城田優さんが語るミュージカル(2017/10/28 放送)
今週は、俳優の城田優さんをお迎えしました。
城田さんは、1985年12月26日生まれの現在31才。お父さんは日本人、お母さんはスペイン人で、2才から6才ぐらいまではスペイン(カタルーニャ州)のバルセロナに住んでいたそう。
「バルセロナでテレビを観て、お芝居だったり歌うことだったりに興味を持って、テープレコーダーで自分でラジオ番組を作ったりとか、そういうことが好きでした」という城田さん。小さい頃からずっと、将来は歌や踊り、お芝居をするんだと決めていたそうです。
190センチの長身で、誰もが認めるハンサムの城田さんですが、10代の頃は顔立ちや身長の高さがコンプレックスだったとか。
「10代からずっとオーディションを受け続けて、カッコイイね!っていっぱい言われてきたんですよ。カッコイイね!カッコイイね!カッコイイね!って言うんですけど、オーディションではいっさい受からないんですよ。要は、顔がちょっと濃いのがどうやらネックになってるぞ…っていうことに気づき始めたんですね。13、14、15ぐらいの時に」
「君の役って言ったら、ホント転校生とか留学生とか…って。当時ハーフって、ウェンツ瑛士とベッキーぐらいしかいなかったんですよ。約20年前。いやぁなかなか難しいよねぇ、みたいな。その当時って今ほどコンプライアンスみたいなこともなく、けっこうズバズバ言うんですよ。プロデューサーさんとか監督さんとかに、ちょっとデカ過ぎんだよなぁ、とか言われるんですよ。毎回、僕泣きながら帰ってて…」
城田さんは、1985年12月26日生まれの現在31才。お父さんは日本人、お母さんはスペイン人で、2才から6才ぐらいまではスペイン(カタルーニャ州)のバルセロナに住んでいたそう。
「バルセロナでテレビを観て、お芝居だったり歌うことだったりに興味を持って、テープレコーダーで自分でラジオ番組を作ったりとか、そういうことが好きでした」という城田さん。小さい頃からずっと、将来は歌や踊り、お芝居をするんだと決めていたそうです。
190センチの長身で、誰もが認めるハンサムの城田さんですが、10代の頃は顔立ちや身長の高さがコンプレックスだったとか。
「10代からずっとオーディションを受け続けて、カッコイイね!っていっぱい言われてきたんですよ。カッコイイね!カッコイイね!カッコイイね!って言うんですけど、オーディションではいっさい受からないんですよ。要は、顔がちょっと濃いのがどうやらネックになってるぞ…っていうことに気づき始めたんですね。13、14、15ぐらいの時に」
「君の役って言ったら、ホント転校生とか留学生とか…って。当時ハーフって、ウェンツ瑛士とベッキーぐらいしかいなかったんですよ。約20年前。いやぁなかなか難しいよねぇ、みたいな。その当時って今ほどコンプライアンスみたいなこともなく、けっこうズバズバ言うんですよ。プロデューサーさんとか監督さんとかに、ちょっとデカ過ぎんだよなぁ、とか言われるんですよ。毎回、僕泣きながら帰ってて…」
「容姿ってもうどうしようもないじゃないですか。例えば、芝居が下手くそだとか、もう少しこうしてくれとかはわかるんですけど。でも、顔が彫りが深いとか、背が高いとかはもう変えられないんで、コンプレックスでした」
そして、恵さんの「実際モテるんでしょ?」という質問に対して、「いや、そんなことないです。恋に悩みますよ」と城田さん。「それこそ王子様イメージを持たれてる方たちはたぶんひいて帰っちゃいますよね。同じ人に何度も振られたこともありますし。基本的に僕、一回好きになったら長いんですよ。一度お付き合いして振られてもまた告白したりもしますし…。挑戦し続けるタイプですね」なんておっしゃっていました。
そんな城田さんは、2003年にミュージカル『美少女戦士セーラームーン』で俳優としてデビュー。
「タキシード仮面っていう、いわゆるヒーローがいるんですけど、主役のセーラームーンのまぁ恋人ですね。その役を16才の時にオーディションでゲットして、初めてのダンスと歌と芝居と。2年間やらして頂いて、ホントに凄く思い出にも残ってますし、自分の原点って何ですか?って聞かれると、僕はあんまりないなぁって言うんですけど、強いて言うならこの作品ですね」
また、2008年には大ヒットしたテレビ・ドラマ『ROOKIES』で熱演し、幅広い層に認知されるように。その後も数々のドラマや映画に出演する一方、引き続きミュージカルの世界でも活躍してきました。
「ミュージカルはやりがいもあるし、達成感としてはたぶんエンターテイメントの中で王様だと思っている」とおっしゃっていた城田さんですが、やはり難しいことも多いんだとか。
「お芝居と歌がやりたいっていう2つの夢がある中で、言ってしまえば両方入ってるんですよ、ミュージカルって。でも、逆にミュージカルって本当に難しくて、例えば、1ヶ月間公演があっても毎日コンディションをキープしなければいけないし、生で、毎回お客様の前でベストを尽くさなきゃいけないし…」
「僕、性格的にマイナス思考で落ち込みやすくて、すぐ悪い方に捉えてしまったりとかするんです。失敗したらどうしようとか、ちょっと失敗してもすぐ引きずったりとかしてたんで、ミュージカルはホント向いてなかったんですよ、若い頃から。最初の舞台こそ、まだあんまり経験がなかった分、楽しくできてたんですけど、だんだん経験を積むにつれて、成功していくと今度は失敗するのが怖くなるというか」
顔には出ないそうですが、実はかなりの“ビビリ”だという城田さん。「お客様が高いチケットを買いに来て、遠方からはるばる電車に乗って…とかそういうことを考えてしまうと絶対に失敗できねえぞ、みたいな感覚になってしまって…もちろん楽しいですよ。どこが楽しいかって言ったらカーテンコールですね。最後の最後。終わって挨拶してお辞儀した時に、うわぁって拍手頂ける瞬間が一番楽しいです」とおっしゃっていました。
12月には、城田さんが本場ブロードウェイのミュージカル・スターたちと共演するエンターテイメント・ショー『4Stars 2017』がスタート。2013年にも一度開催されていますが、4人のメインキャストの中で城田さんが唯一の日本人です。
「凄い貴重な経験ですね。どんな舞台やどんな映画をやるよりも精神的にも鍛えられますし、何よりも経験値が増えますね」
『4Stars 2017』は、12月14日(木)から17日(日)までは大阪の梅田芸術劇場、12月20日(水)から28日(木)までは東京国際フォーラムで公演が行われます。
来週も引き続き、城田優さんをお迎えします。お楽しみに!