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『手紙から始まる物語。』
ここには、様々な思いが詰まった手紙が毎週届きます。
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YOASOBIが手紙を原作に曲を作る レターソングプロジェクト

  • ON AIR
  • 2020/12/13

YOASOBIのAyaseさん、ikuraさんをお迎えして

写真 今回は、今大人気の音楽ユニットYOASOBIのAyaseさんとikuraさんをお迎えしました。
写真 宇賀「前回来ていただいたのは今年の6月なので、もう半年経ったんですね! さらにお忙しくなっているんじゃないですか?」

Ayase「そうですね、ありがたいことに」

ikura「いろんなジャンルのことをやらせていただいて……あとは来年の準備で忙しいですね」

宇賀「改めてここで、YOASOBIについてご紹介させていただきますね。YOASOBIは、コンポーザーのAyaseさん、ボーカルのikuraさんによる〈小説を音楽にするユニット〉。昨年11月に公開された「夜に駆ける」のミュージックビデオは、YouTubeで1億回再生を突破! ストリーミングの累計再生回数は2億回を超えるなどロングヒット中です。第4弾楽曲『たぶん』は原作小説の書籍化、映画化もされ、11月に公開されました」

小山「この番組でお迎えしてから、『YOASOBIに会ったことあるよ』と言うと、いろんな人に『ええ!』って驚かれます」

宇賀「言われますよね! 結構自慢です(笑)」

Ayase「嬉しいです(笑)」

宇賀「ikuraさんはこの1年、何が一番変わりましたか?」

ikura「意外と身の回りの環境は変わらなかったんですけど、学生とお仕事の両立がより難しくなりました」

小山「街で声をかけられることは増えましたか?」

ikura「マスクが必須なのであまりバレることはないですけど、たまにかけてもらえます」

宇賀「Ayaseさんはどうですか?」

Ayase「いろんな人からご飯に誘ってもらえたりとか、いろんなジャンルの著名な方々にお誘いいただく機会が増えました」

小山「プロデュースの依頼も増えましたか?」

Ayase「そうですね、楽曲を作るお仕事も増えて。LINEの友達がめちゃめちゃ増えた1年でした」

宇賀「お二人とも作品を生み出すじゃないですか。忙しいと『うわー!』ってなりません?」

Ayase「うわーってなってます! 毎日、毎日」

宇賀「どうやってお休みをとるようにしていますか?」

Ayase「僕は焚き火の動画とかを。火が見たくて、キャンドルとか買ってきて、ただぼーっと5分くらい見ているっていう……」

ikura「私は家族とか友達に相談するようにしていました。とにかく受け止めて聞いてくれるので、話すだけでも楽になったり、勇気をもらったりして」

宇賀「ikuraさんは今年の9月に20歳になられたようで!」

小山「おめでとうございます! 何か変わったこと、ありますか?」

ikura「意外とそんなに変わった感じはないんですけど、意識的にはもうちょっと大人にならないといけないなと、ピシッと背筋が伸びた感じはあります」

小山「十分大人な感じがしますよ」
写真 宇賀「もう大活躍で。お酒を飲んだりもしました?」

ikura「はい。YOASOBIのメンバーだったり、スタッフさんとご飯に行った時に、今まではずっとソフトドリンクを飲んでいたので驚かれましたね。『うわー、ikuraちゃん飲むんだ!』って(笑)。Ayaseさんも酔いが回らないようなお酒を指導してくれたり(笑)」

宇賀「先輩がたくさんいるからいいですね」

レターソングプロジェクト 選ばれた手紙は?

写真 そんなYOASOBIの2人とともに、SUNDAY’S POSTは「レターソングプロジェクト」という企画を進めていました。

宇賀「前回、番組に出ていただいた時に〈小説を音楽にするユニット〉というのを聞いて、薫堂さんが『じゃあ手紙を音楽にしてみるのはどうですか?』とお願いをしたところ……やってくださるということで! 『レターソングプロジェクト』が始動しました。リスナーの皆さんから“ありがとうを伝える手紙”を募集して、その手紙を原作にYOASOBIが楽曲を作るという企画なんです。10月末までの募集で、小学校に上がる前のお子さんから70代の方まで本当にたくさんのお手紙をいただきました」

小山「読むだけでも大変でしたよね。『やります』と言ったものの、後悔しませんでしたか?(笑)」

Ayase「そんなわけないじゃないですか(笑)」

小山「僕も読みながら『どれを選ぶんだろう?』と思って」

宇賀「私も読みながら泣きそうになってしまったものがいくつもあって。今日の放送の中で楽曲にするお手紙を1通選んでいきたいと思います。やっぱり2人とも悩みましたよね?」

Ayase「悩みましたね。どれも本当に素晴らしくて……選んだのは、僕の中ですごくハッとさせられるお手紙だったというか。そしてすごくピュアでいいなと思ったので、選ばせていただきました」

小山「それでは、ご紹介ください」

Ayase「広島県 はつねさんの“音楽さんへ”というお手紙を選ばせていただきました」

YOASOBIの2人が選んだのは、広島県の小学6年生 はつねさんが「音楽さん」に宛てたお手紙。放送ではikuraさんの朗読でお手紙をご紹介しました。

宇賀「このお手紙、いいと思いました! 譜面に書いているのがいいんですよね」

小山「小学6年生で、想いをすべてぶつけている感じがいいですよね」

Ayase「いいなと思うポイントがたくさんあって。ただ音楽が題材になったから選んだということではなくて、はつねさんの音楽が好きだというひたむきな気持ちと、それをストレートに伝えながらも “自分が見えるのが音楽”という言葉にはっとさせられました。小学生が言う言葉なのか! と。僕も長いこと音楽をやっていますが、“音楽はみんなが平等”とか“音楽は一人で聞くので本当に自分が好きな曲を聞ける”とか、当たり前で皆が思い返すことのない”自分にとって音楽とは?”という原点のようなものをものすごく理解した上で、“好きだ、ありがとう”という気持ちが伝わってきたので、選びました。これははつねさんにしか書けない素晴らしいお手紙だと思います」

小山「名曲が誕生する予感がしますね」

ikura「私もハッとさせられる言葉が多くて。まず、音楽に対してお手紙を書こうと思ったことが、音楽に対してすごく熱い思いがあるんだなと思いました。言葉選びもすごく学ばせてもらった感じがします。私も、高校1年生の最後の音楽の授業で、”なぜ人は音楽を求め続けているのか”というのを1時間で書けと言われたことがあって。その書いた文章が最近たまたま出てきて読んだ後だったので、リンクする部分もありつつ、ここまで原点をついてくるのはすごいなと思いました」
写真 小山「Ayaseさん、メロディーラインはひらめいていたりするんですか?」

Ayase「まったくです。僕はもっとこのお手紙と向き合わないといけないですね。普段やっているのは小説を原作に楽曲を作ることですが、もちろん小説とお手紙は違うし、ベクトルも違うので、どこの視点に立ってこの手紙を紐解いていこうか、と。どういう風に自分の中で解釈して再構築していくか、自分の中で何度も読み込んでイメージをつけていけたらいいなと思います。でも、すごくいい曲ができそうな予感はしています。頑張ります!」

宇賀「はつねちゃんに会いにいきたくなりましたね」

小山「初披露ははつねちゃんの前で歌いたいですね」

宇賀「今から作り始めて、だいたいどのくらいでお披露目という感じになりますか?」

Ayase「楽曲制作のペースでいうと、何も他にやることがない状態で今日から始める、とかだったら3週間あればいけるかな? という」

宇賀「来春とか?」

小山「でも早くしないとこの番組が終わっちゃうかもしれませんよ(笑)」

宇賀「やめてください!(笑)」

Ayase「はつねさんが今小学6年生ということなので、中学校に上がるタイミングの春に、ひとつ後押しできるような曲ができると素敵だなと思います」

YOASOBIのAyaseさん、ikuraさん、ありがとうございました!

はつねさんのお手紙はレターソングプロジェクトの特設サイトでご覧いただけます。

レターソングプロジェクト

Letter From代官山 代官山 蔦屋書店で開催中!

手紙を書く楽しさ、大切さを体験できるSUNDAY’S POSTとのコラボイベント「Letter From代官山」は、代官山 蔦屋書店で来年の1月11日まで開催されています。ぜひ足を運んでみてください。
詳細はこちらからご確認ください。

代官山 T-SITE
Letter From 代官山


今週の後クレ

写真 今回のメッセージは、石川県〈片山津郵便局〉堂前育恵さんでした!

「天候が悪い日に、東京でお子さまの結婚式があるため、3名分の着物を送られたお客さまがいました。その後、さらに天候が悪くなり、物流の運行状況も厳しくなってしまい、もしかしたら結婚式までに荷物が間に合わないかもしれない、という状況になりました。 その時は非常に不安だったため、お客さまにも、もしかしたら間に合わないというご連絡も念のためさせていただき、毎日、朝・昼・晩と荷物が到着したか、到着状況を確認しました。 その結果、荷物は何とか間に合い、無事に着物で結婚式に参列できましたというお知らせをお客さまからいただいた時は、非常に嬉しかったです。お客さまにも大変喜んでいただき、何と東京のお土産までいただきました。」
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