勝」
藤井「そうですね(笑)はい(笑)」
とーやま委員「すごいね」
藤井「いや。この学生時代、高校時代、ほんと調子良かったんですよね(笑)あの頃は調子良かったんです」
とーやま委員「ウケも良かった?」
藤井「ウケも非常に良かったです。はい」
とーやま委員「学制服とか着てやってたってこと?」
藤井「いや。もう、ガチガチにスーツとか着てやってました」
とーやま委員「でさ、2019の時は?まだ学生?」
藤井「学生です。2019は、大学1年生ですかね」
とーやま委員「大学行きながらも、お笑いの活動をしているわけよね?」
藤井「はい。やってました」
とーやま委員「で、この時はもう、“プロになろう”とか、思っていたわけ?」
藤井「この時は正直、あんまり思ってなかったですね。でも、『NGK』の舞台に立ってから、“プロになったら、こんな景色、もっと味わえんのかな?”とか、ちょっと意識してたところはあります」
とーやま委員「それがだから、19、20歳?」
藤井「まだ18歳とかです」
とーやま委員「の時に、そういうのを意識し始めて」
藤井「意識して。って感じです」
とーやま委員「で、大学はどうしてるんだっけ?」
藤井「今、在学中です」
とーやま委員「まだ在学か」
藤井「もう3月で卒業なんですけど」
とーやま委員「おめでとうございます」
藤井「ありがとうございます」
とーやま委員「でさ、事務所も入ってるんだよね?」
藤井「事務所入ってます。『K-PRO』っていう…」
とーやま委員「だからあちらに、児島さんがいらっしゃるんだ?」
藤井「そうです。うちの社長が」
とーやま委員「どうも。お世話になってます。『K-PRO』の児島(気奈)さんっつったらね、『アメトーーク!』とか、『ゴッドタン』とか…も、ですよね?も、出られていて」
藤井「はい」
とーやま委員「そこにじゃあ、所属していると」
藤井「今、3年目で、やらさせてもらってますね」
とーやま委員「すごいね。プロの芸人さんとして」
藤井「ありがとうございます」
とーやま委員「なのに、なんか俺は、当時の2015年の放送で、“『フライドポテト』って名前なんでしょ?”みたいな…“カラっと揚がっちゃいました、みたいなのを言ったらいいんじゃない?”みたいなこととかを言っちゃってたでしょ?」
藤井「はい。もらいました」
とーやま委員「どういう気持ちで聴いてたの?」
藤井「あの…終わりに…“カラっと揚らせていただきます”って言ってもらって、これ実際、やってました。ずっと」
とーやま委員「え?」
藤井「漫才のオチで、“カラっと揚げさせていただきます。どうもありがとうございました”っていうのを、『なんばグランド花月』でやってます」
一同笑い
とーやま委員「あのね…もう、遅えか…もう、取り返しつかねえか…校長としてあるまじきことを、今から俺は言うけど、言いましたよ。“『フライドポテト』だから、なんか、(漫才)終わりで、カラっと揚げちゃいました、みたいなことでいいんじゃない?”っつって。あるまじきこと、言いますよ」
藤井「あ、はい…」
とーやま委員「ノリで言ってんだよね…」
藤井「え〜!!」
とーやま委員「雰囲気でさ…なんか…その場を終わらせるためには何かな?っていうぐらいで、あれは言ってるの、わかるじゃん。それは」
藤井「いやいやいや…14歳ですよ。だって」
一同笑い
藤井「信じますよ。そんな…」
とーやま委員「えっ?“めちゃくちゃいいのもらった”って思ったって事?」
藤井「“ありがとうございます!”って思いました(笑)」
とーやま委員「いや…だってさ、14〜5歳のフレーズじゃないじゃん。なんか、古いじゃん。あれって」
藤井「やっぱ、校長の言ってることは…オシャレ?(笑)こういう終わり方(笑)」
とーやま委員「俺、オシャレ認識で聴いてくれてた?(笑)」
藤井「はい。聴いてました(笑)だけど、これをオチで使ってたんですけど、ちょっとややこしいんですけど、僕のお父さんも、ちょっと芸人さん…」
とーやま委員「もちろん。その動画、俺、観ましたもん。YouTubeチャンネルで」
藤井「ありがとうございます。本名が、僕、“宮迫陸”っていうんですけど、お父さんは“宮迫博之さん”って方なんですけど」
とーやま委員「“博之さん”なんだ(笑)先輩だから?(笑)」
藤井「はい。朝起きる時、“おはようございます”って言います(笑)」
一同笑い
とーやま委員「2つの意味で?(笑)」
藤井「はい。2つの意味で。で、滅多にお笑いのことは言われないんですけど、ちょっと呼び出されて、“お前、最後の、カラっと揚げさせていただきますってやってるだろ?あれ、やめろ”って(笑)」
一同笑い
とーやま委員「ほら。言ってんじゃん…」
藤井「言われたんすよ。でも安心してください。僕は抗いました」
とーやま委員「抗わなくていいんだって…」
藤井「とーやま校長が…」
とーやま委員「知らない。知らないって(笑)宮迫さんは、わからないだろ。そこ」
藤井「“とーやま校長が言ってんだから“って言ったら、”いや。とーやまは俺の後輩だから“(笑)」
一同笑い
とーやま委員「マジで…巻き込みだけ、ほんとにやめて欲しい。え?」
藤井「喧嘩です。もう。めちゃくちゃ喧嘩しました」
とーやま委員「だってさ、宮迫さんからしたらさ…それ、ウケてるわけ?そもそもウケるとかでもないか…このフレーズ…」
藤井「まあ、ウケてはない…」
とーやま委員「だよね?まあ、そういうものじゃないけど」
藤井「そうですね」
とーやま委員「でも、先輩であり、父としては、多分、ネタが良かったとしても、そこでなんか、“ん?”ってなって終わるかもしれないからって、愛情で言ってくれてるわけじゃん」
藤井「かもしんないですね」
とーやま委員「でも、“とーやまが言ってくれたから”っていう…」
藤井「とーやま校長が言ったことは、もう、絶対なんで」
とーやま委員「これは…ちょっと…。俺、どうすりゃいいの?菓子折りとか持ってった方がいい?」
藤井「いやいやいや(笑)」
とーやま委員「『牛宮城』に、俺、行った方がいいですか?」
藤井「(笑)」
とーやま委員「たらふく食べてきた方がいいですか?」
藤井「もう、忘れてるんで大丈夫です」
とーやま委員「ちょっと…マジか…」
藤井「その節はすいません」
とーやま委員「今は、さすがにあれだよね?もうね」
藤井「今はやってないですね」
とーやま委員「それが問題だ。それはそれで」
一同笑い
とーやま委員「そこまでの情熱があったのに、なぜやめてんの?」
藤井「言われて2ヶ月後に、“やっぱ違うな”と思ってやめました(笑)」
とーやま委員「“やっぱ、お父さんのアドバイス、芯、食ってんな”ってなったってこと?」
藤井「“食っちゃってんのかな?”って思いました」
とーやま委員「いや…あのね…すごいショックを受けてる。俺は。何重にも」
藤井「ほんとですか?」
とーやま委員「お父さんとの争いに巻き込まれ」
藤井「はい」
とーやま委員「そして、今、やっていない」
藤井「やっていないです」
とーやま委員「それ、どうかと思うけどな…」
藤井「いやいや。でも、あの時は、ほんと、ありがとうございました、ですよ」
とーやま委員「(笑)」
M TRACE / WANIMA
とーやま委員「WANIMAの『TRACE』という曲を聴きながらですね、僕はまあ、今の陸の話を聞きながら、なんか、色々なことを、自分でも思っていたわけ」
藤井「ありがとうございます」
とーやま委員「でさ、そのまあ、お父さんが、とんでもない芸人さんである、その息子がお笑いの世界に飛び込むっていうのはさ、なかなかないじゃん。前例も」
藤井「ほとんどないですね」
とーやま委員「他の職種に行く。ダウンタウンの浜田さんがいて、息子のハマ・オカモトはベースを持って『OKAMOTO'S』になって、とかそういうのはあるけど、そこの大変さとかもすごくあるんだろうな〜とかって思っていたりする中ですよ、お聴きの皆さん。このコンビ、フライドポテトは、一体、どんなネタをしているのか?まあ気になるじゃないすか?」
藤井「まあ、そうですよね」
とーやま委員「横には相方さんもいらっしゃっていて、もう、マイクも立っているので、それでは、改めまして紹介したいと思います。
『K-PRO』に所属して3年目の芸人さんでございます。漫才コンビ・フライドポテトのお2人でございます。どうぞ!」
<〜ネタ披露〜>
藤井「どうも〜フライドポテトです」
山口「お願いします〜」
藤井「ねえ。漫才、頑張っていきたいと思うんですけども」
山口「あの、今度、マッチング・アプリで出会った女の子とデートすることになったんで」
藤井「むちゃくちゃいいじゃん」
山口「あの、ちょっと、付いて来てもらってもいいすか?」
藤井「なんで俺が行くの?それ。俺が行く意味がわからない」
山口「ちょっと盛り上げてもらったりとか」
藤井「盛り上げればいいの?わかりました。女の子は?」
山口「まだ来てないのよ。あ、来た来た来た!あの〜山口です」
藤井「付き添いの藤井です」
山口「お名前は?」
藤井「名前聞かないと始まんないからね」
山口「ん?ん?それ、どうやって書くの?」
藤井「珍しい名前だったんすかね?」
山口「“顔”に、“満タン”の“満”に、“貝殻”の“貝”で、“カオマンガイ”ちゃん?」
藤井「“カオマンガイ”ちゃん!?え?タイ料理じゃん。お前…苗字は?」
山口「苗字とかは?うん。苗字とかは、まだない?」
藤井「どんな生き方してんだよ。お前。おい。苗字がまだない?これから付くってこと?」
山口「よろしくで〜す!」
藤井「“よろしく”は、しとくよ。一応ね」
山口「じゃあなんか、飲み物頼もっか?」
藤井「俺、生でいいかな?」
山口「じゃあ、俺も生でいいから、マンガイちゃんは?」
藤井「あ、“マンガイちゃん”って呼んでんだ」
山口「あ、“マチョ”?」
藤井「知らない酒頼んでる…“マチョ”?聞いたことないよ…」
山口「すみませ〜ん。生2つと、マチョ1つください。お願いします〜」
藤井「オーダー、通るんだ?すごい店だな…」
山口「マンガイちゃんさ、職業、聞いてもいいかな?」
藤井「職業とか聞いたら盛り上がるかもね」
山口「ん?あ、“耳かき”?」
藤井「むちゃくちゃ変なこと言ってんじゃん…職業で“耳かき”聞いたことない。どうすんの?あんた」
山口「まあ、あの…エッチだよね?」
藤井「合ってるか?そのリアクション。お前。おい。マジでそれだったか?違うと思うよ」
山口「エッチだね〜!」
藤井「手、振らないでもらっていいかな…」
山口「飲み物来た来た。せーの、乾杯〜!マンガイちゃんさ、マチョ、一口もらっていいかな?」
藤井「気になるわな。“マチョ”って聞いたことないからね」
山口「え?あ、マチョを手に乗せて?」
藤井「手に乗せる?」
山口「パリ〜ン!」
藤井「上から叩き割る、と」
山口「で、叩いてこぼれてきたやつを、ズズズ〜っと…」
藤井「すすると…どんな酒なんだよ。お前。おい。見たことないんだけど」
山口「うま!(笑)」
藤井「うまければなんでもいいけどさ」
山口「ん?あ〜マチョ、マチョ、マチョ、マチョ、マチョ、マチョ、マチョ、マチョ、マチョ、マチョ。なんと!なんだよ〜マチョかよ〜」
藤井「“マチョ”ってなんだよ。だから、お前。おい。“マチョ”がわかんない…なんだ?この女の子。知らない酒頼んだり、変な職業就いてたり、ちょっと変な女の子だね。ハハハ(笑)」
山口「俺、マンガイちゃん、好きなんだよね」
藤井「へぇ〜(笑)ちょ、待ってよ。マンガイちゃん、どこで好きになったのかだけ、言って」
山口「マチョ…」
藤井「“マチョ”じゃねーか!?いい加減にしろ。どうもありがとうございました〜!」
<〜ネタ披露終了〜>
とーやま委員「さあ、じゃあ、お席にお着きいただいて(笑)」
藤井「ありがとうございました」
山口「ありがとうございます」
とーやま委員「まず、陸。オチ直前にね、ホント、お父さん仕込みの、あの体の切れ味。しっかりと地べたに倒れて」
藤井「はい。背中から行きました」
とーやま委員「背中、大丈夫ですか?」
藤井「痛いです」
一同笑い
とーやま委員「まず、陸君はいかがでしたか?」
藤井「こんな場で漫才やることがないんで、なかなかの緊張感でしたけど…」
とーやま委員「そうだよね」
藤井「いや。楽しかったです」
とーやま委員「で、相方の。改めて、自己紹介、いただいてよろしいすか?」
山口「はい。フライドポテトの山口将です。よろしくお願いしま〜す」
とーやま委員「漫才での第一声が、この番組でも第一声だったわけでしょ?」
山口「ちょっと、こんな不安なことないすね〜、マジで」
一同笑い
とーやま委員「どこで聴いてくれてたの?僕と陸君の会話は」
山口「そこで聴いてましたね」
とーやま委員「この後、ネタやることはわかってる?」
山口「わかった上で聴いてたんで。ずっと」
とーやま委員「どういう心境でいたわけ?20分、30分」
山口「でも、陸の姿をそこで見てたんで、藤井さん、ほんとに緊張してるなっていうのは感じてましたし、ほんとに土壁だなっていうのも感じましたね」
藤井「恥ずかしいね…」
とーやま委員「あ、でもTwitterの#SOL教育委員会で、あぬびすが、拍手の絵文字と共に、“素晴らしかった!”って一言」
藤井「わ〜やった!」
山口「ありがとうございます〜」
とーやま委員「たこ焼きジュニアも、“マチョ 結局 なにーーーー”って」
藤井「嬉しいです」
山口「ありがとうございます」
藤井「皆さんの中で考えてみてください」
とーやま委員「“職業耳かき”って、やっぱそうよね。なんか、秋葉原とかになんかあんのかな?とか、そういう感じがするよね」
藤井「なんか、よくよく調べてみたら、“耳かきマッサージ”みたいな」
山口「一応、あるらしいすよね」
とーやま委員「結構な値段を取られるけれども、それなりの何かがある、みたいなね。行ったことあるんですか?お2人は」
藤井「ないです」
山口「僕もないですね」
とーやま委員「じゃあ、情報だけで、雰囲気で、ネタに入れてるってこと?」
藤井「“聞いたことない職業ってなんだろうな?”って2人で話したら、“耳かき”っていう(笑)“耳かきなのかな?”っていう。はい」
とーやま委員「ネタはどうやって作ってんの?」
藤井「一応、僕が書かせてもらってて、で、ボケを1個ずつ言っていくと、相方は、そのボケに対して、全部“いいんじゃない?”しか言わないんですよ。で、“いいんじゃない?”のトーンで、面白いか面白くないか聞き分けるっていう。高いときは面白い。低い時は良くない」
とーやま委員「今、7年目?」
藤井「そうです。結成で言うと」
とーやま委員「で、なんとなくそういう風になってったってことなんだ?」
藤井「なってきましたね。でも、所属してからです。プロになってから、なんかこの形は決まりましたね」
山口「やっぱり、否定出来ないじゃないすか。ネタ作ってきたのに対して」
藤井「出来ない?」
山口「さすがに、否定出来ないじゃないすか?」
藤井「俺、そんな嫌だった?(笑)」
山口「折角ネタ作ってるのに…」
とーやま委員「自分としても“あんまりだな…”と思うこともあるってこと?だって、それはあるよ」
藤井「まあまあ、そうですよね」
山口「その時は、“まあ…いいんじゃない…?”ぐらいの感じで…」
とーやま委員「ちょっとロートーンで(笑)」
山口「その時はそれくらいのテンションで(笑)いい時は、もっと、ほんとに、“いいんじゃない!?”みたいな(笑)そういう感じでやってるんで」
とーやま委員「山口君は、その2015年のSCHOOL OF LOCK!に“フライドポテト”として写真を送ってくれた時から、今、7年ぐらい経っていて、どんな時間だった?」
山口「この7年間くらいですか?でも、やっぱり、相方がずっと隣にいたっていうのがあって、で、相方にずっと、SCHOOL OF LOCK!を薦められてきたんですけど、僕は…ごめんなさい。ほんとは、すみません、聴いてないんですよね…」
とーやま委員「あのさ、1回ぐらいは聴くっていうの、あるんじゃない?」
藤井「ですよね」
山口「これ、本当に申し訳ないです。すみません」
とーやま委員「さすがに、1回は聴いてるよな?」
山口「1回も聴いてないんすよね。申し訳ないです。ほんとに申し訳ないです。これ、ほんとに」
とーやま委員「君は先輩に、可愛がられないタイプだ」
一同笑い
山口「ありがとうございます(笑)ほんとに、マジで申し訳ない…」
とーやま委員「残念だな」
藤井「勘弁してください」
一同笑い
山口「ほんとに、すいません(笑)」
とーやま委員「全然、いい(笑)マジで、1回も聴いてない?」
山口「マジです」
とーやま委員「何て言って薦めてくれてたの?陸は」
藤井「僕らの名前も出たし」
とーやま委員「たしかに」
藤井「何より、とーやま校長と、当時のあしざわ教頭は、最高に心地いいんだ、と。“俺の青春をを体現してるから、お前、聴けよ”って言っても、“また…機会があれば…”」
一同笑い
とーやま委員「せめて、自分の名前が呼ばれた時ぐらいは聴いてよ」
藤井「この『思い出現像館』の盾も、うちの相方は持ってるわけですよ。写真に映ってる人数分、貰えるんで。それを持ってるのに、聴いたことが…」
山口「ないですよね〜」
とーやま委員「じゃあ、盾は、ちゃんとしたところに飾ってくれてはいるの?」
山口「結構、棚の下の方に…あの…」
とーやま委員「棚の下の方?」
藤井「“下”って、どこ?」
山口「下の、あの、隅っこの下の方に置いてあって…」
とーやま委員「なんで今、“隅っこ”の言い方、福山雅治みたいなの?」
山口「なってました?今(笑)」
とーやま委員「よく、学生時代のコンビとしては、まあ楽しく出来るけど、プロになってからだんだん、関係もプロの関係になっていくし、コンビによっては、なかなか遊ぶこともなくなったりとかすることもあるじゃん。2人はどうなの?」
藤井「まあ、遊びに行ったりはしないですけど、仲はいいって言われますね」
とーやま委員「周りのコンビから?」
藤井「はい。言われますし、僕、昨日、誕生日だったんすよ。実は」
とーやま委員「おめでとう!」
藤井「ありがとうございます」
とーやま委員「あ、ほんと?」
藤井「これは本当です。22歳の」
とーやま委員「おめでとうございます」
藤井「ありがとうございます。誕生日も、日付変わる瞬間も、一緒にいました」
山口「一緒にいましたよね〜」
とーやま委員「仲いい」
藤井「ラーメン食べて」
とーやま委員「あ、そう」
山口「食べに行きましたね。でも、その、“仲いい”っていうの、ちょっと恥ずかしさもあるんすよね。普段、中学の時から、“陸”とは呼んでるんですけど、ちょっと恥ずかしいんで、さっきも1回、“陸”って言ったんですけど、その後、“藤井さん”って言い直しちゃったんですよ。なんか」
藤井「そういう変化はありますね。僕も“山口さん”って呼びます」
とーやま委員「呼ぶようになったってこと?」
藤井「なりました。“2人でどこか遊びに行こうか?”みたいなのは、もうしないですし、写真撮ったりとかもしなくなりました」
とーやま委員「喧嘩とかもあった?」
藤井「ありましたね」
とーやま委員「まあ、あるよね。それはね」
藤井「でも、プロになってからは、多分、1回もないです」
とーやま委員「プロになってから、ないんだ?」
山口「ないですね」
藤井「なんか変なんですけど」
とーやま委員「普通、逆な気がするけどね」
藤井「プロになった時には、もう4年ぐらい一緒に組んでやってたんで、お互いのこと、全部わかるようになったんで」
とーやま委員「でも、色々あるでしょ?ネタのこともそうだし。お笑いではさ、そのネタじゃないところ…“平場”って言うけど、例えば、コーナーとかで、横並びで、芸人が5組いる。その中にフライドポテトもいる。MCがいる。他のコンビのボケの人がガンガン出る。じゃあこっちはどう出るか?みたいなさ。そういうのも多分あるでしょ?」
藤井「あります。もう、それこそ、とーやま校長がいるんで聞きたいんですけど、僕は結構、前にバッって出てくんですね」
とーやま委員「ちょっと待って。ここのアドバイスは、また、宮迫さんを巻き込む可能性が出てくる」
一同笑い
とーやま委員「だから、アドバイスは出来ない」
藤井「じゃあ、やめときます…」
とーやま委員「ちなみに聞くけど、なんすか?」
藤井「ちなみに、うちの相方が、平場で、まだ3年目で一言も喋れないんですよ」
山口「難しいすよね」
一同笑い
とーやま委員「これね、難しいんだよ。ほんとに。タイミングとか、ワードとか、人と被らないとか、被せんのかどうか?とかね。色々あるんですよ」
山口「どうしたらいいですかね?それは」
藤井「ちょっと、7年振りのアドバイス、頂いてもいいですか?」
山口「貰ってもいいですか?」
とーやま委員「でも、俺もね、行けないタイプだった。ボケでいたかったんだけど、自分はもうボケじゃないなと思ってからは、気が楽になって、なんか自分のタイミングで行けるようになったけど」
藤井「じゃあ、あんまり、ボケと思いすぎないように?」
とーやま委員「俺はそうだったね」
山口「じゃあ、俺はツッコミになればいいってことすか?」
とーやま委員「違います」
一同笑い
とーやま委員「全然、違います」
藤井「学んだか?今」
とーやま委員「俺の場合はそうだったけど」
藤井「ボケに行こう、ボケに行こうって思わず…」
とーやま委員「あとは、俺がボケだった時に、なんで俺は不安に思ってるんだろう?と思った時に、やっぱりそこは、3人組としてね、連携が必要じゃん」
藤井「そうですね」
とーやま委員「自分、ボケ1人。山口君、ボケ1人。出て、ウケたら、もう当然、それでOK.。だけど、ウケないこともあるわけです。その時に、陸がどうやって助けに来てくれんのかっていう、その信頼感で、全然、違うと思うんだよね」
藤井「なるほど」
とーやま委員「となると、山口君からしたらスベりたくはないが、万が一スベったとしても、陸が何とかしてくれる。で、口で言っても、これは“ホントか?”ってなるから、やっぱり体で示さないとわからないわけで。となると、山口君は、もうまず、出てみることしかないわけ。そこで、陸君が本当に助けてくれたら、“あ、こいつはホントに俺の相方だ”と。…っていうことが積み重なって、次に繋がってくんじゃないかなって思う。だからまずは、もう、山口君の度胸よね。きっとね」
山口「はい」
とーやま委員「何ヘラヘラしてんの?(笑)おい、陸、この相方、なんだ?これ(笑)」
藤井「もう、TOKYO FM、入れないでください(笑)」
とーやま委員「って、ことなのかな?」
山口「わかりました。今、アドバイスいただけて、めっちゃ嬉しいです」
藤井「嬉しいです。これはもう、しっかり実践してみたいと思います」
とーやま委員「あと、2人は友達同士なんだからさ、“こういう時にこういう風に出ようと思ってるんだけど”みたいな、そういうシミュレーションとかもしていけばいいんじゃない?今度。そういうだったら、パターンがわかるわけだからさ。で、陸としたら、“このパターンだから、じゃあ、こういう感じで一言入れてみようかな?”とか」
藤井「なるほど」
とーやま委員「ちょっと、俺、すげえ偉そうに言ってんな…これな…」
藤井「いやいやいやいや。だって今聴いてる人に、もしかしたら僕と同じように“お笑いやってます”っていう人いるかもしれないんで、もう、メモ取りながらみんなやってるかな?」
とーやま委員「俺ね、SCHOOL OF LOCK!が、まさにそうだった。だから、最初、俺、初代のやしろ教頭とやっていて、全国放送なんてやったことなかったわけです。30歳で初めてとかでさ。で、めちゃくちゃ怖いわけ。だから、2人の気持ちが、すごいわかる。だけど、目の前のやしろ教頭が、とにかく俺にパスを出し続けてくれるわけ。で、俺は頑張ってそのボールに走って行って、“とにかくシュートはもう絶対に打つ”という気持ち。で、それが例えば、空振りする。ゴールポストの遥か遠くに飛んでいく。でも、絶対に目の前のやしろ教頭が何とかしてくれるわけ」
藤井「信頼が」
とーやま委員「そう。で、行けるようになった…っていうのもあるから」
藤井「じゃあ、もう実践で、行動して…」
とーやま委員「ホント、そう思うね」
藤井「僕もそこに突っ込んでというか」
とーやま委員「1人でやってるわけじゃないんだからね」
藤井「そうですよね」
山口「いや、もう、本当に頑張りたいですね」
とーやま委員「山口君、あれだね。なんか全部、気持ちが入ってない言葉に聞こえるのが特徴だね?」
山口「そんなことないすよ。ほんとに」
藤井「とーやま校長が100の答えで返したら、2ぐらいの感覚で、ずっと」
一同笑い
藤井「薄いのよ。なんか。もっとないかい?」
とーやま委員「でも、個性じゃない。それも」
藤井「これも個性?」
山口「ほんとですか〜?」
一同笑い
山口「薄いですか〜?」
とーやま委員「でも、これ、いいんじゃない?これも突破口として。で、陸が、ちゃんとそれを回収していく」
藤井「回収して、拾っていく」
とーやま委員「だって、わざとじゃないでしょ?今」
山口「俺、本気で言ってんすよ。そこだけは伝わって欲しい。信じて欲しいです。マジで。本気ですよ」
藤井「信じれないよ。誰も」
とーやま委員「いや。でもいい。そういうのも全部お笑いにしていくことじゃない?」
藤井「そうですね」
山口「はい。頑張ります。本当に。ありがとうございます」
とーやま委員「今後、何かあるの?フライドポテトとして、こういうところに行きたいなとか、こういうことをやりたいなとか」
藤井「それで言うと、本当に、SCHOOL OF LOCK!に出るの、1つの目標だったんですよ」
とーやま委員「ホントに、そう思ってくれてんのかな?」
藤井「本当に。で、まさか、自分たちが出るとも思ってなかったんで、もし出来るなら、僕たちが、なんかラジオでSCHOOL OF LOCK!みたいな番組をやらせてもらったり…。まあ、また出れるようにっていうのが次の目標ですね。もう、ホントにこれはそうです」
山口「はい。僕もです(笑)」
一同笑い
とーやま委員「もう笑っちゃってんじゃん(笑)」
藤井「頼むよ…」
とーやま委員「思ってないじゃん。だって、思い入れないんだから。俺のことも、誰だかわからないわけじゃん」
山口「わかりますって(笑)とーやまさん!とーやま校長!わかってますよ」
藤井「聴いたことないのよ。あなた、1回も」
とーやま委員「山口君は、何か目標はあるわけ?」
山口「僕ですか?でも、『M-1』は、勝ちたいです。やっぱり」
とーやま委員「そうか。去年は?」
藤井「1回戦」
とーやま委員「1回戦か」
山口「なかなか勝てなくて」
藤井「ショー・レースというか、大会に勝てないですね」
山口「そうですね。1回、2回戦に行ったことあるんですけど、そこから、どんどん下がっちゃって…結果も…勝ちたいですね。今はね」
とーやま委員「さっきもお話は出てますけども、その…まあ、“宮迫さんの息子さん”っていうのもあるわけじゃん。これは、絶対的にさ」
藤井「あります」
とーやま委員「でも、別に、それが有利に働く世界でもないし」
藤井「そうですね」
とーやま委員「だよね。名前だってさ、“藤井”陸でやってる」
藤井「隠してました。ずっと」
とーやま委員「それは、一応、なんでか聞きますけど…」
藤井「隠してた理由ですか?」
とーやま委員「そう」
藤井「あの…お父さんが、やらかしたんですよ…」
とーやま委員「世の中の全員が知っているやつですね?」
藤井「全員が知っているやつもですし、あの、“オフホワイト”とかも…」
とーやま委員「あ〜…“疑惑”だったんじゃないすか?あれは」
藤井「あれは“ブラック”ですよ」
一同笑い
とーやま委員「息子が言うならそうなんだよな。それは…」v藤井「とかがあったんで、“ちょっと不利に働く可能性があるな”と思って…避けました」
とーやま委員「名前を利用してるんじゃないか?とか言われるのが嫌とかもあったし?」
藤井「それもありました。ありましたし、まあ、これがあると、ちょっと隠してた方がいいのかな?とか(笑)でもやっぱり、“親父のコネ”みたいなことを言われたくなかったので。…っていうので、“藤井陸”でやってました」
とーやま委員「でも、2人の活動も、今日もそうですし、YouTubeとかで見たりとかする限り、“自分たちの面白いと思うもので切り開いて勝ち抜いてこう”としか思ってないでしょ?きっと」
藤井「そうですね。はい。そうです」
とーやま委員「あれ?山口君、違う?」
山口「いやいやいや…なんですか?」
一同笑い
とーやま委員「なんでそんな動揺してんの?」
山口「“はい”です。今のは」
とーやま委員「いや、でも、そういう覚悟もすごく俺には伝わってるし、かっこいい2人だなって思っているわけ」
藤井「嬉しいです」
山口「嬉しいですね。めちゃめちゃ。はい」
とーやま委員「そして何より、陸とは、校長と生徒という関係であったわけでさ」
藤井「そうですね」
藤井「で、この、『終わらない歌を歌おう』という企画をずっとやってるんだけど、今、聴いている10代のみんなもいるかもしれないし、SCHOOL OF LOCK!の生徒も聴いてるかもしれない。先輩である陸から、みんなに向けて、何か今、思っていることでもなんでいいんだけど、届けてくれたら…」
とーやま委員「そうですね。僕が7年前、SCHOOL OF LOCK!を聴いている時は、まさかここに出る側になっていると思ってなかったので。でも、出ることを目標にずっと頑張って来ていたので、ちゃんと努力すれば夢は叶うんだな、と。そういうことを伝えられる人間に僕はなれたから、みんなも、今、頑張ってることを努力して、いずれ、伝える側になって欲しいなって思います」
M 炎の戦士 / SEKAI NO OWARI
とーやま委員「いい曲だね」
藤井「いい曲です。懐かしいです」
とーやま委員「そうだね。はい、この曲を聴きながら、お別れなんだけど」
藤井「はい。ありがとうございました」
とーやま委員「校長としては、ホント、応援してるんで」
藤井「ありがとうございます」
とーやま委員「また、どこかで会えることを…」
藤井「是非、お願いします」
山口「ありがとうございます〜」
とーやま委員「山口君もね」
山口「そうですね。はい。頑張ります」
藤井「あんま思ってない?」
山口「すいません(笑)」
とーやま委員「この後、『ミクチャ』の方で、『居残り委員会』があるんで、そちらもちょっとお付き合い願いたいと思います」
山口「お願いします〜」
とーやま委員「ということで、本日のSCHOOL OF LOCK! 教育委員会、これにて終了。フライドポテトの2人、どうもありがとう!」
藤井「ありがとうございました!」
山口「ありがとうございました〜!」
とーやま委員「私、とーやま委員でございます。SCHOOL OF LOCK! 教育委員会、本日も生放送。
そうだ。もう1個ね。2月23日に、TOKYO FMだけなんですけども、『キモチツタエル』という1時間半の特番をやってですね、素敵な番組になりました。
あと、ちょっと、もう1個だけいいすか?すいません。2〜3週ぐらい、ずっと言おう言おうと思ってて、すっかり忘れてたんですけど。これ、今日の内容にもちょっと関わることなんでね。
あの、このSCHOOL OF LOCK! 教育委員会も、今、ラジオでお聴きの皆さん、車の中でとかお家でとか、いろんな方がいらっしゃると思います。で、radikoでも聴けますね。はい。例えば、先週のこの『教育委員会』を、まだ(radikoで)シェア出来るとTwitterに載せるとですね、ハッシュタグがいっぱい付くんですよ。#SOL教育委員会、これ、わかりますね?で、次が、#とーやま委員。これもわかります。3つ目がね、これ、問題なんすよ。この…誰が付けたんすかね?#お笑い芸人の最強トークって付いてるんですけど…これ、ちょっと、やめてもらえないすかね?(笑)誰が言ってるんですか?で、僕は、お笑い芸人なんですか?“とーやま委員”で、僕はずっとやってます。“とーやま校長”で10年間やってました。“お笑い芸人”って言ったことないんすけど、“#お笑い芸人の最強トーク”…恥ずかしいんでね…。そして、今日の1時間に関わってくるんで。“お前、これで最強なのか?”って言われる可能性が出てくるんで、ちょっとね…検討したいなと思っているのを、2〜3週、ずっと言いそびれたんで、言わせてもらいましたけれども(笑)誰に届けりゃいいのかわからずにずっと彷徨い続けている今日ですけどもね」
とーやま委員「僕の目の前に、1枚の写真があります。で、だいぶ、画素数は粗いんですよ。送って来てくれてる写真なんですけど、とんでもない逆光によってですね、2人の少年の顔も判別出来ないですね。学校の廊下…ですかね。日差しの強い天気のいい日だったのかな?これは。学ランを着た男子2人ですね。なんか、キャッキャしてる感じのね」
とーやま委員「2015年8月。私が校長先生勤めておりました、今でも“こもり校長”が授業をしてくれております、SCHOOL OF LOCK!。2015年の8月に、『思い出現像館』というものがありました。聴いてくれる生徒のみんなから、忘れられない瞬間を撮った写真の画像と、写真にまつわるエピソード送ってもらい、SCHOOL OF LOCK!が、その写真に写っている人数分、その写真を現像してプレゼントすると。こういうのが、2015年にあったんですね。確かに、僕も、今言われて、言って、思い出しました。で、当時、その『思い出現像館』に送られて来た写真が、この、今、説明した写真。あの当時、毎週木曜日に、こうしてみんなから届いた写真を生放送教室の中で紹介していたわけですけども。こんな感じでやってましたね」
<当時の音源をリプレイ>
とーやま校長「今夜、写真を送ってくれたのは…」
あしざわ教頭「東京都、14歳、男の子、ラジオネーム:フラポテ。“お笑いの思い出。僕は友達と『フライドポテト』と言う名前でお笑いをしています!お笑いといっても3年生を送る会などでやったりですが(笑)これは組み始めてまだ間もない時に、夜の学校で、卒業した先輩にとってもらった写真です!思い出の写真です!”と」
とーやま校長「“夜の学校”ってことは、じゃあ、練習とかでってことなのかな?だから、お互いボケて…“フラポテ”どっちなのかな?わかんないけど、ボケた後に突っ込んでる瞬間を、多分、先輩が激写した瞬間ってこと?」
あしざわ教頭「漫才なんですかね?」
とーやま校長「なのかね?」
あしざわ教頭「そういうことですね。きっとね」
とーやま校長「だから、この時間まで稽古してたってことなのかな?これな」
あしざわ教頭「ネタ、見てみたいですね」
とーやま校長「いいね。“フライドポテト”。カラっと揚っていただきたい」
あしざわ教頭「最後の締めで言いそう(笑)」
とーやま校長「“カラっと揚らしてもらいます。どうもありがとうございました”」
あしざわ教頭「(笑)」
とーやま校長「いいね」
あしざわ教頭「言いそう。パッケージも出来ましたね」
<生放送に戻る>
とーやま委員「そうか。これは夜だったんだね。だから、学校の中の照明…電気によって逆光になっているっていう写真だったわけですけど。これ、どう?覚えてはいる?」
藤井「これは覚えてますね」
とーやま委員「覚えてる?(笑)」
藤井「はい。もう絶対忘れないです。これ」
とーやま委員「誰に撮ってもらったとかも覚えてる?」
藤井「覚えてます。サッカー部の先輩ですね。卒業した後に、漫才中に撮ってもらった写真です」
とーやま委員「この時は、笑いの感触としては?この写真…」
藤井「この時は、残念ながらウケてはないですね」
とーやま委員「ウケはない?(笑)」
藤井「はい。夜の学校に漫才だけが轟くという状況にはなってましたね」
とーやま委員「ちょっと距離ある人が聞いたら心霊現象でしかないすから。それはね」
藤井「ほぼ、それですね」
とーやま委員「ちなみに、どういうくだりだったかまでは、さすがに覚えてない?」
藤井「この時は、多分、コンビニ店員と…みたいな漫才だったと思うんですけども。なんか、突っ込んでますよね。多分。写真見ると」
とーやま委員「これさ、右左、どっち?」
藤井「これは、右が僕です。で、左が相方」
とーやま委員「なんでこれをSCHOOL OF LOCK!に送ろうと思ってくれたの?」
藤井「SCHOOL OF LOCK!はずっと聴いてたんですけど」
とーやま委員「いつぐらいかな?」
藤井「多分、2014年ぐらいからずっと聴かせてもらってたんです…」
とーやま委員「“とーやま&よしだ”か、“とーやま&あしざわ”になりたてぐらいの時かな?」
藤井「そうですそうです。その時から聴いたんですけど…」
とーやま委員「ちなみに、なんで聴き始めたわけ?」
藤井「SEKAI NO OWARIさんが、すごい好きで」
とーやま委員「『セカオワLOCKS!』、ずっと金曜日、やってたもんね」
藤井「そうです。“『セカオワLOCKS!』があるぞ”と思って、SCHOOL OF LOCK!に入り…というか、『セカオワLOCKS!』から聴き始めて、そこからもうずっとフルで聴く、みたいな感じになってました」
とーやま委員「で、この『思い出現像館』っていうのがあって?」
藤井「あって、この写真だったら読まれるかもっていう(笑)」
とーやま委員「自分の中では強い写真っていう認識?(笑)」
藤井「だいぶ、手札の中では強めの写真持ってったつもりだったんすけど(笑)」
とーやま委員「今、振り返ってみて、この写真の強さってどう?」
藤井「だいぶ下の方で(笑)ランクダウンですね(笑)“これしかなかったか?青春…”っていう感じですね(笑)」
とーやま委員「で、これを、さっき聴いた、俺と当時のあしざわ教頭の2人で写真のことを喋った時の放送は、もちろん聴いてくれてたってこと?」
藤井「もちろん。リアルタイムで」
とーやま委員「リアルタイムで?」
藤井「何なら録音も…」
とーやま委員「え?」
藤井「してあります。ちょっと、今、あるんですけど。いいですか?」
とーやま委員「スマホに?」
藤井「スマホに入ってます」
とーやま委員「入ってるってこと?」
藤井「はい。ちょっと流しますね。僕の声も入っちゃってるんですけど」
<スマホから流れる番組の録音>
あしざわ教頭「東京都、14歳、男の子、ラジオネーム、“フラポテ”」
藤井「うっ!」
<生放送に戻る>
一同笑い
藤井「これ、僕の声です(笑)」
とーやま委員「誰かにチョーク・スリーパー喰らった?今(笑)」
一同笑い
とーやま委員「お父さんとかにやられた?(笑)」
藤井「お父さんにやられてないです(笑)」
とーやま委員「やられてるわけじゃない?(笑)」
藤井「1人…オンリーで、この声が出たんですよ」
とーやま委員「っていうことは、これ、毎日録音してたみたいなことなの?」
藤井「毎日っていうか、自分が送って、“読まれるかも…”と思った時は。はい」
とーやま委員「でも、みんなそうやって聴いてくれてるんだよね。ラジオの向こうで」
藤井「聴いてると思います。みんな。楽しみで」
とーやま委員「ね。で、それを未だにスマホに?」
藤井「入ってます。この、録音してた時、読まれた瞬間、多分、僕、泣いたんすよ。この後。もう、嬉しすぎて」
とーやま委員「は〜」
藤井「それくらい。もう、今でも大事な…まさかここで流せるとはっていう感じなんですけど(笑)」
とーやま委員「直のスマホの音だもんね」
藤井「直のスマホの、もう、粗い音なんすけど」
とーやま委員「この時が、だから14歳でしょ?」
藤井「14歳です」
とーやま委員「今、何歳?」
藤井「今22歳です」
とーやま委員「8年経って、当時は、お笑いコンビ“フライドポテト”ですけど、今は?」
藤井「今は、事務所に所属して、“フライドポテト”というそのままで、芸人やってます」
とーやま委員「お名前も一応、お聞かせ願ってよろしいすか?」
藤井「はい。どうもこんにちは。フライドポテトの藤井陸です!」
M シルエット / KANA-BOON
とーやま委員「KANA-BOONのこの曲を聴くと…俺もね、SCHOOL OF LOCK!の生放送教室の中でよく聴いたな、とかっていうのも、すっごい思い出す曲なんだよね。これ」
藤井「この曲を聴いて、目の前にとーやまさんがいると、もうなんか、タイムスリップしたみたいな(笑)あの頃に」
とーやま委員「そうか」
藤井「はい」
とーやま委員「今から7〜8年前か。SCHOOL OF LOCK!の中で出会った藤井陸が、この7年間でどんな道を辿ってきたのか?そして今、何をしているのか?SCHOOL OF LOCK!で出会った生徒たちの現在地を教えてもらう、SCHOOL OF LOCK!卒業生訪問プロジェクト『終わらない歌を歌おう』。今日は、“フライドポテト”の藤井陸編。
ということで1時間の生放送、よろしく!
あ、すみません。ちなみに今日、『教育委員会』、これ、やってます。生放送です」
藤井「(笑)」
とーやま委員「それからね、『ミクチャ』。去年末あたりから、この『ミクチャ』という動画配信アプリで、SCHOOL OF LOCK! 教育委員会の生放送もですね、動画の方で行っておりまして。今日、陸君も、バッチリ映って」
藤井「うわぁ〜、どうも。こんにちは」
とーやま委員「あと、さっきからず〜っと、挨拶が“こんにちは”なんすけど、これ、夜、11時13分…なんすよ…」
藤井「あっ…こんばんは!まあね。色々、タイムフリーで聴いてる方も、いらっしゃいましたら…」
とーやま委員「ちょっと…」
藤井「はい」
とーやま委員「噂に聞いたんだけど、なんか、緊張されてるってことですか?」
藤井「あ、そうですね。今日、もう2時間ぐらい前から、汗が…手汗が止まんなくってですね…」
とーやま委員「“汗が、手汗が止まらない”?(笑)」
藤井「“汗が、手汗が…”、もう、この言葉、聞いてもらうとわかると思うんですけど、ほんとに憧れだったんですよ。SCHOOL OF LOCK!に出るのが。とーやまさん…校長。校長の方がいいすかね?」
一同笑い
とーやま委員「今は“委員”なんだけど、でも“校長”でもいい」
藤井「とーやま校長が、楽屋に来てくれた時も、もう…」
とーやま委員「さっきね」
藤井「はい。顔色が真っ青、みたいな…」
とーやま委員「そうだね。土壁と同じ色してるっていう。土壁が喋ってんのかな?って思ってた」
藤井「土壁が喋ってると思ってください。今よりもっと土壁寄りになる可能性が高いです。これから」
とーやま委員「あります。それは」
藤井「そしたら、すみません」
とーやま委員「え〜、卒業生訪問プロジェクト『終わらない歌を歌おう』。これ、毎回色々やってるんすよ。俺が校長だった時にSCHOOL OF LOCK!の生徒だったみんなが、今、どんなことをしているのか?それまでどんな道のりを歩んできたのか?ということで、今日は、お笑いコンビ・フライドポテトの藤井陸をゲストにお招きして、お送りしたいと思ってるんだけど」
藤井「よろしくお願いします」
とーやま委員「まず、その写真を送ってくれた2015年ぐらいの話から、色々聞いてこうかね?」
藤井「はい」
とーやま委員「だから、フライドポテトは、この頃には結成してるってことだもんね」
藤井「結成してますね。はい」
とーやま委員「結成したのはいつになるの?」
藤井「元々、小学校一緒だったんですけど」
とーやま委員「相方と?」
藤井「相方とです。“お笑い係”っていう係があったんですよ(笑)」
とーやま委員「普通、掃除係とか、生活係とかでしょ(笑)」
藤井「掃除係とかの中に僕がねじり込んで、こう、“お笑い係”っていうのを、さって入れて…」
とーやま委員「作ったの?」
藤井「作りました。そこで出会って、同じ中学に上がった時に、“ちょっと2人で漫才やってみようか?”って言ったのがきっかけですね」
とーやま委員「結成何年?」
藤井「これが中学2年なんで、多分、送ったぐらい。14歳です」
とーやま委員「じゃあ、2015年ぐらいに結成して、当時は、“3年生を送る会”とか、“文化祭”とか?」
藤井「そういう場面で漫才やって…みたいな感じ」
とーやま委員「ネタ作って?」
藤井「ネタ作ってやってました」
とーやま委員「でも、そういう時、プロの芸人さんの漫才をそのままなんかコピーしてやったりとかするのでも、いいっちゃいいわけじゃん?」
藤井「まあ、いいっちゃいいんですけど、自分の実力をちょっと試してみたかったんで」
とーやま委員「すごいね」
藤井「ちょっと今、恥ずかしかったです(笑)」
一同笑い
とーやま委員「どういう芸人さんが好きだったの?当時は」
藤井「当時は、それこそ漫才やろうって言ったのは、博多華丸・大吉さんの『THE MANZAI』の決勝を観て始めたんで、そういう、上手い、“The漫才師”っていう人たちが好きでしたね」
とーやま委員「で、中学校卒業してから、フライドポテトはもちろんずっと続いて、高校も同じ高校?」
藤井「高校は別です」
とーやま委員「別?どういう活動の仕方してたの?高校入って」
藤井「大会があったんですよ。高校生の」
とーやま委員「『ハイスクールマンザイ』」
藤井「そうです。『ハイスクールマンザイ』です。『ハイスクールマンザイ』に出るために、いろんな人が出れるお笑いライブとかに出て、磨いてました」
とーやま委員「『ハイスクールマンザイ』っていうのは、SCHOOL OF LOCK!で言えば、本当、まさに『閃光ライオット』、『未確認フェスティバル』のような」
藤井「まさにです」
とーやま委員「全国規模でやるもんね」
藤井「はい」
とーやま委員「で、『ルミネtheよしもと』の舞台に立ったりとか」
藤井「そうですね。決勝は、『なんばグランド花月』」
とーやま委員「『NGK』だ!」
藤井「『NGK』です」
とーやま委員「立ってる?」
藤井「立ちました」
とーやま委員「うわ、ちょっと、マジ?」
藤井「立ちました」
とーやま委員「受賞歴が手元にあるんだけど、『ハイスクールマンザイ2018』。コンビ結成3年目ぐらいかな?」
藤井「3年目ですね。はい」
とーやま委員「の、関東地区代表?」
藤井「はい。関東地区代表になったら、『NGK』で漫才が出来るっていう」
とーやま委員「え?じゃあ『NGK』で漫才ってことは、“サンパチ・マイク”っていうね…『NGK』の漫才はさ、下から(マイクが)せり上がってくるんだよね」
藤井「そうです。そうです」
とーやま委員「それ、体験してるってこと?」
藤井「もちろん、しました。とんでもなかった」
とーやま委員「とんでもない?(笑)」
藤井「もう、出番前、泣いてました。もう、かっこよすぎて。こう、せり上がりでマイクが出てくるのが“かっこいいな〜”っつって泣いてた記憶があります」
とーやま委員「だってさ、それ、プロの芸人さんでも味わえる人って、マジで限られてるからね」
藤井「ほんとそうですね」
とーやま委員「で、『お笑いインターハイ2017』、優勝」
藤井「これも優勝させていただきました。はい」
とーやま委員「『学生漫才 GP2019』。これも優勝」
藤井「そうですね(笑)はい(笑)」
とーやま委員「すごいね」
藤井「いや。この学生時代、高校時代、ほんと調子良かったんですよね(笑)あの頃は調子良かったんです」
とーやま委員「ウケも良かった?」
藤井「ウケも非常に良かったです。はい」
とーやま委員「学制服とか着てやってたってこと?」
藤井「いや。もう、ガチガチにスーツとか着てやってました」
とーやま委員「でさ、2019の時は?まだ学生?」
藤井「学生です。2019は、大学1年生ですかね」
とーやま委員「大学行きながらも、お笑いの活動をしているわけよね?」
藤井「はい。やってました」
とーやま委員「で、この時はもう、“プロになろう”とか、思っていたわけ?」
藤井「この時は正直、あんまり思ってなかったですね。でも、『NGK』の舞台に立ってから、“プロになったら、こんな景色、もっと味わえんのかな?”とか、ちょっと意識してたところはあります」
とーやま委員「それがだから、19、20歳?」
藤井「まだ18歳とかです」
とーやま委員「の時に、そういうのを意識し始めて」
藤井「意識して。って感じです」
とーやま委員「で、大学はどうしてるんだっけ?」
藤井「今、在学中です」
とーやま委員「まだ在学か」
藤井「もう3月で卒業なんですけど」
とーやま委員「おめでとうございます」
藤井「ありがとうございます」
とーやま委員「でさ、事務所も入ってるんだよね?」
藤井「事務所入ってます。『K-PRO』っていう…」
とーやま委員「だからあちらに、児島さんがいらっしゃるんだ?」
藤井「そうです。うちの社長が」
とーやま委員「どうも。お世話になってます。『K-PRO』の児島(気奈)さんっつったらね、『アメトーーク!』とか、『ゴッドタン』とか…も、ですよね?も、出られていて」
藤井「はい」
とーやま委員「そこにじゃあ、所属していると」
藤井「今、3年目で、やらさせてもらってますね」
とーやま委員「すごいね。プロの芸人さんとして」
藤井「ありがとうございます」
とーやま委員「なのに、なんか俺は、当時の2015年の放送で、“『フライドポテト』って名前なんでしょ?”みたいな…“カラっと揚がっちゃいました、みたいなのを言ったらいいんじゃない?”みたいなこととかを言っちゃってたでしょ?」
藤井「はい。もらいました」
とーやま委員「どういう気持ちで聴いてたの?」
藤井「あの…終わりに…“カラっと揚らせていただきます”って言ってもらって、これ実際、やってました。ずっと」
とーやま委員「え?」
藤井「漫才のオチで、“カラっと揚げさせていただきます。どうもありがとうございました”っていうのを、『なんばグランド花月』でやってます」
一同笑い
とーやま委員「あのね…もう、遅えか…もう、取り返しつかねえか…校長としてあるまじきことを、今から俺は言うけど、言いましたよ。“『フライドポテト』だから、なんか、(漫才)終わりで、カラっと揚げちゃいました、みたいなことでいいんじゃない?”っつって。あるまじきこと、言いますよ」
藤井「あ、はい…」
とーやま委員「ノリで言ってんだよね…」
藤井「え〜!!」
とーやま委員「雰囲気でさ…なんか…その場を終わらせるためには何かな?っていうぐらいで、あれは言ってるの、わかるじゃん。それは」
藤井「いやいやいや…14歳ですよ。だって」
一同笑い
藤井「信じますよ。そんな…」
とーやま委員「えっ?“めちゃくちゃいいのもらった”って思ったって事?」
藤井「“ありがとうございます!”って思いました(笑)」
とーやま委員「いや…だってさ、14〜5歳のフレーズじゃないじゃん。なんか、古いじゃん。あれって」
藤井「やっぱ、校長の言ってることは…オシャレ?(笑)こういう終わり方(笑)」
とーやま委員「俺、オシャレ認識で聴いてくれてた?(笑)」
藤井「はい。聴いてました(笑)だけど、これをオチで使ってたんですけど、ちょっとややこしいんですけど、僕のお父さんも、ちょっと芸人さん…」
とーやま委員「もちろん。その動画、俺、観ましたもん。YouTubeチャンネルで」
藤井「ありがとうございます。本名が、僕、“宮迫陸”っていうんですけど、お父さんは“宮迫博之さん”って方なんですけど」
とーやま委員「“博之さん”なんだ(笑)先輩だから?(笑)」
藤井「はい。朝起きる時、“おはようございます”って言います(笑)」
一同笑い
とーやま委員「2つの意味で?(笑)」
藤井「はい。2つの意味で。で、滅多にお笑いのことは言われないんですけど、ちょっと呼び出されて、“お前、最後の、カラっと揚げさせていただきますってやってるだろ?あれ、やめろ”って(笑)」
一同笑い
とーやま委員「ほら。言ってんじゃん…」
藤井「言われたんすよ。でも安心してください。僕は抗いました」
とーやま委員「抗わなくていいんだって…」
藤井「とーやま校長が…」
とーやま委員「知らない。知らないって(笑)宮迫さんは、わからないだろ。そこ」
藤井「“とーやま校長が言ってんだから“って言ったら、”いや。とーやまは俺の後輩だから“(笑)」
一同笑い
とーやま委員「マジで…巻き込みだけ、ほんとにやめて欲しい。え?」
藤井「喧嘩です。もう。めちゃくちゃ喧嘩しました」
とーやま委員「だってさ、宮迫さんからしたらさ…それ、ウケてるわけ?そもそもウケるとかでもないか…このフレーズ…」
藤井「まあ、ウケてはない…」
とーやま委員「だよね?まあ、そういうものじゃないけど」
藤井「そうですね」
とーやま委員「でも、先輩であり、父としては、多分、ネタが良かったとしても、そこでなんか、“ん?”ってなって終わるかもしれないからって、愛情で言ってくれてるわけじゃん」
藤井「かもしんないですね」
とーやま委員「でも、“とーやまが言ってくれたから”っていう…」
藤井「とーやま校長が言ったことは、もう、絶対なんで」
とーやま委員「これは…ちょっと…。俺、どうすりゃいいの?菓子折りとか持ってった方がいい?」
藤井「いやいやいや(笑)」
とーやま委員「『牛宮城』に、俺、行った方がいいですか?」
藤井「(笑)」
とーやま委員「たらふく食べてきた方がいいですか?」
藤井「もう、忘れてるんで大丈夫です」
とーやま委員「ちょっと…マジか…」
藤井「その節はすいません」
とーやま委員「今は、さすがにあれだよね?もうね」
藤井「今はやってないですね」
とーやま委員「それが問題だ。それはそれで」
一同笑い
とーやま委員「そこまでの情熱があったのに、なぜやめてんの?」
藤井「言われて2ヶ月後に、“やっぱ違うな”と思ってやめました(笑)」
とーやま委員「“やっぱ、お父さんのアドバイス、芯、食ってんな”ってなったってこと?」
藤井「“食っちゃってんのかな?”って思いました」
とーやま委員「いや…あのね…すごいショックを受けてる。俺は。何重にも」
藤井「ほんとですか?」
とーやま委員「お父さんとの争いに巻き込まれ」
藤井「はい」
とーやま委員「そして、今、やっていない」
藤井「やっていないです」
とーやま委員「それ、どうかと思うけどな…」
藤井「いやいや。でも、あの時は、ほんと、ありがとうございました、ですよ」
とーやま委員「(笑)」
M TRACE / WANIMA
とーやま委員「WANIMAの『TRACE』という曲を聴きながらですね、僕はまあ、今の陸の話を聞きながら、なんか、色々なことを、自分でも思っていたわけ」
藤井「ありがとうございます」
とーやま委員「でさ、そのまあ、お父さんが、とんでもない芸人さんである、その息子がお笑いの世界に飛び込むっていうのはさ、なかなかないじゃん。前例も」
藤井「ほとんどないですね」
とーやま委員「他の職種に行く。ダウンタウンの浜田さんがいて、息子のハマ・オカモトはベースを持って『OKAMOTO'S』になって、とかそういうのはあるけど、そこの大変さとかもすごくあるんだろうな〜とかって思っていたりする中ですよ、お聴きの皆さん。このコンビ、フライドポテトは、一体、どんなネタをしているのか?まあ気になるじゃないすか?」
藤井「まあ、そうですよね」
とーやま委員「横には相方さんもいらっしゃっていて、もう、マイクも立っているので、それでは、改めまして紹介したいと思います。
『K-PRO』に所属して3年目の芸人さんでございます。漫才コンビ・フライドポテトのお2人でございます。どうぞ!」
<〜ネタ披露〜>
藤井「どうも〜フライドポテトです」
山口「お願いします〜」
藤井「ねえ。漫才、頑張っていきたいと思うんですけども」
山口「あの、今度、マッチング・アプリで出会った女の子とデートすることになったんで」
藤井「むちゃくちゃいいじゃん」
山口「あの、ちょっと、付いて来てもらってもいいすか?」
藤井「なんで俺が行くの?それ。俺が行く意味がわからない」
山口「ちょっと盛り上げてもらったりとか」
藤井「盛り上げればいいの?わかりました。女の子は?」
山口「まだ来てないのよ。あ、来た来た来た!あの〜山口です」
藤井「付き添いの藤井です」
山口「お名前は?」
藤井「名前聞かないと始まんないからね」
山口「ん?ん?それ、どうやって書くの?」
藤井「珍しい名前だったんすかね?」
山口「“顔”に、“満タン”の“満”に、“貝殻”の“貝”で、“カオマンガイ”ちゃん?」
藤井「“カオマンガイ”ちゃん!?え?タイ料理じゃん。お前…苗字は?」
山口「苗字とかは?うん。苗字とかは、まだない?」
藤井「どんな生き方してんだよ。お前。おい。苗字がまだない?これから付くってこと?」
山口「よろしくで〜す!」
藤井「“よろしく”は、しとくよ。一応ね」
山口「じゃあなんか、飲み物頼もっか?」
藤井「俺、生でいいかな?」
山口「じゃあ、俺も生でいいから、マンガイちゃんは?」
藤井「あ、“マンガイちゃん”って呼んでんだ」
山口「あ、“マチョ”?」
藤井「知らない酒頼んでる…“マチョ”?聞いたことないよ…」
山口「すみませ〜ん。生2つと、マチョ1つください。お願いします〜」
藤井「オーダー、通るんだ?すごい店だな…」
山口「マンガイちゃんさ、職業、聞いてもいいかな?」
藤井「職業とか聞いたら盛り上がるかもね」
山口「ん?あ、“耳かき”?」
藤井「むちゃくちゃ変なこと言ってんじゃん…職業で“耳かき”聞いたことない。どうすんの?あんた」
山口「まあ、あの…エッチだよね?」
藤井「合ってるか?そのリアクション。お前。おい。マジでそれだったか?違うと思うよ」
山口「エッチだね〜!」
藤井「手、振らないでもらっていいかな…」
山口「飲み物来た来た。せーの、乾杯〜!マンガイちゃんさ、マチョ、一口もらっていいかな?」
藤井「気になるわな。“マチョ”って聞いたことないからね」
山口「え?あ、マチョを手に乗せて?」
藤井「手に乗せる?」
山口「パリ〜ン!」
藤井「上から叩き割る、と」
山口「で、叩いてこぼれてきたやつを、ズズズ〜っと…」
藤井「すすると…どんな酒なんだよ。お前。おい。見たことないんだけど」
山口「うま!(笑)」
藤井「うまければなんでもいいけどさ」
山口「ん?あ〜マチョ、マチョ、マチョ、マチョ、マチョ、マチョ、マチョ、マチョ、マチョ、マチョ。なんと!なんだよ〜マチョかよ〜」
藤井「“マチョ”ってなんだよ。だから、お前。おい。“マチョ”がわかんない…なんだ?この女の子。知らない酒頼んだり、変な職業就いてたり、ちょっと変な女の子だね。ハハハ(笑)」
山口「俺、マンガイちゃん、好きなんだよね」
藤井「へぇ〜(笑)ちょ、待ってよ。マンガイちゃん、どこで好きになったのかだけ、言って」
山口「マチョ…」
藤井「“マチョ”じゃねーか!?いい加減にしろ。どうもありがとうございました〜!」
<〜ネタ披露終了〜>
とーやま委員「さあ、じゃあ、お席にお着きいただいて(笑)」
藤井「ありがとうございました」
山口「ありがとうございます」
とーやま委員「まず、陸。オチ直前にね、ホント、お父さん仕込みの、あの体の切れ味。しっかりと地べたに倒れて」
藤井「はい。背中から行きました」
とーやま委員「背中、大丈夫ですか?」
藤井「痛いです」
一同笑い
とーやま委員「まず、陸君はいかがでしたか?」
藤井「こんな場で漫才やることがないんで、なかなかの緊張感でしたけど…」
とーやま委員「そうだよね」
藤井「いや。楽しかったです」
とーやま委員「で、相方の。改めて、自己紹介、いただいてよろしいすか?」
山口「はい。フライドポテトの山口将です。よろしくお願いしま〜す」
とーやま委員「漫才での第一声が、この番組でも第一声だったわけでしょ?」
山口「ちょっと、こんな不安なことないすね〜、マジで」
一同笑い
とーやま委員「どこで聴いてくれてたの?僕と陸君の会話は」
山口「そこで聴いてましたね」
とーやま委員「この後、ネタやることはわかってる?」
山口「わかった上で聴いてたんで。ずっと」
とーやま委員「どういう心境でいたわけ?20分、30分」
山口「でも、陸の姿をそこで見てたんで、藤井さん、ほんとに緊張してるなっていうのは感じてましたし、ほんとに土壁だなっていうのも感じましたね」
藤井「恥ずかしいね…」
とーやま委員「あ、でもTwitterの#SOL教育委員会で、あぬびすが、拍手の絵文字と共に、“素晴らしかった!”って一言」
藤井「わ〜やった!」
山口「ありがとうございます〜」
とーやま委員「たこ焼きジュニアも、“マチョ 結局 なにーーーー”って」
藤井「嬉しいです」
山口「ありがとうございます」
藤井「皆さんの中で考えてみてください」
とーやま委員「“職業耳かき”って、やっぱそうよね。なんか、秋葉原とかになんかあんのかな?とか、そういう感じがするよね」
藤井「なんか、よくよく調べてみたら、“耳かきマッサージ”みたいな」
山口「一応、あるらしいすよね」
とーやま委員「結構な値段を取られるけれども、それなりの何かがある、みたいなね。行ったことあるんですか?お2人は」
藤井「ないです」
山口「僕もないですね」
とーやま委員「じゃあ、情報だけで、雰囲気で、ネタに入れてるってこと?」
藤井「“聞いたことない職業ってなんだろうな?”って2人で話したら、“耳かき”っていう(笑)“耳かきなのかな?”っていう。はい」
とーやま委員「ネタはどうやって作ってんの?」
藤井「一応、僕が書かせてもらってて、で、ボケを1個ずつ言っていくと、相方は、そのボケに対して、全部“いいんじゃない?”しか言わないんですよ。で、“いいんじゃない?”のトーンで、面白いか面白くないか聞き分けるっていう。高いときは面白い。低い時は良くない」
とーやま委員「今、7年目?」
藤井「そうです。結成で言うと」
とーやま委員「で、なんとなくそういう風になってったってことなんだ?」
藤井「なってきましたね。でも、所属してからです。プロになってから、なんかこの形は決まりましたね」
山口「やっぱり、否定出来ないじゃないすか。ネタ作ってきたのに対して」
藤井「出来ない?」
山口「さすがに、否定出来ないじゃないすか?」
藤井「俺、そんな嫌だった?(笑)」
山口「折角ネタ作ってるのに…」
とーやま委員「自分としても“あんまりだな…”と思うこともあるってこと?だって、それはあるよ」
藤井「まあまあ、そうですよね」
山口「その時は、“まあ…いいんじゃない…?”ぐらいの感じで…」
とーやま委員「ちょっとロートーンで(笑)」
山口「その時はそれくらいのテンションで(笑)いい時は、もっと、ほんとに、“いいんじゃない!?”みたいな(笑)そういう感じでやってるんで」
とーやま委員「山口君は、その2015年のSCHOOL OF LOCK!に“フライドポテト”として写真を送ってくれた時から、今、7年ぐらい経っていて、どんな時間だった?」
山口「この7年間くらいですか?でも、やっぱり、相方がずっと隣にいたっていうのがあって、で、相方にずっと、SCHOOL OF LOCK!を薦められてきたんですけど、僕は…ごめんなさい。ほんとは、すみません、聴いてないんですよね…」
とーやま委員「あのさ、1回ぐらいは聴くっていうの、あるんじゃない?」
藤井「ですよね」
山口「これ、本当に申し訳ないです。すみません」
とーやま委員「さすがに、1回は聴いてるよな?」
山口「1回も聴いてないんすよね。申し訳ないです。ほんとに申し訳ないです。これ、ほんとに」
とーやま委員「君は先輩に、可愛がられないタイプだ」
一同笑い
山口「ありがとうございます(笑)ほんとに、マジで申し訳ない…」
とーやま委員「残念だな」
藤井「勘弁してください」
一同笑い
山口「ほんとに、すいません(笑)」
とーやま委員「全然、いい(笑)マジで、1回も聴いてない?」
山口「マジです」
とーやま委員「何て言って薦めてくれてたの?陸は」
藤井「僕らの名前も出たし」
とーやま委員「たしかに」
藤井「何より、とーやま校長と、当時のあしざわ教頭は、最高に心地いいんだ、と。“俺の青春をを体現してるから、お前、聴けよ”って言っても、“また…機会があれば…”」
一同笑い
とーやま委員「せめて、自分の名前が呼ばれた時ぐらいは聴いてよ」
藤井「この『思い出現像館』の盾も、うちの相方は持ってるわけですよ。写真に映ってる人数分、貰えるんで。それを持ってるのに、聴いたことが…」
山口「ないですよね〜」
とーやま委員「じゃあ、盾は、ちゃんとしたところに飾ってくれてはいるの?」
山口「結構、棚の下の方に…あの…」
とーやま委員「棚の下の方?」
藤井「“下”って、どこ?」
山口「下の、あの、隅っこの下の方に置いてあって…」
とーやま委員「なんで今、“隅っこ”の言い方、福山雅治みたいなの?」
山口「なってました?今(笑)」
とーやま委員「よく、学生時代のコンビとしては、まあ楽しく出来るけど、プロになってからだんだん、関係もプロの関係になっていくし、コンビによっては、なかなか遊ぶこともなくなったりとかすることもあるじゃん。2人はどうなの?」
藤井「まあ、遊びに行ったりはしないですけど、仲はいいって言われますね」
とーやま委員「周りのコンビから?」
藤井「はい。言われますし、僕、昨日、誕生日だったんすよ。実は」
とーやま委員「おめでとう!」
藤井「ありがとうございます」
とーやま委員「あ、ほんと?」
藤井「これは本当です。22歳の」
とーやま委員「おめでとうございます」
藤井「ありがとうございます。誕生日も、日付変わる瞬間も、一緒にいました」
山口「一緒にいましたよね〜」
とーやま委員「仲いい」
藤井「ラーメン食べて」
とーやま委員「あ、そう」
山口「食べに行きましたね。でも、その、“仲いい”っていうの、ちょっと恥ずかしさもあるんすよね。普段、中学の時から、“陸”とは呼んでるんですけど、ちょっと恥ずかしいんで、さっきも1回、“陸”って言ったんですけど、その後、“藤井さん”って言い直しちゃったんですよ。なんか」
藤井「そういう変化はありますね。僕も“山口さん”って呼びます」
とーやま委員「呼ぶようになったってこと?」
藤井「なりました。“2人でどこか遊びに行こうか?”みたいなのは、もうしないですし、写真撮ったりとかもしなくなりました」
とーやま委員「喧嘩とかもあった?」
藤井「ありましたね」
とーやま委員「まあ、あるよね。それはね」
藤井「でも、プロになってからは、多分、1回もないです」
とーやま委員「プロになってから、ないんだ?」
山口「ないですね」
藤井「なんか変なんですけど」
とーやま委員「普通、逆な気がするけどね」
藤井「プロになった時には、もう4年ぐらい一緒に組んでやってたんで、お互いのこと、全部わかるようになったんで」
とーやま委員「でも、色々あるでしょ?ネタのこともそうだし。お笑いではさ、そのネタじゃないところ…“平場”って言うけど、例えば、コーナーとかで、横並びで、芸人が5組いる。その中にフライドポテトもいる。MCがいる。他のコンビのボケの人がガンガン出る。じゃあこっちはどう出るか?みたいなさ。そういうのも多分あるでしょ?」
藤井「あります。もう、それこそ、とーやま校長がいるんで聞きたいんですけど、僕は結構、前にバッって出てくんですね」
とーやま委員「ちょっと待って。ここのアドバイスは、また、宮迫さんを巻き込む可能性が出てくる」
一同笑い
とーやま委員「だから、アドバイスは出来ない」
藤井「じゃあ、やめときます…」
とーやま委員「ちなみに聞くけど、なんすか?」
藤井「ちなみに、うちの相方が、平場で、まだ3年目で一言も喋れないんですよ」
山口「難しいすよね」
一同笑い
とーやま委員「これね、難しいんだよ。ほんとに。タイミングとか、ワードとか、人と被らないとか、被せんのかどうか?とかね。色々あるんですよ」
山口「どうしたらいいですかね?それは」
藤井「ちょっと、7年振りのアドバイス、頂いてもいいですか?」
山口「貰ってもいいですか?」
とーやま委員「でも、俺もね、行けないタイプだった。ボケでいたかったんだけど、自分はもうボケじゃないなと思ってからは、気が楽になって、なんか自分のタイミングで行けるようになったけど」
藤井「じゃあ、あんまり、ボケと思いすぎないように?」
とーやま委員「俺はそうだったね」
山口「じゃあ、俺はツッコミになればいいってことすか?」
とーやま委員「違います」
一同笑い
とーやま委員「全然、違います」
藤井「学んだか?今」
とーやま委員「俺の場合はそうだったけど」
藤井「ボケに行こう、ボケに行こうって思わず…」
とーやま委員「あとは、俺がボケだった時に、なんで俺は不安に思ってるんだろう?と思った時に、やっぱりそこは、3人組としてね、連携が必要じゃん」
藤井「そうですね」
とーやま委員「自分、ボケ1人。山口君、ボケ1人。出て、ウケたら、もう当然、それでOK.。だけど、ウケないこともあるわけです。その時に、陸がどうやって助けに来てくれんのかっていう、その信頼感で、全然、違うと思うんだよね」
藤井「なるほど」
とーやま委員「となると、山口君からしたらスベりたくはないが、万が一スベったとしても、陸が何とかしてくれる。で、口で言っても、これは“ホントか?”ってなるから、やっぱり体で示さないとわからないわけで。となると、山口君は、もうまず、出てみることしかないわけ。そこで、陸君が本当に助けてくれたら、“あ、こいつはホントに俺の相方だ”と。…っていうことが積み重なって、次に繋がってくんじゃないかなって思う。だからまずは、もう、山口君の度胸よね。きっとね」
山口「はい」
とーやま委員「何ヘラヘラしてんの?(笑)おい、陸、この相方、なんだ?これ(笑)」
藤井「もう、TOKYO FM、入れないでください(笑)」
とーやま委員「って、ことなのかな?」
山口「わかりました。今、アドバイスいただけて、めっちゃ嬉しいです」
藤井「嬉しいです。これはもう、しっかり実践してみたいと思います」
とーやま委員「あと、2人は友達同士なんだからさ、“こういう時にこういう風に出ようと思ってるんだけど”みたいな、そういうシミュレーションとかもしていけばいいんじゃない?今度。そういうだったら、パターンがわかるわけだからさ。で、陸としたら、“このパターンだから、じゃあ、こういう感じで一言入れてみようかな?”とか」
藤井「なるほど」
とーやま委員「ちょっと、俺、すげえ偉そうに言ってんな…これな…」
藤井「いやいやいやいや。だって今聴いてる人に、もしかしたら僕と同じように“お笑いやってます”っていう人いるかもしれないんで、もう、メモ取りながらみんなやってるかな?」
とーやま委員「俺ね、SCHOOL OF LOCK!が、まさにそうだった。だから、最初、俺、初代のやしろ教頭とやっていて、全国放送なんてやったことなかったわけです。30歳で初めてとかでさ。で、めちゃくちゃ怖いわけ。だから、2人の気持ちが、すごいわかる。だけど、目の前のやしろ教頭が、とにかく俺にパスを出し続けてくれるわけ。で、俺は頑張ってそのボールに走って行って、“とにかくシュートはもう絶対に打つ”という気持ち。で、それが例えば、空振りする。ゴールポストの遥か遠くに飛んでいく。でも、絶対に目の前のやしろ教頭が何とかしてくれるわけ」
藤井「信頼が」
とーやま委員「そう。で、行けるようになった…っていうのもあるから」
藤井「じゃあ、もう実践で、行動して…」
とーやま委員「ホント、そう思うね」
藤井「僕もそこに突っ込んでというか」
とーやま委員「1人でやってるわけじゃないんだからね」
藤井「そうですよね」
山口「いや、もう、本当に頑張りたいですね」
とーやま委員「山口君、あれだね。なんか全部、気持ちが入ってない言葉に聞こえるのが特徴だね?」
山口「そんなことないすよ。ほんとに」
藤井「とーやま校長が100の答えで返したら、2ぐらいの感覚で、ずっと」
一同笑い
藤井「薄いのよ。なんか。もっとないかい?」
とーやま委員「でも、個性じゃない。それも」
藤井「これも個性?」
山口「ほんとですか〜?」
一同笑い
山口「薄いですか〜?」
とーやま委員「でも、これ、いいんじゃない?これも突破口として。で、陸が、ちゃんとそれを回収していく」
藤井「回収して、拾っていく」
とーやま委員「だって、わざとじゃないでしょ?今」
山口「俺、本気で言ってんすよ。そこだけは伝わって欲しい。信じて欲しいです。マジで。本気ですよ」
藤井「信じれないよ。誰も」
とーやま委員「いや。でもいい。そういうのも全部お笑いにしていくことじゃない?」
藤井「そうですね」
山口「はい。頑張ります。本当に。ありがとうございます」
とーやま委員「今後、何かあるの?フライドポテトとして、こういうところに行きたいなとか、こういうことをやりたいなとか」
藤井「それで言うと、本当に、SCHOOL OF LOCK!に出るの、1つの目標だったんですよ」
とーやま委員「ホントに、そう思ってくれてんのかな?」
藤井「本当に。で、まさか、自分たちが出るとも思ってなかったんで、もし出来るなら、僕たちが、なんかラジオでSCHOOL OF LOCK!みたいな番組をやらせてもらったり…。まあ、また出れるようにっていうのが次の目標ですね。もう、ホントにこれはそうです」
山口「はい。僕もです(笑)」
一同笑い
とーやま委員「もう笑っちゃってんじゃん(笑)」
藤井「頼むよ…」
とーやま委員「思ってないじゃん。だって、思い入れないんだから。俺のことも、誰だかわからないわけじゃん」
山口「わかりますって(笑)とーやまさん!とーやま校長!わかってますよ」
藤井「聴いたことないのよ。あなた、1回も」
とーやま委員「山口君は、何か目標はあるわけ?」
山口「僕ですか?でも、『M-1』は、勝ちたいです。やっぱり」
とーやま委員「そうか。去年は?」
藤井「1回戦」
とーやま委員「1回戦か」
山口「なかなか勝てなくて」
藤井「ショー・レースというか、大会に勝てないですね」
山口「そうですね。1回、2回戦に行ったことあるんですけど、そこから、どんどん下がっちゃって…結果も…勝ちたいですね。今はね」
とーやま委員「さっきもお話は出てますけども、その…まあ、“宮迫さんの息子さん”っていうのもあるわけじゃん。これは、絶対的にさ」
藤井「あります」
とーやま委員「でも、別に、それが有利に働く世界でもないし」
藤井「そうですね」
とーやま委員「だよね。名前だってさ、“藤井”陸でやってる」
藤井「隠してました。ずっと」
とーやま委員「それは、一応、なんでか聞きますけど…」
藤井「隠してた理由ですか?」
とーやま委員「そう」
藤井「あの…お父さんが、やらかしたんですよ…」
とーやま委員「世の中の全員が知っているやつですね?」
藤井「全員が知っているやつもですし、あの、“オフホワイト”とかも…」
とーやま委員「あ〜…“疑惑”だったんじゃないすか?あれは」
藤井「あれは“ブラック”ですよ」
一同笑い
とーやま委員「息子が言うならそうなんだよな。それは…」v藤井「とかがあったんで、“ちょっと不利に働く可能性があるな”と思って…避けました」
とーやま委員「名前を利用してるんじゃないか?とか言われるのが嫌とかもあったし?」
藤井「それもありました。ありましたし、まあ、これがあると、ちょっと隠してた方がいいのかな?とか(笑)でもやっぱり、“親父のコネ”みたいなことを言われたくなかったので。…っていうので、“藤井陸”でやってました」
とーやま委員「でも、2人の活動も、今日もそうですし、YouTubeとかで見たりとかする限り、“自分たちの面白いと思うもので切り開いて勝ち抜いてこう”としか思ってないでしょ?きっと」
藤井「そうですね。はい。そうです」
とーやま委員「あれ?山口君、違う?」
山口「いやいやいや…なんですか?」
一同笑い
とーやま委員「なんでそんな動揺してんの?」
山口「“はい”です。今のは」
とーやま委員「いや、でも、そういう覚悟もすごく俺には伝わってるし、かっこいい2人だなって思っているわけ」
藤井「嬉しいです」
山口「嬉しいですね。めちゃめちゃ。はい」
とーやま委員「そして何より、陸とは、校長と生徒という関係であったわけでさ」
藤井「そうですね」
藤井「で、この、『終わらない歌を歌おう』という企画をずっとやってるんだけど、今、聴いている10代のみんなもいるかもしれないし、SCHOOL OF LOCK!の生徒も聴いてるかもしれない。先輩である陸から、みんなに向けて、何か今、思っていることでもなんでいいんだけど、届けてくれたら…」
とーやま委員「そうですね。僕が7年前、SCHOOL OF LOCK!を聴いている時は、まさかここに出る側になっていると思ってなかったので。でも、出ることを目標にずっと頑張って来ていたので、ちゃんと努力すれば夢は叶うんだな、と。そういうことを伝えられる人間に僕はなれたから、みんなも、今、頑張ってることを努力して、いずれ、伝える側になって欲しいなって思います」
M 炎の戦士 / SEKAI NO OWARI
とーやま委員「いい曲だね」
藤井「いい曲です。懐かしいです」
とーやま委員「そうだね。はい、この曲を聴きながら、お別れなんだけど」
藤井「はい。ありがとうございました」
とーやま委員「校長としては、ホント、応援してるんで」
藤井「ありがとうございます」
とーやま委員「また、どこかで会えることを…」
藤井「是非、お願いします」
山口「ありがとうございます〜」
とーやま委員「山口君もね」
山口「そうですね。はい。頑張ります」
藤井「あんま思ってない?」
山口「すいません(笑)」
とーやま委員「この後、『ミクチャ』の方で、『居残り委員会』があるんで、そちらもちょっとお付き合い願いたいと思います」
山口「お願いします〜」
とーやま委員「ということで、本日のSCHOOL OF LOCK! 教育委員会、これにて終了。フライドポテトの2人、どうもありがとう!」
藤井「ありがとうございました!」
山口「ありがとうございました〜!」
夢のような時間でした。
— リッくん [フライドポテト] (@VeryrikuR) February 24, 2023
ありがとうございました。
生徒に届け!僕らの気持ち!
ラジオネーム、フラポテより
#SOL教育委員会 pic.twitter.com/3tULRk5tEY
\反省会議📝更新/
— SCHOOL OF LOCK!教育委員会 (@sol_iinkai) February 25, 2023
✅ SOL!卒業生訪問プロジェクト『終わらない歌を歌おう』RN「フラポテ」編を振り返り!✨
✅ #乃木坂バスラ4期生ライブ を委員が振り返り!🌬️🌈
〈⚠️ネタバレを回避したい方はチャプターをご活用ください🙇🏻♂️〉
✅ その他雑談!🗣#SOL教育委員会
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聴取期限 2023年3月3日(金)PM 11:00 まで