ON AIR REPORT

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とーやま委員「これは、ラジオのありきたりなイメージを壊す、1分1ラウンドの超短期決戦。賞金1万円のうち、いくらほしいか。暴力にも運にも頼ることなく、出場者同士の交渉だけで勝ち取る、ラジオ史上、最もクリーンでクレバーなバトル。年齢制限や出場資格は一切なし。交渉の経験豊富なベテランサラリーマン。話術に長けたテレフォンオペーレーター。1万円が欲しいという情熱だけで挑む10代の学生。昨日まで無名だった誰かが今宵、その名をラジオ界に轟かせる。
『交渉BreakingDown』!
それでは早速、第1試合。まずは、赤コーナー!もしもし!」

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あっちいけコンディショナー「もしもし」

とーやま委員「『交渉BreakingDown』、実行委員の“とーやま未来(みくる)”です」

あっちいけコンディショナー「RN あっちいけコンディショナーです」

とーやま委員「年齢は、今、おいくつ?」

あっちいけコンディショナー「25歳です」

とーやま委員「25歳で、普段、職業は何をされてます?」

あっちいけコンディショナー「今は、IT系の企業でプログラミングをしています」

とーやま委員「毎日、お疲れ様です」

あっちいけコンディショナー「ありがとうございます」

とーやま委員「あっちいけコンディショナー、この『交渉BreakingDown』、本日、第1試合目ですけども、ずばり、1万円中、いくら、獲りに行く?」

あっちいけコンディショナー「6,000円です」

とーやま委員「なぜ、この6,000円は、欲しい?」

あっちいけコンディショナー「元々旅行が好きで、6,000円ぐらいならそれなりに遠出が出来るかなと思って、6,000円にしました」

とーやま委員「どこに行きたいとか、もう決まってる?」

あっちいけコンディショナー「そうですね、神奈川に住んでるんですけども、ひたすら西の方に行きたいなと思ってます」

とーやま委員「ひたすら西の方に、6,000円分、行きたいと」

あっちいけコンディショナー「はい」

とーやま委員「『交渉BreakingDown』ってことで、これ、第1回目なんですが、もちろん初出場じゃないすか。交渉ということに対しては、自信はいかが?」

あっちいけコンディショナー「交渉は、もう、自信あります」

とーやま委員「ある?なぜ?」

あっちいけコンディショナー「昔、学校でディベートやった時に、言い負かしたことがあるので」

とーやま委員「1万円を分けなきゃいけないわけだから、向こうがいくらで出て来るかわからないが、今のままだったら、向こうは4,000円。あっちいけコンディショナーよりも低い金額になるわけだから、まあ、妥協するのか、それとも、あっちいけコンディショナーがグイグイと攻め入るのか?」

あっちいけコンディショナー「もう、攻める方向で考えています」

とーやま委員「OK。それでは、そんなあっちいけコンディショナーに対する青コーナー、もしもし!」

ブドウラムネ「もしもし。RN ブドウラムネです」

とーやま委員「まず、金額、聞こうかな?1万円中、いくらをもぎ獲りに行く?」

ブドウラムネ「6,070円です」

とーやま委員「これはね、1万円ですから、もう、合わせて12,070円ですから、どちらかは絶対に降りないといけないわけだが、え〜、ブドウラムネ。6,070円、これは、何で使いたい?」

ブドウラムネ「2週間後に帰省して、その時に遊ぶ代とかで使いたいです」

とーやま委員「帰省?今はどこにいる?」

ブドウラムネ「今、学生で、寮の方にいて、で、ちょっと、寮から家までが2時間以上かかって、バス代が1,840円かかるので、それと、友達と遊ぶ代の、カラオケ代とドリンクバーで1.280円欲しくて」

とーやま委員「もう、出てるね。詳細がね。それから?」

ブドウラムネ「で、炒飯食べたくて。寮食が出るんですけど、味が薄いので、味が濃いもの食べたくて、680円と、あと、友達とお寿司食べに行きたくて、15皿、1,800円分欲しくて」

とーやま委員「まだ、6,070円、行ってない?行ってないね」

ブドウラムネ「で、あと、最後に、デザートの、マックの抹茶フラッペを470円で買って、6,070円で」

とーやま委員「なるほどね。OK。赤コーナーのあっちいけコンディショナーが、年齢が25歳。ブドウラムネは、年齢、いくつ?」

ブドウラムネ「19歳です」

とーやま委員「19歳。6個差。あっちいけコンディショナー、6個下だ。対戦相手は」

あっちいけコンディショナー「もう、絶対、負けない」

とーやま委員「会社員 VS 学生の戦い。6,000円と、6,070円を獲りにいく。
それでは、改めて、交渉BreakingDown、ルールの説明。試合は1分1ラウンド。判定で決着がつかない場合、30秒の延長ラウンドを行います。それでも勝負がつかなかった場合はドボン。つまり、両者とも、獲得賞金0となってしまいます。
さあ、改めて、赤コーナー、25歳、6,000円を獲りにいくあっちいけコンディショナー、対戦相手のブドウラムネが、今、19歳、6個下のブドウラムネが目の前にいるわけだけども、一言、告げておきましょうか?あっちいけコンディショナーから。どうぞ」


あっちいけコンディショナー「絶対に打ち負かしてやるからな。待ってろよ

とーやま委員「改めて言います。25歳が、19歳に言っております。さあ、言われたブドウラムネ、あっちいけコンディショナーに、何か一言あったら。どうぞ!」

ブドウラムネ「19歳だけど、頑張ります

とーやま委員「よし。だから1万円だからね。これ、どうなるかですよ。あとは交渉。準備はよろしいですか?2人とも」

2人「はい。大丈夫です」

とーやま委員「それでは、参りましょう。
交渉BreakingDown、第1試合。ファイト!

<ゴングの音で試合開始>

あっちいけコンディショナー「その6,070円なんですけど、下げることって出来ますか?」

ブドウラムネ「いや、でも、バス代は欲しいです。高いので」

あっちいけコンディショナー「バス代?そのバス代、歩くことは無理?」

ブドウラムネ「2,000円以上は欲しいです」

あっちいけコンディショナー「いや。歩いたらいいじゃない。そんな分。ちょっとぐらい(笑)」

ブドウラムネ「バス代とカラオケ代、欲しいです」

あっちいけコンディショナー「カラオケ代?カラオケ、そんなもん、家で出来る。頑張れば」

とーやま委員「30秒経過」

ブドウラムネ「だけど、もう、ゴールデンウィーク明けてから、1ヶ月近く帰れてないです。こちら」

あっちいけコンディショナー「俺なんか、1年以上、カラオケ行ってないぞ」

とーやま委員「全然、折れないぞ(笑)残り時間、少ないぞ」

あっちいけコンディショナー「絶対、6,000円、獲ってやるからな」

とーやま委員「残り10秒」

ブドウラムネ「5,000円でいきませんか?」

あっちいけコンディショナー「5,000円?無理」

とーやま委員「ブレイク!ブレイク!」

<1分間の試合終了!>

とーやま委員「両者、1歩も譲らず。このまま、ルール上ですね、30秒の延長ラウンド入りますが、あっちいけコンディショナー、並びにブドウラムネ、30秒後にこのままだったら、お互い0円です。わかりますね?ですから、どちらかが譲った方が、まあ、少しでもお金を貰うことが出来るわけだが…それでも強引に6,000円ないしは6,070円で強行突破したいって言うなら、それでも構わない。
さあ、じゃあ、30秒の延長、入ります。2人とも、準備よろしい?行きましょう!それでは、30秒間延長戦、ファイト!」

<延長戦開始>

あっちいけコンディショナー「6,070円と0円なら、どっちがいい?」

ブドウラムネ「0円はやだ」

あっちいけコンディショナー「それは俺もだ。じゃあ、どうする?」

ブドウラムネ「半々にする。5,000円で」

あっちいけコンディショナー「5,000円?」

ブドウラムネ「5,000円にしたいです」

あっちいけコンディショナー「じゃあ、しゃあないけど、俺も折れようかな?ほんとは折れたくないけど。ほんとは6,000円欲しいけど」

ブドウラムネ「場外乱闘して、とーやま委員にプラス5,000円してもらいたいです」

<延長戦終了!>

とーやま委員「ちょっと待ってください。これ、結果、今、まとまってないよね?」

あっちいけコンディショナー「え?」

とーやま委員「まとまってなかったよね?いや、5,000円でまとまりかけたが。えっ?コンディショナーは、だって…でも、5,000円の案出したの、どっちだっけ?今」

あっちいけコンディショナー「あれ?どっちだったっけ?」

とーやま委員「これはね、審議ですね。どうしようかな?これ。“とーやま未来”としてはね、なかなか難しいところで…これでも…どうすか?第1試合だから、まあ、マジで、ほんとに感謝してよ。ほんとは、これ、ダメだけど、まあ、2人の熱戦にも応えたいから、とーやま未来としては、じゃあ、2人に5000円プレゼント!

2人「ありがとうございます!」

とーやま委員「これ、マジで、ほんと、激ゆる采配だからね」

あっちいけコンディショナー「本当にありがとうございます(笑)」

ブドウラムネ「ありがとうございます」

とーやま委員「そしてね、大人げないと言われようが、あっちいけコンディショナーがガンガンパンチを打つ姿、一方、6個下のブドウラムネも全く引かずにいるという姿勢に敬意を表して、お互い5000円、獲得賞金ってことで。じゃあ、旅行、そして、友達との遊びやらなんやらに、楽しく使ってください。2人とも。お疲れ様」

2人「ありがとうございます」

SOL教育委員会

とーやま委員「このように、試合を行っていますんで、え〜…これは多分、みんな、延長戦に入ります。はい。で、確実に、ちゃんと決着つけてくださいね。ってことで、何試合行けるかわかりませんが、とーやま未来、賞金はしっかり用意させてもらっておりますんで、『交渉BreakingDown』、行ける限り、試合、行きたいと思います。よろしくお願いします」

とーやま委員「もちろん本日も、動画配信アプリ『ミクチャ』で、この熱戦、殴り合いの模様をですね、動画で観ることが出来るということで、是非、みなさん、『ミクチャ』の方をダウンロードしていただいて、観ていただきたい。
それから、Twitterの#SOL教育委員会で、早速、第1試合の感想もたくさん届けていただいてますけども」


とーやま委員「それから、“みんな5,000円になりそうだな”って。たしかにね。粘って粘って延長で5000円っていうパターンがあるかもしんないけれども、そうなった場合、やっぱり、ちょっと面白味に欠けるかなっていうのも、とーやま未来的にも思いますし、ギャラリーがいますから、ちょっとそのパターンが続くようだったらね、あの、元迷惑系YouTuberの方が現れてね、“おい!なんやそれ!そんなんちゃうやろ!もっとやれや!”みたいなことを言いに来る可能性もあるんで。まあ、試合に出る方次第ですけれども。
改めまして、『交渉BreakingDown』。暴力にも運にも頼らず、己の交渉術1本で相手を打ち負かす、ラジオ史上初のクリーンでクレバーな大会です。1試合の賞金は1万円です。この1万円のうち、いくらほしいか。逆にいくらであれば相手は分けてくれそうか。落とし所を見極め、交渉で賞金を勝ち取っていただくというバトルです。出場者がね、もう、今か今かと鼻息荒く待ってますんで、『交渉BreakingDown』、続いて、第2試合、参りたいと思います。まずは赤コーナー、もしもし!」

SOL教育委員会

ブラッキー「もしもし。RN ブラッキーです」

とーやま委員「お住まいは、どちら?」

ブラッキー「静岡県です」

とーやま委員「静岡で、今、お仕事ですか?何をされてます?」

ブラッキー「介護の仕事をしています」

とーやま委員「本日もお仕事でした?」

ブラッキー「仕事でした」

とーやま委員「お疲れ様です」

ブラッキー「ありがとうございます」

とーやま委員「まず、聞きます。ズバリ、この試合、え〜、いくら狙いますか?」

ブラッキー「6,800円

とーやま委員「またこれは、具体的な数字で(笑)これはなぜ、この6,800円が欲しいわけですか?」

ブラッキー「4月の終わりぐらいに、新車を買ったんですけど」

とーやま委員「おめでとうございます」

ブラッキー「ありがとうございます。4日ぐらい前に、あの、駐車場で、壁にこすっちゃって」

とーやま委員「うわぁ〜…」

ブラッキー「で、それが16,800円、修理にかかるらしいんですよ。で、まあ、1万円は、ちょっと自分への戒めも込めて払うんですけど、是非、番組から6,800円いただけたらなと思って」

とーやま委員「でもまあ、16,800円なら、そこまで大きな傷ではなかった感じですか?」

ブラッキー「そうですね。傷は小さいです」

とーやま委員「これ、あれですか?普段の介護職の仕事で、やっぱり車は、普段からずっと使われている?」

ブラッキー「車通勤で、毎日使ってます」

とーやま委員「そうか。絶対に必要だし」

ブラッキー「はい」

とーやま委員「これ、獲りに行きたいですね」

ブラッキー「獲りたいです」

とーやま委員「1試合目、聴いてました?」

ブラッキー「聴いてました」

とーやま委員「いかがでしたか?1試合目を聴いてみて」

ブラッキー「えっと…なんか、生産性がないなと(笑)」

一同笑い

とーやま委員「低い次元での言い争い?(笑)」

ブラッキー「5,000円になるよな〜と思って(笑)」

とーやま委員「ルール上ね、5,000円:5,000円でも、まあOKなわけなんですが、やっぱりね、ギャラリー達がね、“いや、それもいいが、やっぱ攻めるとこを見たい”と」

ブラッキー「5,000円にする気ないんで、大丈夫です。獲ります」

とーやま委員「話術とか交渉とかは得意すか?」

ブラッキー「介護してて、お年寄りとかわがままな人を、こう、手玉に取るのは得意なんで」

一同笑い

とーやま委員「言い方にちょっと気になるところがありましたが(笑)なるほど。かしこまりました。37歳のブラッキーさんですね。赤コーナーは。それでは、そんなブラッキーさんに対する青コーナー、もしもし!」

釈迦に説教「もしもし。RN 釈迦に説教です」

とーやま委員「まず、年齢をお聞きしましょうか?赤コーナーのブラッキーさんは37歳ですが、青コーナーの釈迦に説教さんは、おいくつ?」

釈迦に説教「19歳です」

とーやま委員「19(笑)ほぼ、20下(笑)なかなかな階級差があるわけですけれども。まず、ブラッキーさん、いかがですか?相手が19歳ですけど」

ブラッキー「関係ないです」

とーやま委員「関係ない?(笑)そうっすわ。関係ない。年齢なんて、関係ない。同じね、リングに上がったら。そりゃそうだわ。釈迦に説教さん。ご職業を聞いていいすか?学生さん?」

釈迦に説教「大学生です」

とーやま委員「大学生で。じゃあ、金額行きましょう。1万円中、いくら狙います?」

釈迦に説教「1万円です」

とーやま委員「出た。1万、来た(笑)ハードパンチャー来ました。これ、何に使う1万円すか?」

釈迦に説教「秋からカナダに留学に行くんです」

とーやま委員「すごい」

釈迦に説教「留学のお金は親が出してくれるんですけど、現地のお金は自分で出してって言われて。なので、そのお金を稼ぐために、その1万円を持って、スロットに行きます」

一同笑い

とーやま委員「スロットで何とか増やしたい?(笑)」

釈迦に説教「はい」

とーやま委員「スロットの経験は?」

釈迦に説教「スロットは、まあ、多少なり、大学1年生の頃に嗜む程度で」

とーやま委員「なるほど。やっていた、と。カナダ留学はどれぐらい?時間は」

釈迦に説教「4ヶ月ぐらい」

とーやま委員「とんでもない額、稼がないと。そしたらね。この1万円をね」

釈迦に説教「そうです」

とーやま委員「じゃあ、その1万円をいくらにもするために獲りにいきたいってことね」

釈迦に説教「はい」

とーやま委員「交渉というものに関しては、自信はどう?」

釈迦に説教「そうですね。大学生なので、この、柔らかさ、頭の柔らかさを活かしていきたいな」

とーやま委員「もう、煽りが入ってますわ(笑)ブラッキーさん。やられてますよ。これ。37歳」

ブラッキー「こっちも柔らかいんで、大丈夫です」

とーやま委員「いい(笑)これは名勝負の予感だ(笑)さあ、じゃあ、赤コーナーのブラッキーさん。改めてですね、目の前の19歳、大学生、釈迦に説教に対して一言、言っときましょうか?」

ブラッキー「こっちは残価ローンで5年払ってかなきゃなんないんだよ!わかるか!?

とーやま委員「いい!いいぞ!ブラッキー!さあ、対する青コーナー、釈迦に説教、18歳年上のブラッキーに対して一言、いってみよう!」

釈迦に説教「ちょっと、あんまり、何言ってるか聞こえなかったんですが、まあ、負ける気はない

とーやま委員「まだまだまだ。まだ組み合わないで。まだ、試合始まってないから。OK、OK。両者、いいよ。はい。睨み合いのままいてください。
それでは改めて、『交渉BreakingDown』、ルールの説明。試合は1分1ラウンド。判定で決着がつかない場合、30秒の延長ラウンドを行います。それでも勝負がつかなかった場合はドボン。両者とも、獲得賞金0となってしまいます。
それでは、ブラッキー並びに釈迦に説教、準備はよろしいですか?」

ブラッキー「はい」

釈迦に説教「いつでも」

とーやま委員「それでは、参りましょう。6,800円 VS 1万円。ブラッキー VS 釈迦に説教。交渉BreakingDown、第2試合、ファイト!」

<ゴングの音で試合開始>

釈迦に説教「ブラッキーさん?もう、言葉は要らないす。僕、19歳。そのお金を持って、僕はカナダに行かなきゃいけないんです。なんで、車擦ったっておっしゃられてましたけど、今回は僕に、夢、見させて欲しいな」

ブラッキー「いや。でも、想像してみてください。ぶつけた壁、紫色だったんですよ。僕の車も紫色になってたんですね。もう、目の前、紫色になっちゃって、頭、紫色なんですよ」

とーやま委員「(笑)」

釈迦に説教「僕は、その車がワンポイント紫っていうのは、すごいおしゃれだと思いますよ」

ブラッキー「いやいやいや。グレーです。僕の車グレーなんで、ちょっと、紫、なしですね」

とーやま委員「これはマズイ。さあ、残り時間、少ない」

ブラッキー「6,800…」

<1分間の試合終了!>

とーやま委員「これはね、世紀の泥仕合です」

2人「(笑)」

とーやま委員「今現在は、泥仕合です。はい。なんの交渉もなく。そして、ブラッキー、37歳のパンチが、ずっとあの…空を切るパンチ」

ブラッキー「(笑)」

とーやま委員「それに対して、釈迦に説教も、横にステップを踏みながら、特に前に出るでもなく、後ろに行くでもなく…という1分間。ただこの『交渉BreakingDown』、これがまあ醍醐味なんですけれどもね、もちろん、まだ、金額の決着ついてませんから、ルール通り、30秒の延長線です。で、第一試合は、ここで、5,000円:5,000円でしたが、“もうそれは望んでない”っていう声がたくさん届いている状態ですね。6,800円、1万円を貫くのか?それとも、妥協って案もあるし、0という可能性もあるわけですからね。
じゃあ、延長戦。プランとか、ちょっと色々変えなきゃいけないかもしれないすけども、時間もありませんから、ブラッキーさん、釈迦に説教さん、準備、よろしいすか?」

ブラッキー「大丈夫です」

釈迦に説教「はい。いつでも」

とーやま委員「第2試合、延長戦、30秒間、ファイ!」

<延長戦開始!>

ブラッキー「俺、年上なんで、6,000円ください。年上なんで」

釈迦に説教「でも、お金稼いでらっしゃいますよね?僕、アルバイトなんです」

ブラッキー「でも、お金稼ぐけど、払わなきゃいけないんで」

とーやま委員「残り15秒」

釈迦に説教「僕が1万円持ってスロットに行って、絶対に増やします。そしたら、6,800円、僕がお支払いします。どうですか?」

ブラッキー「だって連絡取れないし」

釈迦に説教「じゃあ、5,000円!5,000円!5,000円!5,000円!…」

ブラッキー「5,000円!5,000円!5,000円!5,000円!…」

<延長戦終了!>

SOL教育委員会

とーやま委員「なんだよこの試合。ブラッキー、釈迦に説教、2人に、5,000円、プレゼント!

2人「やった〜」

とーやま委員「“やった〜”じゃないよ。いい加減にしろよ。これ、もう、リハーサルしてんだろ?2人。“不毛なやりとりして、最後、駆け込み5,000円で行きましょう”って、これ。ブックあるだろ?これ。ガチじゃねえだろ。これ」

ブラッキー「真剣勝負でした」

とーやま委員「真剣勝負?(笑)ブラッキーさん、いかがでした?試合の感想は」

ブラッキー「空を切るパンチ…」

一同笑い

とーやま委員「“自信ある”って言ってたのに」

ブラッキー「なんか、頭、真っ白になって」

一同笑い

とーやま委員「紫とグレーのくだりは、ほんとに、何言ってるかわかんなかったっす。僕もね、ラジオ長いことやっててね、あんまりこう、上から突き放すようなこと言いたくないんですよ。僕は。趣旨としてね。僕のポリシーとしてね。ただね、マジで意味わかんなかったな。あの時間」

ブラッキー「(笑)」

とーやま委員「青コーナーの釈迦に説教。試合の感想をお伺いしますけれども。いかがでした?」

釈迦に説教「まあ、ほんとは1万円がよかったんですけど」

とーやま委員「そうだね」

釈迦に説教「あんまパンチも届いてなかったのに、折れてしまって悔しいです」

とーやま委員「悔しさはある?その感情はあるんだね?一応ね。ただね、ひとこと言っとくけどね。ラストの5000円の、あのなんつうの?駆け込みの感じ?特に、釈迦に説教がダサかったわ」

釈迦に説教「(笑)」

とーやま委員「あの姿、カナダでは、絶対に見せんなよ」

釈迦に説教「はい(笑)」

とーやま委員「あれは見てらんない。北米のみなさんが受け入れてくんない。あれは」

釈迦に説教「そうですね(笑)」

とーやま委員「気を付けて」

釈迦に説教「はい」

とーやま委員「じゃあ、ブラッキーさんも。まあ、少し足しになると思うんで。5,000円でね」

ブラッキー「ありがとうございます」

とーやま委員「車、ちゃんときれいにして、お仕事にまた励んでください」

ブラッキー「はい」

とーやま委員「じゃあ、ブラッキー VS 釈迦に説教、5,000円:5,000円の、第1試合と全く同じ展開にてフィニッシュ。2人とも、お疲れ様でした」

2人「ありがとうございました!」


M C・H・A・B・A・N / AK-69


SOL教育委員会

とーやま委員「ちょっとね…いや、いいんですよ。別に、ルールに則ってるわけですし、こっちが設定するルール通りでやってるわけですから。ただね、#SOL教育委員会で…」


とーやま委員「これ、真っ当な意見だな。俺らもね、別にまあ、なんつうの?その、煽ってるわけでもないしね。ただやっぱ、『交渉BreakingDown』なんでね、激しいバトルとか、“かっこいいな”“気持ちいな”“なんかスカっとするな”とかっていうのも見たいんだよね。あと何試合行けるかちょっとわかんないんですけどね。ガチの勝負でいいよね?そのつもりでいますよ。こっちは。裏でなんかブックがあるとか、そういうのは望んではないし、ないと思いますけども。頼むよ。第3試合。お願いしますよ」


なんだよ、延長にもつれ込んだら100%半々になるじゃん。クソゲーすぎるwww
RN オポッサム
沖縄県 19歳

とーやま委員「やっぱ、口、悪りぃな(笑)『BreakingDown』のギャラリーは(笑)いつもよりも悪いわ。言い方とかが。まあ、でも、それでこそ、『交渉BreakingDown』ってことでしょう」


とーやま委員「たしかに。そうだよね。ただね、ま、1分間なわけなんすけど、そこがちょっと、もしかしたら短いのかもしんないなというのは、今、実行委員会でも話し合っていて。もしも、第2回が開催される時は、もうちょっと、2分とか…やっぱり、人の気持ちに訴えかけるまでの時間がね、1分ではちょっと足らないかもしれないが…。そんなことは言ってられませんよ。まだまだ挑戦者が現れておりますんで、第3試合、参りたいと思います。
『交渉BreakingDown』。まずは、赤コーナー、もしもし!」

うぱまる「もしもし。うぱまるといいます」

とーやま委員「今のところ、第1試合、第2試合は、ご覧にはなられていた?」

うぱまる「見てました」

とーやま委員「どのような感想をお持ちで?」

うぱまる「なんか、思ってたのと違ってました」

とーやま委員「思ってたのは、どういったものでした?」

うぱまる「なんかもっとバチバチにバトルをして、どっちかが“負けました!”っていうところとか」

とーやま委員「そうか。なるほど。相手の強さを認めて、“じゃあ、こっちはもう金額下げるのでOKです”っていう試合?」

うぱまる「そうです。はい」

とーやま委員「を、出来る自信は、いかがすか?うぱまるさんは」

うぱまる「僕は、まあ、金額が金額なので、相手が降りてくれるっていうことを」

とーやま委員「なるほど。うぱまるさん、年齢はおいくつ?」

うぱまる「僕は24歳です」

とーやま委員「今は、お仕事は?」

うぱまる「自動車部品の製品評価の仕事をしてます」

とーやま委員「お疲れ様です。まず、1万円中、いくら狙っていきます?」

うぱまる「1万円中、4,897円です

とーやま委員「おっと。5,000円を割ったのが初めてだ。これ、もしかしたら、延長にも行かない…ま、でも、わかんない。相手の金額にも寄るんでね。4,897円、これは何に使いたい?」

うぱまる「これは、父の日のプレゼントとして、スマートウォッチを買ってあげたいと思ってます」

とーやま委員「これはなぜ?父の日にスマートウォッチを渡したい?」

うぱまる「ゴールデンウィークに実家に帰った時に、父が、“それ、スマートウォッチ?”みたいなことを言ってきて、ちょっと欲しそうにしてたのを見てたので、買ってあげたいんですけど。まあ、それだけが理由じゃなくて、実は、今、その父が、この試合、見に来てくれてるんですよ」

とーやま委員「え?マジ?」

うぱまる「親子共に、とーやま校長時代からSCHOOL OF LOCK!のリスナーでして。なので、そんな父へのプレゼントとしても負けるわけにはいかないので、頑張りたいです」

とーやま委員「これ、負けるわけにもいかないし、情けない姿も見せるわけにはいかないよね?」

うぱまる「そうですね」

とーやま委員「4,897円、わかりました。青コーナーは!もしもし!」

味噌汁の味噌「もしもし。RN 味噌汁の味噌です」

とーやま委員「年齢をお聞きしましょう。おいくつ?」

味噌汁の味噌「18歳です」

とーやま委員「18歳。うぱまるの6個下。味噌汁の味噌は、第1試合、第2試合、観ていた?」

味噌汁の味噌「観てました」

とーやま委員「どうだった?」

味噌汁の味噌「もう、安定の泥仕合で」

一同笑い

とーやま委員「だから、泥仕合2試合を受けて、プレッシャーとかは感じてたりする?どう?」

味噌汁の味噌「いや。ないですね。なんも。勝つ気しかないので」

とーやま委員「マジで?もう、ギャラリーの罵声、とんでもないけど。今んとこ」

味噌汁の味噌「いや。もう、余裕っすよ」

とーやま委員「余裕?OK。わかった。1万円中、味噌汁の味噌は、いくら獲りにいく?」

味噌汁の味噌「3,500円です

とーやま委員「ちょっと待ってください。こういうパターンがあるか…1万円に達してないですね…足してもね…試合せずとも…という可能性も出てくる。このパターン。想定してなかったな…とりあえず聞こう。3,500円。これは、何に使う?」

味噌汁の味噌「受験生なので、ノートと新しいシャーペンを買うために使おうかなって」

とーやま委員「そうか。高校3年生か?」

味噌汁の味噌「はい。そうです」

とーやま委員「ノートは、いくら買ってもすぐなくなっちゃう?」

味噌汁の味噌「全教科だと、1ヶ月で、5冊ぐらいなくなっちゃう」

とーやま委員「頑張ってるね。勉強ね」

味噌汁の味噌「いや。まあ、そこそこ(笑)」

とーやま委員「ノートと、あと、シャーペン?書きやすいやつとか、疲れにくいやつとか?」

味噌汁の味噌「金属のシャーペンを使ってるんですけど、めちゃくちゃ、シャーペンから、金属の匂いがひどくて(笑)いい、木製のやつを買いたいなと」

とーやま委員「気、散るもんね」

味噌汁の味噌「そうなんです」

とーやま委員「勉強中もだし、試験中もそうなったらね、変な影響を受けてしまうかもしれないから、それが欲しいために、3,500円、と。なるほど待ってよ…でもさ…まあ、試合してみる?まず」

味噌汁の味噌「まあ、そうすね」

とーやま委員「で、ルールとしては、だって、別に、1万円以内だったらいいわけだから、これ、うぱまるさん、増額っていうこともあるかもしんないですけどね」

うぱまる「そうですね」

とーやま委員「味噌汁の味噌も、なんか、もう1品っていう交渉もあるかもしんないす。これね」

味噌汁の味噌「そうですね。そこはまあ、柔軟に行きます」

とーやま委員「柔軟?(笑)余裕が見えるな(笑)うぱまる、自信はどう?」

うぱまる「いや…ちょっと、想定外だったので、まあ、うまく交渉してみて、額、上げられそうだったら、上げてみたり…」

とーやま委員「いいね(笑)味噌汁の味噌、自信は?」

味噌汁の味噌「余裕です」

とーやま委員「よし。わかった。改めて、ルール説明。『交渉BreakingDown』。試合は1分1ラウンド。判定で決着がつかない場合、30秒の延長ラウンドを行います。それでも勝負がつかなかった場合はドボン。両者とも、獲得賞金0となってしまいます。さあ、改めてうぱまるから、味噌汁の味噌へ、まず、一言言っとこう」

うぱまる「ま、お互い5、000円切ってますけども、ちょっと上げられるんだったら、ここで上げちゃいたいと思います

とーやま委員「青コーナーの味噌汁の味噌から、じゃあ、対するうぱまるに対して。どうぞ」

味噌汁の味噌「平和的解決を願ってます

とーやま委員「これはでも、予想はつかないな…ゴングが鳴らない限り。それでは、2人とも、準備、よろしいすか?」

2人「はい」

とーやま委員「4,897円と3,500円を獲りに行く2人の対決、『交渉BreakingDown』、第3試合、ファイト!さあ、どうなる?」

<ゴングの音で試合開始>

うぱまる「よろしくお願いします」

味噌汁の味噌「よろしくお願いします。4,897円ですか?」

うぱまる「はい」

味噌汁の味噌「で、実際、もう少し上げたいですか?」

うぱまる「そうですね。ケースとかって、追加すると、もうちょっと上がっちゃうかなってところ」

とーやま委員「スマートウォッチのケースだ」

味噌汁の味噌「えっと、僕としては、相場で考えた時に、3,500円じゃなくて3,700円がちょうどいいので、3,700円にしたいんですけど、どうですか?」

とーやま委員「30秒経過…」

うぱまる「えっと、ケースが700円ぐらいなので、それを計算すると5,500円なので…」

味噌汁の味噌「僕が残りの4,500円、もらっていいですか?」

とーやま委員「えっ?(笑)」

うぱまる「是非とも」

味噌汁の味噌「ちょっと増やして、4,500円で。いいですか?」

うぱまる「平和的解決で、是非とも、いけるなら、お願いしたいです」

味噌汁の味噌「それで、決定で、よろしくお願いします」

<1分間の試合終了!>

とーやま委員「うわ…『交渉BreakingDown』らしからぬ、こんなクリーンファイト…結果、2人とも金額が上がって、うぱまるが4,897から5,500。で、味噌汁の味噌が3,500から4,500。きっちり1万円を使い切る2人。これ、素晴らしい名勝負。ベストバウト。うぱまる、いかがでした?この試合」

うぱまる「相手に恵まれたのもあって、すごい、今、幸せですし、多分、観てる父も、1番幸せなんじゃないすかね?」

とーやま委員「たしかにね(笑)ほんとだ(笑)味噌汁の味噌は?どうだった?」

味噌汁の味噌「増やせたので、ちょっと、もう1グレード、上げれそうだなって(笑)」

一同笑い

とーやま委員「そうだね。いいの買って。受験に集中出来る」

味噌汁の味噌「はい。ありがとうございます」

とーやま委員「2人が今ね、ハグしあって、抱きあっております。固い握手も交わしております。うぱまる、5,500円、味噌汁の味噌、4,500円、獲得、おめでとう!ありがとうございました!」

味噌汁の味噌「ありがとうございます」

うぱまる「したっけね〜」

とーやま委員「“したっけね〜”、北海道で、バイバイの挨拶、もしくは、接続詞!」


M Kick It Out / BOOM BOOM SATELLITES


とーやま委員「さあ、次の試合、第4試合目が、時間的にはラストになるでしょう。続いての第4試合、まずは赤コーナー!誰だ?」

牛乳ボーイ「もしもし。群馬県、19歳、RN 牛乳ボーイです」

とーやま委員「学生だっけ?」

牛乳ボーイ「4月から大学生になりました」

とーやま委員「おめでとう」

牛乳ボーイ「ありがとうございます」

とーやま委員「試合は聴いていた?見ていた?」

牛乳ボーイ「はい」

とーやま委員「どうだ?今んとこの感想としては」

牛乳ボーイ「1試合目、2試合目が、まあ、泥仕合で、Twitterで他の観客の罵声とかを浴びて、今、プレッシャーですね」

とーやま委員「ずばり、1万円中、いくら狙っていく?」

牛乳ボーイ「1万円です」

とーやま委員「来たね。メインイベントにふさわしい。1万円、何に使う?」

牛乳ボーイ「今、一人暮らしを始めて、仕送りで、家賃とか固定費とかを色々全部やりくりして、で、手元に残る金額で食費とかも賄わなきゃいけなくて、手元に残らないので、1万円で友達と遊びたいなと思ってます」

とーやま委員「とても真っ当な理由だね。これはね。自信の程はいかが?」

牛乳ボーイ「ないです」

とーやま委員「ない?」

牛乳ボーイ「はい」

とーやま委員「これ、マジで、“ない”っつったらほんとに負けちゃうから、気持ちで行かないとダメだから。気持ち、上げていこう!」

牛乳ボーイ「はい」

とーやま委員「どんなことがあっても、1万円もぎ取るつもりでいこう」

牛乳ボーイ「はい」

とーやま委員「よし。OK。対する青コーナーは…もしもし!」

マロン煮込み「もしもし!神奈川県、27歳、RN マロン煮込みです」

とーやま委員「マロン煮込み、27歳が、8個上かな?今、会社員だっけ?お仕事してる?」

マロン煮込み「会社員です」

とーやま委員「1万円中、いくら獲りに行く?」

マロン煮込み「1万円!

とーやま委員「これだよ。『交渉BreakingDown』。1万円、何に使う?」

マロン煮込み「今月、賃貸の更新がございまして、20万円、必要なんですよね」

とーやま委員「うわ…きついね」

マロン煮込み「なので、そのうちの1万円でも補填出来たらと思って」

とーやま委員「足しにしたい、と」

マロン煮込み「はい」

とーやま委員「マロン煮込みも自信はありそうだけど、いかが?」

マロン煮込み「いや。もう、バッチバチに行きますよ。バッチバチに」

とーやま委員「OK。よし。じゃあ、牛乳ボーイ、改めて、マロン煮込みに、ひとこと言っとくか?」

牛乳ボーイ「1試合目、2試合目、3試合目に負けないぐらい、いい試合をしましょう

とーやま委員「負けんなよ」

牛乳ボーイ「はい」

とーやま委員「マロン煮込みも、ひとこと、牛乳ボーイに」

マロン煮込み「よろしくね!

とーやま委員「さあ、改めてルール説明。試合は1分1ラウンド。判定で決着がつかない場合、30秒の延長ラウンドを行います。それでも勝負がつかなかった場合はドボン。両者とも、獲得賞金0となります。準備、よろしいすか?」

2人「はい」

とーやま委員「それでは、本日のメインイベント、牛乳ボーイ VS マロン煮込み、お互い、1万円を獲りに行く試合、ファイト!」

<ゴングの音で試合開始>

マロン煮込み「バイトとかはしてんのかな?」

牛乳ボーイ「バイトは、まだしてないですね。4月から大学生だし、まだ慣れてないので」

マロン煮込み「それは、まず最初に、やることあるよね?」

牛乳ボーイ「いや、でもまだ、先生達に慣れてないんすよ」

マロン煮込み「だってもう、6月でしょ?4月、5月、6月は、何をしていたのかな?」

牛乳ボーイ「1人暮らし、実家から、遠い地方から出てきてるんで、ちょっとまだ慣れてないんですよ」

マロン煮込み「大変だよね」

牛乳ボーイ「はい」

とーやま委員「30秒経過」

マロン煮込み「やりたいバイトとか決まった?」

牛乳ボーイ「いろいろ探してて、こっちの飲食店とかでやろうかなと思ってます」

マロン煮込み「まずさ、そこ応募してさ、エントリーしに行こうよ」

とーやま委員「残り、15秒」

マロン煮込み「バイトしたら、お金稼げるから。稼いでから行こうぜ!俺なんか、お金なくて、大変なんだ。だから、俺が1万円。俺が1万円」

牛乳ボーイ「俺も1万円で」

<1分間の試合終了!>

とーやま委員「ブレイク、ブレイク、ブレイク。終始、牛乳ボーイは、コーナーに追い詰められっぱなし。これは、相手が強すぎる。8個上のマロン煮込みがずっとパンチ打ってくるもんな。牛乳ボーイな」

牛乳ボーイ「打たれてますね」

とーやま委員「これは、辛いね。ただ、この後、30秒の延長戦に入ります。そこで、決まらなかった場合は、0円。ドボンとなります。で、今まで、この延長で、5,000円駆け込み折半。みんな興ざめしてます。そこを踏まえて、突入したいと思います。牛乳ボーイ、準備大丈夫?」

牛乳ボーイ「はい」

とーやま委員「マロン煮込み、今のところ手数が半端じゃないけれども、このまま打ち負かす?」

マロン煮込み「いや、もう、余裕ですね」

とーやま委員「余裕か?俺として、牛乳ボーイに、ちょっと頑張って欲しい気持ちでいっぱい。今んところは。ただ、もちろん、とーやま未来は、実行委員としては、公平な気持ちで行きたい。頼むぞ。駆け込みだけは、ほんと勘弁してくれよ。マジで。
さあ、それでは、30秒の延長戦。正真正銘、本日ラストのバトルとなります。お互い、まだまだ1万円を獲りに行く、牛乳ボーイ VS マロン煮込み、30秒、延長戦。ファイト!」

<延長戦開始!>

マロン煮込み「牛乳ボーイ、君さ、お金、欲しいよね?」

牛乳ボーイ「お金欲しいです。自分、ちょっと、高校3年間、コロナで過ごしてて、全く友達と遊べなかったんですよ」

マロン煮込み「青春がなかったんだね」

牛乳ボーイ「今年5月から、5類に下げられたじゃないですか。なんで、今からでもいろんな人と遊ぶために、お金が必要なんですよ。なんで、1万円ください。譲ってください。お願いします」

とーやま委員「5秒…」

マロン煮込み「じゃあ、わかった。500円あげる」

牛乳ボーイ「いや。1万円です」

マロン煮込み「俺、9,500円」

牛乳ボーイ「1万円です」

<延長戦終了!>

SOL教育委員会

とーやま委員「終了!全く譲らなかった結果、まさかのドボン!お互い、0円(笑)

マロン煮込み「嘘?(笑)」

とーやま委員「だって、パンチ、決まらなかったもん。最後。どっちも勝ち負けも認めなかったし、500円しか譲らなかったのは、マロン煮込みでしょ?」

マロン煮込み「はい」

とーやま委員「で、9,500円も、牛乳ボーイも受け入れなかったもんね。これね」

牛乳ボーイ「ということで、残念ながら、0円です!」

マロン煮込み「嘘…(笑)」

とーやま委員「さあ、マロン煮込み、まず、今の気持ち、いかがですか?」

マロン煮込み「え、もう、生きていけないよ…」

一同笑い

とーやま委員「じゃあ、駆け込み5,000円の策は、取るつもりはなかったと?マロン煮込みは」

マロン煮込み「今からでもいいんですか?」

とーやま委員「ダメですよ。話、聞いてました。30秒でドボンだったら、もう終わりですよ」

マロン煮込み「5,000円」

とーやま委員「いや。もうダメだよ。ダメですよ。それは。牛乳ボーイとしては、いかがですか?この試合、戦ってみて。1分半」

牛乳ボーイ「本戦の方、1分の方は、ちょっと打たれまくってたんですけど、サドンデスは打ててていたと思うんですけど、ちょっと決まらなかったですね」

とーやま委員「そうだな。ただ、これはもう、ルールなので、申し訳ないです。2人の金額、0でございます」

マロン煮込み「マジかよ〜」

とーやま委員「ただ、名勝負は名勝負。盛大な拍手を…」


M ZERO / B'z


とーやま委員「今、ギャラリーの声を見てますとですね、ちょっと、“家賃の更新料なんて、多分、契約した時にわかってただろ”、とかですね、青コーナーのマロン煮込みに対して、割と厳しめの言葉が飛んでる状態。え〜、ただですね、これ、おそらく、第2回、開催したいな、と、とーやま未来は思っております。で、牛乳ボーイ VS マロン煮込み、再戦の運びになりたらいいなと、未来としては、思っておりますので、それも期待していただきたい。で、我こそは交渉いけますよって方、いらっしゃったら、第2回が、もしあったら、そこにエントリーをよろしくお願いします。
『ミクチャ』で、この後、謎の『居残り委員会』、ございます。放送はこれにて。お疲れ様でございました」

※今週の画像提供:リスナー委員のみなさま
ご協力くださったみなさま、ありがとうございました!!!



SOL教育委員会

この後記の放送を聴く

聴取期限 2023年6月23日(金)PM 11:00 まで




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