手紙でインクを作る! 文房具専門店 カキモリ
- 2021/04/04
カキモリの広瀬琢磨さんと岡本華歩さんをお迎えして
宇賀「台東区蔵前にある文房具専門店『カキモリ』さんからお手紙をいただきました」〈薫堂さん、宇賀さん、SUNDAY’S POSTのみなさま、ご無沙汰しております。思い返すと、薫堂さんと宇賀さんが暑中見舞いインク作りに来てくれたのが2019年の5月でした。何だか遠い過去のように感じます。早くあの時のように、たくさんの人と、自由に密に会える日が来ることを願っています。
限定品でしたが、今でも時々問い合わせがありますよ。私たちも昨年末に10周年を迎えたのを機に、お礼のはがきを少しずつ、半年くらいかけて綴って送ることにしました。次の10年もよろしくお願いします。〉
小山「オリジナルのインクを作りに行きましたもんね」
宇賀「あれは番組がスタートしてすぐでしたもんね。今日は原点に返って、手紙を書くのに欠かせないインクのお話をお送りします」
スタジオには「カキモリ」代表の広瀬琢磨さんと、岡本華歩さんをお迎えしました。
宇賀「広瀬さんとお会いしたのはもう2年近く前ですもんね。SUNDAY’S POSTとの関係についてですが、番組がスタートしてすぐの頃、『2019年の暑中お見舞い専用のインクを作ろう』というお話になって、カキモリさんにお願いをしたんですよね」
小山「覚えていますか? 自分が作った色」
宇賀「私がSUNDAY’S POST ORANGE、薫堂さんがSUNDAY’S POST BLUEです。私は山下達郎さんの『さよなら夏の日』がかかっていそうな、夏の終わりの頃の砂浜に沈む夕日のオレンジみたいなイメージでした」
小山「僕はね……まったく覚えていないんです(笑)」
宇賀「ウソでしょ? あ、ここに書いてありますよ……『SUNDAY’S POST BLUE夏の水たまりに太陽が映り込んで、そこに青葉が1枚ひらひらと落ちたような色』」
小山「そう、それです(笑)」
宇賀「忘れないでくださいよ!(笑) 世の中も色々と変わりましたが……お店の方の状況はいかがですか?」
広瀬「お越しいただいたオーダーで作る『inkstand』が、もともとかなり遠方や外国のお客様が多かったので非常に厳しくて。いろいろ考えた末に、メイン店舗のカキモリの2階に移転をして、再オープンしました。いまはほぼ満席になっていて、席数はかなり絞ってはいますが少しずつお客様も戻ってきてくれている感じですね」
小山「岡本さんは、そのインクスタンドでコンシェルジュみたいなものをやられているんですか?」
岡本「はい、お客様と一緒に色を作ったりしています」
広瀬「ここ最近は近隣の方が増えてきていて、身近なお店を知ってもらうきっかけにはなっていると思います」
宇賀「新しいサービスも始まったんですよね?」
広瀬「はい、『inkstand POST』という新しいサービスを始めました。お店に来られないけど、インクのオーダーをしたい、というお客さんがたくさんいらっしゃったんですね。インクスタンドは自分自身で混ぜるオーダーのタイプと、スタッフが提案をして一緒に作る2つのサービスがあったのですが、こちらはスタッフが提案するサービスを手紙でやり取りをしながらインクの色を作るという、ちょっと変わったサービスです」
小山「スタッフの方からお客様に手紙を出すんですか?」
広瀬「まずは、お客様から手紙が送っていただくんですね。そこに作りたい色のイメージとか、場合によっては写真とか、言葉などを書いていただきます。この前は音楽を送ってきてくださった方もいらっしゃいました」
宇賀「面白いですね!」
広瀬「それをいただいたら、今度はこちらから提案をします。色と、返信の言葉を添えてお送りします」
宇賀「自分で作るのもいいけど、イメージを伝えてお任せするのも面白そうですね」
小山「ワクワクしますよね。写真1枚でもいいんですか?」
広瀬「はい、大丈夫です」
小山「たとえば自分の写真を送ったら、2人で『この人はこういう人かな?』と話して、色を送ってくれるんですか?」
広瀬「そうですね、一言だけ添えていただけると助かります。始めてからまだそんなに経っていないんですけど、少しずつオーダーはいただいているかたちですね」
宇賀「これまでどんなオーダーがありましたか?」
岡本「思い入れのある色をオーダーしていただくことが多いんですけども、その中で私が対応したのは、“旅先で見たラベンダーの色”です。オーダーされた方が、小説の『時をかける少女』がお好きだそうで。その中でラベンダーの香りがキーとなるらしいんですね。そこからラベンダーにはまって、外出できないお家の時間もアロマテラピーのラベンダーの香りが日々を支えてくれていた、という内容のお手紙だったんです。インクでも、日常に寄り添ってくれるように、ということでラベンダーの色をオーダーいただきました」
小山「それは、ラベンダーという明確な色の方向性が示されているので、作りやすいといえば作りやすいですよね」
岡本「作りやすいのですが、ラベンダーの中でもツボミと花びらで色の淡さとか、青百合なのか赤百合なのかで絶妙に違いまして。それで3色を提案して、その中から気に入った色をご注文いただきました」
小山「3色を提案してもらって、『これじゃないな』と思った時は、またお願いできるんですか?」
広瀬「提案するまでは全部無料でやっていまして、もう1回他のパターンで提案をしてほしいということであれば、提案をします。今のところ3色で満足いただいていますが、これから先はそういうこともあるかもしれないですね」
岡本「他には、“大切な車の色”というものがありまして。それもエピソードがすごく素敵で……他界してしまったおじい様が大切にされていて車の色らしいんですね。おじい様から、その方のお母様に受け継がれて、残念ながらお母様も亡くなられてしまったようで……今はその方自身が大切に乗っているというエピソードでした」
宇賀「素敵ですね。ちなみにどんな色でしたか?」
岡本「ブルーウィッシュグリーン、深い緑の中に青も混じっているようなお色ですね。他にも、大切な友人がいつも淹れてくれるコーヒーの色だったり、プロポーズの時の花束だったり、皆さん思い思いの色のカケラを送ってくださっています」
宇賀「色を作るのは難しいですよね?」
岡本「そうですね、お写真がある時はまだイメージしやすいんですけども。写真でも一部を指定してくださる方と、『この写真からイメージした色を作ってください』というオーダーの方もいます。ただ、エピソードを読みながら想像してワクワクしながらスタッフも作っています。こちらは、フィルムで撮った直島の海の写真なんですけども、波の深いところの色と、さざ波の淡い色と……色にしてみると幅があるんですね」
宇賀「なるほど、どこの海の色にするかでまた全然違うわけですね」
広瀬「写真に限らず、カケラを送っていただいても大丈夫で。たとえば気になったタイルの色とかでもいいですし、(カケラは)食べ物以外であれば、大丈夫だと思います」
小山「これは1本でおいくらなんですか?」
広瀬「3千円になります」
小山「贈り物として最高ですね。でも、手間がかかりますね。3千円のインクを売るのにこれだけ手間をかけていらっしゃって……」
広瀬「想像した以上に時間と手間がかかっていて、いまいろいろ考えているところです(笑)」
inkstand POSTの話を聞いた薫堂さんと宇賀さんは、実際にオーダーをすることに。
宇賀「オーダーをする時は、まずはどうするといいですか?」
広瀬「お店にオーダー用のシートが入った封筒がありまして、こちらにメッセージを書いていただきます」
宇賀「このレターシートですね。〈inkstand POSTはあなたのカケラをインクにします。『どんな思い出があるのかな?』と思いを馳せて調色しますので、カケラについて教えてくださいね。筆記具によって色の見え方が異なります。決まっていたら使う用途もお伝えください。〉……なるほど、写真でもいいし、絵でもいいし文字でもいいんですね。うわー、どうしようかな……」
悩みながらオーダーシートを書く2人。
宇賀「では、薫堂さんから発表をお願いします」
小山「〈『W座からの招待状』という映画紹介番組をやっています。映画を観たあとに、詩を書くときのインクをお願いします。〉……こういうのでもいいんですか?」
広瀬「そうですね……結構難しいですね(笑)」
小山「大体、ウェルメイドな感じの映画を観て、そのあとに招待状というものを作るための詩を書くんですね。その文章にふさわしい色が欲しいんです。今はブルーブラックを使っています」
広瀬「非常にテーマが絞りづらいですね(笑)……でも、いろんなパターンがあるということで、色を考えてみます」
宇賀「私は、絵と字で書きました」
宇賀「海外に行けなくなってしまったじゃないですか。いま一番したいことを絵にしてみました。鮮やかなブーゲンビリアのピンク色が欲しいです!」
薫堂さんと宇賀さんの「色のカケラ」、どんなインクになるのでしょうか? カキモリさんから色の提案のお手紙が届き次第、また番組でご紹介します。
宇賀「コロナ禍で外に出られなかったり、人と会えなかったりする中で、お手紙を書く機会が増えた。というお客様もいらっしゃいますか?」
広瀬「ワークショップをやっているのですが、参加者は非常に増えました。手紙を書きたいけどルールがわからない、という方を後押しするようなワークショップをやっているのですが、身近な人に送りやすくなった、送る理由ができた、というのはよく聞きますね」
小山「カキモリさんにいらっしゃるのは何歳くらいの方が多いですか?」
広瀬「20代から40代くらいの方が多いですね。でも、非常に幅広いですね」
小山「20代の方が多いのは嬉しいですね」
そして広瀬さんには、「いま手紙を書きたい人」に宛てたお手紙を書いてきていただきました。
広瀬「中島先生という、もうおそらく亡くなってしまっているのですが、小学校の非常勤で来てくださっていた先生に宛てて書きました」
小山「なぜ、その方に?」
広瀬「ずっとその方の言葉を覚えていたんです。いつかお礼を言いたいなと思っていたのですが、恥ずかしくて躊躇をしていて、そのまま30年が経ってしまったので。この機会をいただいて手紙にしました」
放送では、広瀬さんが「中島先生」に宛てたお手紙を朗読していただきました。
カキモリさんの新しい企画「inkstand POST」、気になった方はぜひチェックしてみてください。
カキモリ代表の広瀬琢磨さん、岡本華歩さん、ありがとうございました!
カキモリ
inkstand POST
宇賀「あれは番組がスタートしてすぐでしたもんね。今日は原点に返って、手紙を書くのに欠かせないインクのお話をお送りします」
スタジオには「カキモリ」代表の広瀬琢磨さんと、岡本華歩さんをお迎えしました。
宇賀「広瀬さんとお会いしたのはもう2年近く前ですもんね。SUNDAY’S POSTとの関係についてですが、番組がスタートしてすぐの頃、『2019年の暑中お見舞い専用のインクを作ろう』というお話になって、カキモリさんにお願いをしたんですよね」
小山「覚えていますか? 自分が作った色」
宇賀「私がSUNDAY’S POST ORANGE、薫堂さんがSUNDAY’S POST BLUEです。私は山下達郎さんの『さよなら夏の日』がかかっていそうな、夏の終わりの頃の砂浜に沈む夕日のオレンジみたいなイメージでした」
小山「僕はね……まったく覚えていないんです(笑)」
宇賀「ウソでしょ? あ、ここに書いてありますよ……『SUNDAY’S POST BLUE夏の水たまりに太陽が映り込んで、そこに青葉が1枚ひらひらと落ちたような色』」
小山「そう、それです(笑)」
宇賀「忘れないでくださいよ!(笑) 世の中も色々と変わりましたが……お店の方の状況はいかがですか?」
広瀬「お越しいただいたオーダーで作る『inkstand』が、もともとかなり遠方や外国のお客様が多かったので非常に厳しくて。いろいろ考えた末に、メイン店舗のカキモリの2階に移転をして、再オープンしました。いまはほぼ満席になっていて、席数はかなり絞ってはいますが少しずつお客様も戻ってきてくれている感じですね」
小山「岡本さんは、そのインクスタンドでコンシェルジュみたいなものをやられているんですか?」
岡本「はい、お客様と一緒に色を作ったりしています」
広瀬「ここ最近は近隣の方が増えてきていて、身近なお店を知ってもらうきっかけにはなっていると思います」
宇賀「新しいサービスも始まったんですよね?」
広瀬「はい、『inkstand POST』という新しいサービスを始めました。お店に来られないけど、インクのオーダーをしたい、というお客さんがたくさんいらっしゃったんですね。インクスタンドは自分自身で混ぜるオーダーのタイプと、スタッフが提案をして一緒に作る2つのサービスがあったのですが、こちらはスタッフが提案するサービスを手紙でやり取りをしながらインクの色を作るという、ちょっと変わったサービスです」
小山「スタッフの方からお客様に手紙を出すんですか?」
広瀬「まずは、お客様から手紙が送っていただくんですね。そこに作りたい色のイメージとか、場合によっては写真とか、言葉などを書いていただきます。この前は音楽を送ってきてくださった方もいらっしゃいました」
宇賀「面白いですね!」
広瀬「それをいただいたら、今度はこちらから提案をします。色と、返信の言葉を添えてお送りします」
宇賀「自分で作るのもいいけど、イメージを伝えてお任せするのも面白そうですね」
小山「ワクワクしますよね。写真1枚でもいいんですか?」
広瀬「はい、大丈夫です」
小山「たとえば自分の写真を送ったら、2人で『この人はこういう人かな?』と話して、色を送ってくれるんですか?」
広瀬「そうですね、一言だけ添えていただけると助かります。始めてからまだそんなに経っていないんですけど、少しずつオーダーはいただいているかたちですね」
宇賀「これまでどんなオーダーがありましたか?」
岡本「思い入れのある色をオーダーしていただくことが多いんですけども、その中で私が対応したのは、“旅先で見たラベンダーの色”です。オーダーされた方が、小説の『時をかける少女』がお好きだそうで。その中でラベンダーの香りがキーとなるらしいんですね。そこからラベンダーにはまって、外出できないお家の時間もアロマテラピーのラベンダーの香りが日々を支えてくれていた、という内容のお手紙だったんです。インクでも、日常に寄り添ってくれるように、ということでラベンダーの色をオーダーいただきました」
小山「それは、ラベンダーという明確な色の方向性が示されているので、作りやすいといえば作りやすいですよね」
岡本「作りやすいのですが、ラベンダーの中でもツボミと花びらで色の淡さとか、青百合なのか赤百合なのかで絶妙に違いまして。それで3色を提案して、その中から気に入った色をご注文いただきました」
小山「3色を提案してもらって、『これじゃないな』と思った時は、またお願いできるんですか?」
広瀬「提案するまでは全部無料でやっていまして、もう1回他のパターンで提案をしてほしいということであれば、提案をします。今のところ3色で満足いただいていますが、これから先はそういうこともあるかもしれないですね」
岡本「他には、“大切な車の色”というものがありまして。それもエピソードがすごく素敵で……他界してしまったおじい様が大切にされていて車の色らしいんですね。おじい様から、その方のお母様に受け継がれて、残念ながらお母様も亡くなられてしまったようで……今はその方自身が大切に乗っているというエピソードでした」
宇賀「素敵ですね。ちなみにどんな色でしたか?」
岡本「ブルーウィッシュグリーン、深い緑の中に青も混じっているようなお色ですね。他にも、大切な友人がいつも淹れてくれるコーヒーの色だったり、プロポーズの時の花束だったり、皆さん思い思いの色のカケラを送ってくださっています」
宇賀「色を作るのは難しいですよね?」
岡本「そうですね、お写真がある時はまだイメージしやすいんですけども。写真でも一部を指定してくださる方と、『この写真からイメージした色を作ってください』というオーダーの方もいます。ただ、エピソードを読みながら想像してワクワクしながらスタッフも作っています。こちらは、フィルムで撮った直島の海の写真なんですけども、波の深いところの色と、さざ波の淡い色と……色にしてみると幅があるんですね」
宇賀「なるほど、どこの海の色にするかでまた全然違うわけですね」
広瀬「写真に限らず、カケラを送っていただいても大丈夫で。たとえば気になったタイルの色とかでもいいですし、(カケラは)食べ物以外であれば、大丈夫だと思います」
小山「これは1本でおいくらなんですか?」
広瀬「3千円になります」
小山「贈り物として最高ですね。でも、手間がかかりますね。3千円のインクを売るのにこれだけ手間をかけていらっしゃって……」
広瀬「想像した以上に時間と手間がかかっていて、いまいろいろ考えているところです(笑)」
inkstand POSTの話を聞いた薫堂さんと宇賀さんは、実際にオーダーをすることに。
宇賀「オーダーをする時は、まずはどうするといいですか?」
広瀬「お店にオーダー用のシートが入った封筒がありまして、こちらにメッセージを書いていただきます」
宇賀「このレターシートですね。〈inkstand POSTはあなたのカケラをインクにします。『どんな思い出があるのかな?』と思いを馳せて調色しますので、カケラについて教えてくださいね。筆記具によって色の見え方が異なります。決まっていたら使う用途もお伝えください。〉……なるほど、写真でもいいし、絵でもいいし文字でもいいんですね。うわー、どうしようかな……」
悩みながらオーダーシートを書く2人。
宇賀「では、薫堂さんから発表をお願いします」
小山「〈『W座からの招待状』という映画紹介番組をやっています。映画を観たあとに、詩を書くときのインクをお願いします。〉……こういうのでもいいんですか?」
広瀬「そうですね……結構難しいですね(笑)」
小山「大体、ウェルメイドな感じの映画を観て、そのあとに招待状というものを作るための詩を書くんですね。その文章にふさわしい色が欲しいんです。今はブルーブラックを使っています」
広瀬「非常にテーマが絞りづらいですね(笑)……でも、いろんなパターンがあるということで、色を考えてみます」
宇賀「私は、絵と字で書きました」
宇賀「海外に行けなくなってしまったじゃないですか。いま一番したいことを絵にしてみました。鮮やかなブーゲンビリアのピンク色が欲しいです!」
薫堂さんと宇賀さんの「色のカケラ」、どんなインクになるのでしょうか? カキモリさんから色の提案のお手紙が届き次第、また番組でご紹介します。
宇賀「コロナ禍で外に出られなかったり、人と会えなかったりする中で、お手紙を書く機会が増えた。というお客様もいらっしゃいますか?」
広瀬「ワークショップをやっているのですが、参加者は非常に増えました。手紙を書きたいけどルールがわからない、という方を後押しするようなワークショップをやっているのですが、身近な人に送りやすくなった、送る理由ができた、というのはよく聞きますね」
小山「カキモリさんにいらっしゃるのは何歳くらいの方が多いですか?」
広瀬「20代から40代くらいの方が多いですね。でも、非常に幅広いですね」
小山「20代の方が多いのは嬉しいですね」
そして広瀬さんには、「いま手紙を書きたい人」に宛てたお手紙を書いてきていただきました。
広瀬「中島先生という、もうおそらく亡くなってしまっているのですが、小学校の非常勤で来てくださっていた先生に宛てて書きました」
小山「なぜ、その方に?」
広瀬「ずっとその方の言葉を覚えていたんです。いつかお礼を言いたいなと思っていたのですが、恥ずかしくて躊躇をしていて、そのまま30年が経ってしまったので。この機会をいただいて手紙にしました」
放送では、広瀬さんが「中島先生」に宛てたお手紙を朗読していただきました。
カキモリさんの新しい企画「inkstand POST」、気になった方はぜひチェックしてみてください。
カキモリ代表の広瀬琢磨さん、岡本華歩さん、ありがとうございました!
カキモリ
inkstand POST
#手紙にしよう
「#手紙にしよう」では季節に合わせたポストカードを更新しています。春の楽しみがぎゅっと詰まったお手紙、届けてみませんか? ビンゴカードのように、たくさんの春が並んだポストカードや、会える日を待ち遠しく思う気持ちを伝えたくなるポストカードをご用意しております。
詳しくは、「&POST」のwebサイトをご覧ください。
「&POST #手紙にしよう」
今週の後クレ
今回のメッセージは、広島県〈福山東郵便局〉寺下梓麻さんでした!以前勤めていた郵便局から転勤する際、親しくしてくださっていたお客さまから、「仕事とは適材適所。あなたならどこへ行っても大丈夫!」と言っていただいたことがあります。
当時の私は、規模の大きい郵便局へ転勤が決まっており、不安になっていたのですが、その一言が励みとなり、この仕事をずっと続けていこう、と決意することができました。
今も変わらず配達の仕事ができていることを幸せに、また、誇りに思っています。
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〒102-8080 東京都千代田区麹町1−7
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