今週は横浜ゴムが各地の工場の敷地を利用して続けている森作りの取り組み、
『千年の杜』を取材した模様をお届けします。

これは横浜ゴムが2007年11月から行なっているもので、
国内外の工場などに50万本の苗木を植えるプロジェクトです。

すでに国内、海外を合わせて28万本の植樹を行なっています。
そのスタートとなったのが、今回取材した神奈川県平塚製造所の「千年の杜」。
その森を歩きながら、横浜ゴム環境推進室の篠田茂さんにお話を伺いました。

横浜ゴムの平塚製造所。
実はこの製造所の敷地には、長年かけて育てられた大きな森があります。
実際に私も、この森の中に入らせて頂いたのですが
空気がピンと張り詰めたような感じで、
工場の敷地内とは思えないほど。

この横浜ゴムの千年の杜は、森の長城プロジェクト・副理事で
植物生態学者・宮脇昭さんの指導で育てられたもの。
宮脇式の、混植・密植で育てられたその森の木々は高さ5メートルほど。
植樹してからまだ5年くらいしか経っていないのに、
大きくなるんですね。

さすが、宮脇式、混植・密植!!

むらさきしきぶ、寒椿、スダジイ、タブ、シラカシなどなど。
54種類の木々、27000本を使って平塚工場の森を作ったそうです。

その森の一部は、トトロに出てくるメイちゃんが歩いているような、
木のトンネルになっていました。
足元はふかふかの腐葉土!
鳥のさえずりも聞こえてきます・・・。

そして、篠田さんがおっしゃっていた「土づくりが大事」という言葉。
その土づくりの現場も、実際に見せてもらいました。

この土作りはユンボの免許を取るところから始まったそう。

褐色・レンガ色の土ではなく、植樹には黒い土が重要なんです。
葉っぱなど腐葉土が混ざった養分の高い土。
葉っぱを半年寝かせてあげると、黒い土になっていくとのことです。

それを土と混ぜると栄養素がいっぱいに。とてもふわふわで軽い。

土を自前で作り、苗も自前で作り・・・。
何でも手作りなんて、すごい!!
まるで自分の子供を育てるように、優しい目をして木々を見つめる篠田さんです。

そしていま、森作りのノウハウは、
番組で継続して取材している『森の長城プロジェクト』が取り組む、
東北・被災地の「命を守る森の防潮堤」作りにも、役立てられています。

その苗作りの現場にも案内して頂きました。

苗作りの場所を見ると、東北地方に持っていく苗と2種類分けて育てていました。

輪王寺や大槌町の植樹の際に持ち帰った種を育てているのですが、
輪王寺からのドングリは30cmほどの成長です。

もう植えられそうな状態!
この苗も、あと少しで命を守る森の防潮提に植えられるのでしょうね・・・

番組ポットキャストも是非、お聞き下さい!



今週は横浜ゴムが各地の工場の敷地を利用して続けている森作りの取り組み、
『千年の杜』を取材した模様をお届けします。
これは横浜ゴムが2007年11月から行なっているもので、
国内外の工場などに50万本の苗木を植えるプロジェクトです。
すでに国内、海外を合わせて28万本の植樹を行なっています。
そのスタートとなったのが、今回取材した神奈川県平塚製造所の「千年の杜」。
その森を歩きながら、横浜ゴム環境推進室の篠田茂さんにお話を伺いました。

今週は、「桜」がテーマです。

毎年、この時期だけ花を開き、私たちの心をちょっと優しくしてくれる桜の花。
なんで春になると必ず咲くのか。なんであんなにキレイなのか。
そもそもソメイヨシノって何なのか。色々と疑問は尽きません。

というわけで今日は、桜の研究の第一人者、森林総合研究所・多摩森林科学研究所の主任研究員・勝木 俊雄さんにお話を伺いました。


(*写真は、3月21日に国立劇場前で撮影。)

ソメイヨシノといえば、もう、日本人が思い浮かべる「桜」の代表ですが、そもそも、自然に生えていたものなのでしょうか・・・

勝木さんによると、ソメイヨシノは人が作り出した栽培品種とのこと。
江戸時代の終わりくらいから世の中に広まったそうです。
色々な種を育ててみて、その中でもキレイな品種を増やして・・・
と、なかなか手間のかかる作業のようです。

なぜソメイヨシノが世の中に広がったかと言うと、そもそも、その「華やかさ」によるそう。
今あるソメイヨシノは人が「接木」で増やしていったものなんだとのことです。
この美しい「ソメイヨシノ」が私たちの目を楽しませてくれているのは、
一生懸命増やしていった先人のおかげなんですね。

日本における、「種」としてのサクラは、10種類。この番組のキーワードでもある「潜在自然植生」としては、日本全国、北海道~沖縄(石垣)まで広く分布しているようです。詳しいお話は、ポッドキャストをお聴きください♪

***
番組では、「あなたの身近の森」、「あなたの森の記憶」などメッセージをお待ちしています。
今週は、林芳正農林水産大臣のインタビューをお届けします。

森の生かし方を考え、大事に守る役割をつとめるキーパーソンということで、
木材の利用や植林活動に対する林野庁の取り組みなど、
日本の森の今後について色々とお話いただきました。

この番組で紹介してきた『森の長城プロジェクト』をはじめ、
いま、各地で植樹運動が盛り上がりを見せています。
震災以降、森が持つ様々なチカラを見直そうという機運が高まっているようです。

そんな中、実は世界的にもこういう流れがはじまっています。
その一つが、春分の日の翌日、 3月21日に制定された
『国際森林デー』です。

『国際森林デー』は、去年の12月に国連が、
「毎年3月21日を国際森林デーにしよう」ということで決定したものなのですが、
イベントは今年が初めてなのですが、
色んな企業、NPOと連携して催しを企画しているそう。

林大臣が注目しているイベントの一つが、
『緑の大使』だそう。
これは、葉っぱのフレディという童話が元になっている
ミュージカルで、その出演する子どもたちを緑の大使とするもの。

ずっと最後まで木に残る葉っぱ「フレディ」。
次々、周りの葉っぱが落ち葉となりいなくなる・・・のですが、
そんな中で最後まで残るフレディの話で、
最後は葉としての死を迎えるという話です。

この物語、一見可愛そうに思えるのですが、実はそうではなく、
葉は落ちて土に戻るという自然の循環を現していて、
実は悲しいことではない、という子どもへのメッセージがこめられているのです。

自然を大切に思う心、
循環していると言うことを教える非常に良い話なんですよ。


そして、この番組でも、木づかい…木を上手に利用することについて
様々な取り組みを紹介してきましたが、
いま日本の森林は、育て・守りながら、
今や、しっかり間伐をして、上手に「木を使う時期」に来ているようなんですね。
これについても林大臣にお話を伺いました。

「戦後、木をなるべく使わないようにしようという流れがありました。

公共の役所などはなるべく木を使わないようにやってきた時代があったのです。

長年、木を使わずに、どんどん植樹してきた日本人。

いま木が大きく育ち、これからは使える時期となるのです。

今は大きなチャンスで、供給の準備が出来たのでどんどん使っていくのが重要です。

林業には、「間引」きという言葉があるが、
この意味は、「この木を育てよう」と決めて、その周りの小さな木を外して
いくことで対象の木は根が張ることができるし光も差し込む。結果木がすくすく育つ。というもの。

これが「間伐」。

間伐をきちっとするのは手間もかかるが、森を育てそこに生物多様性が生まれ、豊かな森になる。
豊かな森は、人々に豊かな恵みを与えてくれるもの。

森に触れて頂ければ、その良さはすぐに分かると思います。」

つまり、健康な森を守るためにも、これからは「木を使う」ことが重要!なんですね。
林大臣、勉強になります!

そして今、「国産材」を使えば「ポイントがたまる」という
「木材利用ポイント」という制度を制定されているそう。

林野庁サイトにすでに情報が掲載されていますが。それによると・・・

・今年4月1日以降、一定の条件を満たして木造住宅を建てた方。
・同じように、一定の条件を満たして床や壁などを木材でリフォームした方。が、申請するとポイントが与えられるというもの。

このポイントは、全国や地域の商品券、農業・漁業・森林に関する体験旅行、
などに交換できる方針となっています。

詳しくは林野庁のウェブサイトで。

私たちがどんどん国産材を使うことで、日本の林業が活性化するといいですね!

林大臣、インタビューのために貴重なお時間を頂き、ありがとうございました!

番組ポットキャストもお聞きくださいね~~!


今週はお届けするのは、先月行われた、
ガレキを活かす森の長城プロジェクトのチャリティオークションの模様です。

東日本大震災の被災地沿岸部に、いのちを守る森の防潮堤を作るために
実施されたこのオークション。

本当に豪華な出品者が、活動を支援しようと
楽しいアイテムを色々出品し、会場はとても盛り上がりました。

オークションは、細川護煕理事長のあいさつとともに始まり、
森の長城プロジェクトを支援する著名人から、
様々なアイテムが出品されました。

例えば・・・。
・解剖学者・養老孟司(たけし)さんの奥さんから出品された
「うちの主人1時間貸します」権利


・細川護煕さんご自身が出品した「茶碗と湯河原工房ツアー」
 ・・・オプションで、細川さん本人がお茶をたてておもてなし

・元ヤクルトの古田敦也さん「最強の野球助っ人になります」権利
 ・・・お子さんに野球をコーチング。または草野球チームの助っ人参加

・アントニオ猪木「闘魂注入ビンタ一発」・・・これは例のアレですね。

・オリンピック3大会連続金メダリスト、レスリングの吉田沙保里選手に
肩車をしてもらう・・・という権利

その他、横綱白鵬、名馬ディープインパクト、(そしてあの吉永さゆりさんも)
アイテムを出品。

それぞれ、高額で落札され、
結果、今回のオークション全体で集まった資金は3185万円。

当初の目標を上回る結果となりました。

さらにオークションの合間には、森の長城プロジェクトを
支援する歌手の加藤登紀子さんのライブもありました。



だんだんと春めいてきました!
高橋家の庭の梅です。

(ちょっとピンボケしていますが。。)

もうすぐ、桃、そして桜の花が咲きますね。
木蓮も蕾が膨らんできています!

JFN38局を結んでお送りする『いのちの森 voice of forest』。

この番組は、「森の長城プロジェクト」をはじめ、
全国に広がる植林活動や、自然保護の取り組みにスポットを当てる
プログラムです。各分野の「森の賢人」たちの声に耳を傾け、
森と共存する生き方を考えていきます。

今回お届けするのは、TOKYOFMで行われた
この番組とのコラボイベント、『ライブドリアード』の模様です。

「森や生態系と人間社会の共存」というテーマについて、
ライブやパネルディスカッションを通じて考えるこのイベント。

前回に引き続き、森林や林業のキーパーソンの方々が登場。
日本の森を形作る「木」の可能性についてのお話を聞くことが出来ました。

番組で注目したのは、新しい木の可能性
「木は健康にいい!」ということ。

林野庁の末松林政部長によると、

森の可能性としていま注目されているのが、
女医によるチームを結成し”森林浴”や”森林セラピー”の効用を探っているということ!

森を歩き、気持ちをゆったり森を歩くと、鳥や風、
木が出す様々なものを浴びることの効果を探る活動を調査しているのですが、
血圧への効果やナチュラルキラー細胞が2割~3割増えて、
1か月持続するといったことが分かってきているんです。

また、別の調査によると、木の教室で勉強をすると、コンクリの教室より、
インフルエンザによる学級閉鎖の頻度を調べると、
木の教室の方がコンクリ教室より3分の1ほど減るという結果も出ているそう。

理由は割と単純で、木は湿度を調節する能力があるからで、
木が、天然の加湿器にもなっているとのことでした。

また、木を使った新しいエネルギー「木質バイオマス」も、今注目を浴びているそう。

「木質バイオバス」とは、
丸い木を四角い材木として取った残り部分や枝葉部分はまだ使える部分なので、
それは昔ながらの燃料としての用途に使う、自然再生エネルギーのこと。

再生可能エネルギーの中で、太陽光や風力と違い、24時間ずっと
発電できるのは木質バイオマスで、
石炭の代わりに木を燃やせば効率がいいとのこと。

技術も進み、再生可能エネルギーの買い取り制度もできたので、林に落ちて朽ち果てる前に
エネルギー利用するというのが進んできているそう。

5000kwの発電所が出来たら、発電所に17人の20代の男性が雇われ、山で40人~50人の雇用が生まれたとの話を聞かせてくれました。

詳しくは、番組ポットキャストを聞いてくださいね。
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高橋万里恵
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