紙芝居作家のつのゆいこさんが登場
- 2023/02/05
紙芝居作家 つのゆいこさんをお迎えして
今回は、紙芝居作家のつのゆいこさんをお迎えしました。
宇賀「どうして、紙芝居だったんですか?」
つの「もともと絵を描くことがすごく好きで。美術大学で勉強をしたんですけど、その当時から1枚の絵で終わるんじゃなくて、お話がついているといいなと、ずっとそういうのに心を惹かれていたので。絵本も作っていたんですよ。ただ、当時に舞台美術とか演劇にもすごい興味があって。劇団でお芝居をしていた時もあったんですけど、何か一つできたらいいなと思った時に、絵とお芝居があるから紙芝居かな、と。何も考えないで始めてしまったというのが最初でしたね」
宇賀「つのさんは、紙芝居をフランスで伝える活動をされていたんですよね」
小山「面白いですよね。なぜ、フランスだったんですか?」
つの「もともと私の父が仕事でフランスに住んでいたので、私自身、0歳から3歳までフランスで過ごしておりました。大人になってからも父が仕事で行っていた時に、私も行ったりということもあったんですけど、紙芝居を作り始めた時に、子どもの心を取り戻したいと思って。じゃあ自分が子どもの頃を過ごしていたフランスに行ってみたいなと思って、思い切っていきました。もともとフェイスブックで知り合いだった向こうの人に『フランスで紙芝居をしたい』と言ったら、そういう団体があって。その人のおかげで当時はいろいろなところで紙芝居をさせていただくことができて。その時にすごく好評だったんですよ。はじめて自分が何かをやって、こんなに人に喜ばれたなというのがびっくりするくらいの経験で。紙芝居というものも、向こうの人も『こんなに素晴らしいものがあるんだ』っていう」
小山「紙芝居はフランスで何ていうんですか?」
つの「kamishibaiです」
小山「日本語として!」
つの「でも、最後のiにトレマをつけた表記をします」
宇賀「sushi、みたいな感じなんですね」
つの「そうですね。2018年には、フランスのラルースのフランス語辞典に、紙芝居という言葉がフランス語として載りました」
スタジオでは、つのさんに紙芝居を披露していただきました!
こちらはぜひradikoでお楽しみください(2月12日まで聴取可能)。
宇賀「紙芝居の魅力って何だと思いますか?」
つの「紙芝居って、絵が出ていく……出ていくっていうとちょっとあれですけど、絵本は一人で没頭して読むけど、紙芝居の場合は人がいて、そこでみんなで見る。紙芝居の中身が広がっていく感じがするんです。みんなで分かち合う。さらに自作で自演していくと、心の扉が開いていくみたいな印象が見る人にもあるみたいで。急に仲良くなったりとか、そういうこともあって。人と人を繋いでいくところがあるように思います」
小山「確かに、絵本と似ているけど違いますね。今、つのさんはフランスではなく日本で活動をされているんですか?」
つの「そうですね、2020年に帰国してきまして、今は日本に住んでいます」
小山「1つ、仕事でお願いしたいことがあるので、あとで……(笑)」
つの「ありがとうございます!」
宇賀「さて、この番組は手紙をテーマにしているのですが、今日は、『今、お手紙を書きたい人』に宛てたお手紙を書いてきてくださっているんですよね」
つの「フランスの友達宛てなんですけど、この(紙芝居)舞台を作ってくれた友人で。リヨンという街に当時住んでいて、一緒にウルトラモビルっていう紙芝居を作るアーティストの集団を立ち上げて、たくさんいろいろなことをしてきた友人です。その人に宛てたお手紙を持ってきました」
小山「フランス人ですか?」
つの「フランス人の女性で、今は70歳くらいで。会いたいなという想いで書いてみました」
つのさんのお手紙の朗読は、ぜひradikoでお聞きください。
宇賀「今日の放送を聞いて、つのさんにお手紙を書きたい、と思ってくださった方は、ぜひ番組にお寄せください。責任をもってご本人にお渡しします。
【郵便番号102-8080 TOKYO FM SUNDAY’S POST つのゆいこさん宛】にお願いします。応募期間は1ヶ月とさせていただきます」
宇賀「今後のご予定や、つのさんの紙芝居を見たいと思った方はどうしたらいいですか?」
つの「帰ってきたばっかりで、逆に募集中です。よろしくお願いします」
宇賀「そちらも何かありましたら、お手紙をいただければと思います」
紙芝居作家のつのゆいこさん、ありがとうございました!
つのゆいこ webサイト
つの「もともと絵を描くことがすごく好きで。美術大学で勉強をしたんですけど、その当時から1枚の絵で終わるんじゃなくて、お話がついているといいなと、ずっとそういうのに心を惹かれていたので。絵本も作っていたんですよ。ただ、当時に舞台美術とか演劇にもすごい興味があって。劇団でお芝居をしていた時もあったんですけど、何か一つできたらいいなと思った時に、絵とお芝居があるから紙芝居かな、と。何も考えないで始めてしまったというのが最初でしたね」
宇賀「つのさんは、紙芝居をフランスで伝える活動をされていたんですよね」
小山「面白いですよね。なぜ、フランスだったんですか?」
つの「もともと私の父が仕事でフランスに住んでいたので、私自身、0歳から3歳までフランスで過ごしておりました。大人になってからも父が仕事で行っていた時に、私も行ったりということもあったんですけど、紙芝居を作り始めた時に、子どもの心を取り戻したいと思って。じゃあ自分が子どもの頃を過ごしていたフランスに行ってみたいなと思って、思い切っていきました。もともとフェイスブックで知り合いだった向こうの人に『フランスで紙芝居をしたい』と言ったら、そういう団体があって。その人のおかげで当時はいろいろなところで紙芝居をさせていただくことができて。その時にすごく好評だったんですよ。はじめて自分が何かをやって、こんなに人に喜ばれたなというのがびっくりするくらいの経験で。紙芝居というものも、向こうの人も『こんなに素晴らしいものがあるんだ』っていう」
小山「紙芝居はフランスで何ていうんですか?」
つの「kamishibaiです」
小山「日本語として!」
つの「でも、最後のiにトレマをつけた表記をします」
宇賀「sushi、みたいな感じなんですね」
つの「そうですね。2018年には、フランスのラルースのフランス語辞典に、紙芝居という言葉がフランス語として載りました」
スタジオでは、つのさんに紙芝居を披露していただきました!
こちらはぜひradikoでお楽しみください(2月12日まで聴取可能)。
宇賀「紙芝居の魅力って何だと思いますか?」
つの「紙芝居って、絵が出ていく……出ていくっていうとちょっとあれですけど、絵本は一人で没頭して読むけど、紙芝居の場合は人がいて、そこでみんなで見る。紙芝居の中身が広がっていく感じがするんです。みんなで分かち合う。さらに自作で自演していくと、心の扉が開いていくみたいな印象が見る人にもあるみたいで。急に仲良くなったりとか、そういうこともあって。人と人を繋いでいくところがあるように思います」
小山「確かに、絵本と似ているけど違いますね。今、つのさんはフランスではなく日本で活動をされているんですか?」
つの「そうですね、2020年に帰国してきまして、今は日本に住んでいます」
小山「1つ、仕事でお願いしたいことがあるので、あとで……(笑)」
つの「ありがとうございます!」
宇賀「さて、この番組は手紙をテーマにしているのですが、今日は、『今、お手紙を書きたい人』に宛てたお手紙を書いてきてくださっているんですよね」
つの「フランスの友達宛てなんですけど、この(紙芝居)舞台を作ってくれた友人で。リヨンという街に当時住んでいて、一緒にウルトラモビルっていう紙芝居を作るアーティストの集団を立ち上げて、たくさんいろいろなことをしてきた友人です。その人に宛てたお手紙を持ってきました」
小山「フランス人ですか?」
つの「フランス人の女性で、今は70歳くらいで。会いたいなという想いで書いてみました」
つのさんのお手紙の朗読は、ぜひradikoでお聞きください。
宇賀「今日の放送を聞いて、つのさんにお手紙を書きたい、と思ってくださった方は、ぜひ番組にお寄せください。責任をもってご本人にお渡しします。
【郵便番号102-8080 TOKYO FM SUNDAY’S POST つのゆいこさん宛】にお願いします。応募期間は1ヶ月とさせていただきます」
宇賀「今後のご予定や、つのさんの紙芝居を見たいと思った方はどうしたらいいですか?」
つの「帰ってきたばっかりで、逆に募集中です。よろしくお願いします」
宇賀「そちらも何かありましたら、お手紙をいただければと思います」
紙芝居作家のつのゆいこさん、ありがとうございました!
つのゆいこ webサイト
#手紙にしよう
様々なポストカードを無料でダウンロードできる「#手紙にしよう」更新情報のお知らせです。2月8日(水)発売の春のグリーティング切手に合わせて、イラストレーターのいとう瞳さんがポストカードを作ってくださいました。今回の切手のキーカラーとなるピンクやイエローをアクセントに、美しいグラデーションが特徴的な花やリボンが描かれています。
「&Post」サイトでは、いとうさんと切手デザイナーの星山さんの対談の様子が掲載されています。ポストカードとあわせて、お楽しみください。
また、切手の発売を記念した記念押印と、星山さんといとうさんのサインが入ったカードを抽選で5名様にプレゼントします。
ご希望の方は、【〒102-8080 TOKYO FM 「SUNDAY’S POST」 「#手紙にしようハガキプレゼント係」】までお願いします。
当選は、発送をもって代えさせていただきます。
「&Post」
皆さんからのお手紙、お待ちしています
毎週、お手紙をご紹介した方の中から抽選で1名様に、大分県豊後高田市の「ワンチャー」が制作してくださったSUNDAY’S POSTオリジナル万年筆をプレゼントします。引き続き、皆さんからのお手紙、お待ちしています。日常のささやかな出来事、薫堂さんと宇賀さんに伝えたいこと、大切にしたい人や場所のことなど、何でもOKです。宛先は、【郵便番号102-8080 TOKYO FM SUNDAY’S POST】までお願いします。
今週の後クレ
今回のメッセージは、島根県〈田所郵便局〉村上雄太さんでした!「田所郵便局は邑南町(おおなんちょう)というところにあるのですが、すごく自然が豊かなところで、町内を流れる川には、地元で『ハンザケ』と呼ばれるオオサンショウウオが生息しているほど、すごく水が綺麗です。 私は入社して6年目で、今の郵便局が2局目になるのですが、以前勤務していた郵便局ですごく親しくさせていただいていたお客さまが、お客さまの自宅から今の郵便局までは少し距離があるのに、用事のときに『村上さん、あんたがおるかもしれんと思って!』と、お越しいただいたときはとても嬉しかったです。 島根県はご縁の国と言われているのですが、私もこういったご縁をひとつひとつ大切にしながら、仕事をしていきたいなと思いました。」
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この番組ではみなさんからの手紙を募集しています。
全国の皆さんからのお便りや番組で取り上げてほしい場所
を教えてください。
〒102-8080 東京都千代田区麹町1−7
SUNDAY'S POST宛