2020年のSUNDAY’S POSTを振り返る
- 2020/12/27
今年の振り返り&『手紙暮らし』のその後
今回が2020年最後の放送。今年、番組に出ていただいたゲストの方々の、その後の活動をご紹介していきます。
宇賀「2020年もあと4日ですが、薫堂さんは振り返ってみて今年どんな1年でしたか?」
小山「本当に想像がつかない1年としか言いようがないですよね。それにしても、旅に出ない年になりました」
宇賀「本当ですよね。私もまずそれです。1年間、海外に行っていないんですよね。2日空いたら旅に出ちゃうくらいだったので、こんなに海外に行けない、旅に出られないことが自分にとって非日常なんだな、という風に思いました」
小山「ただ、近くを見直すきっかけにはなったんじゃないですか。家の中であるとか地元であるとかね。そういう意味では、まぁいいこともあったんだな、と思うしかないですね」
宇賀「今年も番組でいろいろな方をお呼びしましたが……薫堂さん、『手紙暮らし』の2人を覚えていますか?」
小山「もちろん」
宇賀「最初は春に、手紙や文通の魅力を伝えるフリーペーパー『手紙暮らし』を紹介するということで出ていただいて。その後、私たちを取材してくださったじゃないですか」
小山「江森みずほさんと、岸田カノさんですね」
宇賀「最初に出ていただいた時は、江森さんが20歳、岸田さん19歳という若さ! 2人もインスタグラムのアカウントで繋がって、フリーペーパー『手紙暮らし』を製作することになったという。今っぽいですよね」
小山「僕がいちばん衝撃を受けたのは、文通相手をインスタで探しているという」
宇賀「面白いですよね。その2人が私たちを取材してくれた模様が掲載されている『手紙暮らし』の最新号が届いています!」
小山「表紙もかわいいですよね。……〈『手紙暮らし』はこの時代だからこそ、周りの人により大切に向き合う喜びを分かち合いたい、という思いから出来ました。『誰かにお便りを書いてみようかな』、そんな手紙が作り出すひと時を私たちは追い続けます〉。この号の特集に出ていますね」
宇賀「薫堂さんのラブレターのお話もしっかり載っていますね」
小山「これ、恥ずかしいですね」
宇賀「『手紙暮らし』は中目黒のフリーペーパー専門店「ONLY FREE PAPER」を始め、全国の書店や雑貨店で配布されています。他にも、お店に置きたいというリクエストがありましたら、抽選でお分けしますので、ぜひお手紙でその旨をお伝えください」
小山「本当に想像がつかない1年としか言いようがないですよね。それにしても、旅に出ない年になりました」
宇賀「本当ですよね。私もまずそれです。1年間、海外に行っていないんですよね。2日空いたら旅に出ちゃうくらいだったので、こんなに海外に行けない、旅に出られないことが自分にとって非日常なんだな、という風に思いました」
小山「ただ、近くを見直すきっかけにはなったんじゃないですか。家の中であるとか地元であるとかね。そういう意味では、まぁいいこともあったんだな、と思うしかないですね」
宇賀「今年も番組でいろいろな方をお呼びしましたが……薫堂さん、『手紙暮らし』の2人を覚えていますか?」
小山「もちろん」
宇賀「最初は春に、手紙や文通の魅力を伝えるフリーペーパー『手紙暮らし』を紹介するということで出ていただいて。その後、私たちを取材してくださったじゃないですか」
小山「江森みずほさんと、岸田カノさんですね」
宇賀「最初に出ていただいた時は、江森さんが20歳、岸田さん19歳という若さ! 2人もインスタグラムのアカウントで繋がって、フリーペーパー『手紙暮らし』を製作することになったという。今っぽいですよね」
小山「僕がいちばん衝撃を受けたのは、文通相手をインスタで探しているという」
宇賀「面白いですよね。その2人が私たちを取材してくれた模様が掲載されている『手紙暮らし』の最新号が届いています!」
小山「表紙もかわいいですよね。……〈『手紙暮らし』はこの時代だからこそ、周りの人により大切に向き合う喜びを分かち合いたい、という思いから出来ました。『誰かにお便りを書いてみようかな』、そんな手紙が作り出すひと時を私たちは追い続けます〉。この号の特集に出ていますね」
宇賀「薫堂さんのラブレターのお話もしっかり載っていますね」
小山「これ、恥ずかしいですね」
宇賀「『手紙暮らし』は中目黒のフリーペーパー専門店「ONLY FREE PAPER」を始め、全国の書店や雑貨店で配布されています。他にも、お店に置きたいというリクエストがありましたら、抽選でお分けしますので、ぜひお手紙でその旨をお伝えください」
小さな親切運動 小林和明さん
宇賀「ここからは、『小さな親切』運動本部・副代表の小林和明さんをお迎えします」小林「ご無沙汰しております」
小山「小林さんをお迎えしたのは今年ですか?」
宇賀「今年の3月なんですね。あの頃はまだ、東京オリンピックもあると思ってお話ししていましたよね」
小林「薫堂さんが『小さな親切運動』は1964年のオリンピックのレガシーとして残っている』とお話ししているのをいろいろなところで見かけて。本当にありがとうございました」
小山「振り返ってみると、『小さな親切』発足は東京オリンピックの前年、1963年だったんですよね。海外の観光客をおもてなししながら、日本を親切の国にしていこう、という」
小林「東大の当時の学長さんが卒業式の時に学生さんに向かって、『経済、経済ではなくて、教養を身につけてこれからは日本も親切の方向に向かっていこう』とお話しをされていたんです」
小山「それに共感した皆さんが、こういう運動を始められたんですね。その時、小林さんは小学生でしたっけ?」
小林「中学1年生でした。『小さな親切運動』の作文コンクールに出品をして、表彰をされたのが今になっても忘れられなくて」
宇賀「その運動が今も続いているということでお話をうかがっていたのですが……東京オリンピックは延期になってしまいましたね」
小林「我々としてもほとんど外に出られないというかたちになってしまって。ここ何年間では初めでですね」
小山「でも、コンクールは開催されたんですよね」
小林「『小さな親切 エッセイコンテスト〜はがきキャンペーン〜』は2,074通、作文コンクールは23,704通が集まりました。本当に感動するものがたくさんあって、涙を流しながら読むものが多かったですね」
小山「今年の傾向はありましたか?」
小林「どうしてもコロナの問題と、あとは地域の方々との交流のこと、それからテレワークですね。お父さんがお家にいて、日頃と違う姿をお子さんたちに見せるじゃないですか、電話とかで。『うちのお父さんってこういう姿もあるんだ』と、少しお父さんが見直されたようなこともあったようですね」
放送では、入賞作品の紹介もさせていただきました。
第36回「小さな親切」はがきキャンペーンの入賞・入選者や、作文コンクールの入賞作品はこちらからご確認いただけます。
■第36回「小さな親切」はがきキャンペーンの入賞・入選者
■第36回「小さな親切」作文コンクール
宇賀「こうやって小さな親切の話を聞いて、また誰かに伝えていくことで『私もあの人にありがとうって伝えてみようかな』と、どんどん広がっていったら嬉しいですよね」
小林「『ありがとう』って素敵な言葉ですものね」
小山「こういう状況だからこそ、小さな親切を考えることによって救われることもあるかもしれませんしね」
小林「もっともっと、このレガシーを続けられればと思います」
小林和明さん、ありがとうございました!
第18回全日本年賀状大賞コンクールのお知らせ
日本郵便ではどなたでも参加ができる、第18回全日本年賀状大賞コンクールを開催しています。ぜひ、お友達や遠くで暮らしているご家族に伝えたい気持ちを作品にして、ご応募ください。1月8日の消印分までの受付けとなります。詳しくはwebサイトをごらんください。第18回全日本年賀状大賞コンクール
第18回全日本年賀状大賞コンクールのパンフレット
Letter From代官山 代官山 蔦屋書店で開催中!
手紙を書く楽しさ、大切さを体験できるSUNDAY’S POSTとのコラボイベント「Letter From代官山」は、代官山 蔦屋書店で来年の1月11日まで開催されています。ぜひ足を運んでみてください。詳細はこちらからご確認ください。
Letter From 代官山
今週の後クレ
今回のメッセージは、島根県〈七類郵便局〉余村美和さんでした!「私が住む地域では、小・中学生の子どもたちが、ご両親やご家族宛てに感謝の気持ちを込めた年賀状を作成し、元旦に赤いバイクの郵便配達員がお届けする『サプライズ年賀状』という取組みをしており、『お父さん、いつもお仕事頑張ってね』や『お母さん、あの時はケンカしてしまったけど、毎日お弁当を作ってくれてありがとう』といった様々なメッセージが書かれています。 今年は、新型コロナウイルス感染症でなかなか会えなかった方や、いつも身近にいるけれど改めてありがとうと伝えたいご家族などへ、年賀状で年の初めに思いを伝えてみてはいかがでしょうか? 2021年はきっと良い年になりますように。」
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この番組ではみなさんからの手紙を募集しています。
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〒102-8080 東京都千代田区麹町1−7
SUNDAY'S POST宛