銭湯文化を盛り上げるチーム“SENTO FOREVER”とは?
- 2021/11/21
SENTO FOREVERの皆さんをお迎えして
今回は、銭湯をポップに楽しむガールズ集団「SENTO FOREVER」から、大竹沙織さん、湊七海さん、塚本さくらさんをお迎えしました。
宇賀「まず、“SENTO FOREVER”が何なのかを聞かないといけないですね。どういうチームなんですか?」
大竹「私たちは銭湯やサウナ関連のイベントやグッズを作る活動をしています」
塚本「私たちが大学時代にデザインを専攻していて、展示会をやろうとなった時に、テーマで銭湯を選んで、銭湯にハマったのがきっかけです」
小山「皆さん大学が同じなんですか?」
湊「最初は4人で結成したんですけど、その時は大学のメンバーで。そのあとメンバーが加入して今は6人です」
宇賀「どういう企画をされてきたんですか?」
大竹「主にはイベント企画が多くて、銭湯とかサウナをテーマにした作品を作っているクリエイターさんが結構いっぱいいらっしゃって、その方々の作品やプロダクトを集めたマーケットイベントを主にやらせていただいています」
小山「お風呂に入ることは皆さん好きなんですよね。どんなところがいいなと思ったんですか?」
湊「いろいろなところに旅をするのが好きなので、その土地の銭湯やサウナに入って、サウナごと銭湯ごとの違いを楽しんだりするのが好きですね」
大竹「私は一人暮らしを始めたのをきっかけでよく行くようになって。引っ越したのが12月でめちゃくちゃ寒くて、近所に『そしがや温泉21』というすごくいい銭湯があると言われたので、行ったらすごく落ち着いて。人が賑やかにわいわいしているのに混ざってお風呂に入るのに、すごく癒されたというか、そこに通うようになってハマっていきました」
塚本「私はもともとレトロなものとか、古いものが好きで。銭湯の内装の古いタイルとか、ちょっとした下足の箱とかもすごく素敵だなと思って、空間に魅了されました」
宇賀「塚本さんは今どちらで働いているんですか?」
塚本「私は埼玉の温泉で働いています」
小山「何というところですか?」
塚本「『昭和レトロな温泉銭湯 玉川温泉』というところです。泉質がトロトロで肌がツルっとする美肌の湯です」
宇賀「学生時代に銭湯の企画をしようと思って、お風呂が好きになって、温泉で働くようになったということですか? すごいですね!」
小山「今まで自分たちの企画の中で、いちばん良かったと思うのはなんですか?」
大竹「私は『湯沸かし市』という銭湯クリエイターズマーケットを2019年にやったんですけど、今の体制のSENTO FOREVERでやったいちばん大きなイベントで。告知も自分たちのSNSでしかやらずに『本当に人が来るのかな?』と思っていたんですけど、始まる時には行列ができていて」
小山「『湯沸かし市』とは何ですか?」
大竹「銭湯とかサウナ関連のグッズとかを、一堂に集めて購入ができるというイベントでした。SENTO FOREVERでも、銭湯で使えるグッズを作っているんです。たとえばコインケース。銭湯って飲み物を買ったり、ドライヤーで10円を使ったり、小銭を使うじゃないですか。あと、回数券(*東京都共通入浴券)を入れたり」
小山「みんな回数券を持っているんですね?」
大竹・湊・塚本「持ってます!」
小山「湊さんが着ている『パルコ湯』の服は、何ですか?」
湊「『パルコ湯』は、渋谷PARCOさんがリニューアルした時のセレブレーションで企画しました。PARCOさんとコラボをして、PARCOさんに合うようなカルチャー系だったり、渋谷の若者が好きそうなグッズを集めました」
小山「若者に銭湯というカルチャーは、すごく新鮮に映っているということなんですか?」
湊「そうですね、逆に非日常というか、ある意味エンタメで捉えている人も多いんじゃないかなと思います」
宇賀「PARCOですもんね」
湊「おじいちゃんが、本当に入浴できると思っていらっしゃったこともありました(笑)」
一同「(笑)」
宇賀「最近、若者向けの特集でも銭湯とかサウナは多いですもんね」
SENTO FOREVERの皆さんにお手紙についてのお話もうかがいました。
宇賀「我々の番組は手紙がテーマですが、何か皆さんと一緒にできそうなことはありませんか?」
小山「今、『湯便』というのをやっているんですよ。お風呂上がりに手紙を書いて、この番組に送っていただいて皆さんに紹介するという」
大竹「銭湯で壁新聞が貼ってあるところがありますよね。入りながらぼーっと読んで、いいなあと思うんですけど。たとえば、ボトルの中にお手紙が入っていて、それを湯船で偶然見つけて、ぼーっと眺めたり考えたりするのは面白そうと思いました」
小山「壁新聞を貼ってあるような感覚で、たまにボトルが浮いたりしていて、開けて読むとメッセージだったりするわけですね。いいですね!」
宇賀「皆さんは、今までもらったり書いたりした中で、印象に残っているお手紙はありますか?」
大竹「この前荷物を整理していたら、上司からのお手紙が出てきて。読み返してみたら、私がアルバイトから正社員になるタイミングでいただいたお手紙で、『この会社というコミュニティに、大竹ちゃんはすごく必要だから入ってくれて嬉しいです』という内容で。今もその会社で働いているんですけど、『ああ……』と思いました」
宇賀「時空を超えて想いを届けてくれるのがいいですね」
今回は塚本さんが、SENTO FOREVERのメンバーに宛てて書いたお手紙を、ご本人に朗読していただきました。ぜひradikoでお聴きください(11月28日まで聴取可能)。
宇賀「今回の放送を聞いて、SENTO FOREVERの皆さんへお手紙を書きたい、と思った方もいらっしゃると思います。ぜひ番組にお寄せください。責任を持って、ご本人にお渡しいたします。【郵便番号102-8080 TOKYO FM SUNDAY’S POST SENTO FOREVER宛】にお願いします。
SENTO FOREVERの今後の活動については、TwitterやInstagramをご覧ください。
SENTO FOREVER Webサイト
SENTO FOREVER Twitter
SENTO FOREVER Instagram
SENTO FOREVERの大竹沙織さん、湊七海さん、塚本さくらさん、ありがとうございました!
大竹「私たちは銭湯やサウナ関連のイベントやグッズを作る活動をしています」
塚本「私たちが大学時代にデザインを専攻していて、展示会をやろうとなった時に、テーマで銭湯を選んで、銭湯にハマったのがきっかけです」
小山「皆さん大学が同じなんですか?」
湊「最初は4人で結成したんですけど、その時は大学のメンバーで。そのあとメンバーが加入して今は6人です」
宇賀「どういう企画をされてきたんですか?」
大竹「主にはイベント企画が多くて、銭湯とかサウナをテーマにした作品を作っているクリエイターさんが結構いっぱいいらっしゃって、その方々の作品やプロダクトを集めたマーケットイベントを主にやらせていただいています」
小山「お風呂に入ることは皆さん好きなんですよね。どんなところがいいなと思ったんですか?」
湊「いろいろなところに旅をするのが好きなので、その土地の銭湯やサウナに入って、サウナごと銭湯ごとの違いを楽しんだりするのが好きですね」
大竹「私は一人暮らしを始めたのをきっかけでよく行くようになって。引っ越したのが12月でめちゃくちゃ寒くて、近所に『そしがや温泉21』というすごくいい銭湯があると言われたので、行ったらすごく落ち着いて。人が賑やかにわいわいしているのに混ざってお風呂に入るのに、すごく癒されたというか、そこに通うようになってハマっていきました」
塚本「私はもともとレトロなものとか、古いものが好きで。銭湯の内装の古いタイルとか、ちょっとした下足の箱とかもすごく素敵だなと思って、空間に魅了されました」
宇賀「塚本さんは今どちらで働いているんですか?」
塚本「私は埼玉の温泉で働いています」
小山「何というところですか?」
塚本「『昭和レトロな温泉銭湯 玉川温泉』というところです。泉質がトロトロで肌がツルっとする美肌の湯です」
宇賀「学生時代に銭湯の企画をしようと思って、お風呂が好きになって、温泉で働くようになったということですか? すごいですね!」
小山「今まで自分たちの企画の中で、いちばん良かったと思うのはなんですか?」
大竹「私は『湯沸かし市』という銭湯クリエイターズマーケットを2019年にやったんですけど、今の体制のSENTO FOREVERでやったいちばん大きなイベントで。告知も自分たちのSNSでしかやらずに『本当に人が来るのかな?』と思っていたんですけど、始まる時には行列ができていて」
小山「『湯沸かし市』とは何ですか?」
大竹「銭湯とかサウナ関連のグッズとかを、一堂に集めて購入ができるというイベントでした。SENTO FOREVERでも、銭湯で使えるグッズを作っているんです。たとえばコインケース。銭湯って飲み物を買ったり、ドライヤーで10円を使ったり、小銭を使うじゃないですか。あと、回数券(*東京都共通入浴券)を入れたり」
小山「みんな回数券を持っているんですね?」
大竹・湊・塚本「持ってます!」
小山「湊さんが着ている『パルコ湯』の服は、何ですか?」
湊「『パルコ湯』は、渋谷PARCOさんがリニューアルした時のセレブレーションで企画しました。PARCOさんとコラボをして、PARCOさんに合うようなカルチャー系だったり、渋谷の若者が好きそうなグッズを集めました」
小山「若者に銭湯というカルチャーは、すごく新鮮に映っているということなんですか?」
湊「そうですね、逆に非日常というか、ある意味エンタメで捉えている人も多いんじゃないかなと思います」
宇賀「PARCOですもんね」
湊「おじいちゃんが、本当に入浴できると思っていらっしゃったこともありました(笑)」
一同「(笑)」
宇賀「最近、若者向けの特集でも銭湯とかサウナは多いですもんね」
SENTO FOREVERの皆さんにお手紙についてのお話もうかがいました。
宇賀「我々の番組は手紙がテーマですが、何か皆さんと一緒にできそうなことはありませんか?」
小山「今、『湯便』というのをやっているんですよ。お風呂上がりに手紙を書いて、この番組に送っていただいて皆さんに紹介するという」
大竹「銭湯で壁新聞が貼ってあるところがありますよね。入りながらぼーっと読んで、いいなあと思うんですけど。たとえば、ボトルの中にお手紙が入っていて、それを湯船で偶然見つけて、ぼーっと眺めたり考えたりするのは面白そうと思いました」
小山「壁新聞を貼ってあるような感覚で、たまにボトルが浮いたりしていて、開けて読むとメッセージだったりするわけですね。いいですね!」
宇賀「皆さんは、今までもらったり書いたりした中で、印象に残っているお手紙はありますか?」
大竹「この前荷物を整理していたら、上司からのお手紙が出てきて。読み返してみたら、私がアルバイトから正社員になるタイミングでいただいたお手紙で、『この会社というコミュニティに、大竹ちゃんはすごく必要だから入ってくれて嬉しいです』という内容で。今もその会社で働いているんですけど、『ああ……』と思いました」
宇賀「時空を超えて想いを届けてくれるのがいいですね」
今回は塚本さんが、SENTO FOREVERのメンバーに宛てて書いたお手紙を、ご本人に朗読していただきました。ぜひradikoでお聴きください(11月28日まで聴取可能)。
宇賀「今回の放送を聞いて、SENTO FOREVERの皆さんへお手紙を書きたい、と思った方もいらっしゃると思います。ぜひ番組にお寄せください。責任を持って、ご本人にお渡しいたします。【郵便番号102-8080 TOKYO FM SUNDAY’S POST SENTO FOREVER宛】にお願いします。
SENTO FOREVERの今後の活動については、TwitterやInstagramをご覧ください。
SENTO FOREVER Webサイト
SENTO FOREVER Twitter
SENTO FOREVER Instagram
SENTO FOREVERの大竹沙織さん、湊七海さん、塚本さくらさん、ありがとうございました!
冬のグリーティング切手 & #手紙にしようのお知らせ
11月19日から全国の郵便局、ECサイト「郵便局のネットショップ」で、冬のグリーティング切手が販売されています。63円切手シートは、青をキーカラーに、そりやオオカミ、トナカイがモチーフのデザイン。84円切手シートは、赤をキーカラーに、ランプやポインセチア、手紙と羽ペンがモチーフになっています。
どちらもキラキラした“箔押し”が、たくさん使われていて、冬のお便りを鮮やかに彩ってくれます。
また、ポストカードを無料でダウンロードできる「#手紙にしよう」のサイトには、この63円切手シートと同じモチーフが使用されたポストカードが更新されています。切手デザイナーの星山さんが手掛けたこのポストカードでお手紙を書けば、切手とポストカードがおそろいのお手紙をお楽しみいただけます。ぜひ、チェックしてみてください。
「&POST #手紙にしよう」
今週の後クレ
今回のメッセージは、東京都〈浅草郵便局〉佐藤睦さんでした!「浅草郵便局は、浅草寺や雷門、少し歩けばスカイツリーもあり、有名な観光スポットの中に位置しています。この地域に住んでいる方の特性として、海外の方が多かったり、若い方もご高齢の方も色々な方が住んでいたりと、面白い街だと思っています。 これからの時期は年賀はがきの販売時期です。私も、幼馴染が遠くにいてなかなか会うことができないので、1年に1回、年賀状のやりとりをすると決めています。SNSとは違って、特定の人に向けたお手紙のやりとりはとても心温まるものがありますし、毎年、自分もどんな話をしようかなとか、相手がどんな話をしてくれるのかな、ということを楽しみにしています。」
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この番組ではみなさんからの手紙を募集しています。
全国の皆さんからのお便りや番組で取り上げてほしい場所
を教えてください。
〒102-8080 東京都千代田区麹町1−7
SUNDAY'S POST宛