今回は2020年にお届けした放送・記事の中から、あなたが「癒された!元気をくれた!」など、心や印象に残ったボタニカルライフのベスト5をご紹介します。
花や植物のどんな魅力が、あなたの心に癒しや元気を届けたのでしょうか?
第1位 2020.02.21
Botanical Goods35
春を待つ心に届ける、一足早い桜体験
2月は、まだまだ寒い日が続きますが、桜の花のグッズを身近に置いて、いち早く春を感じてみてはいかがでしょう。緑の居場所デザインの市村美佳子さんは、山形県天童市のさくらんぼ農家から、冬に剪定された枝を分けてもらい、希望者に届けています。それが「さくらんぼの枝プロジェクト」です。畑の雪の中に保管されていた枝は、お部屋の中で水を入れた花瓶に挿しておけば、ひと月ほどで綺麗な花が咲き、お部屋で一足早いお花見を楽しむことができます。
また、京都から自然や植物の美しさを発信している「ウサギノネドコ」では、本ものの桜の花を封入した透明のアクリルキューブを製作しています。早咲きの「カワズザクラ」、大輪の「オオカンザクラ」など、透明なキューブの中に咲く桜は、春を待つ癒しのインテリアとしておすすめです。
あなたからのボタニカルメッセージ
「さくらんぼの枝を花瓶に挿しておくと、花が咲くなんて、素晴らしいと思いました。実がなることもあるなんて、ワクワクしちゃいます。来年は、桜を愛でたいです」
「私はウサギノネドコというお店のSola cubeの桜シリーズに惹かれました。花の中で桜が1番好きで、その桜の花を透明なキューブに閉じ込めた物があると番組で知り、放送後に調べてオンラインショップで購入しました。お陰様で、たった一輪だけど毎日自分の部屋でお花見が出来るようになりました。美しく永遠に咲き続ける桜の花に、いつも癒しと元気を貰っています」
第2位 2020.10.02
Herbal Life52
セダムで楽しむカラフル寄せ植え
ぷっくりとしたカラフルな葉が特徴の多肉植物「セダム」。乾燥に強く、ベランダなどで手軽に育てることができます。自然界のものとは思えない鮮やかな色が魅力のセダムですが、何種類かを一つの鉢に組み合わせたものが、セダムのカラフル寄せ植えです。寄せ植えワークショップやSNSが大人気のMAiさんによると、気がつかないうちに鉢からこぼれた小さい葉が、庭の片隅で小さな命を育んでいる健気な姿に勇気や元気をもらうことが多いそうです。また、SNSで知り合った植物愛に溢れた人たちとの出会いや通い合う心が、MAiさんの大切なエネルギーの源になっています。
あなたからのボタニカルメッセージ
「お花が大好きなので毎週楽しみに聴いています♪♪参考にする事も多く、特にセダムのカラフルな寄植えはお気に入りです!多肉植物にはまり鉢が増えました」
第3位 2020.05.01
Herbal Life49
眺めて触れて楽しむ、ミニ盆栽の癒しの世界
小さな鉢で育った植物を手のひらに乗せて楽しむことができるミニ盆栽。小さい中に自然そのものの景色が広がり、癒しを感じさせてくれます。普通の盆栽は敷居が高くて、という方でも手軽に始めることができ、植物を育てる喜びを味わうことができます。置き場所も選ばず、鉢選びや飾り方も自由ですが、その中には日本独自の自然観がしっかり広がっています。小さいながらも冬の厳しい寒さを耐えて春を迎え、時に花を咲かせ実を付けるミニ盆栽。じっくり向き合って、身近に自然や緑とのふれあいを楽しんでみてはいかがでしょう。
あなたからのボタニカルメッセージ
「3枚ほど葉のついた小さなもみじの苗(?)をちょうどご近所さんからわけていただいたばかりで、番組とても参考になりました。今は葉も落ちてしまいましたが、その葉もちゃんと押し葉にしていますよ」
第4位 2020.08.07
Herbal Life51
真夏のおすすめグリーンライフ
暑い時期に疲れた身体や気分を癒してくれるのが、花や植物の存在です。野の草花を楽しむブーケアレンジや、日本特有の園芸品など、夏はボタニカルな涼を生活に取り入れてはいかがでしょう。野原に広がる緑の植物を主役に、白い花を組み合わせたブーケアレンジを特徴とするのが、フラワーショップ「KUSAKANMURI」。緑の野で白い花を摘むようにという思いをブーケに込めて届けています。
また和の風情を楽しむ夏の涼のインテリアとして、昔から親しまれてきたのが、「釣りしのぶ」です。竹などの芯に山苔を巻き、シダ科の植物「しのぶ草」を植えたもの。風鈴を下げると、目と耳の両方で涼しさを感じさせてくれます。自然の風景を思わせる、夏ならではのグリーンライフを楽しんでください。
あなたからのボタニカルメッセージ
「以前の職場が恵比寿にありKUSAKANMURIさんは知っていましたが、白いブーケに花を摘む物語があるなんて知りませんでした。緑と白は癒しの色ですね」
第5位 2020.11.13
Botanical Goods41
ニューヨーク発、ボタニカルな愛が溢れるクラフトワーク
ニューヨークの2人の女性クリエイターが手がけるのは、自然から受ける恩恵をモチーフに制作されたクラフトワークです。「生花の持つ“幸せ”を、自分のクリエイションで表現したい」と語るのはペーパーフラワー作家、リヴィア・チェティさん。様々な色の薄紙とクレープペーパーを用い、独特のニュアンスのある花や植物を手作りしています。お部屋の雰囲気に合わせて、そのまま置いたり、花器に入れてアレンジしたり、自由に楽しむことができます。
もう一人は「自然からのインスピレーションで暮らしも仕事も豊かにしたい」、と語るステファニー・ハウズリーさんです。ニューヨーク、ブルックリンで刺繍ブランドを立ち上げ、ストーリー性のあるデザインで、色彩豊かな刺繍作品を展開。世界各地で出会った、鳥や動物、木々や植物や花などの命の輝きを表現しています。2人が生み出すボタニカルクラフトワークには、「誰かを作品で幸せにしたい」という願いが込められています。
あなたからのボタニカルメッセージ
「コーラルアンドタスクの巾着、可愛すぎて、お花と小鳥の姿にきゅんとして、早速検索しました(笑)。持っているだけで癒されます。今年子供が生まれたのでお出かけに使っています」
2020年、ボタニカルな話題が届けてくれたたくさんの癒しのメッセージいかがでしたか。取材やインタビューにご協力いただいた多くのボタニストの皆さまありがとうございました。寒さも厳しくなるこの頃ですが、花や植物の癒しを身近に感じて、元気に楽しく新しい年をお迎えください。
TOKYO FM
「ONE MORNING」では、毎週金曜日、8時38分から、毎週週替わりのテーマでボタニカルな暮らしをご紹介するノエビア「BOTANICAL LIFE」をオンエアしています。
また、TOKYO FMで毎週土曜日、9時から放送している
ノエビア「Color of Life」。 12月26日は、女優の南果歩さんを迎えてお届けします。どうぞ、お聞き逃しなく。