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今、知っておくべき注目のトレンドを、ネットメディアを発信する内側の人物、現代の情報のプロフェッショナルたちが日替わりで解説します。

20.03.13

今週末開幕!「F1」の注目ポイント!

null今知っておくべき注目のトレンドをネットメディアを発信する内側の人物、現代の情報のプロフェッショナルたちが日替わりで解説します!!

金曜日は『スポーツ』をキーワードにお届けします。今日、お話を伺うプロフェッショナルは、モータースポーツジャーナリストの小倉茂徳さんです。
さんに取り上げていただく話題はこちら!


【F1】

山崎:今日は、やましげとおぐしげさんでお届けしたいと思います。


エリザベス:しげのり&しげのりですね!


小倉さん:ダブルしげのりです!(笑)


山崎:新型コロナウイルスの感染拡大がスポーツの世界にも大きな影響を及ぼしていますが、現状としてF1の開催方針はどのように発表されているのでしょうか?


小倉さん:まずですね、来週の第2戦、バーレーンGPが無観客で開催します。そして、第4戦の中国GPは延期になっているんですね。今、イタリアは国が閉鎖になっていて、フェラーリチームとか、トロロッソ、今はアルファタウリというチームなんですが、2チームあって、さらに、全チームにタイヤを供給しているピレリがイタリアなので、人の行き来をどうするかという問題も出てきそうですね。さらに実は、マクラーレンチームのメンバーの一人が新型コロナウイルスの陽性反応が出てしまいマクラーレンチームは昨日の夜に開幕戦の参戦を取りやめると発表しました。


山崎:そうなると今後の状況次第では、さらに開催についての動きがあるかもしれないと?


小倉さん:まさに今、その瞬間なんですよ!まだ昨日の夜中から答えが出ていないんです。今日の午前に答えを出そうとしているみたいなんです。


山崎:まだ先がわからない今シーズンのF1ですが、気になる注目ポイントについて伺っていきたいと思います。今週末のオーストラリアGPで戦いのに火ぶたが切られます。まずは、現在のF1の勢力図のおさらいからお願いします。どんなチームがトップを争っているんでしょうか?


小倉さん:F1は全10チームで20台なんですね。その中で、去年はメルセデス対フェラーリという図式でした。そこに、レッドブルホンダがかなり迫っていたと。ちょっと間をあけられて、マクラーレン、ルノーという形だったんですね。


山崎:フェラーリはもう本当にね、ずっと強いですよね!名門といいますかね。
先月行われたF1プレシーズンテスト、開幕前最後の走りの場となりましたが、その結果も踏まえつつ今シーズンのF1における勝利のカギはどんなところにありそうでしょうか?


小倉さん:結論からいいますと、空気力学での車体の速さ、それから、パワーユニット。今のF1は実はハイブリッドで、エンジンとハイブリッド装置を入れてパワーユニットといい、そのパワーユニットが出す出力と信頼性がカギですよね。


山崎:F1って結構ルール変わるじゃないですか、今年はどうなんですか?


小倉さん:今年は、去年からほとんど変わってないんです。なので、そうなるといろんな部分の細かな進化っていうのがものすごく影響するんですね。


山崎:コンマ1秒を争う競技ですもんね。
プレシーズンテストはどうだったんですか?


小倉さん:プレシーズンテストは3日間と3日間の延べ6日間走り、メルセデスがトップタイムで、ちょっと硬いタイヤでレッドブルホンダが迫っていたので、多分、メルセデスと同じタイヤを使ったら、同じかレッドブルホンダの方が速いんじゃないかっていう…。


山崎:硬いタイヤだと、タイムが出難いんですか?


小倉さん:そうなんです。そんな中で、レッドブルホンダが一番柔らかいタイヤを使ったメルセデスに迫ったっていうのは、これはね、ちょっとすごいことだぞ!っていうことなんですよね。ただ、20台が1秒以内に収まっちゃうくらい接戦でしたし、、6日間しかやらなかったので、見極めるのはなかなか難しい段階です。やってみないと分からないです。


山崎:絶対王者、前人未到のコンストラクターズチャンピオン7連覇に挑むメルセデス、そしてそのファーストドライバーであるルイス・ハミルトンの最多勝記録もかかってますが、2020年の調子はどうなんでしょうか?


小倉さん:メルセデスは兎に角ですね、信頼性もありますし、最強なんですね。なので、固いですし、ハミルトンの最多チャンピオン7回もかかっているんですよね。7度目のチャンピオンというのはミハエル・シューマッハという“皇帝”と呼ばれたレーサー、その人しか獲っていないんです。その記録に今年並びそうなんですよね。車も速いですし、ハミルトンも35歳で、まさに、『心・技・体』。メンタルも強い、技もある、体力もあるというところなので、一番有力ですよね。


山崎:これはいけるんじゃないかな?って感じですかね。


小倉さん:はい!これはもう一番鉄板ですよね!!


山崎・エリザベス:おぉぉぉ〜〜!!!


山崎:ホンダはどうなんですか?日本勢のホンダは気になりますね!


小倉さん:ホンダはそうですねぇ…。もしかすると、チャンピオンいけるかもしれない…。


エリザベス:おっ!?


小倉さん:メルセデスに、ハミルトンの記録に立ちはだかりそうなのがレッドブルホンダに乗る22歳のマックス・フェルスタッペンというドライバーなんですね。22歳で若いです、でも、去年は3勝もしていてランキングは3位。ということで、速さと強さを見せている、今、F1の成長株なんですよ。ですから、ハミルトンに対して「待った!」をかける、そして、ホンダに29年ぶりの王座をもたらすというと、このフェルスタッペンとレッドブルの可能性が高いんですね。


山崎:日本のF1ファンはホンダっていう名前を聞くとテンションが上がりますからね、レッドブルホンダに頑張ってもらいたいと思います!


そして、今日の #シゲコメ はこちら。






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