あなたのキレイと元気を磨く!「植物の力」で美しいライフスタイルを!

5000年以上の歴史を持ち、クレオパトラも愛した植物との暮らし。植物と向き合い、植物の声を聞くライフスタイルや、ボタニカル・フードのとっておきレシピ。植物の世界からあなたに届く「美しい贈り物」です。

―この番組は、2021年3月で終了しました。―

2019.05.31

Herbal Life38
お部屋で南国気分を楽しむ、トロピカルプランツの魅力

  • HerbalLife
すっきりしない梅雨の季節も目前ですが、お部屋で南国気分を味わえるトロピカルプランツを楽しんでみませんか。その元気な姿が自然のエネルギーを届けてくれます。

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今回のハーバルライフは、トロピカルプランツの魅力と楽しみ方を、京都のプランツショップ「COTOHA GREEN & ANTIQUE」の谷奥俊夫さんに教えていただきます。



ユニークな姿と癒しのエネルギー、サボテンの魅力
京都の二条城近くにある町屋のショップで、トロピカルプランツを中心に観葉植物やテラリウムを豊富に揃えているのが、「COTOHA GREEN & ANTIQUE」。沖縄などから仕入れた植物を中心に、まるで南国の植物園のようです。中でも人気を集めているのが、ショップ内の日当たりの良い窓辺に並べられた個性的なサボテン。アメリカ中南部、メキシコが原産で、乾燥地帯や高山など他の植物が育ちにくい環境でも、身体の中に地中の栄養分をしっかり蓄えて成長します。筒状のふっくらとした茎や、針のように退化した葉の部分は、ユニークな進化の姿ですが、その愛らしさには誰もがつい惹かれてしまいます。

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接木サボテン(左)とサボテン(右)


サボテンには、あまり水をやらなくても良いという印象がありますが、実は水が大好き。でも、水やりの後、余分な水が鉢の中に残って根腐れを起こさないように、水はけには十分に注意しましょう。サボテンは砂や砂利で育っていますから、家庭で育てる場合も同じ水はけの良い土壌が求められます。サボテンが好む環境を鉢の中に作ってあげれば、元気な姿を長く楽しむことができます。

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アズレウス(左)と老楽(右)



ガラスの中の植物園、テラリウムの魅力
テラリウムとは、透明なガラス容器などで植物を育てること。19世紀に開発された植物を育てる方法で、南国から珍しい植物をヨーロッパに持ち帰るときに、この方法で運んだとされています。フラスコ型のガラス容器の蓋を密閉したり開放したりして温度や湿度を調整し、南国に近い自然環境を作ります。適度な湿度と水分で光合成が活発に行われ、植物たちを元気に育みます。

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フラスコ型ガラス容器のテラリウム


テラリウムで植物を育てる際、もっとも大事なのが湿度。「COTOHA GREEN & ANTIQUE」では、普通の園芸用の土ではなく、より自然の土壌に近いセラミック用土を使い、植物により優しい環境をガラス容器の中に作り出しています。セラミック用土は水はけが良く、空気もしっかりと行き渡るため、根の部分が元気になるのです。

サボテンやテラリウムを楽しむには、できるだけお部屋の中に本来の自然環境を作ってあげることが大切です。人間と同じように植物も、急な環境の変化にはストレスを感じるそうです。購入したら、ショップとお部屋の環境の変化に植物が対応する2、3週間は、できるだけ注意深く観察してください。植物の置き場所も、ここと決めたらできるだけ移動させずに育てましょう。愛らしい姿を長く楽しんでください。


TOKYO FM「ONE MORNING」では、毎週金曜日、8時38分から、毎週週替わりのテーマでボタニカルな暮らしをご紹介するノエビア「BOTANICAL LIFE」をオンエアしています。

また、TOKYO FMで毎週土曜日、9時から放送しているノエビア「Color of Life」。6月1日は、小説家の朱野帰子さん(『わたし、定時で帰ります。』の著者)を迎えてお届けします。どうぞ、お聞き逃しなく。


京都 COTOHA GREEN & ANTIQUE 
沖縄産観葉植物を中心に、南国の植物の魅力を京都の町屋で発信。京都の中心部の路地裏の植物ショップには沖縄から買い付けた観葉植物が並ぶ。
http://www.cotoha.me

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