オンラインイベントFUDGE & Post Night開催!/ゲスト 堀込泰行さん
- 2020/08/23
ミュージシャン 堀込泰行さんをお迎えして
小山「今回、すごく画期的なイベントがあるんですよね」宇賀「8月29日土曜日の夜8時から、SUNDAY’S POSTのもととなる『&POST PROJECT』の企画として手紙をテーマにしたオンラインイベントを生配信します」
小山「オンラインイベントということは、ラジオではなくパソコン上やスマホでしか見られないんですね」
宇賀「記念すべき第1回目は、以前、ポストカーでもコラボレーションをした雑誌FUDGEと、その名も『FUDGE & Post Night』!
内容は、猿田彦珈琲によるおいしいコーヒーの淹れ方講座、そして堀込泰行さんによる一夜限りのスペシャルライブを楽しみながら、大切な人へ手紙を書く、およそ40分のオンラインイベントです」
小山「これ、無料なんですよね?」
宇賀「そうなんです! 当日は、SUNDAY’S POSTのYouTubeチャンネルからの生配信となりますので、皆さん是非、今のうちにチャンネル登録をしていただけたら、と思います」
今回は、その「FUDGE & Post Night」でスペシャルライブを披露いただく堀込泰行さんをゲストにお迎えしました。
宇賀「こういうオンラインイベントとかライブはよくやられますか?」
堀込「そうですね、配信のライブが増えているので。このあいだ自分のライブでもやりました」
小山「普通だったら歌い終えると拍手が来るじゃないですか。それで1曲終わったな、という気分になると思うんですけど、配信ライブだとスタッフの拍手が入ってきたりするんですか?」
堀込「そうですね、すごく頑張ってくれているな、という拍手が……盛り上げ役の人が『フー!』とかやってくれるんですけど」
小山・宇賀「(笑)」
堀込「いかんせん人数が少ないので、ちょっと寂しいなという気持ちもありつつ意外とリラックスしてできるというか。お客さんも普段のライブと違って、いちばん前の席で見ているような感覚になれることとか、メンバー同士が合図をしあっている様子を見れたりすることが楽しいみたいですね」
小山「確かに、全ての人が最前列ですもんね」
宇賀「やっぱり大きなハコだとどうしても見えない、みたいなことありますものね」
宇賀「今度のイベント(FUDGE & Post Night)も、この番組もお手紙をテーマにしているのですが、普段手紙を書くことはありますか?」
堀込「僕は手紙代わりに、年賀状で親に『元気にしてます 心配無用』みたいな一言を送るというのは毎年やっていますね」
宇賀「そんなシンプルなんですね!」
堀込「そうですね、あけましておめでとうございますとかもとくに書かずに。干支のイラストをとりあえず書いて、自分なりの。それで一言、健康で元気でいるから心配しないでおくれ……みたいなことを」
宇賀「堀込さんの歌詞ってすごいじゃないですか。友達同士で話したくなるんですよ。本当に素敵な歌詞なのでお手紙もさぞかしすごいんだろうなと思ったら、逆にシンプルでびっくりしました(笑)」
堀込「ぶっきらぼうなくらいの方がいいのかなと思ったり」
小山「歌詞を書くほうがむしろ簡単な感じですか?」
堀込「そうですね、同じことを伝えるのにいろんな言い方の中からチョイスしていくので、そこでニュアンスがなんかダサいなとか、こっちの方が洒落ていていいなとかで悩むので」
堀込さんにはスタジオであの名曲「エイリアンズ」のライブもしていただきました。ラジオで「エイリアンズ」のオリジナルバージョンを演奏するのは久しぶりとのこと。薫堂さん、宇賀さんも生演奏にうっとりしていました。
宇賀「ちなみにこの歌詞を書いた時というのは?」
堀込「東京に引っ越してきて、最初のマンションで書いたんですけども。夜中に煮詰まったら、コンビニまでちょっと休憩がてら買い出しに行ったりするんですけど、コンビニまでの道のりの夜中の風景と、歌詞の中に出てくる夜中の風景がちょっとだぶっているというか。自然に自分の中では重なっているんです」
小山「この番組では日本の様々な音を紹介しているのですが、堀込さんが日本で印象に残る音、こんな音が好きだ、というのはありますか?」
堀込「自分の(携帯電話の)目覚ましの音を、気に入った音に設定しています」
小山「どんな音なんですか?」
堀込「虫の声です。ちょうどいまの夏の」
小山「季節によって変えるんですか?」
堀込「いえ、びっくりして起きるのが嫌なので、ベルの音というよりは環境音的な音で目が覚めるようにしています」
宇賀「いろいろなところをツアーで回られたりしていると思うんですけど、旅先での出来事がきっかけで曲ができたりするとかは?」
堀込「たとえば、小旅行とか。今は東京に住んでいるのですが、埼玉県で育っているので、身近に海というものがなかったものですから、小旅行で湘南の海とかに行ったとき感じたこととか、見た風景が自分の曲に返ってきて。海なし県で生まれ育っているけど海の歌を書いてみたりとか、っていうことはありますね」
小山「環境から曲がひらめくこともあるんですね」
堀込「そうですね、実体験がないとイマジネーションもリアリティが生まれないというか、そういうのは感じますね」
オンラインイベント「FUDGE & Post Night」では、堀込さんのライブの前に猿田彦珈琲によるおいしいコーヒーの淹れ方講座も開催されます。
宇賀「当日は、今回のイベントのために、特別に猿田彦珈琲さんが開発してくださった『LETTER BLEND』というお豆を紹介するのですが、配信終了後の8月30日から、猿田彦珈琲 The Bridge原宿駅店限定で提供されます。LETTER BLENDのコンセプトは、〈書き残したい気持ちの綴り。書き直せない言葉の並び。連なる想いに寄り添うように。大切な人に贈る言葉と向き合う時間を表現したブレンドです。〉」
スタジオではLETTER BLENDを一足先に試飲。「おいしい!」と好評でした。
宇賀「先ほど、書く方のお手紙のことをうかがったのですが、いただいたお手紙で印象に残っているものはありますか?」
堀込「ファンレターの1つなんですけど。ハーフの男の子がいて、カナダに住んでいるらしいのですが、その子のお母さんの実家が福岡だったんですね。福岡にライブに行ったときに見にきてくれて、その男の子が。終演後に帰ろうとしたらクマのフィギュアか何かを僕にプレゼントしてくれて。僕はその時に何も持っていなかったから、ポッケにあったギターのピックをあげたんですよ。そのあとに、彼が拙い日本語でファンレターを書いてきてくれて。すごく嬉しかったんですよ。僕も返事を書きたいなと思ったんだけど、その時に出ている自分の最新作のアルバムが正直あまり自分で満足いっていない出来だったんですよ。本当は手紙を書いて、CDも一緒に『いまの俺の音楽だぜ』と送りたかったんですけど、結局返信できずにいるというか」
小山「何年前の話ですか?」
堀込「3、4年前ですね。また会えたらいいなとは思っているんですよね」
小山「万が一、お母さんが聴いていて、この番組にお手紙をくれたら、『GOOD VIBRATIONS 2』を送ったらいいじゃないですか」
堀込「そうですね、『GOOD VIBRATIONS 2』は送れるかもしれないですね。意外と自分でも気に入っているので」
宇賀「もし、聴いていたらお手紙いただけたらと思います」
堀込泰行さんのスペシャルライブも楽しめるオンラインイベント「FUDGE & Post Night」。開催は8月29日土曜日の夜8時から、SUNDAY’S POSTのYouTubeチャンネルで配信されます。事前予約不要で、どなたでもご参加いただけます。お好みのコーヒー豆とポストカードをご用意いただいて、お気軽にご参加ください!さらに現在発売中のFUDGE 9月号では、「FUDGE & Post Night」の詳細とともに、オリジナルデザインのポストカードが付いています。こちらもあわせてお楽しみください。
詳しくは、&POSTサイトTOPページ、もしくは雑誌FUDGEの公式サイト、SNSを御覧ください。
配信ページ
&POSTサイト
FUDGE 公式サイト
堀込泰行さん、ありがとうございました!
堀込「そうですね、配信のライブが増えているので。このあいだ自分のライブでもやりました」
小山「普通だったら歌い終えると拍手が来るじゃないですか。それで1曲終わったな、という気分になると思うんですけど、配信ライブだとスタッフの拍手が入ってきたりするんですか?」
堀込「そうですね、すごく頑張ってくれているな、という拍手が……盛り上げ役の人が『フー!』とかやってくれるんですけど」
小山・宇賀「(笑)」
堀込「いかんせん人数が少ないので、ちょっと寂しいなという気持ちもありつつ意外とリラックスしてできるというか。お客さんも普段のライブと違って、いちばん前の席で見ているような感覚になれることとか、メンバー同士が合図をしあっている様子を見れたりすることが楽しいみたいですね」
小山「確かに、全ての人が最前列ですもんね」
宇賀「やっぱり大きなハコだとどうしても見えない、みたいなことありますものね」
宇賀「今度のイベント(FUDGE & Post Night)も、この番組もお手紙をテーマにしているのですが、普段手紙を書くことはありますか?」
堀込「僕は手紙代わりに、年賀状で親に『元気にしてます 心配無用』みたいな一言を送るというのは毎年やっていますね」
宇賀「そんなシンプルなんですね!」
堀込「そうですね、あけましておめでとうございますとかもとくに書かずに。干支のイラストをとりあえず書いて、自分なりの。それで一言、健康で元気でいるから心配しないでおくれ……みたいなことを」
宇賀「堀込さんの歌詞ってすごいじゃないですか。友達同士で話したくなるんですよ。本当に素敵な歌詞なのでお手紙もさぞかしすごいんだろうなと思ったら、逆にシンプルでびっくりしました(笑)」
堀込「ぶっきらぼうなくらいの方がいいのかなと思ったり」
小山「歌詞を書くほうがむしろ簡単な感じですか?」
堀込「そうですね、同じことを伝えるのにいろんな言い方の中からチョイスしていくので、そこでニュアンスがなんかダサいなとか、こっちの方が洒落ていていいなとかで悩むので」
堀込さんにはスタジオであの名曲「エイリアンズ」のライブもしていただきました。ラジオで「エイリアンズ」のオリジナルバージョンを演奏するのは久しぶりとのこと。薫堂さん、宇賀さんも生演奏にうっとりしていました。
宇賀「ちなみにこの歌詞を書いた時というのは?」
堀込「東京に引っ越してきて、最初のマンションで書いたんですけども。夜中に煮詰まったら、コンビニまでちょっと休憩がてら買い出しに行ったりするんですけど、コンビニまでの道のりの夜中の風景と、歌詞の中に出てくる夜中の風景がちょっとだぶっているというか。自然に自分の中では重なっているんです」
小山「この番組では日本の様々な音を紹介しているのですが、堀込さんが日本で印象に残る音、こんな音が好きだ、というのはありますか?」
堀込「自分の(携帯電話の)目覚ましの音を、気に入った音に設定しています」
小山「どんな音なんですか?」
堀込「虫の声です。ちょうどいまの夏の」
小山「季節によって変えるんですか?」
堀込「いえ、びっくりして起きるのが嫌なので、ベルの音というよりは環境音的な音で目が覚めるようにしています」
宇賀「いろいろなところをツアーで回られたりしていると思うんですけど、旅先での出来事がきっかけで曲ができたりするとかは?」
堀込「たとえば、小旅行とか。今は東京に住んでいるのですが、埼玉県で育っているので、身近に海というものがなかったものですから、小旅行で湘南の海とかに行ったとき感じたこととか、見た風景が自分の曲に返ってきて。海なし県で生まれ育っているけど海の歌を書いてみたりとか、っていうことはありますね」
小山「環境から曲がひらめくこともあるんですね」
堀込「そうですね、実体験がないとイマジネーションもリアリティが生まれないというか、そういうのは感じますね」
オンラインイベント「FUDGE & Post Night」では、堀込さんのライブの前に猿田彦珈琲によるおいしいコーヒーの淹れ方講座も開催されます。
宇賀「当日は、今回のイベントのために、特別に猿田彦珈琲さんが開発してくださった『LETTER BLEND』というお豆を紹介するのですが、配信終了後の8月30日から、猿田彦珈琲 The Bridge原宿駅店限定で提供されます。LETTER BLENDのコンセプトは、〈書き残したい気持ちの綴り。書き直せない言葉の並び。連なる想いに寄り添うように。大切な人に贈る言葉と向き合う時間を表現したブレンドです。〉」
スタジオではLETTER BLENDを一足先に試飲。「おいしい!」と好評でした。
宇賀「先ほど、書く方のお手紙のことをうかがったのですが、いただいたお手紙で印象に残っているものはありますか?」
堀込「ファンレターの1つなんですけど。ハーフの男の子がいて、カナダに住んでいるらしいのですが、その子のお母さんの実家が福岡だったんですね。福岡にライブに行ったときに見にきてくれて、その男の子が。終演後に帰ろうとしたらクマのフィギュアか何かを僕にプレゼントしてくれて。僕はその時に何も持っていなかったから、ポッケにあったギターのピックをあげたんですよ。そのあとに、彼が拙い日本語でファンレターを書いてきてくれて。すごく嬉しかったんですよ。僕も返事を書きたいなと思ったんだけど、その時に出ている自分の最新作のアルバムが正直あまり自分で満足いっていない出来だったんですよ。本当は手紙を書いて、CDも一緒に『いまの俺の音楽だぜ』と送りたかったんですけど、結局返信できずにいるというか」
小山「何年前の話ですか?」
堀込「3、4年前ですね。また会えたらいいなとは思っているんですよね」
小山「万が一、お母さんが聴いていて、この番組にお手紙をくれたら、『GOOD VIBRATIONS 2』を送ったらいいじゃないですか」
堀込「そうですね、『GOOD VIBRATIONS 2』は送れるかもしれないですね。意外と自分でも気に入っているので」
宇賀「もし、聴いていたらお手紙いただけたらと思います」
堀込泰行さんのスペシャルライブも楽しめるオンラインイベント「FUDGE & Post Night」。開催は8月29日土曜日の夜8時から、SUNDAY’S POSTのYouTubeチャンネルで配信されます。事前予約不要で、どなたでもご参加いただけます。お好みのコーヒー豆とポストカードをご用意いただいて、お気軽にご参加ください!さらに現在発売中のFUDGE 9月号では、「FUDGE & Post Night」の詳細とともに、オリジナルデザインのポストカードが付いています。こちらもあわせてお楽しみください。
詳しくは、&POSTサイトTOPページ、もしくは雑誌FUDGEの公式サイト、SNSを御覧ください。
配信ページ
&POSTサイト
FUDGE 公式サイト
堀込泰行さん、ありがとうございました!
元カレ・元カノ妄想手紙
リスナー松本郁さんのご提案で始まった、薫堂さんの元カノ、宇賀さんの元カレになりきって手紙を書く「元カレ・元カノ妄想手紙」コーナー。さっそく、リスナーの皆さんからの力作が続々と届いています!今回の元カレ手紙は〈横浜市 あなたが好きだった私〉さん、元カノ手紙は〈高松市 しまねこ〉さんからちょうだいしました。ありがとうございました。
引き続き、妄想手紙企画へのご参加、お待ちしています! お手紙の宛先は【郵便番号102-8080 TOKYO FM 「SUNDAY’S POST」元カノ・元カレ係】までお願いします。
今週の後クレ
今回のメッセージは、東京都<KDDI大手町ビル内郵便局>井手秀美さんでした!「私が小学生か中学生の頃の話ですが、近所に住んでいたお姉さんと親しくしており、その方は、私が色々な相談をしたときに、その場で相談内容を聞いて下さり、後日、丁寧にお手紙で相談に対する答えを下さる方でした。 今でもその時の手紙を読み返すと、当時自分が悩んでいたことや、お姉さんの温かい気持ちが、ずっと手紙の中に残っていて、何度読み返しても温かい気持ちになります。」
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この番組ではみなさんからの手紙を募集しています。
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を教えてください。
〒102-8080 東京都千代田区麹町1−7
SUNDAY'S POST宛