車で日本を旅しながら生活する“バンライフ”とは?
- 2022/06/05
バンライファーの宮本芽依さんをお迎えして
宇賀「薫堂さん、これまでキャンピングカーに泊まったことはありますか?」小山「もちろん! 僕はキャンピングカーは日本で絶対に流行ると思っていて。ニュージランドに今から10年くらい前に行った時、キャンピングカーのレンタカーがものすごく多くて。なぜかというと、国土が広い割にはホテルがないから、みんなキャンピングカーで行くんでよね。日本も地方に宿があるとは限らないから、そういうところをキャンピングカーで旅したらいいだろうなと。それで、Moving Innという会社を作って、北海道で今やっているんですよ」
宇賀「私も最近、コロナの影響でYouTubeで旅ものを見始めた時に、キャンピングカーで全国を巡っている人っていっぱいいらっしゃるんですよね。あれを見ていいな、やりたいなと思うようになっていたところなんです。最近は、車をオフィスにしたり居住空間にする方って増えてきているんですって」
車中泊に特化したカーシェアと、車中泊できる車が駐車できるスペースの紹介などをされている「Carstay株式会社」の広報・中川生馬さんにお話をうかがったところ……
〈インターネットの整備が進んだことで、数年前からバンでの生活、バンライフが注目されていたそうですが、コロナの影響で、始める方が急増。バンライフを送っていらっしゃる方の中には、YouTuberや、ライターのような方から、2トントラックの荷台に茶室をつんでいる方、使われなくなったアマチュア無線の電波の鉄塔を解体しながら全国を巡っている方など、様々!
ただし、新車で揃えると車両本体だけで4〜500万円かかり、他にも、駐車場や保険などで、決して安く済むわけではない。その為、これから始めるビギナーの方には、“車中泊ができる車のカーシェア”を利用することがオススメ〉なのだそうです。
バンライフについてのお話をうかがうために、実際にバンライフを実行している宮本芽依さんをお迎えしました。
小山「こういうライフスタイルの人は最近多いんですか?」
宮本「今、大学生なんですけど、同世代ではやっぱりまだまだいなくて。肌感ですけど、40代、50代の方が多い感じですね」
宇賀「今、どのくらい続けているんですか?」
宮本「連続でやっていたのは3ヶ月くらいなんですけど、デビューをしたのは1年半くらい前で、それからちょこちょこやっている感じですね」
小山「車は自分のものではなく、借りているんですか?」
宮本「そうですね、デビューした時は何も改造されていない軽バンを借りて、大学がオンライン授業だったので、パソコンと寝袋を積んで日本を回っていました。その次はちょっとステップアップをして、バンライフ仕様の、中がキッチンになっていたりちょっとおしゃれなハイエースを借りて、また旅をしていたりしていました」
小山「アパートを借りたりするよりも高くないですか?」
宮本「シェアハウスで都内に住んでいたことがあるんですけど、1ヶ月6万で、同じくらいかなと。商用車の場合は中が改造されていなくて、車を借りるだけだったので、6万くらいでしたね。車がおしゃれになるとそれだけ値段は上がるのですが」
小山「なんでやってみようと思ったんですか?」
宮本「インスタグラムで〈#バンライフ〉が流行り始めた時に、1枚の写真を見たんです。アメリカのグランドキャニオンの大自然の中で、アメリカ人の夫婦が車の中で寝ている姿を見て、『何だこの自由な生き方は!』と、いつかやってみたいと思っていて。留学がコロナで中止になってしまって途方に暮れていた時に、これじゃダメだと思って、生活を一変しようとやったのがバンライフでした」
宇賀「すごい。授業がなくなってどうしようかなとなる人が多いと思うんですけど」
小山「洋服とか大変じゃないですか?」
宮本「そうですね、結構少ない方かもしれないです。今は週の半分を都会でバンライフをして、半分はDIYをしたり旅をしたりしているので、実家に帰れるタイミングがあるので」
小山「実家に荷物は置いているんですね」
宮本「置いていて、今は入れ替えている時期ですね。これは先週いらなかったから、実家に戻ったタイミングで処分、とか。本当に必要なものに絞っている期間です」
宇賀「これまでどういうところに行きましたか?」
宮本「北海道から日本海側に南下して、石川の方まで行ったり、転々としていました。最初の方は『この絶景を見たい』とかで探していたんですけど、コロナが落ち着くにつれて人にも会えていけるようになったので、会いたいバンライファーの人に連絡を取って会いに行ったり」
宇賀「バンライファー同士のコミュニケーションもあるんですか」
宮本「日本ではバンライファーがそんなに多くないので、みんな結構知り合いですね」
後半では、宮本さんがバンライフを送る車にもおじゃまさせていただきました。この様子はぜひ、radikoでお聞きください(6月12日まで聴取可能)。
宇賀「今日は、『いま手紙を書きたい人』に宛てたお手紙を書いていただいているんですよね。どなたに宛てたお手紙ですか?」
宮本「私の師匠に宛てたお手紙です」
小山「バンライフの師匠ですか?」
宮本「DIYの師匠です。建築会社をされているんですけど、私のバンを制作するのに色々教えてくれたり、手伝ったりしてくれて、家族のようになった方です」
宮本さんの書いたお手紙の朗読は、ぜひradikoでお聞きください。
宇賀「今日の放送を聞いて、宮本さんへお手紙を書きたい、と思った方もいらっしゃると思います。ぜひ番組にお寄せください。責任をもって本人にお渡しさせていただきます。【郵便番号102-8080 TOKYO FM SUNDAY’S POST 宮本芽依さん宛】にお願いします」
宮本芽依さん、ありがとうございました!
車中泊に特化したカーシェアと、車中泊できる車が駐車できるスペースの紹介などをされている「Carstay株式会社」の広報・中川生馬さんにお話をうかがったところ……
〈インターネットの整備が進んだことで、数年前からバンでの生活、バンライフが注目されていたそうですが、コロナの影響で、始める方が急増。バンライフを送っていらっしゃる方の中には、YouTuberや、ライターのような方から、2トントラックの荷台に茶室をつんでいる方、使われなくなったアマチュア無線の電波の鉄塔を解体しながら全国を巡っている方など、様々!
ただし、新車で揃えると車両本体だけで4〜500万円かかり、他にも、駐車場や保険などで、決して安く済むわけではない。その為、これから始めるビギナーの方には、“車中泊ができる車のカーシェア”を利用することがオススメ〉なのだそうです。
バンライフについてのお話をうかがうために、実際にバンライフを実行している宮本芽依さんをお迎えしました。
小山「こういうライフスタイルの人は最近多いんですか?」
宮本「今、大学生なんですけど、同世代ではやっぱりまだまだいなくて。肌感ですけど、40代、50代の方が多い感じですね」
宇賀「今、どのくらい続けているんですか?」
宮本「連続でやっていたのは3ヶ月くらいなんですけど、デビューをしたのは1年半くらい前で、それからちょこちょこやっている感じですね」
小山「車は自分のものではなく、借りているんですか?」
宮本「そうですね、デビューした時は何も改造されていない軽バンを借りて、大学がオンライン授業だったので、パソコンと寝袋を積んで日本を回っていました。その次はちょっとステップアップをして、バンライフ仕様の、中がキッチンになっていたりちょっとおしゃれなハイエースを借りて、また旅をしていたりしていました」
小山「アパートを借りたりするよりも高くないですか?」
宮本「シェアハウスで都内に住んでいたことがあるんですけど、1ヶ月6万で、同じくらいかなと。商用車の場合は中が改造されていなくて、車を借りるだけだったので、6万くらいでしたね。車がおしゃれになるとそれだけ値段は上がるのですが」
小山「なんでやってみようと思ったんですか?」
宮本「インスタグラムで〈#バンライフ〉が流行り始めた時に、1枚の写真を見たんです。アメリカのグランドキャニオンの大自然の中で、アメリカ人の夫婦が車の中で寝ている姿を見て、『何だこの自由な生き方は!』と、いつかやってみたいと思っていて。留学がコロナで中止になってしまって途方に暮れていた時に、これじゃダメだと思って、生活を一変しようとやったのがバンライフでした」
宇賀「すごい。授業がなくなってどうしようかなとなる人が多いと思うんですけど」
小山「洋服とか大変じゃないですか?」
宮本「そうですね、結構少ない方かもしれないです。今は週の半分を都会でバンライフをして、半分はDIYをしたり旅をしたりしているので、実家に帰れるタイミングがあるので」
小山「実家に荷物は置いているんですね」
宮本「置いていて、今は入れ替えている時期ですね。これは先週いらなかったから、実家に戻ったタイミングで処分、とか。本当に必要なものに絞っている期間です」
宇賀「これまでどういうところに行きましたか?」
宮本「北海道から日本海側に南下して、石川の方まで行ったり、転々としていました。最初の方は『この絶景を見たい』とかで探していたんですけど、コロナが落ち着くにつれて人にも会えていけるようになったので、会いたいバンライファーの人に連絡を取って会いに行ったり」
宇賀「バンライファー同士のコミュニケーションもあるんですか」
宮本「日本ではバンライファーがそんなに多くないので、みんな結構知り合いですね」
後半では、宮本さんがバンライフを送る車にもおじゃまさせていただきました。この様子はぜひ、radikoでお聞きください(6月12日まで聴取可能)。
宇賀「今日は、『いま手紙を書きたい人』に宛てたお手紙を書いていただいているんですよね。どなたに宛てたお手紙ですか?」
宮本「私の師匠に宛てたお手紙です」
小山「バンライフの師匠ですか?」
宮本「DIYの師匠です。建築会社をされているんですけど、私のバンを制作するのに色々教えてくれたり、手伝ったりしてくれて、家族のようになった方です」
宮本さんの書いたお手紙の朗読は、ぜひradikoでお聞きください。
宇賀「今日の放送を聞いて、宮本さんへお手紙を書きたい、と思った方もいらっしゃると思います。ぜひ番組にお寄せください。責任をもって本人にお渡しさせていただきます。【郵便番号102-8080 TOKYO FM SUNDAY’S POST 宮本芽依さん宛】にお願いします」
宮本芽依さん、ありがとうございました!
#手紙にしよう
様々なポストカードを無料でダウンロードできる「#手紙にしよう」では、6月8日(水)発売の「グリーティング(ライフ・花)」の切手に合わせイラストレーターの網中(あみなか)いづるさんが制作されたポストカードがダウンロードできます。切手に描かれた色とりどりのお花に合わせた部屋が描かれた、まるで絵本のような、あたたかみのあるポストカードです。この切手を作った切手デザイナーの吉川さんと、網中さんの対談の様子が、&Postサイトにアップされています。こちらもぜひ、お楽しみください。
そして今回も、切手の発売を記念した「記念押印」と、吉川さんと網中さんのサインが入ったカードを、抽選で5名さまにプレゼントします。ご応募は、【郵便番号102-8080 TOKYO FM SUNDAY’S POST「#手紙にしよう はがきプレゼント係」】まで、お願いします。
当選は、発送をもって代えさせていただきます。ご応募、お待ちしています!
「&POST #手紙にしよう」
今週の後クレ
今回のメッセージは、神奈川県〈平塚郵便局〉永井雅人さんでした!「以前、私がまだ配達をしている頃、班長として数人の社員を束ねている期間がありました。郵便局では、班長としての日頃の取り組みを発表する大会があり、その大会で優勝することができました。優勝したことを、「とても嬉しい。明るいニュースがあったな。」と喜んでくださる上司がおり、「自分の頑張りや取り組みの結果で喜んでくださる人がいる。喜んでくださる人たちのために、自分はもっと仕事を頑張って、その取り組みを他の社員にも伝えたい!」と思った瞬間が胸に残っています。誰かのために一生懸命仕事をするということが、今でも自分の最優先事項として常に心の中にあります。」
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この番組ではみなさんからの手紙を募集しています。
全国の皆さんからのお便りや番組で取り上げてほしい場所
を教えてください。
〒102-8080 東京都千代田区麹町1−7
SUNDAY'S POST宛