井上順さんが登場!
- 2023/11/05
井上順さんをお迎えして
今回はスタジオに、井上順さんをお迎えしました。
小山「入っていらした瞬間、全然お変わりなくて!」
宇賀「両手バンザイ、ダブルピースで入っていらっしゃいましたもんね」
井上「まいった人ですね、本当にね。やっぱり時と場所を考えないとね。でもね、じっとしていることがないっていうのかな。子どもの頃から落ち着きがなかったんだけど、いろんなものに興味は今もあるし、自分の体の中に若い人たちの気とかを吸収しているのかもわかりませんよね」
小山「やっぱり好奇心なんですかね、若さの秘訣は」
井上「それは絶対に必要ですね。あのね、もしかしてね、小山さんだけの番組だったら僕は来なかったと思いますよ」
小山・宇賀「(笑)」
井上「宇賀さんがいてくれるとね。僕ね、女の人、大好きなのよ(笑)」
小山・宇賀「(笑)」
小山「井上さんといえば、『夜のヒットスタジオ』の名司会ぶりですよね」
井上「あれはね、名司会じゃないんですよ。芳村真理さんの力ですよ。隣に芳村真理さんがいてくれるので、僕は好き勝手泳がせてもらったんですよね」
小山「昭和の頃のテレビって、今とちょっと違いますかね」
井上「ちょっと違いますね。手作りをまだ続けているという感じがしましたね。規制がそんなになかったんですよ。でも小山さんは自分でプロデュースもするし、いろんなことをするから時代の流れにも敏感でしょう?」
小山「やっぱり昔の先輩たちと僕が下っ端で仕事をしていた頃の自由で大らかな感じ、許す力があったんですよね。だんだん許す力が薄れてきている気はしますけどね。あとは制約の多さとか、それは感じますね」
井上「宇賀さんはその頃は生まれてないわけですけど、その頃ってね、アメリカのドラマとか音楽番組を見ていたわけじゃないですか。テレビ局の方達もね、やっぱり勉強をしに向こうに行っていたんですよ。アメリカに追いつけ追い越せで頑張って、仲間と一緒に『こういうの作るぞ!』と。手作りっていうのが本当に始まったいい時代だった。今がいい時代じゃない、ではなくて、今もいいんですよ。でもそうやって、みんなが切磋琢磨した時代だったのかな、と」
宇賀「その時代の業界でお仕事してみたかったなと思いました」
井上「時間的なもの、予算的なものがね、昔とはちょっと違うかもわかんないけど、今でもできる。絶対にできるから、宇賀さん、あきらめちゃだめよ。1人でもそういう気持ちがあったら伝わってくるのよ。TBSの『VIVANT』がね、僕も出させてもらったんだけど、スタッフの1人ひとりが生きていましたよ、みんな。体も目も。お、久しぶりにこういう現場に行ったなっていう感じがして。これからそういうのに触れた方たちが、『こうやると広がっていくんだな』と感じてほしいなと。一石を投じたっていうんですか、改めて『捨てたもんじゃないな』という感じがするし。『これは嫌だ』『これはやらない』とかじゃなくて、やりながら消化しながらやっていくと、いろんな発見があると思う」
宇賀「ありがとうございます」
小山「いろんな刺激を受けますね」
宇賀「今、受けまくってます!」
放送では、井上順さんの名曲「お世話になりました」をお届けしました。井上さんが曲を口ずさんでくれるシーンも!
小山「改めてやっぱり名曲ですね。こういう国民的ヒット曲を持っているのは、どういう気分なんですか?」
井上「これね、ソロの2作目なんですよ、23、4くらいの時に。山上路夫先生と筒美京平先生と、すごいものを僕に授けてくれて。まだ人と人とのふれあいが、いちばん大事なものと教えてもらって。今でもステージで歌うわけじゃないですか、歌詞がわかんない人でも『ここだけ歌おう』と言うとね、一緒に『お世話になりました』って歌ってくれるし。僕にとってみたら、体全身の歌ですよね」
小山「冒頭で、興味こそが若さの秘訣とおっしゃいましたけど、今いちばん興味があること、趣味は何ですか?」
井上「いっぱいあるんですけどね、趣味っていうことではないんだけど、自分に言い聞かせているのは、『一歩踏み出そう』と。何でも一歩踏み出そうと。Twitterをやってたりするんです。今はもうXって言いますけど、4年前くらいから始めて、1日も欠かさずつぶやいているんです。140字の中でダジャレも入れたり……あ、これ(収録のこと)も出していい? お二人にあったことが大喜びで、これを出さなかったらバチが当たる。こんないいことがいっぱいあったんだよ、とかの話をして。
メインはね、僕は渋谷生まれの渋谷育ちなんだけど、その渋谷がどんどん新しく変革しているじゃないですか。小さい頃から知っているから、その模様を僕のソースを加えて紹介したりとか、そういうことなんです。趣味っていったら、最近はフィンガーペイントとか」
小山「指に絵の具をつけて描く絵ですか?」
井上「それがね、コロナの時に『お家にいてやることがなかったら』といただいたんですよ。全然忘れていて、パッと(絵の具を)開けたらまだ使えるわけ。その時、テーブルの上にマスカットがあったんです。それを親指で拇印のようにポンポンと押して描いたら、マスカットになっちゃったんです。これは井上画伯だな! と思って、それでクセになっちゃって。そういうものができるようになったというのは、先ほど小山さんも言ってくださったけど、興味を持つ。何でも一歩進もうということで始まるんだな、と。好きなことがいっぱいあってさ。映画も好きだし、スポーツも好きだし、改めて言うけど、宇賀さんも好きだし(笑)」
宇賀「ありがとうございます!」
宇賀「この番組はお手紙をテーマにお届けしているのですが、今日は、『今、想いを伝えたい人』に宛てたお手紙を書いてきていただいています。どなたに宛てたお手紙ですか?」
井上「意味深なんですけど、“我が家の住人様”に書いてきました」
井上さんの“我が家の住人様”とは? お手紙の朗読は、ぜひradikoでお聞きください(11月12日まで聴取可能)。
宇賀「最後に、井上さんのこれからの夢や目標は何ですか?」
井上「毎日、心を尽くして力を尽くして。これが僕の座右の銘っていうんじゃないんだけど、こうやって長いことお仕事をさせてもらっているけど、歌が特別上手いとかお芝居が上手いっていうタイプの人間じゃなくて。でも、一生懸命やっているのね、それなりに。それが伝わってお仕事に結びついているかもわからないんだけど、その毎日かな、それが自分の目標であって。今、人生100年時代と言われているけども、いつお迎えが来てもいいように、いただいた24時間をフル活動して使わなくちゃつまらないなって感じで。嘘じゃないんだけど、ここだけ先輩ぶっちゃうけど……楽しいこと、いっぱいある。本当にいっぱいある、歳を重ねていっても。もちろんね、かけっこをしたら遅くなっちゃうこともあるし、いろんなことも衰えていくけど素敵なこともたくさん待っている。そんな人生をね、毎日毎日積み重ねていきたいなと思います。この番組も長くやってもらって、何年後でもいいから声をかけられるように、毎日過ごしていきますから。その間にまた違うネタも出てくるかもしれませんので」
小山「本当に元気をいただきました!」
宇賀「今日の放送を聞いて、井上さんにお手紙を書きたい、と思ってくださった方は、ぜひ番組にお寄せください。責任をもってご本人にお渡しします。
【郵便番号102-8080 TOKYO FM SUNDAY’S POST 井上順さん宛】にお願いします。応募期間は1ヶ月とさせていただきます」
井上順さん、ありがとうございました!
井上順さん SNS
宇賀「両手バンザイ、ダブルピースで入っていらっしゃいましたもんね」
井上「まいった人ですね、本当にね。やっぱり時と場所を考えないとね。でもね、じっとしていることがないっていうのかな。子どもの頃から落ち着きがなかったんだけど、いろんなものに興味は今もあるし、自分の体の中に若い人たちの気とかを吸収しているのかもわかりませんよね」
小山「やっぱり好奇心なんですかね、若さの秘訣は」
井上「それは絶対に必要ですね。あのね、もしかしてね、小山さんだけの番組だったら僕は来なかったと思いますよ」
小山・宇賀「(笑)」
井上「宇賀さんがいてくれるとね。僕ね、女の人、大好きなのよ(笑)」
小山・宇賀「(笑)」
小山「井上さんといえば、『夜のヒットスタジオ』の名司会ぶりですよね」
井上「あれはね、名司会じゃないんですよ。芳村真理さんの力ですよ。隣に芳村真理さんがいてくれるので、僕は好き勝手泳がせてもらったんですよね」
小山「昭和の頃のテレビって、今とちょっと違いますかね」
井上「ちょっと違いますね。手作りをまだ続けているという感じがしましたね。規制がそんなになかったんですよ。でも小山さんは自分でプロデュースもするし、いろんなことをするから時代の流れにも敏感でしょう?」
小山「やっぱり昔の先輩たちと僕が下っ端で仕事をしていた頃の自由で大らかな感じ、許す力があったんですよね。だんだん許す力が薄れてきている気はしますけどね。あとは制約の多さとか、それは感じますね」
井上「宇賀さんはその頃は生まれてないわけですけど、その頃ってね、アメリカのドラマとか音楽番組を見ていたわけじゃないですか。テレビ局の方達もね、やっぱり勉強をしに向こうに行っていたんですよ。アメリカに追いつけ追い越せで頑張って、仲間と一緒に『こういうの作るぞ!』と。手作りっていうのが本当に始まったいい時代だった。今がいい時代じゃない、ではなくて、今もいいんですよ。でもそうやって、みんなが切磋琢磨した時代だったのかな、と」
宇賀「その時代の業界でお仕事してみたかったなと思いました」
井上「時間的なもの、予算的なものがね、昔とはちょっと違うかもわかんないけど、今でもできる。絶対にできるから、宇賀さん、あきらめちゃだめよ。1人でもそういう気持ちがあったら伝わってくるのよ。TBSの『VIVANT』がね、僕も出させてもらったんだけど、スタッフの1人ひとりが生きていましたよ、みんな。体も目も。お、久しぶりにこういう現場に行ったなっていう感じがして。これからそういうのに触れた方たちが、『こうやると広がっていくんだな』と感じてほしいなと。一石を投じたっていうんですか、改めて『捨てたもんじゃないな』という感じがするし。『これは嫌だ』『これはやらない』とかじゃなくて、やりながら消化しながらやっていくと、いろんな発見があると思う」
宇賀「ありがとうございます」
小山「いろんな刺激を受けますね」
宇賀「今、受けまくってます!」
放送では、井上順さんの名曲「お世話になりました」をお届けしました。井上さんが曲を口ずさんでくれるシーンも!
小山「改めてやっぱり名曲ですね。こういう国民的ヒット曲を持っているのは、どういう気分なんですか?」
井上「これね、ソロの2作目なんですよ、23、4くらいの時に。山上路夫先生と筒美京平先生と、すごいものを僕に授けてくれて。まだ人と人とのふれあいが、いちばん大事なものと教えてもらって。今でもステージで歌うわけじゃないですか、歌詞がわかんない人でも『ここだけ歌おう』と言うとね、一緒に『お世話になりました』って歌ってくれるし。僕にとってみたら、体全身の歌ですよね」
小山「冒頭で、興味こそが若さの秘訣とおっしゃいましたけど、今いちばん興味があること、趣味は何ですか?」
井上「いっぱいあるんですけどね、趣味っていうことではないんだけど、自分に言い聞かせているのは、『一歩踏み出そう』と。何でも一歩踏み出そうと。Twitterをやってたりするんです。今はもうXって言いますけど、4年前くらいから始めて、1日も欠かさずつぶやいているんです。140字の中でダジャレも入れたり……あ、これ(収録のこと)も出していい? お二人にあったことが大喜びで、これを出さなかったらバチが当たる。こんないいことがいっぱいあったんだよ、とかの話をして。
メインはね、僕は渋谷生まれの渋谷育ちなんだけど、その渋谷がどんどん新しく変革しているじゃないですか。小さい頃から知っているから、その模様を僕のソースを加えて紹介したりとか、そういうことなんです。趣味っていったら、最近はフィンガーペイントとか」
小山「指に絵の具をつけて描く絵ですか?」
井上「それがね、コロナの時に『お家にいてやることがなかったら』といただいたんですよ。全然忘れていて、パッと(絵の具を)開けたらまだ使えるわけ。その時、テーブルの上にマスカットがあったんです。それを親指で拇印のようにポンポンと押して描いたら、マスカットになっちゃったんです。これは井上画伯だな! と思って、それでクセになっちゃって。そういうものができるようになったというのは、先ほど小山さんも言ってくださったけど、興味を持つ。何でも一歩進もうということで始まるんだな、と。好きなことがいっぱいあってさ。映画も好きだし、スポーツも好きだし、改めて言うけど、宇賀さんも好きだし(笑)」
宇賀「ありがとうございます!」
宇賀「この番組はお手紙をテーマにお届けしているのですが、今日は、『今、想いを伝えたい人』に宛てたお手紙を書いてきていただいています。どなたに宛てたお手紙ですか?」
井上「意味深なんですけど、“我が家の住人様”に書いてきました」
井上さんの“我が家の住人様”とは? お手紙の朗読は、ぜひradikoでお聞きください(11月12日まで聴取可能)。
宇賀「最後に、井上さんのこれからの夢や目標は何ですか?」
井上「毎日、心を尽くして力を尽くして。これが僕の座右の銘っていうんじゃないんだけど、こうやって長いことお仕事をさせてもらっているけど、歌が特別上手いとかお芝居が上手いっていうタイプの人間じゃなくて。でも、一生懸命やっているのね、それなりに。それが伝わってお仕事に結びついているかもわからないんだけど、その毎日かな、それが自分の目標であって。今、人生100年時代と言われているけども、いつお迎えが来てもいいように、いただいた24時間をフル活動して使わなくちゃつまらないなって感じで。嘘じゃないんだけど、ここだけ先輩ぶっちゃうけど……楽しいこと、いっぱいある。本当にいっぱいある、歳を重ねていっても。もちろんね、かけっこをしたら遅くなっちゃうこともあるし、いろんなことも衰えていくけど素敵なこともたくさん待っている。そんな人生をね、毎日毎日積み重ねていきたいなと思います。この番組も長くやってもらって、何年後でもいいから声をかけられるように、毎日過ごしていきますから。その間にまた違うネタも出てくるかもしれませんので」
小山「本当に元気をいただきました!」
宇賀「今日の放送を聞いて、井上さんにお手紙を書きたい、と思ってくださった方は、ぜひ番組にお寄せください。責任をもってご本人にお渡しします。
【郵便番号102-8080 TOKYO FM SUNDAY’S POST 井上順さん宛】にお願いします。応募期間は1ヶ月とさせていただきます」
井上順さん、ありがとうございました!
井上順さん SNS
2024年用の年賀はがきの販売開始!
11月1日から、2024年用の年賀はがきの販売が始まっています。来年は辰年ということで、龍にちなんだデザインが多くなっています。毎年おなじみのディズニー年賀はがきは、くまのプーさんのデザインです。ぜひ、郵便局で手に取ってみてください。
年賀状をご自宅のプリンターで印刷する方も多いと思いますが、プリンターメーカー各社と日本郵便がタッグを組んだ「インクカートリッジ 里帰りプロジェクト」という取り組みがあります。
全国およそ3600箇所の郵便局にて、使用済みのインクカートリッジを回収しているので、ホームページからお近くの郵便局を探してみてください。
SUNDAY’S POST 2024年も、皆さんからの年賀状をお待ちしています!
郵便局に置かれている「年賀状カタログ」限定で、SUNDAY’S POSTデザインの年賀状が販売されています。11月7日(火曜日)まで早期割引となるので、迷われている方がいましたら、お早めにチェックしてみてください(もちろん、11月7日以降も注文は可能です)。そして、SUNDAY’S POSTでは、毎年、リスナーの皆さんから素敵な年賀状をたくさんいただいていますが、来年2024年は、番組に年賀状を送ってくれたリスナーの皆さまに、「番組特製のポストカード」でお手紙をお届けします!
送っていただくのは、「SUNDAY’SPOST」デザインの年賀状でも違うデザインでも、年賀状であれば何でもOKです! 特製ポストカードは、辰年にちなんだデザインになっているので、お楽しみに。
今週の後クレ
今回のメッセージは、北海道〈稚内郵便局〉江川学さんでした!「当局が所在する稚内市は北海道の最北端に位置しており、東はオホーツク海、西は日本海に面し、2つが交わる海域は海産物の宝庫となっています。
市内の郵便局に郵便物の取り集めに行ったときのことです。その日は年末の忙しい時期で吹雪模様でした。寒さと雪に耐えながら荷物を運んでいると、たまたまポストに郵便物を投函しに来られたお客さまが「この時期は忙しくて大変でしょう。体に気をつけて頑張ってね。」と声を掛けてくださいました。連日の業務で心身ともに疲れのピークだった私は、お客さまからの一言に大変感激し、仕事へのやる気がふつふつと湧いてきたことを、今でも覚えています。その出来事以来、他の社員や地域の方に思いやりをもって接しようと改めて胸に刻んでいます。」
MORE
「ポスト会議」を開催! 2025年の年賀状をどう盛り上げる?
- 2024/12/01
俳優 八嶋智人さんが登場!
- 2024/11/24
緑の魔術師・庭園デザイナーの石原和幸さんが登場!
- 2024/11/17
この番組ではみなさんからの手紙を募集しています。
全国の皆さんからのお便りや番組で取り上げてほしい場所
を教えてください。
〒102-8080 東京都千代田区麹町1−7
SUNDAY'S POST宛