SOUTHERN ALL STARS 45th Anniversary × TOKYO FM サザンとわたし My SOUTHERN ALL STARS DaysSOUTHERN ALL STARS 45th Anniversary × TOKYO FM サザンとわたし My SOUTHERN ALL STARS Days

サザンオールスターズ

「サザンとわたし」エピソードご紹介「サザンとわたし」エピソードご紹介

真夏の果実

私は高校時代、吹奏楽部に所属していました。 
夏の演奏会で披露した曲の中の一つにあった
「真夏の果実」。

歌詞がある曲を演奏することは難しく、
曲に込められている想いを、言葉なしで、聴いている人に届けなければなりません。

この「真夏の果実」を
どういう気持ちで、どう表現すれば良いのか。
まだ若かった私たちには分からず、
部活終わりの帰り道に、何度も何度もこの曲を聴いていました。

そんな流れるように通り過ぎていきそうな日々を惜しみ、
かけがえのない青春時代を噛み締めながら、
演奏していたことを今でもはっきりと覚えています。

この曲は、勉強も恋愛もせず仲間と過ごした日々を、
もう二度と戻れないあの夏を、思い出させてくれます。

(ラジオネーム:マリトッツォ さん)

Bye Bye My Love

家族5人でお出かけする時など、長距離の運転は全て父がしてくれました。

移動中の車内で流れる音楽は全てサザン。

それもただ普通に流れるのでは無く、
海岸沿いを走る時は「希望の轍」や「海」
夜は「慕情」や「旅姿六人衆」などのバラードのようにシチュエーションによって流れる音楽を母が変えていました。

しかし、父が眠くなると必ず流れる曲があります。
その曲は「Bye Bye My Love」

今まで眠くて大人しかった父が、この曲が流れると
ボリュームを一気に上げ、上手では無い歌を歌い始めます。

シチュエーションによって曲を変えるのは、私たち子どもにも受け継がれ
母のおかげで一家全員サザンファンになりました。

(ラジオネーム:ぽん さん)

さよならベイビー

物心ついた頃から、家族で静岡にキャンプに行くのが夏休みの恒例行事でした。
キャンプ場までは、片道3時間ほど。

いつも、母がパソコンで作ってくれたサザンのCDのプレイリストを車内で聴いていました。
歌詞の意味も分からずに兄弟3人で大合唱していると、あっという間にキャンプ場についていた気がします。

キャンプは毎年一週間ほどの長期滞在。
海に行ったり、虫取りをしたり、毎晩バーベキューをしたり
キャンプ場で出会った子と仲良くなって、好きになったり。
いろいろな出会いや別れを子供ながらに感じ、
最終日にテントの片付けをする時は寂しい気持ちでいっぱいでした。

キャンプ場を出る時、姉が必ず流していたのが「さよならベイビー」。

今でもこの曲を聞くたびに、寂しい気持ちと共にキャンプ場を後にする光景を思い出します。

(ラジオネーム:浜のオタニサン さん)

いとしのエリー

サザンと私、と言えばこの曲あるあるだと思いますが、エリーのところを私の名前、リエ で歌ってくれました。

歌ってくれたその人は北海道の旅先で出会った、旅人でした。

自分は学生で、初めての北海道旅行で出会ったその人は、自分が勝手に想い描いた理想の姿そのものでした。
若かった私は一瞬で恋に落ち、学生とか旅人という名の無職が全く気にならず、大好きになりました。

台風で足止めされて、連泊するうちに仲良くなり、夕食後のコンサートで歌ってくれたのが、サザンオールスターズの「いとしのエリー」でした。

素敵な歌声にとろけそうになって聞いていたところ、さびでなんと私の名前❗
完全に身も心も溶けました。

その後、連絡先を交換し時々会ったりしましたが、基本自由人の旅人と上手く付き合える訳もなく、「俺はお前のそばに居てやれないから」という言葉を最後に連絡が途絶えました。

この曲を聞くと、純粋にただ好き、という気持ちだけで人を好きなったあの頃を想いだし、今でも胸の奥がキュンキュンします。

今は、どこにいるのかなぁ~

(ラジオネーム:北海道LOVE さん)
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