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SUNDAY'S POSTSUNDAY'S POST

『手紙から始まる物語。』
ここには、様々な思いが詰まった手紙が毎週届きます。
読むと、送り主のことがもっと知りたくなってきます。
日曜の午後3時、1通の手紙から始まる物語。
手紙の送り主にじっくりお話をうかがいながら、
手紙を受け取る喜び、手紙を送るワクワク感、
手紙に詰まった想いをラジオを通して全国に届けます。
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俳優 渡辺謙さんが登場!

  • ON AIR
  • 2024/10/27

俳優の渡辺謙さんをお迎えして

写真 今回は、俳優の渡辺謙さんをリモートでお迎えしました。
写真 小山「謙さんはいまどちらにいらっしゃるんですか?」

渡辺「宮城県の気仙沼にK-portというカフェを作っていまして。明日の朝、朝食会を30人くらいのお客様と一緒にやることになっていまして、そのために今日は前もって来ています」

小山「K-portは伊東豊雄さんが設計ですよね」

渡辺「そうなんです。変形五角形みたいなテント型の建物を作っていただきまして、焼いた杉をあしらったり、石巻の瓦を使って建てたとても素晴らしい建築です。もう10年やっています」
写真 小山「もう10年経ちますか。僕もオープニングの時に」

渡辺「いろいろお力添えいただいて、ありがとうございました」

小山「あれから謙さんはほぼ毎日、そこにFAXで手紙を送っていますよね。すごいなと思うんです。ほぼ毎日ですよね」

渡辺「外国で舞台をやったり映画を撮っている時も、自分で書いたやつを写真に撮って送って、それをプリントして。一応、手書きで送っています」

宇賀「そもそもどうしてカフェを作ろうと思われたんですか?」
写真 写真 渡辺「東日本大震災のあとに、釜石だったり気仙沼だったり福島だったりを回らせていただいたんですけど、それと別に、個人的に22箇所の避難所を物資を持って回る旅をしていたんです。何回か取材でうかがう時に、だんだん友達、顔見知りができてきて。『いま何が足りない?』と言った時に、『人が集える場所がもうない』と言ってくれて、そういうものを作れたらいいなと思って。何かを作ろうという中で、箱だけ作ってもダメなので、みんなが毎日ちょっとでも穏やかな時間を過ごせる場所が作れたらいいなと思って、カフェをやろうか、ということで。ここは60人から70人くらいのライブもできるんですよ。だからいろんな感じで使っていただいています」

小山「毎日、みなさんにお手紙を書いて。気仙沼の人たちも謙さんという存在はものすごく近いんじゃないですか?」

渡辺「最初の頃は『あいつまた来たぜ』みたいな感じだったんですけど、今は『あ、おかえりなさい』みたいな感じです」

小山「第二の故郷みたいな感じですか?」

渡辺「なんていうかな、肩書きとかそういうものを脱ぎ捨てて、まったく個人として来れる、そういう場所にはなりましたね」
写真 小山「いままでいろんな世界のクリエイター、役者さんとお仕事をされてきたと思うんですけど、人生の中で、この人は自分にいろんな影響を与えた、先生と呼びたい方はいらっしゃいましたか?」

渡辺「総合的に言うと、やっぱりクリントかなあ」

小山「宇賀さん、わかりますか、クリント?」

宇賀「クリント・イーストウッド監督のクリントですよね(笑)」
写真 渡辺「あれだけ自然体で、彼自身がものすごく何かをやりたいということではないのに、自然といい作品が彼のもとに集まってくるんですよね。それを、それこそ淡々とこなしていくと、とてもいいものに仕上がっていく。もちろん彼一人ではなく彼を支えているスタッフが大勢いるんですけど、それもやっぱり彼の人間力の結果というか、総合力というのかな、人間的総合力みたいなところでいうとクリントかもしれない」

小山「いまおいくつなんですかね」

宇賀「94歳だそうです」

渡辺「だから僕は常に『30年経ってこんな生き方できるかな?』とずっと、硫黄島(『硫黄島からの手紙』)をやっている頃から思っていましたね)」
写真 小山「いろんな作品のオファーが謙さんのところには来ると思うんですけど、やる、やらないの基準って何かあるんですか?」

渡辺「単純に心が動くかどうかだと思うんですけどね。読んだ時に、ああいいなあと思えればどこの国であろうがやろうと思うんですよね」

小山「世界でも日本でも活躍されていて、日本と世界の差って何が大きいんですかね」
写真 渡辺「単純にマーケットだと思いますけどね。才能ある方は日本にもたくさんいらっしゃいますし、俳優も決して僕は遜色ないとは思っているんですけど。先にあるマーケットの大きさみたいなものが、比重がちょっと変わってくるんですよね、作品自体に。そう言う意味では、真田(広之)くんがああやって賞を取ってくれたり、すごく可能性を広げてくれているので、日本のマーケットというか配信系は特に、マーケットはだんだん広がっている感じはありますけどね」
写真 宇賀「渡辺さん、近々トークショーがあるそうですね」

渡辺「帝国ホテルが135周年の記念イヤーで。帝国ホテルの会場でトーク&ライブという、歌も歌いつつラッパも吹いたりして、お茶を飲みながら楽しい時間を過ごしませんか、という感じで。11月16日のお昼なんですけど、まだ若干チケットがあるようなので。オンラインでも購入できますので、来ていただければと思っています」

小山「帝国ホテルと何か関係があったんですか?」
写真 渡辺「けっこうプロモーションとかでも使わせていただいていて。このあいだ、打ち合わせで行ったら、上にカフェみたいなところがあるんですけど、ここで『沈まぬ太陽』の最初の打ち合わせをしました、みたいな。作品作品で、あれのプロモーションをここでやらせていただきましたよね、とか。そんなことが多々あるので、それのご恩返しというか」

宇賀「お食事もついていて」

渡辺「ディナーショーではないんですけど、ランチを食べたあとに一緒にお茶をしながらトークライブを楽しみませんか? というショーなので」
写真 小山「トランペットを吹くんですね。吹奏楽部でしたもんね、小学生の頃」

渡辺「小中高とやっていたので。音大のコーチについてやるかやらないかみたいなところまではいっていたんですけど、非常にお金もかかるものですから。田舎の貧しい高校生としてはちょっと無理かな、という感じで」
写真 宇賀「この番組はお手紙をテーマにお送りしているのですが、今日は『いま、想いを伝えたい方』に宛てたお手紙を書いてきてくださっているんですよね」

渡辺「いま書くならここしかないなと思って、書きました。特定の方ではないんですけど、石川・能登地方のみなさまにというお手紙を書かせていただきました」
写真 渡辺謙さんから、石川・能登地方のみなさまに宛てたお手紙の朗読は、ぜひradikoでお聞きください(11月3日まで聴取可能)。

宇賀「今日の放送を聞いて、渡辺謙さんにお手紙を書きたい、と思ってくださった方は、ぜひ番組にお寄せください。責任をもってご本人にお渡しします。
【〒102-8080 TOKYO FM SUNDAY’S POST 渡辺謙さん宛】にお願いします。応募期間は1ヶ月とさせていただきます」

渡辺謙さん、ありがとうございました!

「開業135周年記念 日比谷時間特別企画 〜HIBIYA RENAISSANCE〜
渡辺謙 トーク&ライブ」

開催日時 2024年11月16日(土) お食事 12:30より ショー 13:45より

詳細はこちらから

公開収録が決定しました!

今年も、大分県での番組公開収録が決定しました!
11月30日(土曜日)午後3時から、別府市にあるトキハ別府店ブルーテラスにて行われます(オープンスペースです)。
たくさんのお越しをお待ちしています!

ポストカーが東京蚤の市、関西蚤の市におじゃまします

写真 ポストカーが「東京蚤の市」、「関西蚤の市」に登場します!
東京蚤の市の開催は11月1日(金)から3日(日)、場所は東京立川市にある昭和記念公園です。そして、関西蚤の市は12月6日(金)から8日(日)、場所は大阪吹田市にある万博記念公園です。
どちらも始まりは朝9時30分からです。各会場で手紙社が選び抜いた素敵なお店が200組以上も出店します。ミュージシャンやパフォーマーによるスペシャルライブも必見です。
そして今回、ポストカーで書ける手紙は2会場色違いでご用意しています。東京は青、関西は緑です。蚤の市のメインキャラクターのアリクイさんとねこのたびちゃんが気球に乗って、素敵なものを探すデザインになっています。もし、2会場に行かれる方は、それぞれのポストカードをお楽しみください。
ポストカーのお手紙は無料でお楽しみいただけますが、蚤の市には入場チケットが必要です。詳しくは東京&関西蚤の市の特設サイトをご覧ください。

東京&関西蚤の市

皆さんからのお手紙、お待ちしています

毎週、お手紙をご紹介した方の中から抽選で1名様に、大分県豊後高田市の「ワンチャー」が制作してくださったSUNDAY’S POSTオリジナル万年筆をプレゼントします。
引き続き、皆さんからのお手紙、お待ちしています。日常のささやかな出来事、薫堂さんと宇賀さんに伝えたいこと、大切にしたい人や場所のことなど、何でもOKです。宛先は、【郵便番号102-8080 TOKYO FM SUNDAY’S POST】までお願いします。

10月から郵便料金が上がりましたが、より多くの方にお手紙を書いてもらいたいという気持ちを込めて、番組の公式Xをフォローしていただき、「#手紙を書きます」を付けて11月2日(土)までに投稿してくださった方の中から3名様に、SUNDAY’S POSTオリジナル万年筆をプレゼントします。受け取った方はぜひ、番組にお手紙を書いてください!

今週の後クレ

写真 今回のメッセージは、長野県〈小諸郵便局〉河上紘士さんでした!

「私は郵便局に入社する前に色んな仕事をしてきました。今は仕事として郵便物を届けているので、こちらから「ありがとうございます」と言うはずなのに、なぜかお客さまから「ありがとう」と声をかけていただけます。そういう仕事は今まで経験してきた仕事の中で、クレープ屋さんと郵便局だけでした。そういう視点で、郵便局の仕事は良いなぁと感じます。郵便配達をしていると、焦る気持ちが何かと先行してしまいがちなのですが、そんな時にはちょっと一呼吸置くようにしています。配達先はおそらく何百カ所とありますが、お客さまからしてみれば、一人の郵便局員なので、その考えを忘れないように心がけています。」
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