とーやま委員「ま〜だ、いるんです。本当に、もうすみませんね(笑)さっきまで喋ってたっていうのに、またいる。今日も生放送でやらせてもらってるということで。
そしてもう1つ、お知らせがあります。このSCHOOL OF LOCK! 教育委員会ではなく、月曜日から金曜日まで毎日授業してますSCHOOL OF LOCK!に関することなので、今日は黒板を書きたいと思います。やっぱね、私、まあ、カリスマです。10年間校長をやっていて、毎日、そして授業の最後には黒板…おそらくもう5000回ぐらい、多分黒板を書いた。その大事な黒板が、今目の前にあります。10年間(校長を)やって、1番最後、2020年の3月の終わりに、ラストの授業で書いた黒板。俺の最後の黒板をずっと残しといてくれたのかな?でも、その半年後ぐらいに、あっさりと消されたらしくてですね…“じゃあなぜ残したんだ?”って僕は思ってましたけども、そんな黒板がありますんで、ちょっとね、今日のもう1つのお知らせについてのことを書きたいと思います」
<とーやま委員、黒板を書き始める>
とーやま委員「あ〜いいですね!(笑)これね、なんて言うんですか?前に、SCHOOL OF LOCK!に代演で行った時に、“あっ、この筆圧はとーやまだよね?”っていうのを見てですね、“あ、そうか、筆圧の音とかで、そういうのを感じることもあるんだな”とか思ったんですけども。
今月より、SCHOOL OF LOCK!の中で新しい授業がスタートいたします。それが今、俺がこの黒板に書いた文字。読み上げます!」
『 コラボレーションLAB 』
とーやま「SCHOOL OF LOCK!が、様々なパートナー・企業とコラボレーションして、新しい授業を生み出していこうという試み!いわゆる“産学連携”ってやつですね…はい…?“産学連携”って言うらしいっすよ…(笑)すみません、いわゆる“知ったか”かましました(笑)
この『コラボレーションLAB』というのは、不定期で、SCHOOL OF LOCK!の中で、今ですね、『どっちのCat or Dog』というコーナーが始まっていて、それが10時55分からの時間割で行っているわけなんですけども、ここで、『コラボレーションLAB』を行っていくと。不定期でね。で、一部地域の方は聴けない時間帯なんで、これは申し訳ないな…本当に。なんとか、“エリアフリー”とかを使っていただいて、聴いていただきたいなと。
そして、この『コラボレーションLAB』の第1弾を早速、11月21日(月)からの4日間で行うことになりました。『SCHOOL OF LOCK! コラボレーションLAB』第1弾のコラボ相手は……『たまごっち』!!!」
<『GO-GO たまごっち!』 by hitomi が流れる>
とーやま委員「ありがとうございま〜す!バンダイさ〜ん!出ました、これ!これは僕ね、去年の今ぐらいでしたっけかね?『たまごっち特番』(TOKYO FMホリデースペシャル「たまごっち25しゅーねんBINGO!!!〜ヒットソングをかけまくるだっち!〜」)。“たまごっち”が生まれて25周年特番をですね、なんと5時間半ぶち抜きでやらせてもらってですね(笑)それで、もうエンドレスでこの曲を聴いた。もしかしたら、その番組を聴いてくれてるみんなもいるかもしれない。あの時だってね、Ado先生もゲストでコメント、お話をさせてもらったし、NiziU先生とかINI先生とかもそうですよね?すごい豪華な特番だったんだけども、そこで俺も5時間半、一緒に喋らせてもらって。なので、俺と“たまごっち”はもう、いわゆるマブダチ!たまごっちとマブダチだから、もう、“マブダチッチ”!はい。“マッチ”みたいなね…。
というわけで、11月21日(月)より『コラボレーションLAB』。本当に僭越なんですけども、パーソナリティを、私、とーやまが担当する…出過ぎだろう…これは(笑)ごめんね。本当に申し訳ないね。“出しゃばりっち”になってるかもしんないですね。でもね、この『コラボレーションLAB』、11月21日(月)から始まるんですけど、毎回“俺”ってことではないんですよ。今回は相手が“たまごっち”さんということで、やらせてもらうということで。“たまごっち”と言ったら、平成に生まれて、その後も世界中で大ヒットを今でもしている。で、もう25年以上、常にこの時代の最先端を走り続けている存在。俺、とーやまも、まあ、常に10代のカリスマであり続けている存在なわけですから、これ、異論はないですよね?みなさんね。どうですか?
そこでですね、今回、僕たちがタッグを組んで、“最先端のもの”について研究して行きたいと思っております。そして、SCHOOL OF LOCK!の生徒、10代のみんなにも協力してもらいたいと思ってます。みんなには、“今、身の回りで流行っているもの”、これを教えて欲しいと思います。いま、10代のみんなの周りでは流行っているもの、たしかにそれが最先端でしょうと。でもね、そんなの教えてもらわなくても、まあ、これ知ってます。だって、僕は“10代のカリスマ”なわけですから。はい。あの…“地球グミ”とかでしょう?知ってます。はい。“ぴえん”、でしょ?あとね…わかってるよ。“ぴえん”はもう、とうの昔のことはわかってる。試してるだけだ。それは。はい。“10代のカリスマ”です。“元”(笑)
ということで、10代のみんな、SCHOOL OF LOCK! 教育委員会のサイトからメッセージを送ってください。
改めて、11月21日(月)からの4日間、SCHOOL OF LOCK!の10時55分からは、私、とーやまが、“たまごっち”とタッグを組んで送る『コラボレーションLAB』!よろしく!」
M AI LOVE YOU / ハンブレッダーズ
とーやま委員「本日、この後すぐね、僕の大好きなロックバンドが来てくれます。発売になっている素晴らしいアルバム『ヤバすぎるスピード』、これは3枚目のフルアルバムなんだけど、その中に入っている曲で、今日、SCHOOL OF LOCK! 教育委員会は幕開けということで、楽しみに待っていてほしいし、俺も楽しみにします。本日の1曲目。ハンブレッダーズ、『AI LOVE YOU』」
とーやま委員「本日も#SOL教育委員会で、みんなの呟きもたくさん来ていて。
今日の議題の発表ですけれども、今日の議題は、“職業”、そして“夢”でございます。大人になってわかること…夢を叶えても、その後の人生の方が実は長いってことになるわけですね。ひょっとしたら、夢を叶えることよりも続けることの方が難しかったりするんじゃないか?ということに直面している今日という“今”を生きているみなさんもいらっしゃるわけですよ。きっと。
じゃあ、夢をかなえて、いま、まさに一線で活躍されている方は、一体どんなことを考えて、どんなことに悩んで、どのようにして、乗り越えたのであれば、どんな方法があったのか?どんなマインドであったのか?そんな話をしていきたいと思っております。というわけで、本日のゲスト講師は…!」
ムツムロ「ハンブレッダーズ、ギター&ボーカル、ムツムロアキラです!」
ukicaster「ギターのうき(ukicaster)です!」
でらし「ベースのでらしで〜す!」
木島「ドラムの木島です!」
とーやま「ムツムロ君は、もうおねむ?」
ムツムロ「あ、いや、全然、全然。いまから…あの…活発になる時間ではあるんですけど…」
とーやま「この時間から活発になるのは、おかしいんじゃないの?」
ムツムロ「いつも3時くらいまでは…みんなでも、起きてるよね?」
木島「夜型ですね」
でらし「ここからゴがールデンタイムです」
とーやま「ここからが?でらし君的には」
でらし「はい。まさに」
とーやま「僕はね、ハンブレッダーズのみなさんとは、ちゃんとお話したのは…去年?」
ムツムロ「はい。前回のアルバムを出したときのタイミングです」
とーやま「ね。僕がTOKYO MXテレビで、『69号室の住人』という番組をやってるわけですけど、そこでゲストとして来てもらって。だけどまあ、その前に、SCHOOL OF LOCK!に、僕が、それこそ代演で行った時に…あれはリモートだったけね?」
ムツムロ「そうですね。1番最初は、そこですね」
とーやま「そうだよね。で、今作でも、またMXの番組に来てくれてたりとか。そうこうしてる間に、ギターのうき君が新メンバーとして、4人組でね。どうですか?今、この新メンバーとなってどれぐらいかな?」
ukicaster「解禁になってから2ヶ月ぐらいで、やっぱ、こうやってラジオで喋らせてもらったりとか、で、慌ただしくしてて…テンヤワンヤって感じですね」
一同笑い
とーやま「テンヤワンヤ感が全くなかったけど(笑)」
ukicaster「テンヤワンヤです」
私は高一の時にバンドを組んでいて、そのライブでみた景色を忘れられず、またバンドを組んで歳をとってもずっとライブハウスのステージに立つような人生を送りたいと思っています。大学で軽音サークルに入りたいと思っていますが自分は明るいタイプではないので「続ける」以前に組むことができるかわからず不安です。うきさんとでらしさんはハンブレ以外での活動もあるそうですがどのような経緯で組んだのか教えていただきたいです。
でらし「ハンブレッダーズに入る前ってことですよね?」
とーやま「かな?」
ムツムロ「『ハンブレ』以外もバンドやってたっていう…」
ukicaster「私は…ハンブレに入る直前とかは、自分がギター&ボーカルをして、バンドをしてたりはしてたんですけど、その前とかは、結構、人伝の紹介で、よく行ってたスタジオの店員さんと、“よかったら一緒にバンドやろうよ”って言ってバンドに入ったりとか、そんな感じでやってたんかな?全然まとまらへん…」
ムツムロ「でも、分かりやすい。答えにはなってる」
とーやま「でらし君は?」
でらし「そうですね…言ってしまったら僕、大学デビューなんですよ」
とーやま「大学デビュー?バンドデビューが大学ってことですか?」
でらし「“絶対に大学行ったらバンドをやるぞ”っていう、本当に強い意志を持って、むしろ大学では“勉強よりバンドをやるぞ”っていうぐらいの意思を持って、大学に進学したんですよ。だから、元々、僕もそんなに喋るの得意なタイプじゃなかったんですけど、なんかそういう意志を持ってたら、いろんなサークルとかにも顔を出す意識が芽生えたりとか、いろんなところに顔を出すことが出来るようになりましたね。そこから、ムツムロさんに出会ったりとか、サークルの中で…俺も、まとまらなくなっちゃいました…」
一同笑い
木島「なんかでも、大学に入った当初は、いろんなサークルに行って、“セッション”っていうか…が、あるんですって。1年生同士で」
とーやま「軽音部のみんなの?」
木島「そうそうそう。俺、ドラマーの友達がいるんですけど、そのドラマーの友達が…なんか“でらし”ってやつが急に入ってきて、なんか“叩けるやついる?”って感じで(笑)」
一同笑い
でらし「そんな感じじゃないっすよ!(笑)」
とーやま「相当お鼻につく感じ?」
でらし「違う違う。そんな感じじゃないよ(笑)」
木島「“なんか叩いてみて。俺が合わせるから”。そんな尖り切った…」
でらし「でも本当に、僕、尖り切ってたらしくて。当時は…そのね…あの…本当、申し訳なかったです」
一同笑い
とーやま「でらし君は、SCHOOL OF LOCK!を聴いてくれてたんだよね?」
でらし「そうです」
とーやま「『閃光ライオット』、『未確認フェスティバル』…」
でらし「もちろん観てました」
とーやま「そうだよね。“10代限定夏フェス”」
でらし「高校の友達とかがバンドを組んでて、3次予選まで行ったりとか、そういうのを見てたんで、めちゃくちゃ悔しかったんですよ。自分は何もできずに1人で家でベースを弾いてるだけ、みたいな。そういう状況がやっぱり悔しかったんで、逆にそれがパワーになったっていうか…“今出来ない分、大学に行ったら、絶対バンドをやるぞ!”っていう、それをパワーに変えてました」
とーやま「そうして、ムツムロ君と出会い。ドラムの木島君はどうやって出会ってんだっけ?」
ムツムロ「“ドラムを叩ける木島っていうやつが、この学年にいるらしい”みたいな噂が流れてきて、なんか話に行ったんだっけ?木島にね」
木島「うん」
ムツムロ「で、木島も、“なんか、バンドがやりたい”と。“じゃあ、まあ頼むか?”みたいな…」
とーやま「それまでバンドとか組んでたの?木島君は」
木島「一応、1個前には組んでて。そこはもうなんか数週間ぐらいで自然消滅して」
とーやま「そんなことあるの?バンドで自然消滅…全然、息が合わなかったとか、そういうこと?」
木島「わかんないですけど、別にスタジオに入ることもなく、なんかその場のテンションみたいな…」
とーやま「そういうのも“あるある”なの?」
木島「高1なんで。で、そこから、“まあ、組んでみても面白そうかな?”っていうので、“なんか(ドラムを)探している人がいる”って聞いたんで入った感じです」
とーやま「それは何歳ぐらいの時?」
ムツムロ「15歳か?」
木島「15か、16か?」
とーやま「今、ハンブレッダーズは何年?」
ムツムロ「2009年結成なんで…でもまあ、ぎゅっとしたら、もう…真面目にやってたの、2ヶ月ぐらいなんすけど(笑)」
一同笑い
ムツムロ「なんか、ダラダラやってた時間がね…」
とーやま「今日は議題が“夢”ということで、その時に何かメンバーで話したとか、個人的に何かを持ってた、抱いていたこととかはあったりとかした?」
ムツムロ「俺は、初ライブの瞬間に、“あ、これが人生でやることだ”みたいな。なんか変な…なんて言うんだろう?勘違いみたいのがあって。それを隣で、“何そんな熱くなってんだ?”ってなってたのが木島で」
とーやま「冷静?ちょっと、一歩引いて?」
ムツムロ「そうそうそうそう。ね?」
木島「はい」
一同笑い
ムツムロ「今も一歩引いてました(笑)」
木島「話、続くかな?と思って、相槌打っただけでした(笑)そんな、言われても(笑)完璧やってん(笑)」
とーやま「表情とかトーンが、木島君は人を楽しくさせるものをすごい持ってると思ってて」
ムツムロ「あ〜、そうですね」
とーやま「自分の中でそんな感覚はないでしょ?」
木島「全然ないっす」
とーやま「でもめちゃくちゃ面白かったから、そのままでずっといてね」
一同笑い
とーやま「木島君は、何かこう…抱いていたものとか。バンド組み始めの時に」
木島「いや、もう、全くないです。高校3年間やれればいいんかな?ぐらいの気持ちですね。当時は、大学行ってまで、ましてやこんな29、30にもなってまで続くとまで思ってないです」
ムツムロ「そうだよね」
とーやま「でらし君はどう?そういう、“こうなりたいな!”とか、あった?バンド組んだ時とか」
でらし「バンド組んだ時は、ただただ、“本当に楽しいな”っていうことだけでしたね。だから、明確にその時から…例えば、“絶対、武道館でやってやる!”とか、そういう気持ちがあったかって言われると、本当に全然ないですね。ただ単にバンドで合わせるのが楽しいからやってたってだけですね」
とーやま「うき君は、その頃は当然、まだハンブレッダーズには加入はしてないわけだけども、まあ自分でギターとかやったりとか…」
ukicaster「そうですね」
とーやま「10代の時には?」
ukicaster「10代というか…ギター始めた時から、わりと“あっ、これだ!”っていう感触があって、“絶対ギターで食っていくか、もう死ぬしかねぇ“ってマジで思ってました」
とーやま「うわぁ〜。Guitar or Die?」
ukicaster「でも、マジで死にかけてた時に、“サポートせん?”みたいなタイミングがあったから、“ああ、なんか人生おもろいな〜”って(笑)」
ムツムロ「メンタル的に?」
ukicaster「メンタル的に」
とーやま「じゃあ、自分でも、“うぅ〜…”ってなっちゃった時期が(あった)?結構、最近の話?」
ukicaster「3年前とかは…結構、人生どん底やったんで(笑)」
とーやま「それ、差し支えなければだけど、その3年ぐらい前に、どういうことで…なんかこう、自分の中でぶつかってしまったとか、葛藤とか、そういうもの?」
ukicaster「単純に、働きつつだったりだとか、自分の別のバンドをやってて、そのメンバー間の関係が上手くいかなかったりだとか、経済的な面だったりだとか、周りの同級生とかがみんな就職したりとか…。まあ、現実的なことですよね。との摩擦で、結構、擦り減ってたり。個人的なことでいろんなことがあったりとかしてて…考える時期ではあったので。うん(笑)」
とーやま「今みたいな話は、ムツムロ君とか、木島君、でらし君とかはどう?周りと自分を比較してしまうこととかは、ムツムロ君は、どう?あったりした?」
ムツムロ「俺も何回かあったんですけど…結構、考える性分なんですよ。で、普段からいろいろ考えて過ごしてるんすけど、今年に入ってから本当に、理詰めで詰めて詰めて詰めていった結果、“考えなくていいや”っていう風に無敵モードに入ったっていうか(笑)“考えすぎるが故に、もうどうでもよくなった”っていうのが正しいのか?(笑)」
とーやま「でらし君もわかる?」
でらし「でも僕はやっぱり考えちゃうんですよね。例えば、サークルの同期とかとは、今でもご飯を食べに行ったりするんですけど、そういう時に、“俺、今度結婚するんだ”みたいな話とかされると、やっぱりなんか、“あっ、取り残されてる”と思うことも、まだ結構ありますよ。例えば、“今度海外に出張行くんだ”みたいな話を聞くと、“うわ、こいつめちゃめちゃ仕事で頑張ってる”って。でもなんか、別に、自分の今の立場がどうとかじゃなくて、単純に…」
木島「“大人だな”みたいな?」
でらし「そうそうそうそう!なんか、“俺は今、楽器鳴らして楽しい!ってなってるだけだな”っていうか(笑)分かりますか?なんか、そんな感じですね」
とーやま「木島君は?」
木島「すごい、周りはいい話してますね(笑)」
ムツムロ「木島は大学院まで行ったんですよ」
とーやま「すごい!そうなの?」
ムツムロ「院まで行って、ドラム叩くことを選んだんでね」
とーやま「え?それはどういう心模様があったわけ?」
木島「いや、でも、本当に、昔から1%も考えてないんです。僕は」
とーやま「なんにも?」
木島「何も」
とーやま「先のことを?」
木島「先のことは考えないんです。今1番面白そうなやつを手探りに探っていくというか、取っていくぐらいがちょうどいいっていうスタンスなんで」
とーやま「でも、大学院まで行って、当然、親とかは“ちゃんとした所に就職して欲しいな”とかさ。そういう会話とかはあったわけ?」
木島「1回、1年働いて、そこから辞めてるんで」
ムツムロ「1度、会社には」
木島「会社には勤めてはいて…まあ、親と話し合ったり。“バンドやりま〜す!”ぐらいのテンションで」
とーやま「別に親も普通にオッケーで?」
木島「まあそこはちょっと…いろいろ…」
一同笑い
ムツムロ「もう30分では話せない…(笑)」
木島「簡単には話せない(笑)来週も呼んでいただければ(笑)」
一同笑い
とーやま「でも僕はハンブレッダーズが本当に大好きで、今回、11月9日に『ヤバすぎるスピード』というアルバムが出て、この中でたくさんのことが歌われているし、たくさんのものを見せてもらえてるなと思っている中で、たくさん考えての感覚も詰まっていると思うし、その先にさっきムツムロ君が言ったような、“その先で考えない”」
ムツムロ「そうですね」
とーやま「で、“パン”って降りてきたことが多分、答えなんだろうから、“それを信じて行けよ”って歌ってくれてるアルバムでもある」
ムツムロ「そうですね」
とーやま「あるよね?これはね」
ムツムロ「固有名詞を出して言うと、例えばTHE BLUE HEARTS。何て言うんだろうな…実存主義っていうか、“ここにあることが全てだから、明日のことを考えなくていい。今日だけでいい”っていうことを歌っているバンドなんですけど、俺はなんか、そこまではやっぱ思いきれなくて、“明日のことは考えるな”っていう感じなんですよ(笑)自分の中で自問自答した時に、“やっぱり10年後のことを考えながら生きてんな”っていうのがずっとあって。
でも、考えつづけた結果、“ああ、なんか本当に考えなくていいんだ”っていう…なんか、癖でもうずっと考えてるけど、本当の意味で考えなくていいんだな、というニュアンスというか、なんか、ハンブレッダーズはそういうことを歌うバンドなんだろうなって思ってる、という感じですね」
M 光 / ハンブレッダーズ
とーやま「でらしさん」
でらし「はい」
とーやま「いい曲ですね」
でらし「いい曲ですね〜」
一同笑い
とーやま「思わず、独り言のように言ってたよね?今、聴きながらね」
でらし「いや、なんかね、やっぱいい曲だなと思って(笑)」
一同笑い
でらし「しみじみとしちゃいました(笑)」
とーやま「これは、アルバムの11曲目の1番最後の曲。ハンブレッダーズを聴いてて、この曲もだし、他の曲も全部そうで、いつも思うのは…さっきのSCHOOL OF LOCK!の話に戻るんですけど、『閃光ライオット』、名前が変わって『未確認フェスティバル』っていう“10代限定夏フェス”。俺はずっとそこで司会をやっていて、数々の10代の子たちの“塊”とか、そういったものを全部見てきたんだけど、ハンブレッダーズに、俺はすごいそれを感じるんすよ。で、もしも今年、例えば、そういう“10代限定夏フェス”があったんだったら、俺は、ハンブレッダーズに、絶対、いてほしいなって」
ムツムロ「嬉しいですね」
とーやま「それをなんか、こういう場でいつかちゃんと伝えたいなと思ってたんです」
ムツムロ「なんかね、たまにね、“ハンブレッダーズは最強のコピーバンド感がある”って言われるんすよ(笑)それ、しっくりくるよね?(笑)多分、高校生で始めてるからかもしれないですけど、なんかコピーバンドから始まって、そのままずっと続いてる…みたいな」
とーやま「すごいわかる!」
ムツムロ「なんかしっくりきますよね。演ってる曲はオリジナルだけど。なんかね」
とーやま「ここでもう1つお知らせがあります。来週からこのSCHOOL OF LOCK! 教育委員会は、スマートフォンアプリのミクチャとコラボレーション!なんと、来週から毎回、この生放送の様子を、動画でも生配信いたします!43歳のおじさんの生配信です!CM中に口の周り、ポリポリ掻いてるおじさんの生配信です!3週続けてお気に入りの同じTシャツを着て…着てる…っす…さらにですね、来週からですね、ラジオの生放送が終わったあとにも、ミクチャの動画で居残り委員会を行うということで、“居残り委員会”っていうのは、なんだか、わかってないです。はい。
とにかく、ラジオが終わった後も、動画の方でもう少しお話させてもらうことになると思うんで、よかったらぜひお付き合いを!…というわけで、ミクチャのアプリを、ぜひダウンロードして、待っておいてほしい!」
とーやま「さて、11月9日(水)に、『ヤバすぎるスピード』という大傑作アルバムをリリースしているハンブレッダーズの4人をお迎えしてるわけですけど、まあ、今日の講義の内容が“夢”という話でやってるわけですけども」
ハンブレッダーズ 先生こんばんは。アルバム発売おめでとうございます!
全曲大好きですが、特に才能が大好きで、フラゲしてからヤバいくらい鬼リピしています。私はこれからの将来のことについて、相談したいと思いハンブレッダーズの4人にメッセージを送らせていただきました。
私は、大学3年生となり、そろそろ就活の時期に入ります。しかし、就活に向けていろいろと準備を始めている周りと異なり、私はライブに行って、バイトに行って、週に1回しか大学に行かない、という日々を送っており、将来のために何も出来ていないことに毎日劣等感を感じています。
ここに就職できたら、という職種はありますが、私の好きなことに関する仕事に就きたいという思いもあります。現実を選ぶか、好きなものを選ぶか、一度就職したあと、退職してバンドを選んだ木島さん、でらしさんに、夢を叶えることを選んだきっかけや、理由、それに後悔はなかったか、お話アドバイスをいただきたいです。大学卒業後の進路について、決めたのはいつ頃からだったのか、ムツムロさんとうきくんにお聞きしたいです。
とーやま委員「でらし君はどうですか?でらし君も、1回就職?」
でらし「就職しましたね。2年で辞めましたね。仕事は」
とーやま「その時の気持ちとか、きっかけとか、覚えてる?」
でらし「僕、そもそも大学4年生の卒業間際まで就活してなかったんですよ。本当にすることが見つからなくて」
とーやま「じゃあ、“なんとなく”っていう選択がなかったんだ?」
でらし「そうなんですよ。で、“これだったらバンドやった方がいいな”っていう気持ちがすごいあったんですよ。なんかよく言うじゃないですか?“大学行ってからやりたいこと探せばいいよ”みたいなこと。4年間の中でバンド以外やりたいことが本当に見つからなくて。でもまあ、一応 大学行かせてくれた親への気持ちもあるし、ちゃんと1回、就職しなきゃなっていう気持ちがあって、1月からほどほどのところを探して就職したって感じなんですけど(笑)
その時は仕事、結構、楽しくて。バンドと一緒にやってたんですけど、1年ぐらい経った時に、“バンドをやるために働いてる”みたいな自分に気がついて。土日のバンドのために、月から金まで働いてる…みたいな。なんかそうなった時に、“順序逆じゃね?”と思って。そうなっちゃったら、もう、“バンドやるしかねえな”って思って、結局、“まあいいや、仕事も辞めてバンドをやろう”ってなった気がしましたね。あの時」
とーやま「その選択に、今は後悔とかは?」
でらし「後悔はないですけど、“あのまま会社に居続けたらどうなったんだろうな?”っていうことを、結構、思いますね」
とーやま「それは、ワクワクとか興味の方?」
でらし「興味の方ですね。ついこの間、会社の同期の子とご飯に行ったんですよ。(会社の)隣の席の子と。“小野寺さん、あの時ずっと目に光がなかったけど、あれって本来の姿じゃないんだね”って言われて。“今、めっちゃ目キラキラしてるよ”って言われて。“あ、そうなんだ。今こういう仕事をやって、すごく充実してるんだな”って、そこで実感したというのがありましたね」
とーやま「“小野寺”っていうんだね?」
でらし「すみません(笑)“小野寺”っていいます(笑)“小野寺”と申します」
とーやま「“でらし”だからか」
でらし「聴いてますか?社長」
一同笑い
とーやま「木島君は…まあ、あんまり先を考えないから…」
木島「まあ、なんで、大学でやってたことと全然違うところで働いてたんですけど、“多分、辞めるな”と思ってて。バンドがもうちょい、いい感じの…いいバイブス感が生まれてたら、多分、そのタイミングで辞めるな、と思ってて。なんか純粋に、“稼ぎに行こう”と思ってました。“お金貯めよう”と思って。で、社会経験もしつつ、仕事はちゃんとサボるとかもせずに行って、平日働いて土日バンドしてっていうのを続けて…っていうぐらいの気持ちでいて。で、 “メジャー”とかいろんな話とかが来たんで、“まあ、このタイミングかな?”って、パッと辞めたっていうだけです。
でも、大学時代に教員免許取ったりとか、そういういろんなことはしていたので、他にも興味は持ってるっていう状態で今もいるって感じです」
とーやま「うき君はどうですか?」
ukicaster「私は、これはすごい馬鹿な話なんですけど、 “絶対、音楽でやってく”と思ってたんで、大学に進学しなかったんですよね(笑)で、一生懸命って言ったら変ですけど、まあ、何やかんやちゃんと本気でギターやらバンドやらに向き合いつつ…でもなんかちょっと現実的にしんどいな…ってなって、で、結果的に就職することになって。
で、その就職した先でも社長から良くしてもらっていて、“音楽やりたいんやったら、時間も融通利かすよ”みたいな感じで、面倒見てもらいつつ、でも音楽のことはちゃんと本気でやっていて、“いつかそっち(音楽)でやれたらいいなあ”っていう、漠然なものを持ちながら…つい去年ですよね。“ハンブレッダーズのメンバーとしてやっていこう”という決意を持って、仕事を辞めて…っていうのがあって。まあそんな感じなんで、何とも…もうほんまに“運が良かったな”っていうか(笑)」
とーやま「ムツムロ君は、いかがですか?」
ムツムロ「みんな晒け出すね。こんなに晒け出すんだ。僕は就職活動はしてて、一応大学まで通わせてもらったんで、親(のため)に…っていうのもあって、そこはケジメとして内定もらって。
で、“自分のやりたいことはなんだろうな?”って考えた時に、やっぱりバンドだったんで、3年間って期限を決めて、“3年後に『クアトロ』(CLUB QUATTRO)でワンマンできなかったら就職しよう”っていうのを、まず当時のメンバー4人で話したね」
とーやま「そうなんだ?」
ムツムロ「“クアトロを埋められなかったら、俺はもう就職します”っていう期限を決めました。ダラダラやっても意味ないんで」
とーやま「それは、決めたことによって、自分の中でギアが入ったとか?」
ムツムロ「そうですね。“クアトロでやるためには、この時期に何をやれてないか?”とか、“行けないね”みたいな話もできるし」
木島「ちゃんとね。組み立てたよね」
ムツムロ「そうそう。自分ら、4人で後ろ(逆算して)から組み立ててやりました。で、物販とか、ツアーとかも、自分らで…自分らでっていうか、まあ、木島に頼んだりして、分担してやれてたんで。なんか、“自分でバンドを動かしていく”っていう、その手綱を離さないようにして活動を続けてて、で、3年後に目標が叶ったんで、達成できたんで、“続けていこうかな?”って時に、ギタリストが辞めて(笑)」
一同笑い
とーやま「そこに繋がるのか?」
ムツムロ「そうそうそう…いろいろあったんですけど。まあでも、ぶっちゃけ、“収入面”で言うと、“いくら自分は必要なのか?”っていうのを考えた方がいいと思うんですよ。大学卒業の段階で、“毎年、いくら必要で…”っていう、その最低の部分を何で稼ぐか?っていうのは、バンドなのかもしれないし、バンド以外のことなのかもしれないし…っていう考え方の方がいいような気がする。
漠然と、誰かが拾ってくれて、メジャーレーベルが拾ってくれて、バンドをやれるっていうふわふわした気持ちよりも、“いくらいくら必要で、それの為には何をやればいいのか?”っていうのを、逆算で考える方が、正しく夢に近づけるかなと思いました」
とーやま「今の4人の話を、RN キチンとラーメンの鳥抜きは、今、おそらく聴いてくれている。何かヒントになることが見つかればいいなって、俺も聞きながら思っていたし、“毎日何か劣等感を感じてる”っていうのも、なんかこう、すごいね、胸がぎゅっとなる言葉だけど」
木島「みんなそうだと思うんですけどね」
ムツムロ「俺もそうだったな。たしかに」
木島「“毎日、何したらいいんだろう?”っていう…大学生の頃とかはそういうことを結構考えてたんで。でもやっぱり、どうにもならないじゃないですか?1人がどう考えて動こうがね。難しいですよね。そこってね」
とーやま「今、RN キチンとラーメンの鳥抜きに、何かハンブレッダーズから…例えばこのアルバムの中から、この曲を届けたいなとか、パッと浮かぶやつ、ある?」
ムツムロ「アルバムの中から?まあ『東京』ですかね?」
とーやま「10曲目?」
ムツムロ「そうですね。1番晒け出している曲というか…何て言うんだろうね?“そのまま歌ってる”というか。自分たちの生活を」
とーやま「そしたら、ハンブレッダーズの4人から、キチンとラーメンの鳥抜きに向けてのプレゼントということでいい?」ムツムロ「全然全然。もちろん。 キチンとラーメンの鳥抜き、聴いてるか?今から木島が曲送りしてくれるから」
木島「あ…あ…そういうことか!」
一同笑い
木島「聴いてくださ〜い!ハンブレッダーズで『東京』!」
M 東京 / ハンブレッダーズ
とーやま委員「どんな思いで聴いてくれているのか?本当、こういった曲がたくさん詰まったアルバムなんで、俺としても、本当にみんなに聴いてほしい気持ちでいっぱいなんです。
初回限定盤には『TOKYO DOME CITY HALL』でのライブとかもあったり、中には面白い仕掛けもあったりとか。ぜひ、手に入れてほしいし、いろいろ感じてほしい」
ムツムロ「ありがとうございます」
とーやま「ちなみに、木島君、さっきの曲紹介、自分的にはどうだった?」
木島「100点です!」
一同笑い
とーやま「いや。わかったわ。本当だわ。全く迷いなかったし。先のことも考えないけど、きっと前のことも考えないってことだね?」
一同笑い
木島「それくらいがちょうどいいんです(笑)」
とーやま「これからも教育委員会でも、曲、いっぱいかけさせてもらいたいなと思ってるし、SCHOOL OF LOCK!の10代の生徒のみんなに向けても、曲いっぱい作ってほしいな…とかって思ってたら、うき君がすごい驚いた顔…」
ukicaster「してないですよ」
とーやま「目、見開いて、すごいキラキラした目でこっち見てたんで」
ukicaster「いつもキラキラします」
一同笑い
とーやま「じゃあ…また遊びに来てね」
ムツムロ「木島が、来週も来るって言ってます」
とーやま「なんで?」
一同笑い
とーやま「でも、来てくれても別にいいかもしれない。ミクチャがだって、来週?再来週?でしたっけ?動画で、ずっとこう、顔だけ映しておいてもらって…みたいな」
一同笑い
ムツムロ「放送事故だな〜」
とーやま「良かったら、全然来て」
木島「来週まで、毎日ずっといるっていうのは?」
一同笑い
ukicaster「怖い怖い。ホラー映画やん(笑) もう(笑)」
とーやま「じゃあ、アルバムと、そして、ライブとかもあるんだよね?詳細とかはWEBだったりとかチェックしてもらうってことで」
ムツムロ「よろしくお願いします」
とーやま「今日はありがとう」
ハンブレッダーズ「ありがとうございました〜」
とーやま「また、待ってます!ばいばい。木島君」
木島「ばいば〜い!」
一同笑い
そしてもう1つ、お知らせがあります。このSCHOOL OF LOCK! 教育委員会ではなく、月曜日から金曜日まで毎日授業してますSCHOOL OF LOCK!に関することなので、今日は黒板を書きたいと思います。やっぱね、私、まあ、カリスマです。10年間校長をやっていて、毎日、そして授業の最後には黒板…おそらくもう5000回ぐらい、多分黒板を書いた。その大事な黒板が、今目の前にあります。10年間(校長を)やって、1番最後、2020年の3月の終わりに、ラストの授業で書いた黒板。俺の最後の黒板をずっと残しといてくれたのかな?でも、その半年後ぐらいに、あっさりと消されたらしくてですね…“じゃあなぜ残したんだ?”って僕は思ってましたけども、そんな黒板がありますんで、ちょっとね、今日のもう1つのお知らせについてのことを書きたいと思います」
<とーやま委員、黒板を書き始める>
とーやま委員「あ〜いいですね!(笑)これね、なんて言うんですか?前に、SCHOOL OF LOCK!に代演で行った時に、“あっ、この筆圧はとーやまだよね?”っていうのを見てですね、“あ、そうか、筆圧の音とかで、そういうのを感じることもあるんだな”とか思ったんですけども。
今月より、SCHOOL OF LOCK!の中で新しい授業がスタートいたします。それが今、俺がこの黒板に書いた文字。読み上げます!」
『 コラボレーションLAB 』
とーやま「SCHOOL OF LOCK!が、様々なパートナー・企業とコラボレーションして、新しい授業を生み出していこうという試み!いわゆる“産学連携”ってやつですね…はい…?“産学連携”って言うらしいっすよ…(笑)すみません、いわゆる“知ったか”かましました(笑)
この『コラボレーションLAB』というのは、不定期で、SCHOOL OF LOCK!の中で、今ですね、『どっちのCat or Dog』というコーナーが始まっていて、それが10時55分からの時間割で行っているわけなんですけども、ここで、『コラボレーションLAB』を行っていくと。不定期でね。で、一部地域の方は聴けない時間帯なんで、これは申し訳ないな…本当に。なんとか、“エリアフリー”とかを使っていただいて、聴いていただきたいなと。
そして、この『コラボレーションLAB』の第1弾を早速、11月21日(月)からの4日間で行うことになりました。『SCHOOL OF LOCK! コラボレーションLAB』第1弾のコラボ相手は……『たまごっち』!!!」
<『GO-GO たまごっち!』 by hitomi が流れる>
とーやま委員「ありがとうございま〜す!バンダイさ〜ん!出ました、これ!これは僕ね、去年の今ぐらいでしたっけかね?『たまごっち特番』(TOKYO FMホリデースペシャル「たまごっち25しゅーねんBINGO!!!〜ヒットソングをかけまくるだっち!〜」)。“たまごっち”が生まれて25周年特番をですね、なんと5時間半ぶち抜きでやらせてもらってですね(笑)それで、もうエンドレスでこの曲を聴いた。もしかしたら、その番組を聴いてくれてるみんなもいるかもしれない。あの時だってね、Ado先生もゲストでコメント、お話をさせてもらったし、NiziU先生とかINI先生とかもそうですよね?すごい豪華な特番だったんだけども、そこで俺も5時間半、一緒に喋らせてもらって。なので、俺と“たまごっち”はもう、いわゆるマブダチ!たまごっちとマブダチだから、もう、“マブダチッチ”!はい。“マッチ”みたいなね…。
というわけで、11月21日(月)より『コラボレーションLAB』。本当に僭越なんですけども、パーソナリティを、私、とーやまが担当する…出過ぎだろう…これは(笑)ごめんね。本当に申し訳ないね。“出しゃばりっち”になってるかもしんないですね。でもね、この『コラボレーションLAB』、11月21日(月)から始まるんですけど、毎回“俺”ってことではないんですよ。今回は相手が“たまごっち”さんということで、やらせてもらうということで。“たまごっち”と言ったら、平成に生まれて、その後も世界中で大ヒットを今でもしている。で、もう25年以上、常にこの時代の最先端を走り続けている存在。俺、とーやまも、まあ、常に10代のカリスマであり続けている存在なわけですから、これ、異論はないですよね?みなさんね。どうですか?
そこでですね、今回、僕たちがタッグを組んで、“最先端のもの”について研究して行きたいと思っております。そして、SCHOOL OF LOCK!の生徒、10代のみんなにも協力してもらいたいと思ってます。みんなには、“今、身の回りで流行っているもの”、これを教えて欲しいと思います。いま、10代のみんなの周りでは流行っているもの、たしかにそれが最先端でしょうと。でもね、そんなの教えてもらわなくても、まあ、これ知ってます。だって、僕は“10代のカリスマ”なわけですから。はい。あの…“地球グミ”とかでしょう?知ってます。はい。“ぴえん”、でしょ?あとね…わかってるよ。“ぴえん”はもう、とうの昔のことはわかってる。試してるだけだ。それは。はい。“10代のカリスマ”です。“元”(笑)
ということで、10代のみんな、SCHOOL OF LOCK! 教育委員会のサイトからメッセージを送ってください。
改めて、11月21日(月)からの4日間、SCHOOL OF LOCK!の10時55分からは、私、とーやまが、“たまごっち”とタッグを組んで送る『コラボレーションLAB』!よろしく!」
『#コラボレーションLAB 🏫🥼』#スクールオブロック ✖️ #たまごっち 🥚🌟
— SCHOOL OF LOCK!教育委員会 (@sol_iinkai) November 15, 2022
研究テーマは“最先端のもの”🔎
10代の生徒のキミは『身の回りで流行っているもの』をきかせてください!💭
遊び、言葉、モノ、こと!
なんでも大丈夫です⭕️
🔻のメールフォームから待ってます📮https://t.co/cZVaAwitZH pic.twitter.com/g8JlYjgWJV
M AI LOVE YOU / ハンブレッダーズ
とーやま委員「本日、この後すぐね、僕の大好きなロックバンドが来てくれます。発売になっている素晴らしいアルバム『ヤバすぎるスピード』、これは3枚目のフルアルバムなんだけど、その中に入っている曲で、今日、SCHOOL OF LOCK! 教育委員会は幕開けということで、楽しみに待っていてほしいし、俺も楽しみにします。本日の1曲目。ハンブレッダーズ、『AI LOVE YOU』」
ハンブレッダーズ先生登場!!『大人になってもロックバンドを続ける方法』
とーやま委員「本日も#SOL教育委員会で、みんなの呟きもたくさん来ていて。
今日の議題の発表ですけれども、今日の議題は、“職業”、そして“夢”でございます。大人になってわかること…夢を叶えても、その後の人生の方が実は長いってことになるわけですね。ひょっとしたら、夢を叶えることよりも続けることの方が難しかったりするんじゃないか?ということに直面している今日という“今”を生きているみなさんもいらっしゃるわけですよ。きっと。
じゃあ、夢をかなえて、いま、まさに一線で活躍されている方は、一体どんなことを考えて、どんなことに悩んで、どのようにして、乗り越えたのであれば、どんな方法があったのか?どんなマインドであったのか?そんな話をしていきたいと思っております。というわけで、本日のゲスト講師は…!」
ムツムロ「ハンブレッダーズ、ギター&ボーカル、ムツムロアキラです!」
ukicaster「ギターのうき(ukicaster)です!」
でらし「ベースのでらしで〜す!」
木島「ドラムの木島です!」
とーやま「ムツムロ君は、もうおねむ?」
ムツムロ「あ、いや、全然、全然。いまから…あの…活発になる時間ではあるんですけど…」
とーやま「この時間から活発になるのは、おかしいんじゃないの?」
ムツムロ「いつも3時くらいまでは…みんなでも、起きてるよね?」
木島「夜型ですね」
でらし「ここからゴがールデンタイムです」
とーやま「ここからが?でらし君的には」
でらし「はい。まさに」
とーやま「僕はね、ハンブレッダーズのみなさんとは、ちゃんとお話したのは…去年?」
ムツムロ「はい。前回のアルバムを出したときのタイミングです」
とーやま「ね。僕がTOKYO MXテレビで、『69号室の住人』という番組をやってるわけですけど、そこでゲストとして来てもらって。だけどまあ、その前に、SCHOOL OF LOCK!に、僕が、それこそ代演で行った時に…あれはリモートだったけね?」
ムツムロ「そうですね。1番最初は、そこですね」
とーやま「そうだよね。で、今作でも、またMXの番組に来てくれてたりとか。そうこうしてる間に、ギターのうき君が新メンバーとして、4人組でね。どうですか?今、この新メンバーとなってどれぐらいかな?」
ukicaster「解禁になってから2ヶ月ぐらいで、やっぱ、こうやってラジオで喋らせてもらったりとか、で、慌ただしくしてて…テンヤワンヤって感じですね」
一同笑い
とーやま「テンヤワンヤ感が全くなかったけど(笑)」
ukicaster「テンヤワンヤです」
私は高一の時にバンドを組んでいて、そのライブでみた景色を忘れられず、またバンドを組んで歳をとってもずっとライブハウスのステージに立つような人生を送りたいと思っています。大学で軽音サークルに入りたいと思っていますが自分は明るいタイプではないので「続ける」以前に組むことができるかわからず不安です。うきさんとでらしさんはハンブレ以外での活動もあるそうですがどのような経緯で組んだのか教えていただきたいです。
RN さばの味噌煮
東京都 17歳
東京都 17歳
でらし「ハンブレッダーズに入る前ってことですよね?」
とーやま「かな?」
ムツムロ「『ハンブレ』以外もバンドやってたっていう…」
ukicaster「私は…ハンブレに入る直前とかは、自分がギター&ボーカルをして、バンドをしてたりはしてたんですけど、その前とかは、結構、人伝の紹介で、よく行ってたスタジオの店員さんと、“よかったら一緒にバンドやろうよ”って言ってバンドに入ったりとか、そんな感じでやってたんかな?全然まとまらへん…」
ムツムロ「でも、分かりやすい。答えにはなってる」
とーやま「でらし君は?」
でらし「そうですね…言ってしまったら僕、大学デビューなんですよ」
とーやま「大学デビュー?バンドデビューが大学ってことですか?」
でらし「“絶対に大学行ったらバンドをやるぞ”っていう、本当に強い意志を持って、むしろ大学では“勉強よりバンドをやるぞ”っていうぐらいの意思を持って、大学に進学したんですよ。だから、元々、僕もそんなに喋るの得意なタイプじゃなかったんですけど、なんかそういう意志を持ってたら、いろんなサークルとかにも顔を出す意識が芽生えたりとか、いろんなところに顔を出すことが出来るようになりましたね。そこから、ムツムロさんに出会ったりとか、サークルの中で…俺も、まとまらなくなっちゃいました…」
一同笑い
木島「なんかでも、大学に入った当初は、いろんなサークルに行って、“セッション”っていうか…が、あるんですって。1年生同士で」
とーやま「軽音部のみんなの?」
木島「そうそうそう。俺、ドラマーの友達がいるんですけど、そのドラマーの友達が…なんか“でらし”ってやつが急に入ってきて、なんか“叩けるやついる?”って感じで(笑)」
一同笑い
でらし「そんな感じじゃないっすよ!(笑)」
とーやま「相当お鼻につく感じ?」
でらし「違う違う。そんな感じじゃないよ(笑)」
木島「“なんか叩いてみて。俺が合わせるから”。そんな尖り切った…」
でらし「でも本当に、僕、尖り切ってたらしくて。当時は…そのね…あの…本当、申し訳なかったです」
一同笑い
とーやま「でらし君は、SCHOOL OF LOCK!を聴いてくれてたんだよね?」
でらし「そうです」
とーやま「『閃光ライオット』、『未確認フェスティバル』…」
でらし「もちろん観てました」
とーやま「そうだよね。“10代限定夏フェス”」
でらし「高校の友達とかがバンドを組んでて、3次予選まで行ったりとか、そういうのを見てたんで、めちゃくちゃ悔しかったんですよ。自分は何もできずに1人で家でベースを弾いてるだけ、みたいな。そういう状況がやっぱり悔しかったんで、逆にそれがパワーになったっていうか…“今出来ない分、大学に行ったら、絶対バンドをやるぞ!”っていう、それをパワーに変えてました」
とーやま「そうして、ムツムロ君と出会い。ドラムの木島君はどうやって出会ってんだっけ?」
ムツムロ「“ドラムを叩ける木島っていうやつが、この学年にいるらしい”みたいな噂が流れてきて、なんか話に行ったんだっけ?木島にね」
木島「うん」
ムツムロ「で、木島も、“なんか、バンドがやりたい”と。“じゃあ、まあ頼むか?”みたいな…」
とーやま「それまでバンドとか組んでたの?木島君は」
木島「一応、1個前には組んでて。そこはもうなんか数週間ぐらいで自然消滅して」
とーやま「そんなことあるの?バンドで自然消滅…全然、息が合わなかったとか、そういうこと?」
木島「わかんないですけど、別にスタジオに入ることもなく、なんかその場のテンションみたいな…」
とーやま「そういうのも“あるある”なの?」
木島「高1なんで。で、そこから、“まあ、組んでみても面白そうかな?”っていうので、“なんか(ドラムを)探している人がいる”って聞いたんで入った感じです」
とーやま「それは何歳ぐらいの時?」
ムツムロ「15歳か?」
木島「15か、16か?」
とーやま「今、ハンブレッダーズは何年?」
ムツムロ「2009年結成なんで…でもまあ、ぎゅっとしたら、もう…真面目にやってたの、2ヶ月ぐらいなんすけど(笑)」
一同笑い
ムツムロ「なんか、ダラダラやってた時間がね…」
とーやま「今日は議題が“夢”ということで、その時に何かメンバーで話したとか、個人的に何かを持ってた、抱いていたこととかはあったりとかした?」
ムツムロ「俺は、初ライブの瞬間に、“あ、これが人生でやることだ”みたいな。なんか変な…なんて言うんだろう?勘違いみたいのがあって。それを隣で、“何そんな熱くなってんだ?”ってなってたのが木島で」
とーやま「冷静?ちょっと、一歩引いて?」
ムツムロ「そうそうそうそう。ね?」
木島「はい」
一同笑い
ムツムロ「今も一歩引いてました(笑)」
木島「話、続くかな?と思って、相槌打っただけでした(笑)そんな、言われても(笑)完璧やってん(笑)」
とーやま「表情とかトーンが、木島君は人を楽しくさせるものをすごい持ってると思ってて」
ムツムロ「あ〜、そうですね」
とーやま「自分の中でそんな感覚はないでしょ?」
木島「全然ないっす」
とーやま「でもめちゃくちゃ面白かったから、そのままでずっといてね」
一同笑い
とーやま「木島君は、何かこう…抱いていたものとか。バンド組み始めの時に」
木島「いや、もう、全くないです。高校3年間やれればいいんかな?ぐらいの気持ちですね。当時は、大学行ってまで、ましてやこんな29、30にもなってまで続くとまで思ってないです」
ムツムロ「そうだよね」
とーやま「でらし君はどう?そういう、“こうなりたいな!”とか、あった?バンド組んだ時とか」
でらし「バンド組んだ時は、ただただ、“本当に楽しいな”っていうことだけでしたね。だから、明確にその時から…例えば、“絶対、武道館でやってやる!”とか、そういう気持ちがあったかって言われると、本当に全然ないですね。ただ単にバンドで合わせるのが楽しいからやってたってだけですね」
とーやま「うき君は、その頃は当然、まだハンブレッダーズには加入はしてないわけだけども、まあ自分でギターとかやったりとか…」
ukicaster「そうですね」
とーやま「10代の時には?」
ukicaster「10代というか…ギター始めた時から、わりと“あっ、これだ!”っていう感触があって、“絶対ギターで食っていくか、もう死ぬしかねぇ“ってマジで思ってました」
とーやま「うわぁ〜。Guitar or Die?」
ukicaster「でも、マジで死にかけてた時に、“サポートせん?”みたいなタイミングがあったから、“ああ、なんか人生おもろいな〜”って(笑)」
ムツムロ「メンタル的に?」
ukicaster「メンタル的に」
とーやま「じゃあ、自分でも、“うぅ〜…”ってなっちゃった時期が(あった)?結構、最近の話?」
ukicaster「3年前とかは…結構、人生どん底やったんで(笑)」
とーやま「それ、差し支えなければだけど、その3年ぐらい前に、どういうことで…なんかこう、自分の中でぶつかってしまったとか、葛藤とか、そういうもの?」
ukicaster「単純に、働きつつだったりだとか、自分の別のバンドをやってて、そのメンバー間の関係が上手くいかなかったりだとか、経済的な面だったりだとか、周りの同級生とかがみんな就職したりとか…。まあ、現実的なことですよね。との摩擦で、結構、擦り減ってたり。個人的なことでいろんなことがあったりとかしてて…考える時期ではあったので。うん(笑)」
とーやま「今みたいな話は、ムツムロ君とか、木島君、でらし君とかはどう?周りと自分を比較してしまうこととかは、ムツムロ君は、どう?あったりした?」
ムツムロ「俺も何回かあったんですけど…結構、考える性分なんですよ。で、普段からいろいろ考えて過ごしてるんすけど、今年に入ってから本当に、理詰めで詰めて詰めて詰めていった結果、“考えなくていいや”っていう風に無敵モードに入ったっていうか(笑)“考えすぎるが故に、もうどうでもよくなった”っていうのが正しいのか?(笑)」
とーやま「でらし君もわかる?」
でらし「でも僕はやっぱり考えちゃうんですよね。例えば、サークルの同期とかとは、今でもご飯を食べに行ったりするんですけど、そういう時に、“俺、今度結婚するんだ”みたいな話とかされると、やっぱりなんか、“あっ、取り残されてる”と思うことも、まだ結構ありますよ。例えば、“今度海外に出張行くんだ”みたいな話を聞くと、“うわ、こいつめちゃめちゃ仕事で頑張ってる”って。でもなんか、別に、自分の今の立場がどうとかじゃなくて、単純に…」
木島「“大人だな”みたいな?」
でらし「そうそうそうそう!なんか、“俺は今、楽器鳴らして楽しい!ってなってるだけだな”っていうか(笑)分かりますか?なんか、そんな感じですね」
とーやま「木島君は?」
木島「すごい、周りはいい話してますね(笑)」
ムツムロ「木島は大学院まで行ったんですよ」
とーやま「すごい!そうなの?」
ムツムロ「院まで行って、ドラム叩くことを選んだんでね」
とーやま「え?それはどういう心模様があったわけ?」
木島「いや、でも、本当に、昔から1%も考えてないんです。僕は」
とーやま「なんにも?」
木島「何も」
とーやま「先のことを?」
木島「先のことは考えないんです。今1番面白そうなやつを手探りに探っていくというか、取っていくぐらいがちょうどいいっていうスタンスなんで」
とーやま「でも、大学院まで行って、当然、親とかは“ちゃんとした所に就職して欲しいな”とかさ。そういう会話とかはあったわけ?」
木島「1回、1年働いて、そこから辞めてるんで」
ムツムロ「1度、会社には」
木島「会社には勤めてはいて…まあ、親と話し合ったり。“バンドやりま〜す!”ぐらいのテンションで」
とーやま「別に親も普通にオッケーで?」
木島「まあそこはちょっと…いろいろ…」
一同笑い
ムツムロ「もう30分では話せない…(笑)」
木島「簡単には話せない(笑)来週も呼んでいただければ(笑)」
一同笑い
とーやま「でも僕はハンブレッダーズが本当に大好きで、今回、11月9日に『ヤバすぎるスピード』というアルバムが出て、この中でたくさんのことが歌われているし、たくさんのものを見せてもらえてるなと思っている中で、たくさん考えての感覚も詰まっていると思うし、その先にさっきムツムロ君が言ったような、“その先で考えない”」
ムツムロ「そうですね」
とーやま「で、“パン”って降りてきたことが多分、答えなんだろうから、“それを信じて行けよ”って歌ってくれてるアルバムでもある」
ムツムロ「そうですね」
とーやま「あるよね?これはね」
ムツムロ「固有名詞を出して言うと、例えばTHE BLUE HEARTS。何て言うんだろうな…実存主義っていうか、“ここにあることが全てだから、明日のことを考えなくていい。今日だけでいい”っていうことを歌っているバンドなんですけど、俺はなんか、そこまではやっぱ思いきれなくて、“明日のことは考えるな”っていう感じなんですよ(笑)自分の中で自問自答した時に、“やっぱり10年後のことを考えながら生きてんな”っていうのがずっとあって。
でも、考えつづけた結果、“ああ、なんか本当に考えなくていいんだ”っていう…なんか、癖でもうずっと考えてるけど、本当の意味で考えなくていいんだな、というニュアンスというか、なんか、ハンブレッダーズはそういうことを歌うバンドなんだろうなって思ってる、という感じですね」
M 光 / ハンブレッダーズ
とーやま「でらしさん」
でらし「はい」
とーやま「いい曲ですね」
でらし「いい曲ですね〜」
一同笑い
とーやま「思わず、独り言のように言ってたよね?今、聴きながらね」
でらし「いや、なんかね、やっぱいい曲だなと思って(笑)」
一同笑い
でらし「しみじみとしちゃいました(笑)」
とーやま「これは、アルバムの11曲目の1番最後の曲。ハンブレッダーズを聴いてて、この曲もだし、他の曲も全部そうで、いつも思うのは…さっきのSCHOOL OF LOCK!の話に戻るんですけど、『閃光ライオット』、名前が変わって『未確認フェスティバル』っていう“10代限定夏フェス”。俺はずっとそこで司会をやっていて、数々の10代の子たちの“塊”とか、そういったものを全部見てきたんだけど、ハンブレッダーズに、俺はすごいそれを感じるんすよ。で、もしも今年、例えば、そういう“10代限定夏フェス”があったんだったら、俺は、ハンブレッダーズに、絶対、いてほしいなって」
ムツムロ「嬉しいですね」
とーやま「それをなんか、こういう場でいつかちゃんと伝えたいなと思ってたんです」
ムツムロ「なんかね、たまにね、“ハンブレッダーズは最強のコピーバンド感がある”って言われるんすよ(笑)それ、しっくりくるよね?(笑)多分、高校生で始めてるからかもしれないですけど、なんかコピーバンドから始まって、そのままずっと続いてる…みたいな」
とーやま「すごいわかる!」
ムツムロ「なんかしっくりきますよね。演ってる曲はオリジナルだけど。なんかね」
とーやま「ここでもう1つお知らせがあります。来週からこのSCHOOL OF LOCK! 教育委員会は、スマートフォンアプリのミクチャとコラボレーション!なんと、来週から毎回、この生放送の様子を、動画でも生配信いたします!43歳のおじさんの生配信です!CM中に口の周り、ポリポリ掻いてるおじさんの生配信です!3週続けてお気に入りの同じTシャツを着て…着てる…っす…さらにですね、来週からですね、ラジオの生放送が終わったあとにも、ミクチャの動画で居残り委員会を行うということで、“居残り委員会”っていうのは、なんだか、わかってないです。はい。
とにかく、ラジオが終わった後も、動画の方でもう少しお話させてもらうことになると思うんで、よかったらぜひお付き合いを!…というわけで、ミクチャのアプリを、ぜひダウンロードして、待っておいてほしい!」
\🗣お知らせ📢/
— SCHOOL OF LOCK!教育委員会 (@sol_iinkai) November 11, 2022
来週から #SOL教育委員会 はスマートフォンアプリの #ミクチャ とコラボレーション🤝🏻
生放送の様子を動画で生配信📹😉
来週からは生放送が終わった後もミクチャにて居残り委員会をお届けします👨🏻🏫🌃
それに伴いミクチャのアプリをダウンロードもお願いします🙏🏻
詳しくは⬇️
とーやま「さて、11月9日(水)に、『ヤバすぎるスピード』という大傑作アルバムをリリースしているハンブレッダーズの4人をお迎えしてるわけですけど、まあ、今日の講義の内容が“夢”という話でやってるわけですけども」
ハンブレッダーズ 先生こんばんは。アルバム発売おめでとうございます!
全曲大好きですが、特に才能が大好きで、フラゲしてからヤバいくらい鬼リピしています。私はこれからの将来のことについて、相談したいと思いハンブレッダーズの4人にメッセージを送らせていただきました。
私は、大学3年生となり、そろそろ就活の時期に入ります。しかし、就活に向けていろいろと準備を始めている周りと異なり、私はライブに行って、バイトに行って、週に1回しか大学に行かない、という日々を送っており、将来のために何も出来ていないことに毎日劣等感を感じています。
ここに就職できたら、という職種はありますが、私の好きなことに関する仕事に就きたいという思いもあります。現実を選ぶか、好きなものを選ぶか、一度就職したあと、退職してバンドを選んだ木島さん、でらしさんに、夢を叶えることを選んだきっかけや、理由、それに後悔はなかったか、お話アドバイスをいただきたいです。大学卒業後の進路について、決めたのはいつ頃からだったのか、ムツムロさんとうきくんにお聞きしたいです。
RN キチンとラーメンの鳥抜き
兵庫県 21歳
兵庫県 21歳
とーやま委員「でらし君はどうですか?でらし君も、1回就職?」
でらし「就職しましたね。2年で辞めましたね。仕事は」
とーやま「その時の気持ちとか、きっかけとか、覚えてる?」
でらし「僕、そもそも大学4年生の卒業間際まで就活してなかったんですよ。本当にすることが見つからなくて」
とーやま「じゃあ、“なんとなく”っていう選択がなかったんだ?」
でらし「そうなんですよ。で、“これだったらバンドやった方がいいな”っていう気持ちがすごいあったんですよ。なんかよく言うじゃないですか?“大学行ってからやりたいこと探せばいいよ”みたいなこと。4年間の中でバンド以外やりたいことが本当に見つからなくて。でもまあ、一応 大学行かせてくれた親への気持ちもあるし、ちゃんと1回、就職しなきゃなっていう気持ちがあって、1月からほどほどのところを探して就職したって感じなんですけど(笑)
その時は仕事、結構、楽しくて。バンドと一緒にやってたんですけど、1年ぐらい経った時に、“バンドをやるために働いてる”みたいな自分に気がついて。土日のバンドのために、月から金まで働いてる…みたいな。なんかそうなった時に、“順序逆じゃね?”と思って。そうなっちゃったら、もう、“バンドやるしかねえな”って思って、結局、“まあいいや、仕事も辞めてバンドをやろう”ってなった気がしましたね。あの時」
とーやま「その選択に、今は後悔とかは?」
でらし「後悔はないですけど、“あのまま会社に居続けたらどうなったんだろうな?”っていうことを、結構、思いますね」
とーやま「それは、ワクワクとか興味の方?」
でらし「興味の方ですね。ついこの間、会社の同期の子とご飯に行ったんですよ。(会社の)隣の席の子と。“小野寺さん、あの時ずっと目に光がなかったけど、あれって本来の姿じゃないんだね”って言われて。“今、めっちゃ目キラキラしてるよ”って言われて。“あ、そうなんだ。今こういう仕事をやって、すごく充実してるんだな”って、そこで実感したというのがありましたね」
とーやま「“小野寺”っていうんだね?」
でらし「すみません(笑)“小野寺”っていいます(笑)“小野寺”と申します」
とーやま「“でらし”だからか」
でらし「聴いてますか?社長」
一同笑い
とーやま「木島君は…まあ、あんまり先を考えないから…」
木島「まあ、なんで、大学でやってたことと全然違うところで働いてたんですけど、“多分、辞めるな”と思ってて。バンドがもうちょい、いい感じの…いいバイブス感が生まれてたら、多分、そのタイミングで辞めるな、と思ってて。なんか純粋に、“稼ぎに行こう”と思ってました。“お金貯めよう”と思って。で、社会経験もしつつ、仕事はちゃんとサボるとかもせずに行って、平日働いて土日バンドしてっていうのを続けて…っていうぐらいの気持ちでいて。で、 “メジャー”とかいろんな話とかが来たんで、“まあ、このタイミングかな?”って、パッと辞めたっていうだけです。
でも、大学時代に教員免許取ったりとか、そういういろんなことはしていたので、他にも興味は持ってるっていう状態で今もいるって感じです」
とーやま「うき君はどうですか?」
ukicaster「私は、これはすごい馬鹿な話なんですけど、 “絶対、音楽でやってく”と思ってたんで、大学に進学しなかったんですよね(笑)で、一生懸命って言ったら変ですけど、まあ、何やかんやちゃんと本気でギターやらバンドやらに向き合いつつ…でもなんかちょっと現実的にしんどいな…ってなって、で、結果的に就職することになって。
で、その就職した先でも社長から良くしてもらっていて、“音楽やりたいんやったら、時間も融通利かすよ”みたいな感じで、面倒見てもらいつつ、でも音楽のことはちゃんと本気でやっていて、“いつかそっち(音楽)でやれたらいいなあ”っていう、漠然なものを持ちながら…つい去年ですよね。“ハンブレッダーズのメンバーとしてやっていこう”という決意を持って、仕事を辞めて…っていうのがあって。まあそんな感じなんで、何とも…もうほんまに“運が良かったな”っていうか(笑)」
とーやま「ムツムロ君は、いかがですか?」
ムツムロ「みんな晒け出すね。こんなに晒け出すんだ。僕は就職活動はしてて、一応大学まで通わせてもらったんで、親(のため)に…っていうのもあって、そこはケジメとして内定もらって。
で、“自分のやりたいことはなんだろうな?”って考えた時に、やっぱりバンドだったんで、3年間って期限を決めて、“3年後に『クアトロ』(CLUB QUATTRO)でワンマンできなかったら就職しよう”っていうのを、まず当時のメンバー4人で話したね」
とーやま「そうなんだ?」
ムツムロ「“クアトロを埋められなかったら、俺はもう就職します”っていう期限を決めました。ダラダラやっても意味ないんで」
とーやま「それは、決めたことによって、自分の中でギアが入ったとか?」
ムツムロ「そうですね。“クアトロでやるためには、この時期に何をやれてないか?”とか、“行けないね”みたいな話もできるし」
木島「ちゃんとね。組み立てたよね」
ムツムロ「そうそう。自分ら、4人で後ろ(逆算して)から組み立ててやりました。で、物販とか、ツアーとかも、自分らで…自分らでっていうか、まあ、木島に頼んだりして、分担してやれてたんで。なんか、“自分でバンドを動かしていく”っていう、その手綱を離さないようにして活動を続けてて、で、3年後に目標が叶ったんで、達成できたんで、“続けていこうかな?”って時に、ギタリストが辞めて(笑)」
一同笑い
とーやま「そこに繋がるのか?」
ムツムロ「そうそうそう…いろいろあったんですけど。まあでも、ぶっちゃけ、“収入面”で言うと、“いくら自分は必要なのか?”っていうのを考えた方がいいと思うんですよ。大学卒業の段階で、“毎年、いくら必要で…”っていう、その最低の部分を何で稼ぐか?っていうのは、バンドなのかもしれないし、バンド以外のことなのかもしれないし…っていう考え方の方がいいような気がする。
漠然と、誰かが拾ってくれて、メジャーレーベルが拾ってくれて、バンドをやれるっていうふわふわした気持ちよりも、“いくらいくら必要で、それの為には何をやればいいのか?”っていうのを、逆算で考える方が、正しく夢に近づけるかなと思いました」
とーやま「今の4人の話を、RN キチンとラーメンの鳥抜きは、今、おそらく聴いてくれている。何かヒントになることが見つかればいいなって、俺も聞きながら思っていたし、“毎日何か劣等感を感じてる”っていうのも、なんかこう、すごいね、胸がぎゅっとなる言葉だけど」
木島「みんなそうだと思うんですけどね」
ムツムロ「俺もそうだったな。たしかに」
木島「“毎日、何したらいいんだろう?”っていう…大学生の頃とかはそういうことを結構考えてたんで。でもやっぱり、どうにもならないじゃないですか?1人がどう考えて動こうがね。難しいですよね。そこってね」
とーやま「今、RN キチンとラーメンの鳥抜きに、何かハンブレッダーズから…例えばこのアルバムの中から、この曲を届けたいなとか、パッと浮かぶやつ、ある?」
ムツムロ「アルバムの中から?まあ『東京』ですかね?」
とーやま「10曲目?」
ムツムロ「そうですね。1番晒け出している曲というか…何て言うんだろうね?“そのまま歌ってる”というか。自分たちの生活を」
とーやま「そしたら、ハンブレッダーズの4人から、キチンとラーメンの鳥抜きに向けてのプレゼントということでいい?」ムツムロ「全然全然。もちろん。 キチンとラーメンの鳥抜き、聴いてるか?今から木島が曲送りしてくれるから」
木島「あ…あ…そういうことか!」
一同笑い
木島「聴いてくださ〜い!ハンブレッダーズで『東京』!」
M 東京 / ハンブレッダーズ
とーやま委員「どんな思いで聴いてくれているのか?本当、こういった曲がたくさん詰まったアルバムなんで、俺としても、本当にみんなに聴いてほしい気持ちでいっぱいなんです。
初回限定盤には『TOKYO DOME CITY HALL』でのライブとかもあったり、中には面白い仕掛けもあったりとか。ぜひ、手に入れてほしいし、いろいろ感じてほしい」
ムツムロ「ありがとうございます」
とーやま「ちなみに、木島君、さっきの曲紹介、自分的にはどうだった?」
木島「100点です!」
一同笑い
とーやま「いや。わかったわ。本当だわ。全く迷いなかったし。先のことも考えないけど、きっと前のことも考えないってことだね?」
一同笑い
木島「それくらいがちょうどいいんです(笑)」
とーやま「これからも教育委員会でも、曲、いっぱいかけさせてもらいたいなと思ってるし、SCHOOL OF LOCK!の10代の生徒のみんなに向けても、曲いっぱい作ってほしいな…とかって思ってたら、うき君がすごい驚いた顔…」
ukicaster「してないですよ」
とーやま「目、見開いて、すごいキラキラした目でこっち見てたんで」
ukicaster「いつもキラキラします」
一同笑い
とーやま「じゃあ…また遊びに来てね」
ムツムロ「木島が、来週も来るって言ってます」
とーやま「なんで?」
一同笑い
とーやま「でも、来てくれても別にいいかもしれない。ミクチャがだって、来週?再来週?でしたっけ?動画で、ずっとこう、顔だけ映しておいてもらって…みたいな」
一同笑い
ムツムロ「放送事故だな〜」
とーやま「良かったら、全然来て」
木島「来週まで、毎日ずっといるっていうのは?」
一同笑い
ukicaster「怖い怖い。ホラー映画やん(笑) もう(笑)」
とーやま「じゃあ、アルバムと、そして、ライブとかもあるんだよね?詳細とかはWEBだったりとかチェックしてもらうってことで」
ムツムロ「よろしくお願いします」
とーやま「今日はありがとう」
ハンブレッダーズ「ありがとうございました〜」
とーやま「また、待ってます!ばいばい。木島君」
木島「ばいば〜い!」
一同笑い
聴取期限 2022年11月25日(金)PM 11:00 まで