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22.02.25

サッカー J1リーグにフォーカス

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金曜日の「トレンドネット」は、「スポーツ」をキーワードにお届けします。
今朝は、サッカージャーナリストの安藤隆人さんにお話を伺います。
取り上げるテーマはこちら!


サッカー J1リーグにフォーカス

吉田:「2022 明治安田生命 J1リーグ」は、先週 金曜日に行われた「川崎フロンターレ 対 FC東京」の試合を皮切りに、11月まで続く新しいシーズンがスタート。明日は第2節の試合が各地で行われます!


ユージ:去年は川崎フロンターレが2連覇を果たして、王者の意地を見せつけた形となりましたが、今年はどうなるのでしょうか?サッカージャーナリストの安藤隆人さんにお話を伺っています!


安藤さん:まず今期のJ1ですが、全体的にキャンプが多分どのチームも満足度を100%とすると、60、50%、新型コロナの影響もあり、チーム活動がストップするなど、そういった意味で前準備が例年以上に無い、しかも今年はワールドカップイヤーで開幕も早まったことから、かなり準備期間がない状態、手探りの状態で始まったリーグ戦というのが感じられます。実際に私も開幕戦のFマリノス対セレッソを見に行きましたが、やはり完成度と言う面では非常にまだどこのチームも四苦八苦しています。特に川崎フロンターレを見ていても、例年のスタートダッシュと言う面では、やはりちょっと選手が入れ替わって、また新たな選手が入ってくる中での浸透度というのは、例年よりもまだ足りないと感じるところがあります。実際に、この中で注目を挙げるとしたら川崎フロンターレを逆転勝ちしたFマリノス。実はシーズン前から僕も優勝候補に挙げていまして、理由としては今、セルティックで監督をしているアンジェ・ポステコグルー監督がチームに植え付けたアタッキングフットボールをケヴィン・マスカット監督が、うまく去年引き継いで、クラブとしての一貫性方向性をかなり重視して監督選びをして、今継続しているというところで、その積み上げがものを言うのかなという印象があります。


ユージ:シーズン開幕まで、各チームとも 満足のいく練習が出来なかった中、チームの完成度という意味では横浜F・マリノスが優位!と予想されていました。それぞれのチームが、ゲームをしながら体制を整えていくシーズン前半の戦いで、いかに勝ち点を積み上げられるかが、優勝するためのカギとなりそうです。続いては、いま話題のスーパールーキー、「松木玖生選手」をピックアップします!


吉田:現在18歳。青森山田高校3年生で、今シーズンからJ1、FC東京に所属している松木玖生選手。皆さんは、すでにご存知でしょうか?先月まで開催されていた全国高校サッカー選手権大会では、青森山田高校のキャプテンとして出場して、準決勝と決勝で2試合連続ゴールを決めるなど、チームの全国優勝に貢献。その才能を発揮したかと思えば、その後すぐに、FC東京に正式加入して、先週の金曜日、去年の王者・川崎フロンターレとのJ1開幕戦でミッドフィルダーとして先発デビュー!さっそく、大きなインパクトを残しています。


ユージ:そんな松木玖生選手について、松木選手に取材を重ねている、サッカージャーナリストの安藤隆人さんは、このように話しています。


安藤さん:松木選手は、非常に物事をズバット言うというか、見るからに負けん気が強い、意志が強い人間だというのが、端から見てわかる、隠しきれていないというか、むしろ隠そうとしていない、そういう選手ですね。イメージするとしたらサッカー界で、本田圭祐選手に似ているのは、間違っていないと思います。もちろん発言もそうですが、にじみ出る強気というか、しかもそれはただの強がりの強気ではなく、本当に自分がやっていることに対して自信を持って、そして自分のやっている事を信じている、そういう強い意志が前面に出ているのかなと。あとは、物怖じしない堂々と立ち振る舞う、そういったところは本当に本田圭祐選手を僕も高一の頃から見ていますが、高一の頃から高校時代の本田圭祐選手はに似ているなと、その成長過程を見ていると、2人とも自信をプレイで表現していく、そしてステップアップしていくところがちょっと似ているなと感じます。ほんとに全体的に似ているなというふうに素直に感じる選手ですね。


吉田:そんな松木選手の魅力は「強さ」にある、と安藤さんは語ります!


安藤さん:彼の場合は、そのエレガントというか華麗というか、技術が非常に高いとか、そういう選手よりも気持ち、強さを持っているなかなか稀有な存在というのが僕の印象です。どういうことかというと、多分彼が言っていたのですが、実際に取材をした時に「僕は技術が人より足りない、もし自分が技術がある選手だったら、もっと簡単にできるだろうし、うまいプレイを見せれるかもしれないけど、僕は技術が足りない」とはっきり言っていたんです。要は、自分の持ち味が何なのか、自分が人より勝るところは何なのか、というのを高校生ながらにして、ちゃんと理解をしていて、自分の良さというものをしっかりと出すというところにフォーカスを当てていると言う面では、すごく実直で真面目な人間なんだというか、素直な人間なんだなと思いました。良く表情がこわばっていたりしますが、非常に実は取材とかをする時に表情が豊かで、すごく笑顔を見せてくれたり、ちょっと突っ込んでくれたりとかそういうところもありますし、あとは本当に嬉しい時は全身で喜びますし、悲しい時は全身で泣きますし、かっこつけていない人間味のある素直な選手だなと、ずっと僕も高一から取材をしていて感じるところで、それはこれからも変わらないで欲しいなと思うところもあります。


ユージ:サッカージャーナリストの安藤さんもおっしゃっていましたが、「人間味のある素直な選手」、そして「本田圭佑選手に似ている」と強気な部分だったりとか、まだ18歳ですから、フィールドでも活躍して強気な部分がプレイに出ると思います。さらに松木選手は守備のセンス「カラダを使ってボールを奪う」点がスゴイとおっしゃっていました。チームのために全力を尽くす泥臭いタイプ。さらに「そこにいるのか!?」という所に走り込んで正確なシュートを決める。攻守、プレーの幅が広く、「いてくれると助かる選手」とのことでした。現在18歳のスーパールーキー、松木玖生選手。今後の活躍に期待です!


そして、今日の #ユジコメ はこちら。



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