「1日でも長く歌手を」エレファントカシマシの宮本浩次さん(2017/11/18 放送)
先週に引き続き、今週もエレファントカシマシのヴォーカル、宮本浩次(ひろじ)さんをお迎えしました。
初の紅白歌合戦への出場が話題のエレファントカシマシは、今年でデビュー30周年。メンバー4人は中学、高校の同級生で、ギターの石森さんと宮本さんは中学校の始業式で仲良くなって一緒に帰った仲だとか。そして、デビューのきっかけはレコード会社主催のオーディションだったそうです。
「19の時かな。レコード会社の人が来てくれてから、あ、俺たちいよいよデビューするんだって思いました。それまではけっこう一所懸命はやってたんだけども、まさか自分がデビューするとは思ってないから、就職しなきゃいけないっていうんで、けっこうそういうふうに思ってたんですよ。ま、幸い学生の間にデビューできたんで…」
11月8日に通算50枚目となるニューシングル「RESTART / 今を歌え」をリリースしたエレファントカシマシ。「今を歌え」は NHK BSのドラマ『全力失踪』の主題歌になっているバラードで、宮本さんの「素直に生きていきたい」という想いと、なかなかそうもいかない葛藤が込められた曲のようです。
「なかなか素直に自分の思いを言えなかったりとか。なかなか素直ってのも、どれも素直っちゃ素直だし…みたいなとこもあるじゃないですか。だからもうなんだろうなぁっていう、そういう矛盾も含めてそのまま淡々と…前向きでも後ろ向きでもなんでもない歌なんですね。わりとこう素直にそのままを歌いました」
エレファントカシマシは現在、30周年にして初めて47都道府県を回るライブ・ツアー中。「全国でこれだけソールドアウトって僕ら初めてで…」という宮本さんは、ツアーの間に生まれた新曲への想いをこんなふうに語ってくれました。
「素直でいてもいい、っていうことを、ツアーでお客さんがたくさん集まって肯定されている感じが凄くして…自分たちの曲を。凄い祝福されている分、無理やりに前向きな曲を歌わなくても、もしかするとそのまま出してもいいんじゃないかと」
「渋いってこういうことか、みたいなこともわかってきた中の、その想いをストレートに出すっていうのも、みんなにとってもお客さんにとっても何か凄く共感できることなんじゃないか、みたいなところを感じながら出来たんですよね。だから、変に悩まないで作れたのかなって」
「週に2回ずつぐらいライブ演るっていうのもそうなくて。で、合間にレコーディングして。凄く音楽にドップリ入ってる感じで、それが凄くやっぱりいいみたいですね」
また、宮本さんはご自身にとってのライブについてこんなことをおっしゃっていました。
「挑戦っていうとちょっとおこがましいようですけど…僕らは毎日ツアーやってますけど、ホントに初めて観に来る方もいるし、凄い楽しみに来ている人もいるでしょう。そうすると声も枯れちゃいけないし、当然なんだけど、やっぱこうカッコよく見せたいとか。そういう意味じゃ毎回挑戦する場所っていうことなんじゃないですかね」
現在51才の宮本さん。エレカシの他のメンバーは最近まったくお酒を飲まなくなったそうで、宮本さんも今は少ししか飲まないとおっしゃっていました。
「煙草も もちろんやめちゃったし。45ぐらいからそういうことを意識して…」
「背に腹は代えられないっていうところはやっぱりありますよね。歌をどうしても歌いたいし。職業でもあるけども、同時に歌はやっぱ好きだから。そうすると、自分の声が出ないのがホントに悲しいんですよね。あと、息切れしちゃったりとか。煙草なんかホントによく吸ってた時があって、そうするとホントに息切れしちゃうんですよ」
昔、レコード会社のディレクターから「なにしろ長く続けることだよ」と言われた時に「そんなこともねえだろ。パッと太く短く」と思ったという宮本さん。でも最近は、以前は受けが悪かったデビュー曲でライブのお客さんが盛り上がったりするのを見て、「なるほど。継続は力っていうところもあるな」と思うようになったそうです。
そして、宮本さんは今後の目標についてこんなことをおっしゃっていました。
「ホントにストレートなことなんですけど、4人でしっかり練習して…なかなか難しいんです。やっぱり同い年だけども、それぞれパートも違ければそれぞれの生活もあるから違ってくる。でも、その中でなんとか音楽を4人で作るっていうこと。リハーサルなんですよ。曲なんか実はどうでも良くて、1曲をみんなでリハーサルして、ああだこうだってやって作るっていうところにみんなも熱量を感じるんですよね」
「やっぱり健康でいなきゃいけないし、熱量もなきゃいけないし、気持ちも一つじゃなきゃいけないし。実は当たり前のことだから、逆に超えていかなきゃいけないハードルも結構あって…練習したいですね。みんなでとことん。音を出すとやっぱり会話以上の何かがそこにありますから」
最後に、宮本さんはご自身にとっての挑戦についてこう話してくれました。
「こうなったらもうホントに元気に歌っていきたいっていうのがハッキリありますんで、現役で1日でも長く歌手をやっていけたら、っていうふうに思います。バンドも含めてですけど」
番組では、そんな宮本さんの挑戦に関するメッセージを色紙に書いて頂きました!こちらの色紙を1名様にプレゼントします。このホームページ右のメッセージフォームから「宮本浩次さんの色紙希望」と書いてご応募ください!
初の紅白歌合戦への出場が話題のエレファントカシマシは、今年でデビュー30周年。メンバー4人は中学、高校の同級生で、ギターの石森さんと宮本さんは中学校の始業式で仲良くなって一緒に帰った仲だとか。そして、デビューのきっかけはレコード会社主催のオーディションだったそうです。
「19の時かな。レコード会社の人が来てくれてから、あ、俺たちいよいよデビューするんだって思いました。それまではけっこう一所懸命はやってたんだけども、まさか自分がデビューするとは思ってないから、就職しなきゃいけないっていうんで、けっこうそういうふうに思ってたんですよ。ま、幸い学生の間にデビューできたんで…」
11月8日に通算50枚目となるニューシングル「RESTART / 今を歌え」をリリースしたエレファントカシマシ。「今を歌え」は NHK BSのドラマ『全力失踪』の主題歌になっているバラードで、宮本さんの「素直に生きていきたい」という想いと、なかなかそうもいかない葛藤が込められた曲のようです。
「なかなか素直に自分の思いを言えなかったりとか。なかなか素直ってのも、どれも素直っちゃ素直だし…みたいなとこもあるじゃないですか。だからもうなんだろうなぁっていう、そういう矛盾も含めてそのまま淡々と…前向きでも後ろ向きでもなんでもない歌なんですね。わりとこう素直にそのままを歌いました」
エレファントカシマシは現在、30周年にして初めて47都道府県を回るライブ・ツアー中。「全国でこれだけソールドアウトって僕ら初めてで…」という宮本さんは、ツアーの間に生まれた新曲への想いをこんなふうに語ってくれました。
「素直でいてもいい、っていうことを、ツアーでお客さんがたくさん集まって肯定されている感じが凄くして…自分たちの曲を。凄い祝福されている分、無理やりに前向きな曲を歌わなくても、もしかするとそのまま出してもいいんじゃないかと」
「渋いってこういうことか、みたいなこともわかってきた中の、その想いをストレートに出すっていうのも、みんなにとってもお客さんにとっても何か凄く共感できることなんじゃないか、みたいなところを感じながら出来たんですよね。だから、変に悩まないで作れたのかなって」
「週に2回ずつぐらいライブ演るっていうのもそうなくて。で、合間にレコーディングして。凄く音楽にドップリ入ってる感じで、それが凄くやっぱりいいみたいですね」
また、宮本さんはご自身にとってのライブについてこんなことをおっしゃっていました。
「挑戦っていうとちょっとおこがましいようですけど…僕らは毎日ツアーやってますけど、ホントに初めて観に来る方もいるし、凄い楽しみに来ている人もいるでしょう。そうすると声も枯れちゃいけないし、当然なんだけど、やっぱこうカッコよく見せたいとか。そういう意味じゃ毎回挑戦する場所っていうことなんじゃないですかね」
現在51才の宮本さん。エレカシの他のメンバーは最近まったくお酒を飲まなくなったそうで、宮本さんも今は少ししか飲まないとおっしゃっていました。
「煙草も もちろんやめちゃったし。45ぐらいからそういうことを意識して…」
「背に腹は代えられないっていうところはやっぱりありますよね。歌をどうしても歌いたいし。職業でもあるけども、同時に歌はやっぱ好きだから。そうすると、自分の声が出ないのがホントに悲しいんですよね。あと、息切れしちゃったりとか。煙草なんかホントによく吸ってた時があって、そうするとホントに息切れしちゃうんですよ」
昔、レコード会社のディレクターから「なにしろ長く続けることだよ」と言われた時に「そんなこともねえだろ。パッと太く短く」と思ったという宮本さん。でも最近は、以前は受けが悪かったデビュー曲でライブのお客さんが盛り上がったりするのを見て、「なるほど。継続は力っていうところもあるな」と思うようになったそうです。
そして、宮本さんは今後の目標についてこんなことをおっしゃっていました。
「ホントにストレートなことなんですけど、4人でしっかり練習して…なかなか難しいんです。やっぱり同い年だけども、それぞれパートも違ければそれぞれの生活もあるから違ってくる。でも、その中でなんとか音楽を4人で作るっていうこと。リハーサルなんですよ。曲なんか実はどうでも良くて、1曲をみんなでリハーサルして、ああだこうだってやって作るっていうところにみんなも熱量を感じるんですよね」
「やっぱり健康でいなきゃいけないし、熱量もなきゃいけないし、気持ちも一つじゃなきゃいけないし。実は当たり前のことだから、逆に超えていかなきゃいけないハードルも結構あって…練習したいですね。みんなでとことん。音を出すとやっぱり会話以上の何かがそこにありますから」
最後に、宮本さんはご自身にとっての挑戦についてこう話してくれました。
「こうなったらもうホントに元気に歌っていきたいっていうのがハッキリありますんで、現役で1日でも長く歌手をやっていけたら、っていうふうに思います。バンドも含めてですけど」
番組では、そんな宮本さんの挑戦に関するメッセージを色紙に書いて頂きました!こちらの色紙を1名様にプレゼントします。このホームページ右のメッセージフォームから「宮本浩次さんの色紙希望」と書いてご応募ください!