今、アメリカやヨーロッパで、美容や健康に対して意識の高い女性から注目を集めているのが、穀物やナッツなどからできたボタニカルミルクです。栄養価が高く、身体にもいい効果が期待できるとあって、ライフスタイルに取り入れる方が増えています。
植物に関しての名著や、写真集、そしてグッズなどをご紹介するボタニカルブックス&グッズ。今回は、美味しくて栄養豊富な、植物性のボタニカルミルクの魅力をご紹介します。
植物性のボタニカルミルクといえば、豆乳がおなじみですが、数年前に欧米でアーモンドミルクが大人気となってから、カシューナッツミルク、オーツミルク、ライスミルクなどが登場し、種類もとても豊富になりました。どれも栄養価が高くローカロリーということで、そのまま飲むのはもちろん、コーヒーに入れたり、牛乳の代わりに料理にも使えます。ニューヨークのスーパーマーケットやデリでは、牛乳や豆乳以上のスペースを割いて多くのボタニカルミルクが並んでいるほどです。
ニューヨークのスーパーに並ぶボタニカルミルク
■アーモンドミルク
ボタニカルミルクの中でも最もポピュラーなのが、アーモンドミルクです。実はアーモンドミルクの歴史は古く、中世の時代から牛乳の代わりに飲まれたり、料理に使われたりしていました。貴族が好み、モーツアルトも当時のカフェで楽しんだのだそうです。
ビタミンEの効果で抗酸化作用があり、生活習慣病の予防にもよいとされるアーモンド。そのまま食べるよりもミルクで摂るほうが吸収率が高く、手軽にいただけます。コレステロールがゼロで、豆乳よりもカロリーが低いことでも注目され、日本でも手にいれやすくなりました。
クセがないのでそのまま飲んでも、温めても美味しくいただけます。また、アーモンドに含まれるビタミンEは熱に強いので、カレーのルーやポタージュスープに加えるなど、牛乳の代わりに様々な料理に使えます。
日本でも販売されているアーモンドミルク
■カシューナッツミルク
アーモンドミルクに続き、新たに注目されているナッツミルクが、カシューナッツミルクです。カロリー、コレステロールが低くて、ビタミンEが豊富。コップ一杯ほどで1日に必要なビタミンEを摂取でき、糖質も含まないので、シリアルやグラノーラにかけたり、フルーツや野菜と一緒にスムージーにするのもおすすめです。
カシューナッツミルク
■オーツミルク
健康志向の高いニューヨークやヨーロッパのコーヒーショップでは、今コーヒーに入れるミルクと言えばオーツミルクです。オーツ麦で作ったオーツミルクは、食物繊維やカルシウム、ビタミンEが豊富。牛乳よりも低カロリーで泡立てしやすく、甘みも含んでいるので、ラテで大人気になっています。
オーツミルク
「第三のミルク」として人気を集める、植物性のボタニカルミルク。種類も豊富になってきていますから、風味や特長にこだわって選び、毎日の生活に積極的に取り入れて楽しんではいかがでしょう。
TOKYO FM
「ONE MORNING」では、毎週金曜日、8時38分から、毎週週替わりのテーマでボタニカルな暮らしをご紹介するノエビア「BOTANICAL LIFE」をオンエアしています。
また、TOKYO FMで毎週土曜日、9時から放送している
ノエビア「Color of Life」。 9月14日は、女優の渡辺真起子さんを迎えてお届けします。どうぞ、お聞き逃しなく。