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『手紙から始まる物語。』
ここには、様々な思いが詰まった手紙が毎週届きます。
読むと、送り主のことがもっと知りたくなってきます。
日曜の午後3時、1通の手紙から始まる物語。
手紙の送り主にじっくりお話をうかがいながら、
手紙を受け取る喜び、手紙を送るワクワク感、
手紙に詰まった想いをラジオを通して全国に届けます。
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番組ノベルティの続報!

  • ON AIR
  • 2020/07/12

ポスト会議 月光荘画材店の日比康造さんをお迎えして

写真 今回は、久しぶりに「ポスト会議」を開催! 番組のオリジナル・ノベルティ作りの続報を、東京・銀座の「月光荘画材店」店主の日比康造さんをお迎えしてお届けします。
小山「日比さんがこの番組にご出演されるのは、もう3回目くらいになりますか?」

日比「そうですね、放置プレイをいただきながら……」

小山「いやいや、温めていたんですよ!(笑)。宇賀さん、改めて銀座 月光荘画材店がどんなに素晴らしいお店かを説明しましょうよ」

宇賀「そうですね! 大正6年から続いているということで、この月光荘というお店の名前も、与謝野鉄幹、与謝野晶子夫妻が名付けた歴史もあります」
写真 小山「僕が以前聞いて素晴らしいなと思ったのが、全てがオリジナル商品なんですよね。ひとつとして仕入れたものがない。すごいですよね。手間がかかって儲けは少なそうですが……」

日比「はい、手間と在庫の山でございます(笑)」
写真 小山「包装とかも、余った紙とかを自分のところで折って作っていて。サスティナブルなんですよね。あれは大正時代からやっているんですか?」

日比「そうですね、とにかく無駄を嫌った創業者である祖父が、紐とかも再利用していて。手紙も広告の裏に書いて出すということもしていましたね」

小山「(外出自粛をしていた)コロナの間は、絵を描く人が増えたりしたんじゃないですか?」

日比「お家で過ごす時間が長くなっている皆さんにお使いいただこうと思いまして、デッドストックで使っていないスケッチブックがあったので、それをおまけでお付けして、オンラインショップですぐに使える絵の具セットの形でご提案して。たくさんの方にご利用いただきました」

宇賀「オリジナル商品を今日はお持ちいただいています」
写真 写真 絵の具、鉛筆と鉛筆削りなどをお持ちいただきました。さらに、先月誕生日だった薫堂さんと宇賀さんに、誕生日プレゼントもお持ちいただきました!

日比「スケッチブックには(紙に)薄い点々が打ってあるんですけども。パナソニック創業者の松下幸之助さんが月光荘に来ていただいたときに……創業者がまだ生きていた頃なんですけども、真っ白だと一からアイデアを書き始めるのが難しいから、何かきっかけとなるものが付いているといろいろなアイデアがふくらみやすいということで。松下さんと創業者の2人で作ったスケッチブックなんです」

小山「これ、幸之助ドットだったんですね!」

宇賀「じゃあこのノートを使えばアイデアが……」

小山「商いもうまくいきそうですね」
写真 宇賀「さて、そんな月光荘と番組がコラボレーションをして、新たな商品と番組ノベルティを考えました。薫堂さん、覚えていますよね?」

小山「もちろんですよ! 手紙として送ったものを、コースターとして使えるもの、ですよね?」

日比「『はがきコースター』というものでございまして、手紙としても出せるし、そのまま裏返すとコースターとしても長く使っていただける。それをサンプルとして作ってきました」

サンプルを見た薫堂さんと宇賀さんは……。

小山&宇賀「お〜!」
写真 宇賀「結構しっかり!」

小山「ちゃんと防水加工も」

日比「そうなんです、表と裏で紙が違っておりまして、表のコースターはちょっとざらついていて、それは水を吸わなきゃいけない面です。裏は工事現場とかで使われている、雨が降っても書ける紙なんです。なので、水が付く所でも書いた文字がにじまないような紙を貼り合わせて、1枚のコースターになっています。中央に点線の切れるような細工がされていて、表にひっくり返すとそういうデザインが書いてある、と」

小山「文字を書いた側が濡れてしまうと字がしみてしまうので、防水加工が施された方に手紙を書くんですね。素晴らしいですね」

日比「大切な方からの手紙、とっておきたい手紙を普段使いで使いながら、実は裏には手紙があるのを本人だけが知っている。そういう商品です」

宇賀「文章も割としっかり書けるような」

日比「郵便局にずいぶん通いまして、定形で送れるようなサイズにしました」

小山「これ、ノベルティですか? 売りたいですよね(笑)」

日比「まずはノベルティから始めますけど、皆さんの反応によっては、販売を始めてもいいのかな、と」

デザインは、ご当地もののデザインと、ぽすくまのデザインをご用意いただきました。

宇賀「実際に販売するとしたらおいくらくらいになるんですか?」

日比「ノベルティとしてお配りする枚数では、かなり高額になってしまうのですが。今後、展開として郵便局さんとコラボレーションという形になれば、だいたい500円から600円くらいですね」

小山「それはやっぱり紙が高い?」

日比「厚さ的に活版印刷になるんです。4色で出すと、かなり高くなります。でも、世の中には他にない商品なので、面白いなあと個人的には思っています」

宇賀「ここまで来ましたからね。番組で手紙を紹介した方に、このノベルティを紹介していくという形になるといいなと思います」
写真 お聴きの皆さんから、日比さんへのお手紙もお待ちしています!宛先は、【〒104-0061東京都中央区銀座8-7-2永寿ビル 月光荘 日比康造】宛てにお願いします。

そして、薫堂さんからこんな提案も……。
写真 小山「月光荘で販売しているポストカード、ユーモアカード、イラストがものすごく素敵じゃないですか。あのイラストは募集していたりするんですか?」

日比「1度だけ、10年ほど前に公募しましてそれ以来止まっているんですよね」

小山「この番組にお手紙くださる方は、絵手紙を書く方が多くて。すごくいいイラストが多いんです。もしそういうのが来たら、100%は使えないと思いますが、その中で気に入ったものがあったら……」

日比「そうですね! 薫堂さん、ユーモアカードはご承知のように、絵と言葉がセットなんですよね。ポエムは薫堂さんが……」

小山「もちろん、書きますよ!」

宇賀「すごい豪華ですね」

日比「そちらもお待ちしています」

宇賀「あとは、ゲストに来てくださったいろいろな方に『手紙処』のお願いをしているんです」

小山「これまで、高円寺の小杉湯さんとか、香川県のUDON HOUSEとか」

日比「UDON HOUSE、僕の小学校からの友人が関わっているんですよ」

小山「月光荘でもぜひ。日比さんがやっているビストロ『月のはなれ』でも書けますもんね」

日比「常に手書きというのは月光荘で大切にしている価値なので、店舗内やサロンでは、すでに手紙も書けるしはがきも書けるし、サンプルの絵の具もそろっております」

小山「すでにあるんですね!」

日比「はい、お待ちしています!」

宇賀「番組のノベルティづくりも、引き続きお願いします」

小山「もう放置はしません」

月光荘画材店 日比康造さん、ありがとうございました!
写真

旅するカメラ 第2弾スタート!

写真 好評を博した「旅するカメラ」の第2弾をスタートさせます! 薫堂さん・宇賀さんが撮影した使い捨てカメラをリスナーの方にはがきと共に送り、使い切るまでカメラをいろいろな人のあいだで旅をさせてもらう企画です。「旅するカメラ」の最初のバトンを受け取りたい! という方は、住所、氏名、電話番号を必ず明記の上、【郵便番号102-8080 TOKYO FM 「SUNDAY’S POST」】までご応募お願いします!

今週の後クレ

写真 今回のメッセージは、東京都<大泉郵便局>本部光さんでした!

「配達中のことですが、マンションでベビーカーを押されているお客さまがおられて、2階に上がりたいとおっしゃっていたんですね。でも、エレベーターが故障しており、どうにも2階へ上がれないと困っているご様子でした。下のお子さんがベビーカー、上のお子さんが小学生くらいでした。私自身も子どもが2人おり、お子様のいらっしゃるご家庭の気持ちはよく分かっているつもりなので、ちょっと緊張しましたが、「ベビーカーを、持たせてもらってもいいですか?」とお客さまにお話したところ、大変感謝された記憶がございます。」
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