とーやま委員「日芸、日本大学芸術学部で、“日芸祭”というのが行われていてですね、11月3日〜5日の3日間やってるんですよ。俺も呼んでもらって、11月3日の祝日、木曜日に行って来て、そこの学生のみんなと一緒にラジオをやってきたわけなんですね。
そこで、学生のみんなが、俺が10年間校長先生務めていたSCHOOL OF LOCK!を聴いてくれていて。で、その中では、例えば、ディレクターをやる人がいたり…“キュー!”っつってね。“喋ってください”って振ってくれる生徒がいる。で、“緊張のあまり手も震えてしまいました”って言ってくれたりとか。で、終わった後、いろいろ話をしていたら、たくさんのみんながSCHOOL OF LOCK!を聴いてくれていて。
セカオワ先生の『セカオワLOCKS!』が大好きで…『セカオワLOCKS!』の中で、リスナーからライブのレポを募集していたことがあって、そのライブの模様とかを書いて送ってくれた生徒がいて。で、その証として、多分あれは、“ひっつ”先生かな?ひっつ先生の手書きの“どうもありがとう”って書いてある封筒みたいなやつとかもちゃんと持ってきてくれて、それを俺に、“セカオワ先生が大好きで、すごく助けられたんです”っていうのを伝えてくれている時に、涙を流していて。何か、セカオワ先生もきっと嬉しいだろうし、俺もすごく嬉しいなあとか思って。で、横に友達がいて、その友達が何なら3倍ぐらい号泣していて、“どうしたの?”って言ったら、“こんなに幸せなことはありますか?”って、ずっと号泣してて(笑)いや〜、なんか素敵な関係性だなあとか思ったり」
とーやま委員「あと…その番組、1時間の番組だったんだけども、その中でメッセージとかも募集していて。そしたら1人の子がね、SCHOOL OF LOCK!時代、俺が校長先生をやってる時に、逆電で話をした、と。それが『私、僕は、日本で多分1番です』みたいな授業。局地的なことを何か募って、“これは絶対に他にはいないから、私が1番です”みたいな授業が多分、あった。それは思い出した。で、その中で、“私の家にはサメの骨があります”、サメの骨を持ってる1位みたいなので…あ、ジェーン、覚えてる?あったよね?…で、俺とあしざわ教頭と喋った生徒がいて。で、(今回の日芸祭のラジオに)“あの時、話した者なんですけど”ってメールをくれていて。そしたら、その子にはお姉ちゃんがいて、お姉ちゃんはなんか“サメの研究”をしている人で、後から確認したら、(あの時は)“サメの骨が家にあります”って言ったけれども、あれはサメの骨じゃない、と。お姉ちゃんからしたら、“あれは違う。あんた何、嘘言ってんだ?”ってことなった…揉めたらしくて。そしたら、揉めて、テンパッて、その俺と話をした生徒が、“いや、とーやま校長が何か言えって言った”みたいな、勝手に俺のせいにして。で、お姉ちゃんがブチギレているらしくて、あれは多分、5年ぐらい前だけど、今の今まで、そのお姉ちゃん、俺のTwitter、ブロックしてるらしいんだけどさ。その、とんでもねぇ濡れ衣なんだよな…これ。お姉ちゃん。ねえ。俺は、あの…(笑)“そういう子がいる”っていうから、“そうなの?”っつって聞いたのに…ブロックされるいわれはないんだな…って言っても、まあ多分、届かないと思うけど。出来たら解除してほしいな〜とかって思いながらね、こうやってSCHOOL OF LOCK!の生徒が“ラジオを作る”と言って、そして俺のこと呼んでくれて。で、俺でよければいろいろ伝えられることもあるかな?と思ってさ。まあ、偉そうだけど、“こういう音の方がいいんじゃない?”とか、“こういう作り方の方がいいんじゃない?”、“台本もあったとしたら、こういう書き方の方がいいんじゃないかな?”みたいなことも言わせてもらったりとかして。こういう経験も貴重だし、楽しかったし、すごくよかったなとか思ったのが昨日ですね」
とーやま委員「で、今日はSCHOOL OF LOCK! 教育委員会。改めてTwitterでも、#SOL育委員会で、たくさんつぶやいてくれているわけですけれども、今日はあと何を喋ろうかなとかとか考えていて、1時間ぐらい前とかにTwitterをパッと開いたら…『SLAM DUNK』ね。まあ、知らない人はいないでしょう。『SLAM DUNK』。俺は今43歳ですけれども、小学校の時に(連載が)始まって、中高、もうがっつり。いまだにコミックス、全巻、家にある。たまに読み返すぐらい好き。それがなんと映画化されるってことで、しかも来月ね。で、今日、その声優陣のみなさんが発表になって、俺もSCHOOL OF LOCK!でお会いしました木村昴さんがなんと桜木花道の声優をやると。めちゃくちゃ楽しみだなあと。で、主題歌も誰が担当するか発表されていて、エンディングを10-FEET先生がやると。TAKUMA先生は全部の音楽も、多分、監修されるのかな?
で、オープニングがなんとThe Birthdayと…!The Birthdayというのは、俺の青春の全てを捧げた人なんですよ。まあ、前身バンドのTHEE MICHELLE GUN ELEPHANTからなんですけどね。で、SCHOOL OF LOCK!でもお会いできて。あのThe Birthdayが『SLAM DUNK』の曲をやるって全く考えてもいなかったから、俺は興奮しちゃって、“いや、最高だな、これ!どんな感じになるんだろう!?”と思って、その発表された公式サイトのやつ(ツイート)見たんだけど…みんな、(The Birthdayを)知らないのかな…?なんか、“えっ?誰?”みたいな…すっごいあるわけ。たしかに、若い人はわかんないのかもしらないけど、言う必要ある?それ。“誰?”ってわざわざ言う?よく若手芸人さんとかが結婚しましたとかってニュースになりますよね。そしたらそれのリプライとか引用リツイートで、“あ、おめでとうございます。へえ〜改行改行改行改行、で、誰?”。でた〜!俺、8万回ぐらい見てるぞ。このくだり。みんながやり倒してるくだりをやって、挙句、滑るってなんなんだ?それは。そんな悲しいことないぞ。せめてオリジナルであってほしい。もうみんなやってるやつでも、滑り倒している。何かの事象に対して“えっ?誰?”って言うってことは、“自分の知らない物以外の世界は存在しないと言っている”のと同じだぞ。違うか?お前の知らないことがたくさん世の中にはあるぞ。お前の知ってることが全てだって言い切れるのか?知らないことを許容しろ!飛び込め!受け止めろ!The Birthdayを知らねえ?こんなにかっけー曲やってんだよ。これが『The Birthday』だ。聴けよ!おめえに言ってんだぞ!!来るぞギターが。ほら!聴け!!!」
M LOVE GOD HAND / The Birthday
とーやま委員「おい。Twitter、“曲バチクソかっこいいな”だ。だろ!?そうだろ!!??The Birthdayは、かっけんだよ。これを聴いてるみんなはな、そんな“改行改行改行改行、誰?”みたいな、16万回こすり倒されてるヤツはやらないと信じてる。これを聴いてくれてるみんなは、知らないものを知ろうとする好奇心だけ持っていてくれ。そうだろう?ジェーン、そうだろう?ジェーンだって、そういう人であってほしいよ。だろ?」
ジェーン「はい」
とーやま委員「なんだ?冷めてんのか?どうしたんだ?」
ジェーン「聴いてましたよ。ちゃんと」
とーやま委員「パソコンいじりながら、“聴いてましたよ”じゃねえんだぞ(笑)本当に(笑)」
ジェーン「かっこいいなと思って、ちゃんと聴いてましたよ」
とーやま委員「かっけえんだよ。だから、The Birthday先生が、多分、書き下ろしだから。当然」
ジェーン「はい」
とーやま委員「チバユウスケ先生が、その『SLAM DUNK』をちゃんと読んで、その先にどういった景色が広がっているのか?来月ですよね?俺は劇場、観に行きますよ。めちゃくちゃ楽しみにしておりますよ」
とーやま委員「とーやまだ!おいっ!とーやまだよ!こんなくだりもな、12年ぐらいここで喋ってるけどな、多分、マジでリアルに、42回ぐらいはあったわ」
とーやま委員「いつだってすげーんだよ!それは!そーだろ?いっぱいあるぞ。許せねーこと。なんか、俺もネット見過ぎなのかもしんねーけどよ。なんかさ、止まんねーな、今日は。ごめんね。ごめんね、ごめんね〜。勢いって大事ですよ。何にも怖くないからね(笑)それは熱量があるからだ。滑ろうが、そんな概念ないからな。熱量があるってことは。これ大事だぞ。何かを伝えたいことがあった時に、熱量でなんとかなるってことを実践している。滑る?関係ないですよ。そんなもんは。U字工事さんのギャグをやって、全国放送で滑る?関係ありません。そんなもんはね。たんたんたんた〜ん!」
とーやま委員「さあ…改めましてですね、私はとーやま委員と言いまして、教育委員を約1年半以上やってるわけですけども。オープニングでも話しましたけれども、僕はSCHOOL OF LOCK!というラジオの中の学校の校長として、10代の生徒のいろんな話を聞かせてもらってきましたね。授業回数は、多分、最後の方で生徒が数えてくれてましたけれども、全部でたしか、2700回以上とか授業をしたんすよ。で、その中では、だから5000人ぐらいとかと喋ってるのかな?下手したらもっとかな?なんですけど、まあ、このSCHOOL OF LOCK! 教育委員会にも10代のリスナー委員もたくさんいらっしゃいますけれども、20代、30代、僕と一緒の40代…実際、この放送の中で50代、60代の方ともお話ししましたし。いろんな方が聴いてくださってるわけですね。で、何度もこの『教育委員会』の中でも話してきたかもしれないですけれども、まあ20代になろうが30代になろうが、“悩み”というものは、ずっと、絶えず、あります。“10代の時よりもなかなか大変だなぁ。つらいなあ”というものを抱えていらっしゃる方もたくさんいるでしょう。そこでですね、今日はこちらをお届けしたいと思います。
『大人のお悩み個人面談』!!!
今日はですね、大人のみなさんの悩みを、1対1で、電話で直接、話していこうかなと思っているわけなんですけども。たくさん、メールありがとうございます」
ジェーン「読んでください」
とーやま委員「メッセージをまず読んでください?失礼いたしましたね。びっくりしちゃったね」
とーやま委員、スタッフの皆さん、こんばんは。
先日は別府での課外授業の後、私の名前を読んで頂きありがとうございました!
悩み事なのですが、先日パートを辞めて現在新しい職場を探している最中です。
そこで今まで経験したことがないのですが、夜のお仕事 熟女キャバクラやスナックで働いてみようか迷っています。
母に話をしたら猛反対されましたが、金銭的に母に安心感を与えたいという気持ちが私の中にあります。
とーやま委員、このような場合どうするのが正解だと思いますか。考えをお聞きしたいです。
とーやま委員「電話、じゃあ、行きましょうか?」
ジェーン「はい。します」
<電話コール音〜繋がる>
とーやま委員「もしもし」
年中揚げ物「こんばんは」
とーやま委員「えっと、この間ぶりですよね?」
年中揚げ物「この間ぶりです。校長。大好きです」
とーやま委員「ははは(笑)あの時も告白してくれましたもんね。僕にね」
年中揚げ物「はい。とっても告白しました」
とーやま委員「とっても告白…(笑)」
年中揚げ物「でも、名前、間違えましたね?」
とーやま委員「なんすか?名前?」
年中揚げ物「うん。名前を覚えてもらえなかったです。ちょっとショックでした。アフターで」
とーやま委員「ええと…1回、切ろうかな?1回…ちょっと…」
年中揚げ物「ああ〜切ってしまう?」
とーやま委員「あれ?出来上がってますか?今日、もう」
年中揚げ物「うん。出来上がってます」
とーやま委員「出来上がって…(笑)え?もう、引っ掛けてる?」
年中揚げ物「うん。2リットルくらい」
とーやま委員「2リットルも…(笑)毎晩、飲むんすか?」
年中揚げ物「毎晩、飲みますね。校長も飲む?」
とーやま委員「校長はね、家では飲まない。お酒、あんま強くないから。でもまあ、そういう場があればね。例えば今日のSCHOOL OF LOCK! 教育委員会のチームのみんなで、反省会と“来週どうする?”みたいなのを兼ねて飲んだりとか。最近でもそれぐらいですかね」
年中揚げ物「あ、でも、ジェーンはいい人」
ジェーン「ありがとうございます」
とーやま委員「年中揚げ物さん。これ、今から喋ること、明日、忘れてる可能性がありますよね?」
年中揚げ物「いや。大丈夫。それはない」
とーやま委員「ちょっとじゃあ、年中揚げ物さん。これね、今メールを読みましたけど」
年中揚げ物「うん。校長好き」
とーやま委員「ありがとう(笑)俺も、“年中揚げ物”好き(笑)」
年中揚げ物「ありがとう(笑)」
とーやま委員「その〜えーと〜…」
年中揚げ物「そうなんよな〜」
一同笑い
とーやま委員「これ、結構、本気で悩んでるってことですよね?」
年中揚げ物「本当に悩んでる」
とーやま委員「お母さんはおいくつとか聞いてもいいですか?」
年中揚げ物「お母さんは、72歳」
とーやま委員「72歳で、今、独り暮らしとかすか?」
年中揚げ物「そう」
とーやま委員「生活、結構大変ってことかな?そのお母さんも」
年中揚げ物「お母さんは、いい生活」
とーやま委員「えっ?でも、“金銭的に、お母さんに安心感与えたいっていう気持ちが私の中にあります”って…」
年中揚げ物「かなり援助をしてもらってて…」
とーやま委員「今まで?年中揚げ物さんが?お母さんから?」
年中揚げ物「うん。それが申し訳なくて。それを、できたら…ん〜…」
とーやま委員「じゃあ、今までのお礼を、お金を渡すことで恩返しだったりとかに変えたいってこと?」
年中揚げ物「安心をさせたい。もう、お金に関しては心配させたくなくて。あの、子供にも」
とーやま委員「そこでじゃあ、年中揚げ物さんは、パートをやっていたけども、先日辞めて、新しい職を探している中で、“熟女キャバクラ”?」
年中揚げ物「ちょっとたまたま…そういう所に行った時に知り合ってっていうか、偶然、お話する機会があって」
とーやま委員「お店の方と?」
年中揚げ物「そう。オーナーさんと。それで、“来たら?”みたいな」
とーやま委員「で、“やってみよう”って、なったんですね?」
年中揚げ物「“かな…?”くらいで…なんか…もう、50だし、今までちょっと、家のこととか家族のことでいっぱいいっぱいで、好きなこともしなかったから、“もうこの際、そういうのもやってみようかな?”と…まあ、金銭的なこともあるかな?って。校長、助けて」
とーやま委員「そこと合致して、“やってみたいな”と思った、と。で、僕はね、まあシンプルにまず思ったのは、“いや、めちゃくちゃ面白そうだな”って思ったんです。正直」
年中揚げ物「え?それは?」
とーやま委員「オープニング、聞いてくれてました?今日」
年中揚げ物「うん。もちろんです」
とーやま委員「さっきも言ったように、世の中には知らないものがあるんだから。“それをちゃんと受け止めて飛び込め!”って俺はさっき言ったんで(笑)だからほら、この流れで行くと、“じゃあもう行け行け!”って俺は言うのかな?って思ったんですが…ここからよく聞いてね。年中揚げ物さん」
年中揚げ物「でもなんか…母がちょっと、世間体の人間でもあるし、それに今まで乗っかってきたから、なんかちょっと…うん…それで校長から言われたら、行ってしまおうか?」
とーやま委員「早い早い。まだ早い。まだまだまだ。“お母さんに猛反対された”って書いてるじゃないすか。何て言われたんですか?お母さんから」
年中揚げ物「“恥ずかしい”とか…そういうことかな?“そこまでするんだったらお金出してあげる”みたいな」
とーやま委員「で、話は一旦、終わったわけですか?」
年中揚げ物「うん。終わらせて…」
とーやま委員「でも、年中揚げ物さんの中には、まだ、“やってみたい”って気持ちは残ってるんですか?」
年中揚げ物「うん。もうなんか…“50になっても…”とか、“そんな親の言うこと、聞かんでいいやろ”みたいな(笑)」
とーやま委員「言っても、まだ娘だし、ちょっとまだ、反抗心みたいなやつが残ってんのかな?(笑)まだね」
年中揚げ物「そうなんです。反抗期です」
とーやま委員「49年間、ずっと反抗期?(笑)」
年中揚げ物「だめかな?(笑)」
とーやま委員「いやいやいや。いいんじゃないですか?」
年中揚げ物「でもね…子ども的にはね、どうかな…?とか思ったり…」
とーやま委員「“年中揚げ物”さんは、どういう暮らしを毎日してる?家族構成とか、誰と住んでるとか」
年中揚げ物「息子と2人で暮らしてて」
とーやま委員「息子さんは、僕、この間、会った息子さんか?」
年中揚げ物「そうです。出てきます」
とーやま委員「出てきます?」
平成おじさん「とーやまさん、こんばんは」
一同笑い
とーやま委員「あ、全部、聴いてたわけ?(笑)いま」
平成おじさん「聴いてます」
とーやま委員「あれ?ラジオネーム、なんだっけ?」
平成おじさん「ラジオネーム“平成おじさん”」
とーやま委員「“平成おじさん”…息子でおじさんだから、ちょっとややこしいんだけど。そうか、おじさん、後ろで聴いてたのか?今」
平成おじさん「そうですね。ずっと聴いてました」
とーやま委員「息子的にはさ、この話、知ってるわけでしょ?当然」
平成おじさん「そうですね。はい」
とーやま委員「どう感じているわけ?」
平成おじさん「まあ、やはり…その、まあ、母親は母親の人生があると思うんで、やってみたいことがあれば挑戦すればいいかな?という風に私は思いますね」
とーやま委員「ほんと?」
平成おじさん「はい」
とーやま委員「息子からして、おばあちゃんの気持ちってさ、どう捉えている?平成おじさん的には」
平成おじさん「う〜ん…ちょっと…うちの祖母が、まあ、どっちかっていったら、プライドとかそういうのが高い人なんで、やっぱりそれで、うちの母親のことをすごく言ってるんじゃないのかな?っていう感じはもう、すごくわかるんです」
とーやま委員「なるほどね。じゃあ、お母さんに替わってもらって…ありがとう。平成おじさん」
平成おじさん「はい」
年中揚げ物「校長、助けて」
一同笑い
とーやま委員「なんとか助けたい気持ちでいっぱいだからさ。ケースはちょっと違いますけども、例えば、家族が…じゃあ、うちの、僕の母親ね。今、71か?71の母親が、“熟女キャバクラとかスナックで働いてみようかと思ってる”って言ったとするじゃないですか。年中揚げ物さんとちょっとずれるけど。話はね」
年中揚げ物「うん」
とーやま委員「で、俺は、さっきと一緒で、母親にそうやって言われたら、俺は最初、笑うと思うんすよ。“面白いこと言うね。母さん”っつって。だけど、瞬時に、“いや。でも、やめてくれ”って、俺も多分、言うと思うんすよ。これは別にキャバクラというお仕事に対して偏見があるとかじゃ全くなくて。キャバクラだって、きちんとした気持ちと意思を持ってやられてる方もたくさんいらっしゃる。例えば、大学の奨学金を返すためにお金を稼ぐために働いていらっしゃる方もいらっしゃったりとか。そこに対してのリスペクトもあるし。そこに飛び込むのが、“なんか嫌”っていうわけじゃなくて、なんかリアルに想像した時に、俺は、人と接する仕事だから、うちのお母さんが、例えばお客さんとかに、悪口とか言われる可能性もこれあるな?って思って」
年中揚げ物「難しいな…校長…」
とーやま委員「“あの、あいつよぉ…”とか“歯もきったねーしさ”みたいなことを言われてるのを想像したら、俺はもう、胸が苦しくなっちゃって」
年中揚げ物「ああ…そうかあ…」
とーやま委員「で、年中揚げ物のお母さんも、まあ、そういうプライドとかもあるだろうしね。世間体とかもあるんだろうけど、もしかしたらそういうこともあって、年中揚げ物さんのことも思って言ってくれてるのか?わかんないです。それはね」
年中揚げ物「うん。優しい。校長」
とーやま委員「年中揚げ物のお母さんに、まあ、お金の面では安心感が与えられるかもしれないですけど、今の時点でもう“嫌だ”ってなってたら、隠してやったとしても…隠してやることは多分、無理だと思うけど。こういうのってバレちゃうだろうし。その心の安定、安心がなくなっちゃうのかな?なんかそわそわしながらとかね」
年中揚げ物「そっか…」
とーやま委員「暮らしてしまうことになるのかな、とかっていうのは、今のところ、まず思ったことなんですけど。年中揚げ物さん。ちょっと1回、これをみんな聴いてくれてて、例えば同じような状況の方もいらっしゃるかもしれないし」
年中揚げ物「うん。助けてほしい。何か意見がほしい」
とーやま委員「聞いてみます?みんなに」
年中揚げ物「助けてください」
とーやま委員「率直な意見を聞いてみましょうか?」
年中揚げ物「ありがとうございます。素敵な番組で。なんか最初、“無理無理無理”って言ってたんですけど」
とーやま委員「“出るのが無理”って?」
年中揚げ物「ジェーンさんを困らせてしまって」
一同笑い
ジェーン「そんなことないです(笑)」
年中揚げ物「もう、とってもいい方で…本当に、ありがとうございます」
とーやま委員「でも、ちゃんとなんかそこをね、直接、なんか言えるのが、年中揚げ物ママのまた素敵なとこよ」
年中揚げ物「いや…もう…なんか…なんかでも…もう、校長好き」
一同笑い
とーやま委員「結論、出ないかもしれないけどね。でも、1回聞いてみよう。いろんな人の意見」
年中揚げ物「それはありがたいです」
とーやま委員「たくさん、来てますよ」
年中揚げ物「みなさん、ありがとうございます。すみません。聞いていただいて…」
年中揚げ物「そうですか。でもやっぱり、私も母には笑ってて欲しいし、なんか、子どもが笑ってていれば、親はいいかなあって。ジェーンさんの、さっき、ちょっと、お話を伺ったんですけど」
とーやま委員「あ、放送前に?」
年中揚げ物「はい。親孝行だなって思います。やっぱり子供が…うーん、親が笑っててくれたらうれしいから、自分も笑ってないといけないかなって。うん」
年中揚げ物「あ〜ありがとうございます。なんかそんな…もう、ほんと、嬉しいです。ありがとうございます」
とーやま委員「年中揚げ物ママはね、なんか、お知り合いの方のお店ってことらしいから」
年中揚げ物「はい」
とーやま委員「結構、長い付き合いの方なんですか?その知り合いの方は」
年中揚げ物「知り合いの方は、長いですね」
とーやま委員「じゃあまあ、そこはね、もしかしたら安心かもしれないけれども、まあ、そういう心配も、親御さんからしたらあるよなっていうのもわかりますよね?」
年中揚げ物「そうですね。ああ、でもなんか、リスナーの方、ありがとうございます。本当、嬉しい。本当になんか、どうしていいのかな?って」
とーやま委員「どうしてもやっぱりやりたいんですか?接客業。夜の」
年中揚げ物「お昼が今、タイミングとかそういうので、なかなか求人がなくて…出来たらお昼の方がって思うんですけど、やっぱりこう、どうしても、娘も結婚して…」
とーやま委員「そうか。娘さんもいらっしゃって」
年中揚げ物「はい。今度、来年結婚式もあって、やっぱりこう、気持ちよく、胸張って、母として出たいし」
とーやま委員「結婚式にね」
年中揚げ物「はい。ちょっと今、あんまり、世間的にはよろしくない状況なので、家庭的に。なので、母がその分、頑張りたいんですよ。そうなんです。校長」
とーやま委員「だから、そこでお金の話になってくるってことすか?」
年中揚げ物「うん。お金と、やっぱり、う〜ん…やっぱり…」
とーやま委員「娘さんはこの話は知ってるんですか?」
年中揚げ物「ぼちぼちです」
とーやま委員「ぼちぼち?」
年中揚げ物「ぼちぼち話してます」
とーやま委員「どんな反応ですか?娘さん」
年中揚げ物「“いいんじゃない?”って。娘は私を尊重してくれる子なので。あ、息子も、もちろんそうです」
とーやま委員「ね。だから多分、年中揚げ物ママのことを信頼してるし、年中揚げ物ママだったら、多分“やる”って言うだろうなって、息子さん、娘さんたちも思ってるから、そういう回答なんでしょうね。だからそれ、全然いいですよね」
年中揚げ物「う〜ん。さっき、校長の話も聞いて、ちょっと…うん…やっぱり、いろいろ考えます」
とーやま委員「そうね。だから、飛び込んでみてほしい気持ちも当然あるんですよ。で、めちゃくちゃいい出会いがあるかもしれないしね。そこでね。ちょっと、LINEも読んでいいですか?」
年中揚げ物「あ、ありがとうございます」
揚げ物さんの問題、揚げ物さん自身の目的がお母さんを安心させるためなのか、キャバクラという場所で働いてみたいのかで違ってくる気がします。
安心させるためだけなのならお母さんを説得しないと、結局安心できないのかな…
年中揚げ物「その通りかもしれない」
揚げ物さんと同じ世代です
揚げ物さんのお母さんは、揚げ物さんが心配なのでは?と思います
仕事で嫌な思いをしたり、トラブルにあったりしないかと。
年中揚げ物「あ〜ありがとうございます。もう両方そうだと思います。自分も母親なので、やっぱりそうだと思います。その気持ちはわかるんですけど、なんか、うん…あ〜もう本当にありがとうございます。みなさん」
とーやま委員「ぶっちゃけ…もう、そういうの抜きにして、それでもやっぱ“熟女キャバクラ”行きたいんですか?」
年中揚げ物「いや。正直、本当に…」
とーやま委員「正直なとこ。正直」
年中揚げ物「正直、まあやっぱり、お金の面があります」
とーやま委員「でもさ、お金の面だったら、お母さんのことも安心させつつ…まあ今ね、こうやってコロナでまだまだ大変だし…やれ、賃金もずっと上がらないとかさ」
年中揚げ物「そうですよね。値上げも多いし」
とーやま委員「そんな話もあるし、なかなか枠もないとかもあるわけですけど。でも、安心で言うんであれば、一番いいのは、お母さんが、“あ、その仕事ならいいよ”ってちゃんと言ってくれて、なおかつ、お金もちゃんと渡せる仕事が見つかりゃいいっすよね?だからね」
年中揚げ物「そうですね。校長なんかないかな…?」
とーやま委員「ええと…じゃあ…うち、僕のお手伝いさんかなんかやってもらおうかな?そしたら。洗濯から…」
年中揚げ物「料理はします」
一同笑い
とーやま委員「早いなあ(笑)僕、東京なんすけど。お母さん、大分でしょう?」
年中揚げ物「ん〜もう、校長、大分に来る?」
とーやま委員「なんで俺が?(笑)ママが来てよ。東京に」
年中揚げ物「いいとこ」
とーやま委員「いや。よかったっすよ。お風呂も気持ちよかったしね。ジェーンもね」
年中揚げ物「本当?」
とーやま委員「よかった。で、夜中に食べたうどんもめちゃくちゃ美味しくて、そこから俺、うどんにはまっちゃって。今」
年中揚げ物「おうどん、今度、行ってみよう。校長の言ってた」
とーやま委員「そうそう。『めん吉』ってお店、美味しかったから。別府駅の近くの」
年中揚げ物「は〜い。行ってみよう〜」
一同笑い
とーやま委員「それはまああれとしてだね。だから俺としては、なんか、お母さんの気持ちを第1に俺は考えちゃうかな?僕としてはね」
年中揚げ物「校長、優しいな〜…」
とーやま委員「いやいやいや。もちろんでも、年中揚げ物ママの気持ちも尊重したいって気持ちは当然あるんです」
年中揚げ物「なんか…もう…いい歳だし、自分の好きなことを…“好きなこと”っていうか、“安心させたいこと”っていうか…う〜ん…そういうことを、今までできなかったから…現実的に…申し訳ない気持ちでいっぱいで」
とーやま委員「いや。それは別に…。まあ、お金という面もそうだけど、例えばじゃあ、別の仕事をして、ちゃんとお金を毎月いくらとか渡す…とかということ以外にも、その“申し訳ない”という気持ちを、別のものに昇華出来ると思わないですか?お母さんが何が好きなのかわかんないですけど、例えば、今まであんまり一緒にいる時間がなかったんであれば、今まで以上に(一緒に)いて、もしも体も元気だったら、それこそどこか近場の温泉に一緒に行くとか、そういう返し方もできるんじゃないですか?」
年中揚げ物「時間では、たくさん返しているつもりです。やっぱり、時間は替えがたいので。それでしかできないんです」
とーやま委員「“時間で返す”とは、どういうことですか?」
年中揚げ物「お買い物だったり、もちろん、温泉だったり、息子と一緒に連れて行ってあげてます。でも…結局、お金…母が払うんです。全ての」
とーやま委員「そこ、年中揚げ物ママは払えないですか?」
年中揚げ物「う〜ん、“もう、そんなことしなくていい”って、結局、そういうので、申し訳ないんですよね…結局、母が全部、払ってしまうので、連れて行くのにも躊躇してしまうんです」
とーやま委員「なるほどね。でもじゃあ、なおさら、そこで、“熟女キャバクラで働いてお金を渡す”というのは、なんか繋がってない感じがしますよね?」
年中揚げ物「う〜ん…“渡す”っていうか…もうなんか、“お金は大丈夫よ”って、安心させてあげたい」
とーやま委員「“だからもうお金は出さなくていいよ”っていう風になったらいい、ってことですよね?」
年中揚げ物「うん」
とーやま委員「じゃあ、それを探っていった方がいいですよ。なんかそことスナックとか夜の店は、なんか俺、あんま繋がってないと思いますよ」
年中揚げ物「うん。なんか、本当に、取柄がなくて…学生を卒業してすぐ結婚して、息子ができたんで、何もできてなくて。まあ、言い訳なんですけど」
とーやま委員「やりたいことを」
年中揚げ物「う〜ん。何もできてないんですよ。家のことばっかりで。そうなんです。校長。取柄がないんです」
とーやま委員「なんか俺としては、まず、年中揚げ物さんのやりたいことは、まずやって欲しい。で、だけど、それをやることによって、お母さんが、“う〜ん…それ、やめてよ…”ってなるんであれば、大切な人を悩ませてしまうことになるから、それはやっぱり、俺は背中を押せない。…と、なった時に、探っていきたいですね。ここから。年中揚げ物さんの満足できる人生もちゃんと探り、なおかつ、お母さんも笑顔でいられる、重なる部分が多分あるんだよな。絶対に」
年中揚げ物「う〜ん…あるんかなあ〜…?」
とーやま委員「それを、例えば、年中揚げ物ママには、素敵な、平成おじさんという息子もいて、で、結婚したんだっけ?これからされるんだっけ?娘さんは」
年中揚げ物「もう、したんです。“おめでとう”って、言ってもらっていいですか?」
一同笑い
とーやま委員「娘さん、おめでとう!」
年中揚げ物「ありがとう〜」
とーやま委員「娘さんとかにも、一緒に探してもらう時間をまず作るっていうのはどう?」
年中揚げ物「本当…一緒に…う〜ん、時間を作る、って大切ですね」
とーやま委員「で、みんながなんか、笑顔でいられる策を取りたいよね?」
年中揚げ物「きっと、私も母が笑顔だったら嬉しいし、子どもも、娘も息子も笑顔だったら嬉しいので、きっと…ごめんなさい…もう…私が笑ってたら、嬉しいと思う…」
とーやま委員「うん…」
年中揚げ物「あ〜校長、わりぃ…」
一同笑い
年中揚げ物「だと思うので…笑顔でいたい…」
とーやま委員「うん。俺としては、年中揚げ物ママ、並びに、平成おじさん、娘さん、何より72歳のお母さん、みんなやっぱ笑顔でいてほしい。それはもうね、ママも当然、思ってることだと思いますけど。それをちょっと、家族で探り当ててほしいな。早急に答えを出すんじゃなくて」
年中揚げ物「あ〜校長、ごめんなさい」
とーやま委員「いや、いい。全然」
年中揚げ物「こんなはずじゃなかったのに(笑)」
とーやま委員「全然いいですよ。SCHOOL OF LOCK! 教育委員会は、そういう場所に、今日からなりました。だからいいんです」
年中揚げ物「もう、『教育委員会』最高です!」
一同笑い
とーやま委員「だからちょっとね、今日は、まあ、この時点では何かその答えが出てないのかもしれないんだけど、でも、俺、並びに後、リスナーのみなさんの意見もまだまだ、Twitterとかの方でもあるから」
年中揚げ物「ありがとうございます」
とーやま委員「これも参考にしてもらい、あとは改めて、みなさん、なんとか…。これから先もいろいろ大変なこともまだまだあるし、どんな時代になるかもわからないし。だけど、笑っていてほしいというのは、これはもう嘘偽りない僕の気持ちです。ママ」
年中揚げ物「ありがとうございます」
とーやま委員「で、なんか、そんな放送を届けられたらいいな〜と思ってるんで」
年中揚げ物「さすが。校長です」
とーやま委員「なんか…ちょっと…ちゃんとしたこと言えないのがしのびないんですけど」
年中揚げ物「とんでもないです」
とーやま委員「でも、そういう感じよ。ママ」
年中揚げ物「ありがとう〜」
とーやま委員「何とか見つかるように、祈ってます」
年中揚げ物「校長、好きです。大分、来て」
とーやま委員「また行きます。またね。じゃあ、ママ」
年中揚げ物「ありがとうございます。ジェーンさんによろしくです」
とーやま委員「(笑)」
ジェーン「は〜い!」
年中揚げ物「ありがとうございます」
M PIECE OF MY WISH / 今井美樹
とーやま委員「今のママの話の中に、答えというものは果たしてあるのかどうか?ということも思ってたりとかもするわけですけどね。ママの中にあるのかね?その家族の中の中心に、ポンって、その答えがあるのか?とか。果たして答えをすぐさま見つけるのがいいことなのか?とか。答えって何なのか?とか。
…そういうことも思いながら時間が来てしまいましたですね。え〜僕も43歳ですけども、まあ、生きていてですね、悩みは尽きないわけなんですよ。なんの為に、例えば今日、これやってるんだろうな?っていうのも…今は思ってないです。今は、“ママに対して何が伝えられるかな?”としか僕は考えてはなかったんですけれども、でもまあ、明日とかになると、いろいろ考えるわけで。
SCHOOL OF LOCK! 教育委員会というものは、果たしてどういうところに向かってやっていけばいいのか?みたいなこともね、結構、自分なりにも考えたりとかしてて。当然、その答えもないわけですね。だけど、まあ、やりながら、なんかみなさんと一緒に見つけていけばいいなあっていうのは、綺麗ごとに聞こえるかもしれませんが、でも、そうだと思ってるんで、“みなさんと一緒に見つけられるように”というのを、本日の最後の言葉として、お別れしたいと思います。
来週はハンブレッダーズ先生が来てくれます。お楽しみに。おやすみなさい。あっ、この後は、『JET STREAM』あります!」
そこで、学生のみんなが、俺が10年間校長先生務めていたSCHOOL OF LOCK!を聴いてくれていて。で、その中では、例えば、ディレクターをやる人がいたり…“キュー!”っつってね。“喋ってください”って振ってくれる生徒がいる。で、“緊張のあまり手も震えてしまいました”って言ってくれたりとか。で、終わった後、いろいろ話をしていたら、たくさんのみんながSCHOOL OF LOCK!を聴いてくれていて。
セカオワ先生の『セカオワLOCKS!』が大好きで…『セカオワLOCKS!』の中で、リスナーからライブのレポを募集していたことがあって、そのライブの模様とかを書いて送ってくれた生徒がいて。で、その証として、多分あれは、“ひっつ”先生かな?ひっつ先生の手書きの“どうもありがとう”って書いてある封筒みたいなやつとかもちゃんと持ってきてくれて、それを俺に、“セカオワ先生が大好きで、すごく助けられたんです”っていうのを伝えてくれている時に、涙を流していて。何か、セカオワ先生もきっと嬉しいだろうし、俺もすごく嬉しいなあとか思って。で、横に友達がいて、その友達が何なら3倍ぐらい号泣していて、“どうしたの?”って言ったら、“こんなに幸せなことはありますか?”って、ずっと号泣してて(笑)いや〜、なんか素敵な関係性だなあとか思ったり」
とーやま委員「あと…その番組、1時間の番組だったんだけども、その中でメッセージとかも募集していて。そしたら1人の子がね、SCHOOL OF LOCK!時代、俺が校長先生をやってる時に、逆電で話をした、と。それが『私、僕は、日本で多分1番です』みたいな授業。局地的なことを何か募って、“これは絶対に他にはいないから、私が1番です”みたいな授業が多分、あった。それは思い出した。で、その中で、“私の家にはサメの骨があります”、サメの骨を持ってる1位みたいなので…あ、ジェーン、覚えてる?あったよね?…で、俺とあしざわ教頭と喋った生徒がいて。で、(今回の日芸祭のラジオに)“あの時、話した者なんですけど”ってメールをくれていて。そしたら、その子にはお姉ちゃんがいて、お姉ちゃんはなんか“サメの研究”をしている人で、後から確認したら、(あの時は)“サメの骨が家にあります”って言ったけれども、あれはサメの骨じゃない、と。お姉ちゃんからしたら、“あれは違う。あんた何、嘘言ってんだ?”ってことなった…揉めたらしくて。そしたら、揉めて、テンパッて、その俺と話をした生徒が、“いや、とーやま校長が何か言えって言った”みたいな、勝手に俺のせいにして。で、お姉ちゃんがブチギレているらしくて、あれは多分、5年ぐらい前だけど、今の今まで、そのお姉ちゃん、俺のTwitter、ブロックしてるらしいんだけどさ。その、とんでもねぇ濡れ衣なんだよな…これ。お姉ちゃん。ねえ。俺は、あの…(笑)“そういう子がいる”っていうから、“そうなの?”っつって聞いたのに…ブロックされるいわれはないんだな…って言っても、まあ多分、届かないと思うけど。出来たら解除してほしいな〜とかって思いながらね、こうやってSCHOOL OF LOCK!の生徒が“ラジオを作る”と言って、そして俺のこと呼んでくれて。で、俺でよければいろいろ伝えられることもあるかな?と思ってさ。まあ、偉そうだけど、“こういう音の方がいいんじゃない?”とか、“こういう作り方の方がいいんじゃない?”、“台本もあったとしたら、こういう書き方の方がいいんじゃないかな?”みたいなことも言わせてもらったりとかして。こういう経験も貴重だし、楽しかったし、すごくよかったなとか思ったのが昨日ですね」
とーやま委員「で、今日はSCHOOL OF LOCK! 教育委員会。改めてTwitterでも、#SOL育委員会で、たくさんつぶやいてくれているわけですけれども、今日はあと何を喋ろうかなとかとか考えていて、1時間ぐらい前とかにTwitterをパッと開いたら…『SLAM DUNK』ね。まあ、知らない人はいないでしょう。『SLAM DUNK』。俺は今43歳ですけれども、小学校の時に(連載が)始まって、中高、もうがっつり。いまだにコミックス、全巻、家にある。たまに読み返すぐらい好き。それがなんと映画化されるってことで、しかも来月ね。で、今日、その声優陣のみなさんが発表になって、俺もSCHOOL OF LOCK!でお会いしました木村昴さんがなんと桜木花道の声優をやると。めちゃくちゃ楽しみだなあと。で、主題歌も誰が担当するか発表されていて、エンディングを10-FEET先生がやると。TAKUMA先生は全部の音楽も、多分、監修されるのかな?
で、オープニングがなんとThe Birthdayと…!The Birthdayというのは、俺の青春の全てを捧げた人なんですよ。まあ、前身バンドのTHEE MICHELLE GUN ELEPHANTからなんですけどね。で、SCHOOL OF LOCK!でもお会いできて。あのThe Birthdayが『SLAM DUNK』の曲をやるって全く考えてもいなかったから、俺は興奮しちゃって、“いや、最高だな、これ!どんな感じになるんだろう!?”と思って、その発表された公式サイトのやつ(ツイート)見たんだけど…みんな、(The Birthdayを)知らないのかな…?なんか、“えっ?誰?”みたいな…すっごいあるわけ。たしかに、若い人はわかんないのかもしらないけど、言う必要ある?それ。“誰?”ってわざわざ言う?よく若手芸人さんとかが結婚しましたとかってニュースになりますよね。そしたらそれのリプライとか引用リツイートで、“あ、おめでとうございます。へえ〜改行改行改行改行、で、誰?”。でた〜!俺、8万回ぐらい見てるぞ。このくだり。みんながやり倒してるくだりをやって、挙句、滑るってなんなんだ?それは。そんな悲しいことないぞ。せめてオリジナルであってほしい。もうみんなやってるやつでも、滑り倒している。何かの事象に対して“えっ?誰?”って言うってことは、“自分の知らない物以外の世界は存在しないと言っている”のと同じだぞ。違うか?お前の知らないことがたくさん世の中にはあるぞ。お前の知ってることが全てだって言い切れるのか?知らないことを許容しろ!飛び込め!受け止めろ!The Birthdayを知らねえ?こんなにかっけー曲やってんだよ。これが『The Birthday』だ。聴けよ!おめえに言ってんだぞ!!来るぞギターが。ほら!聴け!!!」
M LOVE GOD HAND / The Birthday
とーやま委員「おい。Twitter、“曲バチクソかっこいいな”だ。だろ!?そうだろ!!??The Birthdayは、かっけんだよ。これを聴いてるみんなはな、そんな“改行改行改行改行、誰?”みたいな、16万回こすり倒されてるヤツはやらないと信じてる。これを聴いてくれてるみんなは、知らないものを知ろうとする好奇心だけ持っていてくれ。そうだろう?ジェーン、そうだろう?ジェーンだって、そういう人であってほしいよ。だろ?」
ジェーン「はい」
とーやま委員「なんだ?冷めてんのか?どうしたんだ?」
ジェーン「聴いてましたよ。ちゃんと」
とーやま委員「パソコンいじりながら、“聴いてましたよ”じゃねえんだぞ(笑)本当に(笑)」
ジェーン「かっこいいなと思って、ちゃんと聴いてましたよ」
とーやま委員「かっけえんだよ。だから、The Birthday先生が、多分、書き下ろしだから。当然」
ジェーン「はい」
とーやま委員「チバユウスケ先生が、その『SLAM DUNK』をちゃんと読んで、その先にどういった景色が広がっているのか?来月ですよね?俺は劇場、観に行きますよ。めちゃくちゃ楽しみにしておりますよ」
「誰?」とかほんとに言わんでいいよな。自分で調べろよって思う。
— そらんちゅ (@Odpwgmdpmp) November 4, 2022
ところでこの熱くしゃべってるおじさんは誰?
#SOL教育委員会
とーやま委員「とーやまだ!おいっ!とーやまだよ!こんなくだりもな、12年ぐらいここで喋ってるけどな、多分、マジでリアルに、42回ぐらいはあったわ」
今日もとーやまさんの熱量がすごい!笑#SOL教育委員会
— のぼーる (@noboru_ball) November 4, 2022
とーやま委員「いつだってすげーんだよ!それは!そーだろ?いっぱいあるぞ。許せねーこと。なんか、俺もネット見過ぎなのかもしんねーけどよ。なんかさ、止まんねーな、今日は。ごめんね。ごめんね、ごめんね〜。勢いって大事ですよ。何にも怖くないからね(笑)それは熱量があるからだ。滑ろうが、そんな概念ないからな。熱量があるってことは。これ大事だぞ。何かを伝えたいことがあった時に、熱量でなんとかなるってことを実践している。滑る?関係ないですよ。そんなもんは。U字工事さんのギャグをやって、全国放送で滑る?関係ありません。そんなもんはね。たんたんたんた〜ん!」
SCHOOL OF LOCK! 大人のお悩み個人面談
とーやま委員「さあ…改めましてですね、私はとーやま委員と言いまして、教育委員を約1年半以上やってるわけですけども。オープニングでも話しましたけれども、僕はSCHOOL OF LOCK!というラジオの中の学校の校長として、10代の生徒のいろんな話を聞かせてもらってきましたね。授業回数は、多分、最後の方で生徒が数えてくれてましたけれども、全部でたしか、2700回以上とか授業をしたんすよ。で、その中では、だから5000人ぐらいとかと喋ってるのかな?下手したらもっとかな?なんですけど、まあ、このSCHOOL OF LOCK! 教育委員会にも10代のリスナー委員もたくさんいらっしゃいますけれども、20代、30代、僕と一緒の40代…実際、この放送の中で50代、60代の方ともお話ししましたし。いろんな方が聴いてくださってるわけですね。で、何度もこの『教育委員会』の中でも話してきたかもしれないですけれども、まあ20代になろうが30代になろうが、“悩み”というものは、ずっと、絶えず、あります。“10代の時よりもなかなか大変だなぁ。つらいなあ”というものを抱えていらっしゃる方もたくさんいるでしょう。そこでですね、今日はこちらをお届けしたいと思います。
『大人のお悩み個人面談』!!!
今日はですね、大人のみなさんの悩みを、1対1で、電話で直接、話していこうかなと思っているわけなんですけども。たくさん、メールありがとうございます」
ジェーン「読んでください」
とーやま委員「メッセージをまず読んでください?失礼いたしましたね。びっくりしちゃったね」
とーやま委員、スタッフの皆さん、こんばんは。
先日は別府での課外授業の後、私の名前を読んで頂きありがとうございました!
悩み事なのですが、先日パートを辞めて現在新しい職場を探している最中です。
そこで今まで経験したことがないのですが、夜のお仕事 熟女キャバクラやスナックで働いてみようか迷っています。
母に話をしたら猛反対されましたが、金銭的に母に安心感を与えたいという気持ちが私の中にあります。
とーやま委員、このような場合どうするのが正解だと思いますか。考えをお聞きしたいです。
RN 年中揚げ物
大分県 49歳
大分県 49歳
とーやま委員「電話、じゃあ、行きましょうか?」
ジェーン「はい。します」
<電話コール音〜繋がる>
とーやま委員「もしもし」
年中揚げ物「こんばんは」
とーやま委員「えっと、この間ぶりですよね?」
年中揚げ物「この間ぶりです。校長。大好きです」
とーやま委員「ははは(笑)あの時も告白してくれましたもんね。僕にね」
年中揚げ物「はい。とっても告白しました」
とーやま委員「とっても告白…(笑)」
年中揚げ物「でも、名前、間違えましたね?」
とーやま委員「なんすか?名前?」
年中揚げ物「うん。名前を覚えてもらえなかったです。ちょっとショックでした。アフターで」
とーやま委員「ええと…1回、切ろうかな?1回…ちょっと…」
年中揚げ物「ああ〜切ってしまう?」
とーやま委員「あれ?出来上がってますか?今日、もう」
年中揚げ物「うん。出来上がってます」
とーやま委員「出来上がって…(笑)え?もう、引っ掛けてる?」
年中揚げ物「うん。2リットルくらい」
とーやま委員「2リットルも…(笑)毎晩、飲むんすか?」
年中揚げ物「毎晩、飲みますね。校長も飲む?」
とーやま委員「校長はね、家では飲まない。お酒、あんま強くないから。でもまあ、そういう場があればね。例えば今日のSCHOOL OF LOCK! 教育委員会のチームのみんなで、反省会と“来週どうする?”みたいなのを兼ねて飲んだりとか。最近でもそれぐらいですかね」
年中揚げ物「あ、でも、ジェーンはいい人」
ジェーン「ありがとうございます」
とーやま委員「年中揚げ物さん。これ、今から喋ること、明日、忘れてる可能性がありますよね?」
年中揚げ物「いや。大丈夫。それはない」
とーやま委員「ちょっとじゃあ、年中揚げ物さん。これね、今メールを読みましたけど」
年中揚げ物「うん。校長好き」
とーやま委員「ありがとう(笑)俺も、“年中揚げ物”好き(笑)」
年中揚げ物「ありがとう(笑)」
とーやま委員「その〜えーと〜…」
年中揚げ物「そうなんよな〜」
一同笑い
とーやま委員「これ、結構、本気で悩んでるってことですよね?」
年中揚げ物「本当に悩んでる」
とーやま委員「お母さんはおいくつとか聞いてもいいですか?」
年中揚げ物「お母さんは、72歳」
とーやま委員「72歳で、今、独り暮らしとかすか?」
年中揚げ物「そう」
とーやま委員「生活、結構大変ってことかな?そのお母さんも」
年中揚げ物「お母さんは、いい生活」
とーやま委員「えっ?でも、“金銭的に、お母さんに安心感与えたいっていう気持ちが私の中にあります”って…」
年中揚げ物「かなり援助をしてもらってて…」
とーやま委員「今まで?年中揚げ物さんが?お母さんから?」
年中揚げ物「うん。それが申し訳なくて。それを、できたら…ん〜…」
とーやま委員「じゃあ、今までのお礼を、お金を渡すことで恩返しだったりとかに変えたいってこと?」
年中揚げ物「安心をさせたい。もう、お金に関しては心配させたくなくて。あの、子供にも」
とーやま委員「そこでじゃあ、年中揚げ物さんは、パートをやっていたけども、先日辞めて、新しい職を探している中で、“熟女キャバクラ”?」
年中揚げ物「ちょっとたまたま…そういう所に行った時に知り合ってっていうか、偶然、お話する機会があって」
とーやま委員「お店の方と?」
年中揚げ物「そう。オーナーさんと。それで、“来たら?”みたいな」
とーやま委員「で、“やってみよう”って、なったんですね?」
年中揚げ物「“かな…?”くらいで…なんか…もう、50だし、今までちょっと、家のこととか家族のことでいっぱいいっぱいで、好きなこともしなかったから、“もうこの際、そういうのもやってみようかな?”と…まあ、金銭的なこともあるかな?って。校長、助けて」
とーやま委員「そこと合致して、“やってみたいな”と思った、と。で、僕はね、まあシンプルにまず思ったのは、“いや、めちゃくちゃ面白そうだな”って思ったんです。正直」
年中揚げ物「え?それは?」
とーやま委員「オープニング、聞いてくれてました?今日」
年中揚げ物「うん。もちろんです」
とーやま委員「さっきも言ったように、世の中には知らないものがあるんだから。“それをちゃんと受け止めて飛び込め!”って俺はさっき言ったんで(笑)だからほら、この流れで行くと、“じゃあもう行け行け!”って俺は言うのかな?って思ったんですが…ここからよく聞いてね。年中揚げ物さん」
年中揚げ物「でもなんか…母がちょっと、世間体の人間でもあるし、それに今まで乗っかってきたから、なんかちょっと…うん…それで校長から言われたら、行ってしまおうか?」
とーやま委員「早い早い。まだ早い。まだまだまだ。“お母さんに猛反対された”って書いてるじゃないすか。何て言われたんですか?お母さんから」
年中揚げ物「“恥ずかしい”とか…そういうことかな?“そこまでするんだったらお金出してあげる”みたいな」
とーやま委員「で、話は一旦、終わったわけですか?」
年中揚げ物「うん。終わらせて…」
とーやま委員「でも、年中揚げ物さんの中には、まだ、“やってみたい”って気持ちは残ってるんですか?」
年中揚げ物「うん。もうなんか…“50になっても…”とか、“そんな親の言うこと、聞かんでいいやろ”みたいな(笑)」
とーやま委員「言っても、まだ娘だし、ちょっとまだ、反抗心みたいなやつが残ってんのかな?(笑)まだね」
年中揚げ物「そうなんです。反抗期です」
とーやま委員「49年間、ずっと反抗期?(笑)」
年中揚げ物「だめかな?(笑)」
とーやま委員「いやいやいや。いいんじゃないですか?」
年中揚げ物「でもね…子ども的にはね、どうかな…?とか思ったり…」
とーやま委員「“年中揚げ物”さんは、どういう暮らしを毎日してる?家族構成とか、誰と住んでるとか」
年中揚げ物「息子と2人で暮らしてて」
とーやま委員「息子さんは、僕、この間、会った息子さんか?」
年中揚げ物「そうです。出てきます」
とーやま委員「出てきます?」
平成おじさん「とーやまさん、こんばんは」
一同笑い
とーやま委員「あ、全部、聴いてたわけ?(笑)いま」
平成おじさん「聴いてます」
とーやま委員「あれ?ラジオネーム、なんだっけ?」
平成おじさん「ラジオネーム“平成おじさん”」
とーやま委員「“平成おじさん”…息子でおじさんだから、ちょっとややこしいんだけど。そうか、おじさん、後ろで聴いてたのか?今」
平成おじさん「そうですね。ずっと聴いてました」
とーやま委員「息子的にはさ、この話、知ってるわけでしょ?当然」
平成おじさん「そうですね。はい」
とーやま委員「どう感じているわけ?」
平成おじさん「まあ、やはり…その、まあ、母親は母親の人生があると思うんで、やってみたいことがあれば挑戦すればいいかな?という風に私は思いますね」
とーやま委員「ほんと?」
平成おじさん「はい」
とーやま委員「息子からして、おばあちゃんの気持ちってさ、どう捉えている?平成おじさん的には」
平成おじさん「う〜ん…ちょっと…うちの祖母が、まあ、どっちかっていったら、プライドとかそういうのが高い人なんで、やっぱりそれで、うちの母親のことをすごく言ってるんじゃないのかな?っていう感じはもう、すごくわかるんです」
とーやま委員「なるほどね。じゃあ、お母さんに替わってもらって…ありがとう。平成おじさん」
平成おじさん「はい」
年中揚げ物「校長、助けて」
一同笑い
とーやま委員「なんとか助けたい気持ちでいっぱいだからさ。ケースはちょっと違いますけども、例えば、家族が…じゃあ、うちの、僕の母親ね。今、71か?71の母親が、“熟女キャバクラとかスナックで働いてみようかと思ってる”って言ったとするじゃないですか。年中揚げ物さんとちょっとずれるけど。話はね」
年中揚げ物「うん」
とーやま委員「で、俺は、さっきと一緒で、母親にそうやって言われたら、俺は最初、笑うと思うんすよ。“面白いこと言うね。母さん”っつって。だけど、瞬時に、“いや。でも、やめてくれ”って、俺も多分、言うと思うんすよ。これは別にキャバクラというお仕事に対して偏見があるとかじゃ全くなくて。キャバクラだって、きちんとした気持ちと意思を持ってやられてる方もたくさんいらっしゃる。例えば、大学の奨学金を返すためにお金を稼ぐために働いていらっしゃる方もいらっしゃったりとか。そこに対してのリスペクトもあるし。そこに飛び込むのが、“なんか嫌”っていうわけじゃなくて、なんかリアルに想像した時に、俺は、人と接する仕事だから、うちのお母さんが、例えばお客さんとかに、悪口とか言われる可能性もこれあるな?って思って」
年中揚げ物「難しいな…校長…」
とーやま委員「“あの、あいつよぉ…”とか“歯もきったねーしさ”みたいなことを言われてるのを想像したら、俺はもう、胸が苦しくなっちゃって」
年中揚げ物「ああ…そうかあ…」
とーやま委員「で、年中揚げ物のお母さんも、まあ、そういうプライドとかもあるだろうしね。世間体とかもあるんだろうけど、もしかしたらそういうこともあって、年中揚げ物さんのことも思って言ってくれてるのか?わかんないです。それはね」
年中揚げ物「うん。優しい。校長」
とーやま委員「年中揚げ物のお母さんに、まあ、お金の面では安心感が与えられるかもしれないですけど、今の時点でもう“嫌だ”ってなってたら、隠してやったとしても…隠してやることは多分、無理だと思うけど。こういうのってバレちゃうだろうし。その心の安定、安心がなくなっちゃうのかな?なんかそわそわしながらとかね」
年中揚げ物「そっか…」
とーやま委員「暮らしてしまうことになるのかな、とかっていうのは、今のところ、まず思ったことなんですけど。年中揚げ物さん。ちょっと1回、これをみんな聴いてくれてて、例えば同じような状況の方もいらっしゃるかもしれないし」
年中揚げ物「うん。助けてほしい。何か意見がほしい」
とーやま委員「聞いてみます?みんなに」
年中揚げ物「助けてください」
とーやま委員「率直な意見を聞いてみましょうか?」
年中揚げ物「ありがとうございます。素敵な番組で。なんか最初、“無理無理無理”って言ってたんですけど」
とーやま委員「“出るのが無理”って?」
年中揚げ物「ジェーンさんを困らせてしまって」
一同笑い
ジェーン「そんなことないです(笑)」
年中揚げ物「もう、とってもいい方で…本当に、ありがとうございます」
とーやま委員「でも、ちゃんとなんかそこをね、直接、なんか言えるのが、年中揚げ物ママのまた素敵なとこよ」
年中揚げ物「いや…もう…なんか…なんかでも…もう、校長好き」
一同笑い
とーやま委員「結論、出ないかもしれないけどね。でも、1回聞いてみよう。いろんな人の意見」
年中揚げ物「それはありがたいです」
とーやま委員「たくさん、来てますよ」
年中揚げ物「みなさん、ありがとうございます。すみません。聞いていただいて…」
つい最近まで親と将来について揉めてたから本当に悩みわかるな〜
— のぼーる (@noboru_ball) November 4, 2022
自分の気持ちと親の気持ちや世間体との天びんで結局親の気持ちを優先しちゃったな〜#SOL教育委員会
年中揚げ物「そうですか。でもやっぱり、私も母には笑ってて欲しいし、なんか、子どもが笑ってていれば、親はいいかなあって。ジェーンさんの、さっき、ちょっと、お話を伺ったんですけど」
とーやま委員「あ、放送前に?」
年中揚げ物「はい。親孝行だなって思います。やっぱり子供が…うーん、親が笑っててくれたらうれしいから、自分も笑ってないといけないかなって。うん」
強い意志と覚悟は必要な業界だと思う。その上でどうしてもやりたいのなら良いと思う。もし働くのなら確実に安全なお店で働いてほしい。 #SOL教育委員会
— ローストポーク (@roastpork_radio) November 4, 2022
年中揚げ物「あ〜ありがとうございます。なんかそんな…もう、ほんと、嬉しいです。ありがとうございます」
とーやま委員「年中揚げ物ママはね、なんか、お知り合いの方のお店ってことらしいから」
年中揚げ物「はい」
とーやま委員「結構、長い付き合いの方なんですか?その知り合いの方は」
年中揚げ物「知り合いの方は、長いですね」
とーやま委員「じゃあまあ、そこはね、もしかしたら安心かもしれないけれども、まあ、そういう心配も、親御さんからしたらあるよなっていうのもわかりますよね?」
年中揚げ物「そうですね。ああ、でもなんか、リスナーの方、ありがとうございます。本当、嬉しい。本当になんか、どうしていいのかな?って」
とーやま委員「どうしてもやっぱりやりたいんですか?接客業。夜の」
年中揚げ物「お昼が今、タイミングとかそういうので、なかなか求人がなくて…出来たらお昼の方がって思うんですけど、やっぱりこう、どうしても、娘も結婚して…」
とーやま委員「そうか。娘さんもいらっしゃって」
年中揚げ物「はい。今度、来年結婚式もあって、やっぱりこう、気持ちよく、胸張って、母として出たいし」
とーやま委員「結婚式にね」
年中揚げ物「はい。ちょっと今、あんまり、世間的にはよろしくない状況なので、家庭的に。なので、母がその分、頑張りたいんですよ。そうなんです。校長」
とーやま委員「だから、そこでお金の話になってくるってことすか?」
年中揚げ物「うん。お金と、やっぱり、う〜ん…やっぱり…」
とーやま委員「娘さんはこの話は知ってるんですか?」
年中揚げ物「ぼちぼちです」
とーやま委員「ぼちぼち?」
年中揚げ物「ぼちぼち話してます」
とーやま委員「どんな反応ですか?娘さん」
年中揚げ物「“いいんじゃない?”って。娘は私を尊重してくれる子なので。あ、息子も、もちろんそうです」
とーやま委員「ね。だから多分、年中揚げ物ママのことを信頼してるし、年中揚げ物ママだったら、多分“やる”って言うだろうなって、息子さん、娘さんたちも思ってるから、そういう回答なんでしょうね。だからそれ、全然いいですよね」
年中揚げ物「う〜ん。さっき、校長の話も聞いて、ちょっと…うん…やっぱり、いろいろ考えます」
とーやま委員「そうね。だから、飛び込んでみてほしい気持ちも当然あるんですよ。で、めちゃくちゃいい出会いがあるかもしれないしね。そこでね。ちょっと、LINEも読んでいいですか?」
年中揚げ物「あ、ありがとうございます」
揚げ物さんの問題、揚げ物さん自身の目的がお母さんを安心させるためなのか、キャバクラという場所で働いてみたいのかで違ってくる気がします。
安心させるためだけなのならお母さんを説得しないと、結局安心できないのかな…
RN 黒猫のだんご
岐阜県 36歳
岐阜県 36歳
年中揚げ物「その通りかもしれない」
揚げ物さんと同じ世代です
揚げ物さんのお母さんは、揚げ物さんが心配なのでは?と思います
仕事で嫌な思いをしたり、トラブルにあったりしないかと。
RN とけた
年中揚げ物「あ〜ありがとうございます。もう両方そうだと思います。自分も母親なので、やっぱりそうだと思います。その気持ちはわかるんですけど、なんか、うん…あ〜もう本当にありがとうございます。みなさん」
とーやま委員「ぶっちゃけ…もう、そういうの抜きにして、それでもやっぱ“熟女キャバクラ”行きたいんですか?」
年中揚げ物「いや。正直、本当に…」
とーやま委員「正直なとこ。正直」
年中揚げ物「正直、まあやっぱり、お金の面があります」
とーやま委員「でもさ、お金の面だったら、お母さんのことも安心させつつ…まあ今ね、こうやってコロナでまだまだ大変だし…やれ、賃金もずっと上がらないとかさ」
年中揚げ物「そうですよね。値上げも多いし」
とーやま委員「そんな話もあるし、なかなか枠もないとかもあるわけですけど。でも、安心で言うんであれば、一番いいのは、お母さんが、“あ、その仕事ならいいよ”ってちゃんと言ってくれて、なおかつ、お金もちゃんと渡せる仕事が見つかりゃいいっすよね?だからね」
年中揚げ物「そうですね。校長なんかないかな…?」
とーやま委員「ええと…じゃあ…うち、僕のお手伝いさんかなんかやってもらおうかな?そしたら。洗濯から…」
年中揚げ物「料理はします」
一同笑い
とーやま委員「早いなあ(笑)僕、東京なんすけど。お母さん、大分でしょう?」
年中揚げ物「ん〜もう、校長、大分に来る?」
とーやま委員「なんで俺が?(笑)ママが来てよ。東京に」
年中揚げ物「いいとこ」
とーやま委員「いや。よかったっすよ。お風呂も気持ちよかったしね。ジェーンもね」
年中揚げ物「本当?」
とーやま委員「よかった。で、夜中に食べたうどんもめちゃくちゃ美味しくて、そこから俺、うどんにはまっちゃって。今」
年中揚げ物「おうどん、今度、行ってみよう。校長の言ってた」
とーやま委員「そうそう。『めん吉』ってお店、美味しかったから。別府駅の近くの」
年中揚げ物「は〜い。行ってみよう〜」
一同笑い
とーやま委員「それはまああれとしてだね。だから俺としては、なんか、お母さんの気持ちを第1に俺は考えちゃうかな?僕としてはね」
年中揚げ物「校長、優しいな〜…」
とーやま委員「いやいやいや。もちろんでも、年中揚げ物ママの気持ちも尊重したいって気持ちは当然あるんです」
年中揚げ物「なんか…もう…いい歳だし、自分の好きなことを…“好きなこと”っていうか、“安心させたいこと”っていうか…う〜ん…そういうことを、今までできなかったから…現実的に…申し訳ない気持ちでいっぱいで」
とーやま委員「いや。それは別に…。まあ、お金という面もそうだけど、例えばじゃあ、別の仕事をして、ちゃんとお金を毎月いくらとか渡す…とかということ以外にも、その“申し訳ない”という気持ちを、別のものに昇華出来ると思わないですか?お母さんが何が好きなのかわかんないですけど、例えば、今まであんまり一緒にいる時間がなかったんであれば、今まで以上に(一緒に)いて、もしも体も元気だったら、それこそどこか近場の温泉に一緒に行くとか、そういう返し方もできるんじゃないですか?」
年中揚げ物「時間では、たくさん返しているつもりです。やっぱり、時間は替えがたいので。それでしかできないんです」
とーやま委員「“時間で返す”とは、どういうことですか?」
年中揚げ物「お買い物だったり、もちろん、温泉だったり、息子と一緒に連れて行ってあげてます。でも…結局、お金…母が払うんです。全ての」
とーやま委員「そこ、年中揚げ物ママは払えないですか?」
年中揚げ物「う〜ん、“もう、そんなことしなくていい”って、結局、そういうので、申し訳ないんですよね…結局、母が全部、払ってしまうので、連れて行くのにも躊躇してしまうんです」
とーやま委員「なるほどね。でもじゃあ、なおさら、そこで、“熟女キャバクラで働いてお金を渡す”というのは、なんか繋がってない感じがしますよね?」
年中揚げ物「う〜ん…“渡す”っていうか…もうなんか、“お金は大丈夫よ”って、安心させてあげたい」
とーやま委員「“だからもうお金は出さなくていいよ”っていう風になったらいい、ってことですよね?」
年中揚げ物「うん」
とーやま委員「じゃあ、それを探っていった方がいいですよ。なんかそことスナックとか夜の店は、なんか俺、あんま繋がってないと思いますよ」
年中揚げ物「うん。なんか、本当に、取柄がなくて…学生を卒業してすぐ結婚して、息子ができたんで、何もできてなくて。まあ、言い訳なんですけど」
とーやま委員「やりたいことを」
年中揚げ物「う〜ん。何もできてないんですよ。家のことばっかりで。そうなんです。校長。取柄がないんです」
とーやま委員「なんか俺としては、まず、年中揚げ物さんのやりたいことは、まずやって欲しい。で、だけど、それをやることによって、お母さんが、“う〜ん…それ、やめてよ…”ってなるんであれば、大切な人を悩ませてしまうことになるから、それはやっぱり、俺は背中を押せない。…と、なった時に、探っていきたいですね。ここから。年中揚げ物さんの満足できる人生もちゃんと探り、なおかつ、お母さんも笑顔でいられる、重なる部分が多分あるんだよな。絶対に」
年中揚げ物「う〜ん…あるんかなあ〜…?」
とーやま委員「それを、例えば、年中揚げ物ママには、素敵な、平成おじさんという息子もいて、で、結婚したんだっけ?これからされるんだっけ?娘さんは」
年中揚げ物「もう、したんです。“おめでとう”って、言ってもらっていいですか?」
一同笑い
とーやま委員「娘さん、おめでとう!」
年中揚げ物「ありがとう〜」
とーやま委員「娘さんとかにも、一緒に探してもらう時間をまず作るっていうのはどう?」
年中揚げ物「本当…一緒に…う〜ん、時間を作る、って大切ですね」
とーやま委員「で、みんながなんか、笑顔でいられる策を取りたいよね?」
年中揚げ物「きっと、私も母が笑顔だったら嬉しいし、子どもも、娘も息子も笑顔だったら嬉しいので、きっと…ごめんなさい…もう…私が笑ってたら、嬉しいと思う…」
とーやま委員「うん…」
年中揚げ物「あ〜校長、わりぃ…」
一同笑い
年中揚げ物「だと思うので…笑顔でいたい…」
とーやま委員「うん。俺としては、年中揚げ物ママ、並びに、平成おじさん、娘さん、何より72歳のお母さん、みんなやっぱ笑顔でいてほしい。それはもうね、ママも当然、思ってることだと思いますけど。それをちょっと、家族で探り当ててほしいな。早急に答えを出すんじゃなくて」
年中揚げ物「あ〜校長、ごめんなさい」
とーやま委員「いや、いい。全然」
年中揚げ物「こんなはずじゃなかったのに(笑)」
とーやま委員「全然いいですよ。SCHOOL OF LOCK! 教育委員会は、そういう場所に、今日からなりました。だからいいんです」
年中揚げ物「もう、『教育委員会』最高です!」
一同笑い
とーやま委員「だからちょっとね、今日は、まあ、この時点では何かその答えが出てないのかもしれないんだけど、でも、俺、並びに後、リスナーのみなさんの意見もまだまだ、Twitterとかの方でもあるから」
年中揚げ物「ありがとうございます」
とーやま委員「これも参考にしてもらい、あとは改めて、みなさん、なんとか…。これから先もいろいろ大変なこともまだまだあるし、どんな時代になるかもわからないし。だけど、笑っていてほしいというのは、これはもう嘘偽りない僕の気持ちです。ママ」
年中揚げ物「ありがとうございます」
とーやま委員「で、なんか、そんな放送を届けられたらいいな〜と思ってるんで」
年中揚げ物「さすが。校長です」
とーやま委員「なんか…ちょっと…ちゃんとしたこと言えないのがしのびないんですけど」
年中揚げ物「とんでもないです」
とーやま委員「でも、そういう感じよ。ママ」
年中揚げ物「ありがとう〜」
とーやま委員「何とか見つかるように、祈ってます」
年中揚げ物「校長、好きです。大分、来て」
とーやま委員「また行きます。またね。じゃあ、ママ」
年中揚げ物「ありがとうございます。ジェーンさんによろしくです」
とーやま委員「(笑)」
ジェーン「は〜い!」
年中揚げ物「ありがとうございます」
M PIECE OF MY WISH / 今井美樹
とーやま委員「今のママの話の中に、答えというものは果たしてあるのかどうか?ということも思ってたりとかもするわけですけどね。ママの中にあるのかね?その家族の中の中心に、ポンって、その答えがあるのか?とか。果たして答えをすぐさま見つけるのがいいことなのか?とか。答えって何なのか?とか。
…そういうことも思いながら時間が来てしまいましたですね。え〜僕も43歳ですけども、まあ、生きていてですね、悩みは尽きないわけなんですよ。なんの為に、例えば今日、これやってるんだろうな?っていうのも…今は思ってないです。今は、“ママに対して何が伝えられるかな?”としか僕は考えてはなかったんですけれども、でもまあ、明日とかになると、いろいろ考えるわけで。
SCHOOL OF LOCK! 教育委員会というものは、果たしてどういうところに向かってやっていけばいいのか?みたいなこともね、結構、自分なりにも考えたりとかしてて。当然、その答えもないわけですね。だけど、まあ、やりながら、なんかみなさんと一緒に見つけていけばいいなあっていうのは、綺麗ごとに聞こえるかもしれませんが、でも、そうだと思ってるんで、“みなさんと一緒に見つけられるように”というのを、本日の最後の言葉として、お別れしたいと思います。
来週はハンブレッダーズ先生が来てくれます。お楽しみに。おやすみなさい。あっ、この後は、『JET STREAM』あります!」
聴取期限 2022年11月11日(金)PM 11:00 まで