サンシャイン池崎さんが“空前絶後の〜”が生まれたきっかけを語る(2019/10/05 放送)
今週は、サンシャイン池崎さんをお迎えしました。
池崎さんは1981年10月9日生まれのもうすぐ38才。恵さんとは、同じ鹿児島県出身で事務所も同じワタナベエンターテインメントという繋がりがあります。
子供の頃から「クラスのムードメーカー的な存在」で「お笑い担当」「ひょうきん者」だったという池崎さん。中学時代は卓球部で活躍し、高校生の頃はボート部で九州大会に行ったそうですが、ボートを始めたのはボート部のある学校が少なかったからだとか。
「(ボート部って)珍しいですよね。僕ちょっと実家が貧乏だったんですけど、(鹿児島県内で)5校だと5校中2位までが全国大会とか行けるんですよ」「で、旅行がタダでできると思って…ボートは別に好きじゃなかったんですけど」
高校を卒業した池崎さんは大分大学の工学部に進学。
「大学はけっこうギリギリでした。センター試験でD判定ぐらいで、ちょっと厳しいかな…でもいってみようっていう。私立はお金的に行けなかったんで、公立にチャレンジしました」
「本当はお笑いやりたかったんですよね。でも、鹿児島だと、なりかたがわからないじゃないですか。だから、とりあえず大学行っとこうかなっていうか」
「本当は誘いたい同級生がいたんですけど、そいつはけっこう頭が良くて、いい家だったんで、もう進学!っていう家だったんですよ。だから誘いづらくて、誰にも言わずっていう感じでしたね」
そして、大学を卒業後にいよいよお笑いの世界に飛び込みます。
「僕は就職するっていうのをいっこも思ってなくて、お笑いが好きだったんで、当時付き合ってた彼女にそんな話をしたら、ちょうどワタナベエンターテインメントの養成所が開設されるっていう…ファッション雑誌に載ってて。これ行けば?みたいな」
「吉本(興業)も正直行きたいっていうのもあったんですけど、それはお金の問題というか。今は違うと思うんですけど、吉本は授業料のローンが組めなかったんですよ。“一撃”で払わないといけなくて…一括で。でも、ワタナベはローン組めるっていうのもあったんで」
「あと(ワタナベは)まだ開校したてだったんで、1期生とか2期生で入れるから、その方が優遇されそうだなって」
池崎さんはワタナベコメディスクール時代のことをこう振り返ってくれました。
「最初は(不安は)なかったっすね。メチャクチャ自信あって。やりたいっていう気持ちもあったんで。もう希望しかなかったですね。いけるだろ!っていう」
「卒業の時に卒業ライブっていうのがあって、その時にワタナベエンターテインメントのお偉いさんとかが見に来て、アイツらいいなってなったら所属できるんですよ。でも、7〜80組いて5組ぐらいしか当時はとってなかったんで、ほぼ落ちるんですけど、それでも入れなかったので」「あとは野に放たれて…」
当時の池崎さんはコンビで活動していたそうですが、やがてコンビは解散してピン芸人に。ちなみに、“サンシャイン池崎”という名前にした理由については「これはもう、ちょっと感覚でいっちゃったんですよね」とおっしゃっていました。
恵さんによると、今のような注目を集める前からワタナベエンターテインメント内では「凄いヤツがいる」と話題だったというサンシャイン池崎さん。人気ネタ、“空前絶後の〜”はこんなきっかけで生まれたそうです。
「最初の頃、前口上の自己紹介の部分をカッコつけたいっていう…ただカッコつけたいので『空前絶後のなんとかなんとか〜』って長いのを作って、ネタ見せでやったらむちゃくちゃ噛んで。『あ、ちょっともう1回やっていいですか?』みたいになって。また『空前絶後の〜』って言ったら、また途中で噛んで。『あ、すいません。もう1回』って」
「それを3回ぐらい繰り返してたら、『いやもう名前言え早く!』みたいに言われて。それで『あ、名前を言わないのが面白いかも…』って思ったんですよね」
そして、池崎さんにとって一番のターニングポイントになったのは、『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!』の企画『絶対に笑ってはいけない』で、俳優の斎藤工さんが“空前絶後”のネタをやってくれたことだったとか。
「やっぱり世の中が動いた!っていうのは、斎藤工さんだと思うんですよね。斎藤工さんがやって、ホントに一晩で変わりましたね。『ガキ使』がオンエアされて。そしたらツイッターのトレンドワードみたいなのに“空前絶後”が出て、みんなそれを真似してつぶいたりして。いろんな企業が“空前絶後”でいろんな商品をつぶいたりとか。あれでブワァっと…」
「街歩いててもメチャクチャ話しかけられるようになりましたし。『おおい!空前絶後だ!』とか『斎藤工だ!』みたいな」
猫好き芸人でもある池崎さん。猫に関するツイッターには約46万人のフォロワーがいるそうです。
「僕のメインのアカウントの倍ぐらい…」「池崎より(猫の)風ちゃん雷ちゃんを見たいっていう人が多いですね」
↓こちらは池崎さんの著書『空前絶後の保護猫ライフ!』
来週も引き続き、サンシャイン池崎さんをお迎えします!
池崎さんは1981年10月9日生まれのもうすぐ38才。恵さんとは、同じ鹿児島県出身で事務所も同じワタナベエンターテインメントという繋がりがあります。
子供の頃から「クラスのムードメーカー的な存在」で「お笑い担当」「ひょうきん者」だったという池崎さん。中学時代は卓球部で活躍し、高校生の頃はボート部で九州大会に行ったそうですが、ボートを始めたのはボート部のある学校が少なかったからだとか。
「(ボート部って)珍しいですよね。僕ちょっと実家が貧乏だったんですけど、(鹿児島県内で)5校だと5校中2位までが全国大会とか行けるんですよ」「で、旅行がタダでできると思って…ボートは別に好きじゃなかったんですけど」
高校を卒業した池崎さんは大分大学の工学部に進学。
「大学はけっこうギリギリでした。センター試験でD判定ぐらいで、ちょっと厳しいかな…でもいってみようっていう。私立はお金的に行けなかったんで、公立にチャレンジしました」
「本当はお笑いやりたかったんですよね。でも、鹿児島だと、なりかたがわからないじゃないですか。だから、とりあえず大学行っとこうかなっていうか」
「本当は誘いたい同級生がいたんですけど、そいつはけっこう頭が良くて、いい家だったんで、もう進学!っていう家だったんですよ。だから誘いづらくて、誰にも言わずっていう感じでしたね」
そして、大学を卒業後にいよいよお笑いの世界に飛び込みます。
「僕は就職するっていうのをいっこも思ってなくて、お笑いが好きだったんで、当時付き合ってた彼女にそんな話をしたら、ちょうどワタナベエンターテインメントの養成所が開設されるっていう…ファッション雑誌に載ってて。これ行けば?みたいな」
「吉本(興業)も正直行きたいっていうのもあったんですけど、それはお金の問題というか。今は違うと思うんですけど、吉本は授業料のローンが組めなかったんですよ。“一撃”で払わないといけなくて…一括で。でも、ワタナベはローン組めるっていうのもあったんで」
「あと(ワタナベは)まだ開校したてだったんで、1期生とか2期生で入れるから、その方が優遇されそうだなって」
池崎さんはワタナベコメディスクール時代のことをこう振り返ってくれました。
「最初は(不安は)なかったっすね。メチャクチャ自信あって。やりたいっていう気持ちもあったんで。もう希望しかなかったですね。いけるだろ!っていう」
「卒業の時に卒業ライブっていうのがあって、その時にワタナベエンターテインメントのお偉いさんとかが見に来て、アイツらいいなってなったら所属できるんですよ。でも、7〜80組いて5組ぐらいしか当時はとってなかったんで、ほぼ落ちるんですけど、それでも入れなかったので」「あとは野に放たれて…」
当時の池崎さんはコンビで活動していたそうですが、やがてコンビは解散してピン芸人に。ちなみに、“サンシャイン池崎”という名前にした理由については「これはもう、ちょっと感覚でいっちゃったんですよね」とおっしゃっていました。
恵さんによると、今のような注目を集める前からワタナベエンターテインメント内では「凄いヤツがいる」と話題だったというサンシャイン池崎さん。人気ネタ、“空前絶後の〜”はこんなきっかけで生まれたそうです。
「最初の頃、前口上の自己紹介の部分をカッコつけたいっていう…ただカッコつけたいので『空前絶後のなんとかなんとか〜』って長いのを作って、ネタ見せでやったらむちゃくちゃ噛んで。『あ、ちょっともう1回やっていいですか?』みたいになって。また『空前絶後の〜』って言ったら、また途中で噛んで。『あ、すいません。もう1回』って」
「それを3回ぐらい繰り返してたら、『いやもう名前言え早く!』みたいに言われて。それで『あ、名前を言わないのが面白いかも…』って思ったんですよね」
そして、池崎さんにとって一番のターニングポイントになったのは、『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!』の企画『絶対に笑ってはいけない』で、俳優の斎藤工さんが“空前絶後”のネタをやってくれたことだったとか。
「やっぱり世の中が動いた!っていうのは、斎藤工さんだと思うんですよね。斎藤工さんがやって、ホントに一晩で変わりましたね。『ガキ使』がオンエアされて。そしたらツイッターのトレンドワードみたいなのに“空前絶後”が出て、みんなそれを真似してつぶいたりして。いろんな企業が“空前絶後”でいろんな商品をつぶいたりとか。あれでブワァっと…」
「街歩いててもメチャクチャ話しかけられるようになりましたし。『おおい!空前絶後だ!』とか『斎藤工だ!』みたいな」
猫好き芸人でもある池崎さん。猫に関するツイッターには約46万人のフォロワーがいるそうです。
「僕のメインのアカウントの倍ぐらい…」「池崎より(猫の)風ちゃん雷ちゃんを見たいっていう人が多いですね」
↓こちらは池崎さんの著書『空前絶後の保護猫ライフ!』
来週も引き続き、サンシャイン池崎さんをお迎えします!