とーやま委員「RN るみママ!お元気ですか?体調の方、体もそうですし、心もいかがですか?るみママはね、ずっとSCHOOL OF LOCK!を僕が校長やってた時から、足掛け5年くらい聴いてくださってるみたいで、ありがとうございます。そういうるみママのような存在がこのSCHOOL OF LOCK!教育委員会、ならびにSCHOOL OF LOCK!というものを作っているということで、僕の方からも感謝です。今日も1時間、生放送やっていきますんで、真摯に…って言うと、なんか嘘みたくなるなぁ。僕はね、楽しく!自分もそうだし、聴いてる皆さんも、もちろんるみママも、この時間の中で少しでも笑うことができるのであれば幸い。僕はその為にラジオをやっている。るみママは、娘さんがるみママのことをすごく大事に思ってます。それはもう毎日の生活の中で感じていらっしゃることだと思いますけども。娘さんもありがとうございます。
それから、RN きりまり。ハガキをくれております。結構前のSCHOOL OF LOCK! 教育委員会の冒頭でも(8月20日放送分)きりまりのことを喋ったんだけれども…。これが8月に届いてるハガキなんだよな。きりまり、ありがとね。3ヶ月前のを今ここで読むという…おかしいよね。郵便局の皆さんはしっかり配達してくださいました。俺のタイミングの問題」
とーやま委員へ。8月20日の一番初めに、私の事を話してくれてありがとうございました。とっても嬉しかったです。そして勝手ですが、番組のハガキ職人になりたいです。いや、なります!私は自分のスマホを持っていないので、Twitterでつぶやけない。なので、ハガキをそれらの代わりとして扱ってくれないでしょうか?とーやま委員にたくさん読んでもらえるように頑張ります。リスナー委員の中で一番多くハガキを送るぞ!話が変わって、私は中3なので夏休みが明けると毎月テストがあります。やだ〜(笑)でも志望校に合格する為にはたくさん勉強しないと…。夏休みダラダラのきりまりに、何か言ってやってください(笑)
とーやま委員「当然の如く、夏休みはもう終わってるわけで(笑)そこはきりまりがどう乗り越えたかという話だけども。毎月テストがあるということはもちろん11月もテストがあるわけだし、何やかんやしてたら年も明けて2022年か。2月、3月くらいが高校受験なのか?もうちょい時間があるとは言いつつ、もうすぐそこまで本番も迫ってるということで、さすがにダラダラはしてないだろうけど。
でもきりまり、ダラダラしてっとぉ〜喝だぞ、喝ぅ!えぇ?な〜んで夏もダラダラしてて、冬も手前だっていうのにダラダラすることがあるかぁ!…ダラダラしてなかったらごめんな(笑)
きりまり、受験生はみんな大変な時期よ。中学校3年生も、高校3年生も、浪人してるみんなもそう。もしかしたら中学受験をしている小学校6年生もいるかもしれないけど。ただ、この大変な時期を乗り越えた瞬間に、きりまりはめちゃくちゃかっこいい女子になります。これはもう確定です。かっこいいし可愛いし魅力的だし豊かな女性になることは、もう決まっている。ここを乗り越えたらもちろん学力もつくし、知識もつく。教養もつく。そして自分の気持ちも強くなって自信もついて、楽しい高校生活が必ず待っているので。これは、俺はずっと受験生を見て来たから確実に言えること。だからここをなんとか頑張って乗り越えて、かっこいい人になって欲しい。このSCHOOL OF LOCK! 教育委員会のとーやまとしても応援しているし、SCHOOL OF LOCK!、今日も金曜日でこもり校長とぺえ教頭が職員室からお届けしたけども、『応援部』ね!そこから受験生を引き続き応援しているので。
もしも受験勉強が忙しかったらラジオを聴く必要は本当にない。ただ、“少しでも勇気をもらいたいな”とか“音楽で力もらいたいな”となるんであれば、きりまりのことを応援してくれている校長、教頭、そして俺もいるから。いくらでも頼りにして欲しいと思ってる。という事で、RN きりまり。応援してるに決まってるだろぉ〜!!!」
M ラブレター / YOASOBI
とーやま委員「僕はね、今年特に思ったんだけど、やっぱYOASOBIの幾田(りら)先生(ikura)の声が、無条件で本当に好き!もちろんYOASOBIの楽曲を歌ってる時もだし、カバーで偉大なる作詞家の松本隆さんのトリビュートアルバム(『風街に連れてって!』)の曲で、松田聖子さんの『SWEET MEMORIES』を歌ってるんだけど、それもめちゃくちゃ大好きでずっと聴いてたりしてます。
この声でRN きりまりも、全国の受験生のみんなも、そしてSCHOOL OF LOCK! 教育委員会を聴いてくれてるみんなに向けても、この曲が広く、深く、しみいってくれたらくれたらいいなと思う。この曲が俺達にとってどういう曲なのかというと…」
<ピンポンピンポーン!>
とーやま委員「全部解説してくれた(笑)頼もしいね〜!こっちから何も言わなくても、原稿に全部あるんじゃないか?ってくらいのやつをさ。RN たこ焼きジュニアはじめみんなもくれている!ありがとう。本日の1曲目、YOASOBIで『ラブレター』」
<♪SWEET MEMORIES… by 幾田りら>
とーやま委員「ちょっとこれ、聴いて!もう(サブスクにも)あがってるから。他の曲も最高だから。ikuraちゃん〜!」
とーやま委員「SCHOOL OF LOCK! 教育委員会のとーやまです。先週(10月29日放送分)は“みんなが選挙に参加するのか、しないのか”ということでいろんな意見を聞いてきました。10月31日日曜日に衆議院選挙があったわけで、その2日前が先週の放送だったわけですね。(選挙の)結果は皆さん知っての通りですね。“波乱”という言葉でいいでしょう。与党の大物議員の方が落選してしまったりとか、対して野党の大物の方も落選してしまったり。いろんなことがあった今回の選挙だと思うんですけども、選挙に立候補されてる議員の皆さんは、一体どんなことを考えていらっしゃるのかー…。どんなことを考えて選挙に挑んだのか、当日はどんなことを思っていたのか、(選挙が)終わって約5日経ちますけど、今どんなことを思っているのか、街頭演説の時はどういうことを注意しているのか、どんな気持ちで街中を自転車で爆走されているのか、その自転車は電動だったのかどうか、そういうことも知りたくないですか?
今夜はですね、今回の選挙に立候補された方に、お話を伺っていきたいと思います。リモートで繋がっています、本日のゲストはこの方です!」
原田「衆議院選挙に挑戦しました、ハラケンこと、原田ケンスケ(謙介)です。よろしくお願いします」
<イェーイ!>
とーやま委員「お久しぶりですねぇ。ハラケン先生、元気にしてました?」
原田「…元気ですよ」
とーやま委員「でも元気じゃないよな」
原田「気持ちはね、いろいろ、穏やかならぬところはありますけど」
とーやま委員「俺も流れで、リモートだけど久々にお会いしたんで、“元気ですか”って聞いちゃうのは癖じゃないですか。人としてね。あのー…(軽率に聞いてしまって)良くないなって思いました」
原田「いいですよ(笑)呼んでいただいで微妙な扱いされるのも困るんで、いつも通りに」
とーやま委員「腫れ物に触る感じで、今日はやろうかなと思ってます」
原田「全く感じないです(笑)」
<♪懐かしい 痛みだわ… by 幾田りら>
とーやま委員「ハラケン先生、知ってます?このYOASOBIの幾田さんが歌われてる、松田聖子さんの『SWEET MEMORIES』」
原田「はい、知らないです」
とーやま委員「なんだその言い方は(笑)素敵な曲なんで、良かったら聴いてください。これね、(ラジオを)聴いてる皆さんは今回の選挙に立候補されてる方に“とーやま、お前はなんて口の利き方をしてんだ”って、知らない人は思ってると思うんですけど。SCHOOL OF LOCK!で僕が校長やってる時に…5年前ですよね?」
原田「ですね。そんな前になりますね」
とーやま委員「あそこで僕らは出会ったわけなんですけど、2015年から2016年にかけてですかね。選挙権が20歳から18歳に引き下げられるというタイミングで、SCHOOL OF LOCK!の生徒はもちろん18歳の子もたくさんいるわけだから、高校3年生の子達にも投票権が与えられると。それを、選挙とはどういうものなのかわからないだろうから、僕と当時のあしざわ教頭と、政治・選挙に詳しいNPO法人の…ユ、ユース…あれなんだっけ?」
原田「Youth Create(ユースクリエイト)?」
とーやま委員「あ、Youth Create!」
原田「今、素で忘れてたんですか?」
とーやま委員「(笑)そう、Youth Createの当時代表のハラケン先生と一緒に、全国10ヶ所くらいまわって」
原田「まわりましたね〜」
原田「それだけ聞いてもみんな何の話かわかんないですからね?」
とーやま委員「わかるでしょ。ハラケンが夜空に浮かんで、プラネタリウムの一部と化すっていう話」
原田「まさかね、あんなに毎回毎回いじっていただけるようになるとは思わなかったです(笑)」
とーやま委員「その後ふたりで飲みに行ったりもさせてもらって。そういう関係性もあって、僕も口調が荒くなってしまうというのはご理解いただきたい」
原田「まさかでも、こうやってまた呼んでいただいて…。今回1番最初に思ったのは、“あれ?とーやまさん、SCHOOL OF LOCK!卒業したんじゃなかったっけ?”って」
とーやま委員「えーっと…1年でCome back致しました。He is back!ありがとうございます」
原田「おめでとうございます」
とーやま委員「ははは(笑)でもね、聴いてるみんな。ハラケン先生はね、東京大学法学部を卒業されていて、NPO団体(YouthCreate)の代表として若者と政治をつなぐ為の活動をしていたわけなんですけども、3年前の2018年から政治家を志すようになって、今回の衆議院選挙には岡山1区から立候補されたと。ハラケン先生、今おいくつでしたっけ?」
原田「35になりました」
とーやま委員「35歳で今回も立候補されたんですけど、他の候補者の方が自民党の逢沢一郎さん、それから(日本)共産党の余江雪央さん。結果は残念ながら落選となってしまったわけだけども、当選された自民党の逢沢さんの得票数が9万939票。ハラケン先生が6万5499票ということで、当然のことながらこの6万5499人の方はハラケン先生のことを支持しているし、どこかしら政策だったり(自分の意思と)重なる部分があって、応援したい、自分の気持ちをのっけたいと思った人がこれだけいるのは事実じゃないですか。ここは、ハラケン先生はどう捉えているんですか?」
原田「本当に悔しさしかないですよ。6万5499人の方に(名前を)書いていただいて、その人達に何らかの思いを託してもらったのに、落選したら何もできないですから」
とーやま委員「ストレートに聞きますけど、何で負けたんですか?」
<チーン…>
とーやま委員「“チン”食い気味(笑)」
原田「…力不足。いろんな力不足。(これに)尽きる」
とーやま委員「10月31日から1週間も経ってないわけですけど、今はどういうお気持ちなんですか?」
原田「今も気持ちがおさまってないんですよ。なぜか朝の5時に目が覚めてしまいますし、今日も元気なんですけど、やっぱりまだまだ気持ちの整理ついてないから…。あの時こうすれば良かったかなとか、今後どうしようかなとか、そういうのがずっと駆け巡ってる毎日です」
とーやま委員「そうですよね。投票してくださった皆さんにも、スタッフの皆さんにもそうですし。それから、なんで俺は炎上しちゃったんだろうとかそういうことも思ってるでしょうし…?」
原田「うーん、いろいろ、ね」
とーやま委員「“うーん”がすごい強かったな(笑)1週間経ってないですけど、どういう生活なんですか?」
原田「暇ではないんですけど、一気に時間の自由ができちゃって。引き続き朝は、駅前とか交差点に立つんですよ」
とーやま委員「何の為に立つんですか?」
原田「選挙の前はいろんなところで顔見せしてたので、“選挙でお騒がせしました”というか、“支えてくれてありがとうございます”というのも兼ねて。あとはお世話になった方に連絡したり、事務所の掃除したりであっという間に1週間が過ぎましたね」
とーやま委員「今、職業は何かって聞かれたら、なんて答えられるんですか?」
原田「無職…かな」
とーやま委員「それは、選挙に落選された方は皆さんそうなるものなんですか?」
原田「いえ、人によっては例えば弁護士しながら選挙に出たりする方もいらっしゃるんですけど。僕は完全に選挙に出る、政治活動一本だったので」
とーやま委員「まだ話は早いですけど、今後どうしていくかっていうのを、今この時間でいろいろ考えてまとめてるってところ?」
原田「そうですね。今後はまだ白紙なので。政治でやりたいことはまだいっぱいありますけど、それを“どうやって進めていくか”、“次の選挙をどうするか”はまだ決めてないですね」
とーやま委員「立憲民主党から立候補されたわけですけど、いま枝野(幸男)さんが辞任を表明されて、新しい代表の方がどうなるのか?みたいなこともね」
原田「僕がどうするかもあるし、党としてどうなるかも、かなり色々揺れ動く時期なので。それも含めてどうするか、まだ決めるのは難しいですね」
とーやま委員「確かにね。こんな感じで、実際に選挙に出られた方の話が聞けるなんてなかなかないじゃないですか!(選挙)当日のテレビの選挙特番では司会者の方が直接中継をつないでインタビューされますけども、5日経ってこうやって話すってなかなかないと思うので。そこにハラケン先生はいろんな思いも抱える中、出ていただいてる!
今日はですね、こんなことをやっていこうと思っております。ハラケン先生、読んでもらってよろしいですか?」
原田「『衆議院選挙に出て落選したんだけど、何か聞きたいことある?』」
とーやま委員「…ありがとう」
原田「僕が読むんですね(笑)いや〜、2年前も読んだわ〜って思って改めて切なくなりました」
とーやま委員「2年前のSCHOOL OF LOCK!で、参議院選挙に出て落選してしまった時に同じフォーマットで多分やってるんですよね?」
とーやま委員「確かにね。それはそうだわ!今日は時間の限り、ハラケン先生にみんなで質問をぶつけていこうと思ってるんですけど、聞いちゃダメなことってありますか?」
原田「なし!」
とーやま委員「お?本当に大丈夫?」
原田「とーやまさんを信じながらの、なし!」
とーやま委員「ははは(笑)なんっであんなことしたんだろうなぁ本当にもう!バカ!
…じゃあ基本的にはオッケーということで、色々いきますよ?」
原田「ぜひ、ぜひ。そういうテンションですから」
原田「RN kaoriさん、いい質問がストレートきましたね。僕の場合、衆議院選挙出るって決めて(選挙まで)1年だったので、ひとつは知名度不足。1年の活動の中では“原田ケンスケ、誰?”って状況だったという事と、すごい良いチームにはなっていたんですけど、まだまだ小さいチームだったので、選挙の時にわーっと活動できるだけの大きさのチームが組めなかったということ。そこは大きいですね」
とーやま委員「このチームっていうのは、選挙で落選した時点で解散するんですか?」
原田「そうですね。その選挙の時だけのスタッフ、手伝ってもらう仲間、ボランティアといっぱいぎゅっと集まってくれるので、一旦解散にはなります」
とーやま委員「まだ話は早いですけど、来年参議院選挙がありますよね。もしも、もう1回(立候補して)頑張ってみようってなると、もう一度声かけて(また人を集めて)とかに?」
原田「なりますね。引き続き手伝うよって言ってくれてる仲間も、もちろんいっぱいいるんですけど」
とーやま委員、原田さんこんばんは。
まずは選挙活動お疲れ様でした。惜しくも落選とのことで残念です。さて本題ですが、選挙にはポスターや選挙カーの手配などさまざまお金がかかると聞いています。ズバリ今回の選挙はどれくらいのお金がかかったのでしょうか?
また政党の公認候補だと補助も出るのでしょうか?
お金がないと選挙には出られないのでしょうか?
下世話な質問かもしれませんが、1番気になります。もし可能ならばお答えいただきたいです。
選挙をするには、お金が必要不可欠のはず。
ぶっちゃけお聞きします。選挙活動に合計おいくらかかりましたか???
ぶっちゃけてどのくらいのお金が飛んでいきましたか笑笑?
とーやま委員「確かに、お金のことって気になるかもしれない。これも答えてもらえるんですか?」
原田「答えます。ただ、まだ選挙でいくらかかったか最終的な会計が終わってないんで。まぁでも、数百万とかは出ますよ」
とーやま委員「(金額は)やっぱり人によるんですか?」
原田「超厳密に言うと、選挙中に使える金額の上限、MAXが決まっているので、それ以内に抑えなきゃいけないんですけど。うちは全然、MAXまで使える予算もなかったので使ってないですが。その中で選挙カーなんかは、僕はレンタルして、(車体の)上に僕の名前とかを付けるだけでも結構かかりますし、事務所だったり、いろんな印刷物があったり、(選挙に)出ようと思うとまぁ、(お金は)かかりますね」
とーやま委員「さっきRN キャロットが言ってくれていた、“政党の公認候補だと補助も出るのでしょうか?”っていう質問に対してはいかがですか?」
原田「他の党のことはわからないですけど、うちの(立憲民主)党は出ますね。選挙直前に“選挙の資金”ということで、一定程度の。これは多分、額は言っちゃいけないと思うので言わないですけど、ある程度出ますんで僕個人の持ち出しが数百万あるってことではないです」
とーやま委員「足らない部分は自前で出すこともあるんですか?」
原田「そうですね。僕も出してますし。あとはいろんな方から寄付をいただいて、そういうのも合わせて(支払い)ですね」
とーやま委員「そうか。落選してしまった時にそういった方の顔も浮かぶだろうし、そこも辛いってのがあるんだ」
原田「落選しちゃうと、何も恩返しできないですからね」
とーやま委員、原田謙介さん、こんばんわ。
すごく率直な疑問なのですが、選挙に当選したら議員となり報酬が貰えると思うのですが、選挙で落選した方はどのように生計を立てているのですか?
こんばんは!
質問です!
落選したら、お金はどうやって稼ぐのですか?無職になってしまうのでしょうか。
また、ニュースを見ていて比例代表制で開票前から当選が確定している人がいることに私は疑問をいだいたのですが原田さんはどう思いますか。
教えてください!!
とーやま委員「まず、“選挙で落選した方はどのように生計を立てるのか”。なかなか酷な質問だなぁ。ハラケン先生はご結婚もされてるわけでしょ?」
原田「そうですね。どうしようかなーと思ってまして。うちは結婚していて妻が働いているので、幸い急に収入が家族としてゼロになるわけではないんですけど、やっぱり何らかの仕事をするのか、もしくは引き続き選挙への挑戦を決めて、選挙活動で資金を集めた中で暮らしていくのか…。とりあえず今、僕自身は無職になったって感じです」
とーやま委員「“比例代表制で開票前から当選が確定している人がいることに私は疑問を抱いたのですが、原田さんはどう思いますか?”って質問なんですけど」
原田「比例代表もそうですし、選挙区も事前に出口調査といって、投票所にメディアの人がいて“どこに投票しましたか?”みたいな調査をしてるんで、ある程度ぶっちぎり勝ってる方は調査の中でわかるんで。それを(投開票の夜)8時同時とか、投票箱が閉まった瞬間に(速報を)出すって制度なんですけど。メディアが先にやりたい気持ちもわかるんですけどね、やっぱりへこみますよね。20時同時に落選が決まる僕としては。僕もそうだし、周りの集まってくれてる仲間も(落胆で)あぁ…ってなっちゃうので」
とーやま委員「今日まさに読んだ記事で、前の日とか、2日、3日前とかにも大方の予想が出る時あるじゃないですか?その時点で大差がついてたら、まだ投票してない人が“私が1票入れたところで、この時点でこんなに差がついてるならもう逆転はないだろうからもう(投票)しなくていいや”って思うんじゃないかっていう疑問が、新聞の投書だったかな?なんかで読んで。なるほど、確かにそうだなとも思ったんですよ」
原田「そういうのも多分あると思うんで、一応新聞の記事は最後の方に“まだ有権者の○割は投票態度を決めていないので情勢が変わる可能性はある”みたいに書くんですけどね」
とーやま委員「RN ブロッサムQは15歳でそこを疑問に思うってことがね」
原田「すごい!」
とーやま委員「ハラケン先生、引き続きお付き合いいただきますんで、宜しくお願い致します」
原田「お願いします」
M 不可幸力 / Vaundy
とーやま委員「#SOL教育委員会でもたくさんみんなつぶやいてくれていて」
とーやま委員「#SOL教育委員会 を追って見るだけでも、僕らの放送に乗ってない情報も多分たくさん拾えるはずなんで、良かったらぜひ見てみて欲しい。Vaundy『不可幸力』!」
とーやま委員「SCHOOL OF LOCK! 教育委員会のとーやまです。今夜は選挙に残念ながら落選されてしまいました、この方にリモートでお話を伺っております」
原田「衆議院選挙に挑戦しました、ハラケンこと、原田ケンスケ(謙介)です」
とーやま委員「落選してまだ日にちが浅い中、みんなの質問に答えてくださる為に生放送に登場していただいております。ハラケン先生と今夜はこんなことを行っていこうと思います。またそこ読んでぇ〜?」
原田「『衆議院選挙に出て落選したんだけど、何か聞きたいことある?』」
とーやま委員「…そろそろ、ちょっと胸、痛くなってきたな」
原田「ね。まさかこれ2回も読むんだ〜って思って…」
とーやま委員「言わせといてだけど、ちょっと今マイク拾ってなかったかな?“ズキ”って音、鳴った気がしたんだよなぁ(笑)
ハラケン先生は俺達とも関わりが深い仲間であるわけですけど、日曜日(10月31日)に行われました衆議院選挙の岡山1区から立候補されて、残念ながら落選されてしまったということで。たくさん質問が届いていて!若いみんなからが多いんだよな、すごく」
岡山のライバルこと、広島からハラケン先生に質問です!
今回の選挙で落ちた理由は何が一番大きいと思いますか?
また、ハラケン先生の所属する立憲民主党は旧体制を含めてからずっと野党第一党のままです。このことについて執行部に思うことはありますか?
とーやま委員「なかなかすごい質問だなぁ!18歳のRN シダ植物。そもそも、前回も立憲民主党から立候補でしたよね。理由はあるんですか?」
原田「僕自身がもともと、経済の何か大きいものよりも、ひとりひとりの人の生活どうなってるんだろうっていうところにすごく関心があるタイプなんですよ。立憲民主党自体も、例えば株価が何円だとか経済の大きなことももちろん大事だけど、より大事なのはひとりひとりの生活どうなってるんだろうってことに重きを置いている政党なので、そこは僕もすごく共感をしてるのと。あとは新しい価値観。選択的夫婦別姓とか同性婚とか」
とーやま委員「今回、毎日のようにニュースとかでも聞かれて、こんなに大きくクローズアップされることは今までになかったですもんね」
原田「だからそこは僕も変わった方が良いと思ってるし、そういうところでも共感して立憲民主党を選んでます」
とーやま委員「今回の選挙でハラケン先生は具体的にどんな公約を掲げていらっしゃったんですか?」
原田「例えば“家賃”。学生の皆さんとか、働き出した社会人の皆さんとか、毎月の家賃が結構きついじゃないですか。一定程度までの稼ぎの方に対しては、家賃を少し国が補助をすることができないか、とか。
あとは、リスナーの皆さんも将来お父さんやお母さんになる方がいらっしゃると思うんですけど、産前産後、お母さんが出産する前後って大変らしいんですよ。ホルモンバランスが変わったり、お子さんができていろいろやらなきゃいけないことができて。そういう産前産後に対してもっとしっかりと国がサポートするシステムを作ろう、とか。インターネットで投票できるようにしようぜ、とか」
とーやま委員「今の時点ではもちろんできないですもんね?投票所で鉛筆で書いて投票しないと」
原田「できないですよ。投票所に行く人がいても良いけど、インターネットでできる人はインターネットでできるようにした方が明らかに良いので。それをなんとかやりたいと、そういう話をしていました」
とーやま委員「投票率のことを毎回言われるじゃないですか。今回も高くはないですよね。インターネットが導入されたとしたら(投票率は)上がると思いますか?」
原田「上がると思いますよ。爆発的に上がるとは思わないですけど、やっぱり若い人が仕事で忙しくても(投票にネット上で)行けるようになったりだとか。年配の70代、80代でもLINEとかやってる方が結構いらっしゃるんで、LINEをするくらいの気軽さで投票できるようになると、足腰が弱っても投票できるとかあるので。若い世代だけじゃなくて上の世代でも、インターネットで投票できるようになるのは良い事だと思います」
とーやま委員「もう1個、付随して聞いて良いですか?投票率ってみんな“上げないと”って言うじゃないですか。なぜ上げないといけないんですか?」
原田「これシンプルで、選挙で政治家は選ばれていて、だから税金や法律をどうするか決めてるはずなのに、投票率が低い中で選ばれている政治家は正当性がないんですよ。なんで税金の使い方決めるの?ってことになるんですよ。でもそれが、国民の8割が投票している結果でそうだってなれば、そっかあってなるんですけど、それがうやむやになってるまま、国民の半分くらいしか投票していないのに何か決めるっていうのは、すごくもったいない話なんで。投票に行ってない人は、もしかしたら全く別の考えだったりするかもしれないじゃないですか。そういう意味で、多くの人がちゃんと選挙で意見を届けてもらって、それを元に政治家が政治を進めていくってことにならなきゃいけないはずなんですけど、あまりにも今の日本は投票率が低いかなと思います」
とーやま委員「ありがとうございます。そしてさっきのRN シダ植物がくれたラストの質問に戻ってくるんですけど」
原田「ふふふ」
とーやま委員「今、“ふふふ”って苦笑いにも似た…(笑)ここやっぱ俺も聞いておきたいなって思って。“立憲民主党の執行部について思うことはありますか?”ということですね」
原田「RN シダ植物さん、質問が鋭いね(笑)あるとすると、うちの党はできてまだ歴史が浅いところなんですよ。途中でリニューアルみたいなのをしてるんで、その前からでも4年。特に岡山、広島も近いかな?地方議員、市議会議員、県議会議員の数がすごく少ないんですよ。僕は国会議員を目指してますが、やっぱり国会議員だけいても政治のことって進まないので。そういう意味で地方議員を増やす為にどうするんだっていうのは、もちろん党も色々やってますけど、改めてそこに重きを置く政党になった方がいいなと思います」
とーやま委員「今回の選挙、僕も思ってたことだし世の中でも多く言われてることとしては、コロナの政策とかで今の与党に不満がある人達がいるから、野党が共闘して各選挙区で一本化したことによって、政党が変わる…までは、俺は正直いかないかなと、素人感覚ですけど思ってたけども、議席はやっぱ単純に伸びるのかなって思っていたら、逆に減ったじゃないですか」
原田「そうですね。これは評価は難しいです。うまくいっている部分、いっていない部分あるんで。うちの選挙区は野党共闘していないんで、自民党の方と共産党の方と僕が出てました。落選したから何も言えないんですけど、票としてはある程度は取れたかなと思う部分はあるんで。共闘が良いのか悪いのか、それぞれの事情とか地域によったりもすると思いますけどね」
とーやま委員「そうですよね。枝野さんが退かれるわけで、立憲民主党の色もまた変わっていかないといけない中で、今の自民党と公明党の政策を、みんな“これでいきましょう”って思ったからこそ過半数を超えてるわけであってね。だから本当、立憲民主党ないし野党の皆さんがどうしていくんだろうなって」
原田「難しいですね。選挙の前であれば政党の支持率が何%とかっていうのはすごい気になりますけど、そこに対して僕個人が出来ることってほぼないので。僕は立憲民主党の原田ケンスケでもあるけど、いち原田ケンスケとして、どうやって1人でも選挙区の人に“あいつは信頼できそうだな”って思ってもらえるかということを、愚直にやり続けるだけですよね」
とーやま委員、原田謙介さん、こんばんわ。
原田さんは大学生の頃から若者と政治を繋ぐ活動をされていますが、今回の選挙で若者が政治に興味を持ってると実感する出来事はありましたか?
原田「めちゃくちゃあったんですよ。選挙の最終日が(10月)30日の土曜日で、ハロウィンの前日。我らが大都会、岡山駅前にも多くのコスプレをした若者達が集まってきていて、僕もそこに飛び込んで行っていろいろ話を聞いたら、結構“政策の質問”をくれるんですよ」
とーやま委員「どういうことを聞かれたんですか?」
原田「シンプルに、“じゃあ原田さんが当選したら何してくれるんですか?”とか、“若い世代の生活のどこに問題を感じてますか?”とか。見かけでいうとコスプレもされてるし、ちょっとやんちゃ系だなって方がいっぱいいるんですけど、そこはいろいろ対話ができたりもして。実際にあとでTwitterをフォローしたりもしてくれているんで、そういうのを聞くと、別に若い人が政治に興味がないってことは全然なくて、政治側が若い人にちゃんとアプローチできてないんだなって改めて思いましたね」
とーやま委員「どうしていけばいいんですかね?」
原田「悔しいのは、会える機会があんまりなくて」
とーやま委員「コロナがあって(感染症対策の面で)ってことですか?」
原田「それもですし、若い世代で日中仕事されてる方には僕もなかなか会うこともできないし、学生の方も学校に行かれてるから…。知り合いづてでいろいろ若い世代の方とは会いましたけど、そういう方とどうやってもっと選挙以外の時に会えるかなっていうのは、もうちょっといろんなやり方を考えなきゃいけないなと思います」
とーやま委員「これもよく言われていることで、僕達の国は高齢者の方が多いから、どうしてもそこ(の世代)に向けた政策を打ち出す方が多い。そうすればもちろん票が入るし。だからどんどん若者に向いてもらえなくなる…みたいな話もあるじゃないですか。
僕もこうやってラジオやってる身で、(若者に向けて)あんまり毎日のように言うのも“うるせーなこいつ”って思われるのも嫌だなぁとかも思うし。難しいけども、なんとかしたいよなってのは、ずっと思ってるんですよ。僕なりにですけど」
原田「とーやまさんがそうやって思われてるのは、昔からちゃんと感じてますよ。だからとーやまさん、いつ出馬すんだろうなぁって…」
とーやま委員「俺が?俺が出馬?(笑)…とりあえず、金はねぇことはねぇから!」
原田「お?お?じゃあとりあえず、後で僕に寄付を少し…」
とーやま委員「“寄付を少し”(笑)そして曲へいく(笑)」
M S.O.S.が出る前に / KREVA
とーやま委員「KREVAの『S.O.S.が出る前に』。全然話足りないなぁ〜」
原田「あっという間でしたね」
とーやま委員「俺も今、ちゃんとしたことを聞けてない自負がすごくあって。ハラケン先生もまだまだ喋りたいこといっぱいあるでしょ?」
原田「ありますね」
とーやま委員「“また”とかって言うとすごく社交辞令っぽくなっちゃうんだけど…。でもハラケン先生はこれからも多分、まだ自分なりの活動なり、答えを見つけていくわけですもんね?」
原田「そうですね。本当に“このままの社会でこのままの未来で”っていうのにはしたくないので、なんとか変えていきたいなと思ってます」
とーやま委員「僕もTwitterもフォローしてて、今回結構見てたんですよ。仲間でもあるし応援したい気持ちもあるし、それと共に変なのも目に入って来たりしたけど…」
原田「…(苦笑)」
とーやま委員「うぅん?ってなったりもした時もあったけども(笑)それでもこれからもハラケン先生の人生は続くし、引き続き何かあったらお話は聞きたいなと思ってますんで、これからも何卒…」
原田「ぜひ!次こそは『当選したけど何か質問はある?』ってできたらね!」
とーやま委員「これだ!そうだね」
原田「その時も呼んでくださいよ!」
とーやま委員「そこは1回検討します(笑)」
原田「あれ?」
とーやま委員「ハラケン先生、本当に大変な時にありがとうございました!」
原田「こちらこそ本当ありがとうございました!」
とーやま委員「また会いましょう」
原田「はい、ぜひ!」
とーやま委員「じゃあ皆さん、また来週!」
それから、RN きりまり。ハガキをくれております。結構前のSCHOOL OF LOCK! 教育委員会の冒頭でも(8月20日放送分)きりまりのことを喋ったんだけれども…。これが8月に届いてるハガキなんだよな。きりまり、ありがとね。3ヶ月前のを今ここで読むという…おかしいよね。郵便局の皆さんはしっかり配達してくださいました。俺のタイミングの問題」
とーやま委員へ。8月20日の一番初めに、私の事を話してくれてありがとうございました。とっても嬉しかったです。そして勝手ですが、番組のハガキ職人になりたいです。いや、なります!私は自分のスマホを持っていないので、Twitterでつぶやけない。なので、ハガキをそれらの代わりとして扱ってくれないでしょうか?とーやま委員にたくさん読んでもらえるように頑張ります。リスナー委員の中で一番多くハガキを送るぞ!話が変わって、私は中3なので夏休みが明けると毎月テストがあります。やだ〜(笑)でも志望校に合格する為にはたくさん勉強しないと…。夏休みダラダラのきりまりに、何か言ってやってください(笑)
RN きりまり
とーやま委員「当然の如く、夏休みはもう終わってるわけで(笑)そこはきりまりがどう乗り越えたかという話だけども。毎月テストがあるということはもちろん11月もテストがあるわけだし、何やかんやしてたら年も明けて2022年か。2月、3月くらいが高校受験なのか?もうちょい時間があるとは言いつつ、もうすぐそこまで本番も迫ってるということで、さすがにダラダラはしてないだろうけど。
でもきりまり、ダラダラしてっとぉ〜喝だぞ、喝ぅ!えぇ?な〜んで夏もダラダラしてて、冬も手前だっていうのにダラダラすることがあるかぁ!…ダラダラしてなかったらごめんな(笑)
きりまり、受験生はみんな大変な時期よ。中学校3年生も、高校3年生も、浪人してるみんなもそう。もしかしたら中学受験をしている小学校6年生もいるかもしれないけど。ただ、この大変な時期を乗り越えた瞬間に、きりまりはめちゃくちゃかっこいい女子になります。これはもう確定です。かっこいいし可愛いし魅力的だし豊かな女性になることは、もう決まっている。ここを乗り越えたらもちろん学力もつくし、知識もつく。教養もつく。そして自分の気持ちも強くなって自信もついて、楽しい高校生活が必ず待っているので。これは、俺はずっと受験生を見て来たから確実に言えること。だからここをなんとか頑張って乗り越えて、かっこいい人になって欲しい。このSCHOOL OF LOCK! 教育委員会のとーやまとしても応援しているし、SCHOOL OF LOCK!、今日も金曜日でこもり校長とぺえ教頭が職員室からお届けしたけども、『応援部』ね!そこから受験生を引き続き応援しているので。
もしも受験勉強が忙しかったらラジオを聴く必要は本当にない。ただ、“少しでも勇気をもらいたいな”とか“音楽で力もらいたいな”となるんであれば、きりまりのことを応援してくれている校長、教頭、そして俺もいるから。いくらでも頼りにして欲しいと思ってる。という事で、RN きりまり。応援してるに決まってるだろぉ〜!!!」
M ラブレター / YOASOBI
とーやま委員「僕はね、今年特に思ったんだけど、やっぱYOASOBIの幾田(りら)先生(ikura)の声が、無条件で本当に好き!もちろんYOASOBIの楽曲を歌ってる時もだし、カバーで偉大なる作詞家の松本隆さんのトリビュートアルバム(『風街に連れてって!』)の曲で、松田聖子さんの『SWEET MEMORIES』を歌ってるんだけど、それもめちゃくちゃ大好きでずっと聴いてたりしてます。
この声でRN きりまりも、全国の受験生のみんなも、そしてSCHOOL OF LOCK! 教育委員会を聴いてくれてるみんなに向けても、この曲が広く、深く、しみいってくれたらくれたらいいなと思う。この曲が俺達にとってどういう曲なのかというと…」
TOKYO FMをはじめとするJFN全国38局ネットで放送中の『日本郵便 SUNDAY’S POST』との共同企画で実施している『レターソングプロジェクト』から生まれた新曲「ラブレター」じゃないっすか!!
— たこ焼きジュニア(たまにギブスマン) (@Jr_TAKOYAKI) November 5, 2021
#SOL教育委員会
<ピンポンピンポーン!>
とーやま委員「全部解説してくれた(笑)頼もしいね〜!こっちから何も言わなくても、原稿に全部あるんじゃないか?ってくらいのやつをさ。RN たこ焼きジュニアはじめみんなもくれている!ありがとう。本日の1曲目、YOASOBIで『ラブレター』」
<♪SWEET MEMORIES… by 幾田りら>
とーやま委員「ちょっとこれ、聴いて!もう(サブスクにも)あがってるから。他の曲も最高だから。ikuraちゃん〜!」
教えて、ハラケン先生!『衆議院選挙に出て落選したんだけど、何か聞きたいことある?』
とーやま委員「SCHOOL OF LOCK! 教育委員会のとーやまです。先週(10月29日放送分)は“みんなが選挙に参加するのか、しないのか”ということでいろんな意見を聞いてきました。10月31日日曜日に衆議院選挙があったわけで、その2日前が先週の放送だったわけですね。(選挙の)結果は皆さん知っての通りですね。“波乱”という言葉でいいでしょう。与党の大物議員の方が落選してしまったりとか、対して野党の大物の方も落選してしまったり。いろんなことがあった今回の選挙だと思うんですけども、選挙に立候補されてる議員の皆さんは、一体どんなことを考えていらっしゃるのかー…。どんなことを考えて選挙に挑んだのか、当日はどんなことを思っていたのか、(選挙が)終わって約5日経ちますけど、今どんなことを思っているのか、街頭演説の時はどういうことを注意しているのか、どんな気持ちで街中を自転車で爆走されているのか、その自転車は電動だったのかどうか、そういうことも知りたくないですか?
今夜はですね、今回の選挙に立候補された方に、お話を伺っていきたいと思います。リモートで繋がっています、本日のゲストはこの方です!」
原田「衆議院選挙に挑戦しました、ハラケンこと、原田ケンスケ(謙介)です。よろしくお願いします」
<イェーイ!>
とーやま委員「お久しぶりですねぇ。ハラケン先生、元気にしてました?」
原田「…元気ですよ」
とーやま委員「でも元気じゃないよな」
原田「気持ちはね、いろいろ、穏やかならぬところはありますけど」
とーやま委員「俺も流れで、リモートだけど久々にお会いしたんで、“元気ですか”って聞いちゃうのは癖じゃないですか。人としてね。あのー…(軽率に聞いてしまって)良くないなって思いました」
原田「いいですよ(笑)呼んでいただいで微妙な扱いされるのも困るんで、いつも通りに」
とーやま委員「腫れ物に触る感じで、今日はやろうかなと思ってます」
原田「全く感じないです(笑)」
<♪懐かしい 痛みだわ… by 幾田りら>
とーやま委員「ハラケン先生、知ってます?このYOASOBIの幾田さんが歌われてる、松田聖子さんの『SWEET MEMORIES』」
原田「はい、知らないです」
とーやま委員「なんだその言い方は(笑)素敵な曲なんで、良かったら聴いてください。これね、(ラジオを)聴いてる皆さんは今回の選挙に立候補されてる方に“とーやま、お前はなんて口の利き方をしてんだ”って、知らない人は思ってると思うんですけど。SCHOOL OF LOCK!で僕が校長やってる時に…5年前ですよね?」
原田「ですね。そんな前になりますね」
とーやま委員「あそこで僕らは出会ったわけなんですけど、2015年から2016年にかけてですかね。選挙権が20歳から18歳に引き下げられるというタイミングで、SCHOOL OF LOCK!の生徒はもちろん18歳の子もたくさんいるわけだから、高校3年生の子達にも投票権が与えられると。それを、選挙とはどういうものなのかわからないだろうから、僕と当時のあしざわ教頭と、政治・選挙に詳しいNPO法人の…ユ、ユース…あれなんだっけ?」
原田「Youth Create(ユースクリエイト)?」
とーやま委員「あ、Youth Create!」
原田「今、素で忘れてたんですか?」
とーやま委員「(笑)そう、Youth Createの当時代表のハラケン先生と一緒に、全国10ヶ所くらいまわって」
原田「まわりましたね〜」
とーやま委員「クイズ形式でみんなに関わる政治というものはどういうものなのか伝えたり、投票箱を用意して候補の中から投票を実際にしてもらう模擬選挙とか。それからハラケンが夜空に浮かんでもらったりとか…」先週はリスナー委員のみなさんが今回の選挙に参加するのか、しないのか。
— SCHOOL OF LOCK!教育委員会 (@sol_iinkai) November 5, 2021
様々な意見を聞いてきましたが……!
今夜は今回の選挙に立候補した方にお話を伺っていきます🗳
2016年にSOLで共に選挙に関する授業をしてきた原田ケンスケ先生👏🏻👏🏻https://t.co/cIOGcATYGQ#SOL教育委員会
原田「それだけ聞いてもみんな何の話かわかんないですからね?」
とーやま委員「わかるでしょ。ハラケンが夜空に浮かんで、プラネタリウムの一部と化すっていう話」
原田「まさかね、あんなに毎回毎回いじっていただけるようになるとは思わなかったです(笑)」
とーやま委員「その後ふたりで飲みに行ったりもさせてもらって。そういう関係性もあって、僕も口調が荒くなってしまうというのはご理解いただきたい」
原田「まさかでも、こうやってまた呼んでいただいて…。今回1番最初に思ったのは、“あれ?とーやまさん、SCHOOL OF LOCK!卒業したんじゃなかったっけ?”って」
とーやま委員「えーっと…1年でCome back致しました。He is back!ありがとうございます」
原田「おめでとうございます」
とーやま委員「ははは(笑)でもね、聴いてるみんな。ハラケン先生はね、東京大学法学部を卒業されていて、NPO団体(YouthCreate)の代表として若者と政治をつなぐ為の活動をしていたわけなんですけども、3年前の2018年から政治家を志すようになって、今回の衆議院選挙には岡山1区から立候補されたと。ハラケン先生、今おいくつでしたっけ?」
原田「35になりました」
とーやま委員「35歳で今回も立候補されたんですけど、他の候補者の方が自民党の逢沢一郎さん、それから(日本)共産党の余江雪央さん。結果は残念ながら落選となってしまったわけだけども、当選された自民党の逢沢さんの得票数が9万939票。ハラケン先生が6万5499票ということで、当然のことながらこの6万5499人の方はハラケン先生のことを支持しているし、どこかしら政策だったり(自分の意思と)重なる部分があって、応援したい、自分の気持ちをのっけたいと思った人がこれだけいるのは事実じゃないですか。ここは、ハラケン先生はどう捉えているんですか?」
原田「本当に悔しさしかないですよ。6万5499人の方に(名前を)書いていただいて、その人達に何らかの思いを託してもらったのに、落選したら何もできないですから」
とーやま委員「ストレートに聞きますけど、何で負けたんですか?」
<チーン…>
とーやま委員「“チン”食い気味(笑)」
原田「…力不足。いろんな力不足。(これに)尽きる」
とーやま委員「10月31日から1週間も経ってないわけですけど、今はどういうお気持ちなんですか?」
原田「今も気持ちがおさまってないんですよ。なぜか朝の5時に目が覚めてしまいますし、今日も元気なんですけど、やっぱりまだまだ気持ちの整理ついてないから…。あの時こうすれば良かったかなとか、今後どうしようかなとか、そういうのがずっと駆け巡ってる毎日です」
とーやま委員「そうですよね。投票してくださった皆さんにも、スタッフの皆さんにもそうですし。それから、なんで俺は炎上しちゃったんだろうとかそういうことも思ってるでしょうし…?」
原田「うーん、いろいろ、ね」
とーやま委員「“うーん”がすごい強かったな(笑)1週間経ってないですけど、どういう生活なんですか?」
原田「暇ではないんですけど、一気に時間の自由ができちゃって。引き続き朝は、駅前とか交差点に立つんですよ」
とーやま委員「何の為に立つんですか?」
原田「選挙の前はいろんなところで顔見せしてたので、“選挙でお騒がせしました”というか、“支えてくれてありがとうございます”というのも兼ねて。あとはお世話になった方に連絡したり、事務所の掃除したりであっという間に1週間が過ぎましたね」
とーやま委員「今、職業は何かって聞かれたら、なんて答えられるんですか?」
原田「無職…かな」
とーやま委員「それは、選挙に落選された方は皆さんそうなるものなんですか?」
原田「いえ、人によっては例えば弁護士しながら選挙に出たりする方もいらっしゃるんですけど。僕は完全に選挙に出る、政治活動一本だったので」
とーやま委員「まだ話は早いですけど、今後どうしていくかっていうのを、今この時間でいろいろ考えてまとめてるってところ?」
原田「そうですね。今後はまだ白紙なので。政治でやりたいことはまだいっぱいありますけど、それを“どうやって進めていくか”、“次の選挙をどうするか”はまだ決めてないですね」
とーやま委員「立憲民主党から立候補されたわけですけど、いま枝野(幸男)さんが辞任を表明されて、新しい代表の方がどうなるのか?みたいなこともね」
原田「僕がどうするかもあるし、党としてどうなるかも、かなり色々揺れ動く時期なので。それも含めてどうするか、まだ決めるのは難しいですね」
とーやま委員「確かにね。こんな感じで、実際に選挙に出られた方の話が聞けるなんてなかなかないじゃないですか!(選挙)当日のテレビの選挙特番では司会者の方が直接中継をつないでインタビューされますけども、5日経ってこうやって話すってなかなかないと思うので。そこにハラケン先生はいろんな思いも抱える中、出ていただいてる!
今日はですね、こんなことをやっていこうと思っております。ハラケン先生、読んでもらってよろしいですか?」
原田「『衆議院選挙に出て落選したんだけど、何か聞きたいことある?』」
とーやま委員「…ありがとう」
原田「僕が読むんですね(笑)いや〜、2年前も読んだわ〜って思って改めて切なくなりました」
とーやま委員「2年前のSCHOOL OF LOCK!で、参議院選挙に出て落選してしまった時に同じフォーマットで多分やってるんですよね?」
原田「そうですね。一文字変わっただけですね。“参”と“衆”がね。マジで当選した時もちゃんと呼んでくださいよって思いながら、頑張ろうと思いました、今」え、テジャヴ🙃??https://t.co/BUiOGEnpya
— SCHOOL OF LOCK!教育委員会 (@sol_iinkai) November 5, 2021
#SOL教育委員会
とーやま委員「確かにね。それはそうだわ!今日は時間の限り、ハラケン先生にみんなで質問をぶつけていこうと思ってるんですけど、聞いちゃダメなことってありますか?」
原田「なし!」
とーやま委員「お?本当に大丈夫?」
原田「とーやまさんを信じながらの、なし!」
とーやま委員「ははは(笑)なんっであんなことしたんだろうなぁ本当にもう!バカ!
…じゃあ基本的にはオッケーということで、色々いきますよ?」
原田「ぜひ、ぜひ。そういうテンションですから」
みんな、力不足って言うけど具体的にどういうことなんだろう? #SOL教育委員会
— kaori (@rioka1983) November 5, 2021
原田「RN kaoriさん、いい質問がストレートきましたね。僕の場合、衆議院選挙出るって決めて(選挙まで)1年だったので、ひとつは知名度不足。1年の活動の中では“原田ケンスケ、誰?”って状況だったという事と、すごい良いチームにはなっていたんですけど、まだまだ小さいチームだったので、選挙の時にわーっと活動できるだけの大きさのチームが組めなかったということ。そこは大きいですね」
とーやま委員「このチームっていうのは、選挙で落選した時点で解散するんですか?」
原田「そうですね。その選挙の時だけのスタッフ、手伝ってもらう仲間、ボランティアといっぱいぎゅっと集まってくれるので、一旦解散にはなります」
とーやま委員「まだ話は早いですけど、来年参議院選挙がありますよね。もしも、もう1回(立候補して)頑張ってみようってなると、もう一度声かけて(また人を集めて)とかに?」
原田「なりますね。引き続き手伝うよって言ってくれてる仲間も、もちろんいっぱいいるんですけど」
とーやま委員、原田さんこんばんは。
まずは選挙活動お疲れ様でした。惜しくも落選とのことで残念です。さて本題ですが、選挙にはポスターや選挙カーの手配などさまざまお金がかかると聞いています。ズバリ今回の選挙はどれくらいのお金がかかったのでしょうか?
また政党の公認候補だと補助も出るのでしょうか?
お金がないと選挙には出られないのでしょうか?
下世話な質問かもしれませんが、1番気になります。もし可能ならばお答えいただきたいです。
RN キャロット
千葉県 26歳
千葉県 26歳
選挙をするには、お金が必要不可欠のはず。
ぶっちゃけお聞きします。選挙活動に合計おいくらかかりましたか???
RN Kanday(カンデイ)
東京都 20歳
東京都 20歳
ぶっちゃけてどのくらいのお金が飛んでいきましたか笑笑?
RN 尾崎紅葉
愛知県 15歳
愛知県 15歳
とーやま委員「確かに、お金のことって気になるかもしれない。これも答えてもらえるんですか?」
原田「答えます。ただ、まだ選挙でいくらかかったか最終的な会計が終わってないんで。まぁでも、数百万とかは出ますよ」
とーやま委員「(金額は)やっぱり人によるんですか?」
原田「超厳密に言うと、選挙中に使える金額の上限、MAXが決まっているので、それ以内に抑えなきゃいけないんですけど。うちは全然、MAXまで使える予算もなかったので使ってないですが。その中で選挙カーなんかは、僕はレンタルして、(車体の)上に僕の名前とかを付けるだけでも結構かかりますし、事務所だったり、いろんな印刷物があったり、(選挙に)出ようと思うとまぁ、(お金は)かかりますね」
とーやま委員「さっきRN キャロットが言ってくれていた、“政党の公認候補だと補助も出るのでしょうか?”っていう質問に対してはいかがですか?」
原田「他の党のことはわからないですけど、うちの(立憲民主)党は出ますね。選挙直前に“選挙の資金”ということで、一定程度の。これは多分、額は言っちゃいけないと思うので言わないですけど、ある程度出ますんで僕個人の持ち出しが数百万あるってことではないです」
とーやま委員「足らない部分は自前で出すこともあるんですか?」
原田「そうですね。僕も出してますし。あとはいろんな方から寄付をいただいて、そういうのも合わせて(支払い)ですね」
とーやま委員「そうか。落選してしまった時にそういった方の顔も浮かぶだろうし、そこも辛いってのがあるんだ」
原田「落選しちゃうと、何も恩返しできないですからね」
とーやま委員、原田謙介さん、こんばんわ。
すごく率直な疑問なのですが、選挙に当選したら議員となり報酬が貰えると思うのですが、選挙で落選した方はどのように生計を立てているのですか?
RN のぼーる
茨城県 23歳
茨城県 23歳
こんばんは!
質問です!
落選したら、お金はどうやって稼ぐのですか?無職になってしまうのでしょうか。
また、ニュースを見ていて比例代表制で開票前から当選が確定している人がいることに私は疑問をいだいたのですが原田さんはどう思いますか。
教えてください!!
RN ブロッサムQ
神奈川県 15歳
神奈川県 15歳
とーやま委員「まず、“選挙で落選した方はどのように生計を立てるのか”。なかなか酷な質問だなぁ。ハラケン先生はご結婚もされてるわけでしょ?」
原田「そうですね。どうしようかなーと思ってまして。うちは結婚していて妻が働いているので、幸い急に収入が家族としてゼロになるわけではないんですけど、やっぱり何らかの仕事をするのか、もしくは引き続き選挙への挑戦を決めて、選挙活動で資金を集めた中で暮らしていくのか…。とりあえず今、僕自身は無職になったって感じです」
とーやま委員「“比例代表制で開票前から当選が確定している人がいることに私は疑問を抱いたのですが、原田さんはどう思いますか?”って質問なんですけど」
原田「比例代表もそうですし、選挙区も事前に出口調査といって、投票所にメディアの人がいて“どこに投票しましたか?”みたいな調査をしてるんで、ある程度ぶっちぎり勝ってる方は調査の中でわかるんで。それを(投開票の夜)8時同時とか、投票箱が閉まった瞬間に(速報を)出すって制度なんですけど。メディアが先にやりたい気持ちもわかるんですけどね、やっぱりへこみますよね。20時同時に落選が決まる僕としては。僕もそうだし、周りの集まってくれてる仲間も(落胆で)あぁ…ってなっちゃうので」
とーやま委員「今日まさに読んだ記事で、前の日とか、2日、3日前とかにも大方の予想が出る時あるじゃないですか?その時点で大差がついてたら、まだ投票してない人が“私が1票入れたところで、この時点でこんなに差がついてるならもう逆転はないだろうからもう(投票)しなくていいや”って思うんじゃないかっていう疑問が、新聞の投書だったかな?なんかで読んで。なるほど、確かにそうだなとも思ったんですよ」
原田「そういうのも多分あると思うんで、一応新聞の記事は最後の方に“まだ有権者の○割は投票態度を決めていないので情勢が変わる可能性はある”みたいに書くんですけどね」
とーやま委員「RN ブロッサムQは15歳でそこを疑問に思うってことがね」
原田「すごい!」
とーやま委員「ハラケン先生、引き続きお付き合いいただきますんで、宜しくお願い致します」
原田「お願いします」
M 不可幸力 / Vaundy
とーやま委員「#SOL教育委員会でもたくさんみんなつぶやいてくれていて」
選挙は、改めてまとめると、
— ハマジロー (@Hama0308zirou) November 5, 2021
衆議院選挙には、
依託金が小選挙区・比例代表で、各300万ずつ。
一定数が集まると全額返りますが、ダメだとバイバイです。
ポスターなどの必要な選挙公費で、300〜400万円。
いろんなものを全部含めると、1000万から1500万が相場だそうです。#SOL教育委員会
とーやま委員「#SOL教育委員会 を追って見るだけでも、僕らの放送に乗ってない情報も多分たくさん拾えるはずなんで、良かったらぜひ見てみて欲しい。Vaundy『不可幸力』!」
とーやま委員「SCHOOL OF LOCK! 教育委員会のとーやまです。今夜は選挙に残念ながら落選されてしまいました、この方にリモートでお話を伺っております」
原田「衆議院選挙に挑戦しました、ハラケンこと、原田ケンスケ(謙介)です」
とーやま委員「落選してまだ日にちが浅い中、みんなの質問に答えてくださる為に生放送に登場していただいております。ハラケン先生と今夜はこんなことを行っていこうと思います。またそこ読んでぇ〜?」
原田「『衆議院選挙に出て落選したんだけど、何か聞きたいことある?』」
とーやま委員「…そろそろ、ちょっと胸、痛くなってきたな」
原田「ね。まさかこれ2回も読むんだ〜って思って…」
とーやま委員「言わせといてだけど、ちょっと今マイク拾ってなかったかな?“ズキ”って音、鳴った気がしたんだよなぁ(笑)
ハラケン先生は俺達とも関わりが深い仲間であるわけですけど、日曜日(10月31日)に行われました衆議院選挙の岡山1区から立候補されて、残念ながら落選されてしまったということで。たくさん質問が届いていて!若いみんなからが多いんだよな、すごく」
岡山のライバルこと、広島からハラケン先生に質問です!
今回の選挙で落ちた理由は何が一番大きいと思いますか?
また、ハラケン先生の所属する立憲民主党は旧体制を含めてからずっと野党第一党のままです。このことについて執行部に思うことはありますか?
RN シダ植物
広島県 18歳
広島県 18歳
とーやま委員「なかなかすごい質問だなぁ!18歳のRN シダ植物。そもそも、前回も立憲民主党から立候補でしたよね。理由はあるんですか?」
原田「僕自身がもともと、経済の何か大きいものよりも、ひとりひとりの人の生活どうなってるんだろうっていうところにすごく関心があるタイプなんですよ。立憲民主党自体も、例えば株価が何円だとか経済の大きなことももちろん大事だけど、より大事なのはひとりひとりの生活どうなってるんだろうってことに重きを置いている政党なので、そこは僕もすごく共感をしてるのと。あとは新しい価値観。選択的夫婦別姓とか同性婚とか」
とーやま委員「今回、毎日のようにニュースとかでも聞かれて、こんなに大きくクローズアップされることは今までになかったですもんね」
原田「だからそこは僕も変わった方が良いと思ってるし、そういうところでも共感して立憲民主党を選んでます」
とーやま委員「今回の選挙でハラケン先生は具体的にどんな公約を掲げていらっしゃったんですか?」
原田「例えば“家賃”。学生の皆さんとか、働き出した社会人の皆さんとか、毎月の家賃が結構きついじゃないですか。一定程度までの稼ぎの方に対しては、家賃を少し国が補助をすることができないか、とか。
あとは、リスナーの皆さんも将来お父さんやお母さんになる方がいらっしゃると思うんですけど、産前産後、お母さんが出産する前後って大変らしいんですよ。ホルモンバランスが変わったり、お子さんができていろいろやらなきゃいけないことができて。そういう産前産後に対してもっとしっかりと国がサポートするシステムを作ろう、とか。インターネットで投票できるようにしようぜ、とか」
とーやま委員「今の時点ではもちろんできないですもんね?投票所で鉛筆で書いて投票しないと」
原田「できないですよ。投票所に行く人がいても良いけど、インターネットでできる人はインターネットでできるようにした方が明らかに良いので。それをなんとかやりたいと、そういう話をしていました」
とーやま委員「投票率のことを毎回言われるじゃないですか。今回も高くはないですよね。インターネットが導入されたとしたら(投票率は)上がると思いますか?」
原田「上がると思いますよ。爆発的に上がるとは思わないですけど、やっぱり若い人が仕事で忙しくても(投票にネット上で)行けるようになったりだとか。年配の70代、80代でもLINEとかやってる方が結構いらっしゃるんで、LINEをするくらいの気軽さで投票できるようになると、足腰が弱っても投票できるとかあるので。若い世代だけじゃなくて上の世代でも、インターネットで投票できるようになるのは良い事だと思います」
とーやま委員「もう1個、付随して聞いて良いですか?投票率ってみんな“上げないと”って言うじゃないですか。なぜ上げないといけないんですか?」
原田「これシンプルで、選挙で政治家は選ばれていて、だから税金や法律をどうするか決めてるはずなのに、投票率が低い中で選ばれている政治家は正当性がないんですよ。なんで税金の使い方決めるの?ってことになるんですよ。でもそれが、国民の8割が投票している結果でそうだってなれば、そっかあってなるんですけど、それがうやむやになってるまま、国民の半分くらいしか投票していないのに何か決めるっていうのは、すごくもったいない話なんで。投票に行ってない人は、もしかしたら全く別の考えだったりするかもしれないじゃないですか。そういう意味で、多くの人がちゃんと選挙で意見を届けてもらって、それを元に政治家が政治を進めていくってことにならなきゃいけないはずなんですけど、あまりにも今の日本は投票率が低いかなと思います」
とーやま委員「ありがとうございます。そしてさっきのRN シダ植物がくれたラストの質問に戻ってくるんですけど」
原田「ふふふ」
とーやま委員「今、“ふふふ”って苦笑いにも似た…(笑)ここやっぱ俺も聞いておきたいなって思って。“立憲民主党の執行部について思うことはありますか?”ということですね」
原田「RN シダ植物さん、質問が鋭いね(笑)あるとすると、うちの党はできてまだ歴史が浅いところなんですよ。途中でリニューアルみたいなのをしてるんで、その前からでも4年。特に岡山、広島も近いかな?地方議員、市議会議員、県議会議員の数がすごく少ないんですよ。僕は国会議員を目指してますが、やっぱり国会議員だけいても政治のことって進まないので。そういう意味で地方議員を増やす為にどうするんだっていうのは、もちろん党も色々やってますけど、改めてそこに重きを置く政党になった方がいいなと思います」
とーやま委員「今回の選挙、僕も思ってたことだし世の中でも多く言われてることとしては、コロナの政策とかで今の与党に不満がある人達がいるから、野党が共闘して各選挙区で一本化したことによって、政党が変わる…までは、俺は正直いかないかなと、素人感覚ですけど思ってたけども、議席はやっぱ単純に伸びるのかなって思っていたら、逆に減ったじゃないですか」
原田「そうですね。これは評価は難しいです。うまくいっている部分、いっていない部分あるんで。うちの選挙区は野党共闘していないんで、自民党の方と共産党の方と僕が出てました。落選したから何も言えないんですけど、票としてはある程度は取れたかなと思う部分はあるんで。共闘が良いのか悪いのか、それぞれの事情とか地域によったりもすると思いますけどね」
とーやま委員「そうですよね。枝野さんが退かれるわけで、立憲民主党の色もまた変わっていかないといけない中で、今の自民党と公明党の政策を、みんな“これでいきましょう”って思ったからこそ過半数を超えてるわけであってね。だから本当、立憲民主党ないし野党の皆さんがどうしていくんだろうなって」
原田「難しいですね。選挙の前であれば政党の支持率が何%とかっていうのはすごい気になりますけど、そこに対して僕個人が出来ることってほぼないので。僕は立憲民主党の原田ケンスケでもあるけど、いち原田ケンスケとして、どうやって1人でも選挙区の人に“あいつは信頼できそうだな”って思ってもらえるかということを、愚直にやり続けるだけですよね」
とーやま委員、原田謙介さん、こんばんわ。
原田さんは大学生の頃から若者と政治を繋ぐ活動をされていますが、今回の選挙で若者が政治に興味を持ってると実感する出来事はありましたか?
RN のぼーる
茨城県 23歳
茨城県 23歳
原田「めちゃくちゃあったんですよ。選挙の最終日が(10月)30日の土曜日で、ハロウィンの前日。我らが大都会、岡山駅前にも多くのコスプレをした若者達が集まってきていて、僕もそこに飛び込んで行っていろいろ話を聞いたら、結構“政策の質問”をくれるんですよ」
とーやま委員「どういうことを聞かれたんですか?」
原田「シンプルに、“じゃあ原田さんが当選したら何してくれるんですか?”とか、“若い世代の生活のどこに問題を感じてますか?”とか。見かけでいうとコスプレもされてるし、ちょっとやんちゃ系だなって方がいっぱいいるんですけど、そこはいろいろ対話ができたりもして。実際にあとでTwitterをフォローしたりもしてくれているんで、そういうのを聞くと、別に若い人が政治に興味がないってことは全然なくて、政治側が若い人にちゃんとアプローチできてないんだなって改めて思いましたね」
とーやま委員「どうしていけばいいんですかね?」
原田「悔しいのは、会える機会があんまりなくて」
とーやま委員「コロナがあって(感染症対策の面で)ってことですか?」
原田「それもですし、若い世代で日中仕事されてる方には僕もなかなか会うこともできないし、学生の方も学校に行かれてるから…。知り合いづてでいろいろ若い世代の方とは会いましたけど、そういう方とどうやってもっと選挙以外の時に会えるかなっていうのは、もうちょっといろんなやり方を考えなきゃいけないなと思います」
とーやま委員「これもよく言われていることで、僕達の国は高齢者の方が多いから、どうしてもそこ(の世代)に向けた政策を打ち出す方が多い。そうすればもちろん票が入るし。だからどんどん若者に向いてもらえなくなる…みたいな話もあるじゃないですか。
僕もこうやってラジオやってる身で、(若者に向けて)あんまり毎日のように言うのも“うるせーなこいつ”って思われるのも嫌だなぁとかも思うし。難しいけども、なんとかしたいよなってのは、ずっと思ってるんですよ。僕なりにですけど」
原田「とーやまさんがそうやって思われてるのは、昔からちゃんと感じてますよ。だからとーやまさん、いつ出馬すんだろうなぁって…」
とーやま委員「俺が?俺が出馬?(笑)…とりあえず、金はねぇことはねぇから!」
原田「お?お?じゃあとりあえず、後で僕に寄付を少し…」
とーやま委員「“寄付を少し”(笑)そして曲へいく(笑)」
M S.O.S.が出る前に / KREVA
とーやま委員「KREVAの『S.O.S.が出る前に』。全然話足りないなぁ〜」
原田「あっという間でしたね」
とーやま委員「俺も今、ちゃんとしたことを聞けてない自負がすごくあって。ハラケン先生もまだまだ喋りたいこといっぱいあるでしょ?」
原田「ありますね」
とーやま委員「“また”とかって言うとすごく社交辞令っぽくなっちゃうんだけど…。でもハラケン先生はこれからも多分、まだ自分なりの活動なり、答えを見つけていくわけですもんね?」
原田「そうですね。本当に“このままの社会でこのままの未来で”っていうのにはしたくないので、なんとか変えていきたいなと思ってます」
とーやま委員「僕もTwitterもフォローしてて、今回結構見てたんですよ。仲間でもあるし応援したい気持ちもあるし、それと共に変なのも目に入って来たりしたけど…」
原田「…(苦笑)」
とーやま委員「うぅん?ってなったりもした時もあったけども(笑)それでもこれからもハラケン先生の人生は続くし、引き続き何かあったらお話は聞きたいなと思ってますんで、これからも何卒…」
原田「ぜひ!次こそは『当選したけど何か質問はある?』ってできたらね!」
とーやま委員「これだ!そうだね」
原田「その時も呼んでくださいよ!」
とーやま委員「そこは1回検討します(笑)」
原田「あれ?」
とーやま委員「ハラケン先生、本当に大変な時にありがとうございました!」
原田「こちらこそ本当ありがとうございました!」
とーやま委員「また会いましょう」
原田「はい、ぜひ!」
とーやま委員「じゃあ皆さん、また来週!」
聴取期限 2021年11月12日(金)PM 11:00 まで