いま大人気! EXITの手紙にまつわる思い出とは?
- 2020/06/14
EXITの二人をお迎えして
今回のゲストは、EXITのりんたろーさんと兼近大樹さんです!宇賀「この番組は、手紙文化を多くの世代の方に知っていただこうということでお送りしているのですが、今回は、このお二人のお力を借りてより若い方々に手紙文化の素晴らしさを伝えていきたいなと思っております」
りんたろー「こんなに聴き心地のいい声のラジオに出させていただくのは初めてです」
兼近「いつも聴いている人、イライラするんじゃないですか?(笑)」
小山「チャラさを売っているけど、実はチャラくないんですよね?」
りんたろー「そんなことないですよ!」
宇賀「薫堂さん、なんでいきなりぶち壊すんですか(笑)」
宇賀「お二人はどちらのご出身なんですか?」
りんたろー「僕が静岡で、兼近君が北海道です」
小山「どこで知り合ったんですか?」
兼近「吉本のNSCという養成所で。でも芸歴が5年違うので、僕が卒業してからはもう活躍されていた先輩って感じです、りんたろーさんは」
りんたろー「僕がチャラい漫談を一人でしていた時に話しかけられたっていう感じですね」
宇賀「結成は何年なんですか?」
りんたろー「一応、2017年の12月くらいなんですよ」
宇賀「すぐ、バーっと行きましたよね」
小山「(コンビ結成は)どちらから言うんですか? 一緒にやらない? とか」
りんたろー「仮コンビだったんですよ。こいつが俺に話しかけてきて、『りんたろーさん、一緒にM-1かき回しませんか?』って。それまで喋ったこともないし失礼だなって思ったんですけど、なんか面白そうだから1回やってみようと思って。そうしたらすごいフィーリングが合ったというか、これは面白いぞと思って。じゃあいつからコンビ組んで活動していく?って言ったら、『いや、そういうのじゃない』と言われて」
小山「(笑)せっかくその気になったのに?」
兼近「そう、ワンチャンで良かったのに本気になっちゃったんですよ」
小山「名前はどうやって決めたんですか?」
兼近「当時、りんたろーさんが『EXILEっぽく見られたいから』って」
小山・宇賀「(笑)」
りんたろー「EXILEが大好きで、EXから始まる言葉にしようと思っていろいろ探していて。僕はかっこいいなと思って付けたんですけど、千鳥のノブさんに『芸人のコンビ名史上、一番ダサい』って言われて」
兼近「りんたろーさん、長いトンネルの出口になるって言っていましたよね」
りんたろー「僕らがここに来るまで苦労したので、そういう出口になればいいな、という意味も込めて」
兼近「僕は、日常に辛い思いとか、嫌な思いをしている人たちが、僕らの漫才を見て、笑って、辛いことの出口になれたらいいな、というのを勝手に決めて。それぞれ別の理由でEXITを名乗っています」
りんたろー「キャラとか言葉の強さとかで僕の方の意味はなくなっていって」
小山・宇賀「(笑)」
兼近「確かに! 最近、一切言わなくなりましたね」
小山「最初から笑いのテイストでは、“チャラさ”みたいなことを前面に押し出していたんですか?」
りんたろー「そうですね、今の形で最初からやって。かねちがずっとやりたかったみたいで、僕はチャラ漫談をしていたので『この人だったらやれる』と思ったらしくて」
兼近「チャラい奴らがちゃんとした漫才をしたら面白いだろうっていう。そこでチャラさとは何かを教えてもらいながら」
りんたろー「そうなんですよ。服は最初、『こういうの着てくれ』とか言いながら。髪も全然黒だったし。大学デビューとかあるけど、兼近に関しては完全にEXITデビューなんです」
そして、りんたろーさんと兼近さんの「手紙」にまつわる思い出を教えていただきました。
兼近「僕はお手紙を自分から書こうと思ったことが1回あって。返信はよくするんですけど。おばあちゃんに手紙を書こうと思って、4年前か5年前くらいに自分で書いたんですよ。前のコンビでやった初の単独ライブのDVDを付けて、おばあちゃんに『いまこういうことをやっているから見て』って送ったんです。
その半年後くらいですかね、お父さんから連絡が来て。『お前の手紙は届いていたけど、おばあちゃんには見せられなかった』って言われて。その半年前に送った日におばあちゃんが亡くなっていたんです」
小山「半年間、内緒だったんですか?」
兼近「お父さんが『芸人の活動で嫌な思いをさせたくないから、落ち着いた時に言おうと思っていた』、『手紙はちゃんと届いたんですけど、その日に亡くなっていたんだよ』と言われて。もう1日早ければ見てもらえたかもしれないですけど……そういう不思議なことがありましたね」
宇賀「りんたろーさんはいかがですか?」
りんたろー「僕はお母さんがよく手紙をくれるんです。僕らは組む前にピンになったりいろいろあって。手紙は全部取ってあるので、(読み返すと)その時の状況がよくわかるんですよ。この時は『芸人を辞めてくれ』ってずっと言っているとか、だんだん仕事が増えてくると『ほどほどにしなさいよ』みたいな時期もあって。いまは、『おばあちゃんも親戚もみんな見ているよ』っていう時期になってきていて。だから嬉しいですね、いろんな時期があって手紙で確認ができるのは」
小山「よく、売れると親戚が増えるって言いますけどそういうのは実感しました?」
りんたろー「めっちゃめちゃ増えますね。知らない人ばっかりめっちゃ連絡来ます」
兼近「友達増えますよね、知らない友達が」
小山「それも売れている証ですね(笑)」
宇賀「いま、ファンレターも多いんじゃないですか?」
兼近「僕、自粛期間中に結構時間ができたので……いただいたファンレターが段ボール3箱分くらい溜まっちゃっていたんです。寝る前に10通読んでも無限に増え続けちゃう状態だったんですけど、自粛期間でライブもなかったので、全部読んじゃおうかと思って5日間、1日8時間くらいかけて読み続けて。1万通以上読みました」
小山「1万通!? 1万通も来るんですか」
兼近「もっと来ます、もう溜まっちゃっているんで。もう2千通くらい溜まっているかな?」
小山「読んでいたら『あれ、これ俺宛てじゃないや』みたいなことってあるんですか」
兼近「たまにありますよ、りんたろーさん宛てだったりとか。あと、2人に宛てたものもありますし。返信用封筒が結構付いているんで、1千通以上書いて、返信して」
小山「それ言っちゃうとまた(ファンレターが)来ますよ」
兼近「だからちゃんと言っています。『絶対にもう書かねえぞ』と(笑)」
宇賀「(笑)全然チャラくないじゃないですか」
兼近「でも文字とチャラついてたんで。文字とコンパしたっていう意味ではチャラかったのかもしれないです」
宇賀「何か印象に残っているお手紙はありましたか?」
兼近「結構重い話というか、誰にも話していない悩みとか、家庭環境とかを書いてくださる子もいるんですよ。そういうのとかは刺さりますね。こういう人生ってあるんだ、とか。どういう場所で書いたかとかもわかるんですよ。たとえば、文字がブレているから電車の中で書いたのかなとか。ライブに向かっている途中で(車内で)書いているからブレているのかな、とか。なんかそういう文学が手紙の一つひとつに……ちょっと手紙に醤油が付いているとか、子どもがいる家庭だから子どもが汚しちゃったんだな、とか。なんか手紙ってすごく文学を感じるなあって」
りんたろー「文学系芸人じゃん!」
小山・宇賀「(笑)」
兼近「まあそういうテーマでやっているから、今日はいいべ(笑)」
小山「でも、そこまで相手のことを思いながら手紙を読む人、そんなにいないですよ」
兼近「本当に一文字一文字、手紙の汚れ方からにおいから、全部が楽しいんですよ。その時って僕のことしか考えていないじゃないですか。そういうのを考えると嬉しいですね。ちょっといい話しちゃいました(笑)」
宇賀「お二人同士で手紙を書きあったりすることはあるんですか?」
りんたろー「僕は何回か兼近君に書いたことありますよ。この間は誕生日で、今までの兼近君に対する感謝とかを手紙にして」
小山「それはメールよりも手紙の方がいいなと思ったんですか?」
りんたろー「そうですね、やっぱり伝わるかな? みたいな」
兼近「あとは、兼近からは書いていないんですけど、代筆屋さんからりんたろーさんに手紙を届けましたね」
小山「ラブレターの代筆屋さんですね、前に番組にも来ましたよ」
兼近「その人が、僕たちの資料を集めて『兼近君はこう思っているんじゃないか?』みたいな感じで書いてくれて」
兼近「もらいました、手紙?」
りんたろー「もらってない!」
兼近「なんだ、大切にして欲しかったな」
りんたろー「いやいや、書いてないじゃん(笑)」
小山「でも、なぜ、1万通の手紙に目を通して、1千通書いている人がりんたろーさんに書かないんですか?」
兼近「ちょっと照れますよね。口で感謝は伝えていますけどね」
りんたろー「あんま口でも言わないけどね」
兼近「照れくさいんですよね、口で言うのは。伝われよって思っちゃうタイプなので。だからおばあちゃんに書いたのが最後ですね、自分の気持ちで自分から書いたのは」
小山「なんかいいですね、ずっと仲良くいてくださいね。売れ始めると仲が悪くなったりってあるじゃないですか」
兼近「来年にはもうバチバチかもしれない」
りんたろー「さみしいなあ(笑)」
宇賀「ちなみに今、手紙を出したい人っていますか?」
兼近「まだ会っていない好きな人とか? この先出来るだろう好きな人に……」
小山「いま書いておいて?」
兼近「はい、妄想手紙でいまの気持ちを書いておいて、出会ってから『実はこれ、昔書いていた妄想手紙なんだけど、よかったら読んで』って」
りんたろー「きちー!!」
小山・宇賀「(笑)」
りんたろー「僕はあれがいいな、将来生まれてくる子どもへ書くのがいいかな」
宇賀「それでですね、いま番組でも『こんな時こそ手紙を書こう』ということで、オリジナルのポストカードをダウンロードできるページをwebサイトにアップしているのですが、以前、ゲストにもお迎えした日本郵便の切手デザイナー玉木明さんがデザインしたアマビエのポストカードもあるんです。お二人にもぜひ、プレゼントさせてください!」
兼近「いいんですか!?」
りんたろー「嬉しい!」
兼近「質素な部屋なんでね、これ飾ってだいぶチャラくなりますよ」
宇賀「さらに、リスナーの皆さんにも、薫堂さんと私のメッセージを添えて10名様にプレゼントさせていただきます。欲しいという方は、〒102-8080 TOKYO FM 「SUNDAY’S POST」アマビエ希望」と書いてご応募ください!」
小山「お二人は、これからの夢とか野望はあるんですか?」
兼近「気分的にはやっぱり“持たない”っていうことが。動きやすくなるし、誰かから言ってもらったことがやりやすいし。夢、希望を持つと、プライドとか自分の中のルールが固まりすぎて、できないことが増えるっていうのをすごく感じていたので。気分的には持たないようにはしているんですよね」
りんたろー「こういう時期でなかなかお客さんにも会えないし、お客さんを入れたイベントとかもできないので、また大きいところでやれたらいいなと思っていますね」
兼近「近い夢でいうと、東京ドーム」
りんたろー「でか!」
小山・宇賀「(笑)」
兼近「東京ドームでちょっとチャラつく、みたいな。これは手前の、近めの夢ですけどね」
EXITのりんたろーさん、兼近大樹さん、ありがとうございました!
兼近「いつも聴いている人、イライラするんじゃないですか?(笑)」
小山「チャラさを売っているけど、実はチャラくないんですよね?」
りんたろー「そんなことないですよ!」
宇賀「薫堂さん、なんでいきなりぶち壊すんですか(笑)」
宇賀「お二人はどちらのご出身なんですか?」
りんたろー「僕が静岡で、兼近君が北海道です」
小山「どこで知り合ったんですか?」
兼近「吉本のNSCという養成所で。でも芸歴が5年違うので、僕が卒業してからはもう活躍されていた先輩って感じです、りんたろーさんは」
りんたろー「僕がチャラい漫談を一人でしていた時に話しかけられたっていう感じですね」
宇賀「結成は何年なんですか?」
りんたろー「一応、2017年の12月くらいなんですよ」
宇賀「すぐ、バーっと行きましたよね」
小山「(コンビ結成は)どちらから言うんですか? 一緒にやらない? とか」
りんたろー「仮コンビだったんですよ。こいつが俺に話しかけてきて、『りんたろーさん、一緒にM-1かき回しませんか?』って。それまで喋ったこともないし失礼だなって思ったんですけど、なんか面白そうだから1回やってみようと思って。そうしたらすごいフィーリングが合ったというか、これは面白いぞと思って。じゃあいつからコンビ組んで活動していく?って言ったら、『いや、そういうのじゃない』と言われて」
小山「(笑)せっかくその気になったのに?」
兼近「そう、ワンチャンで良かったのに本気になっちゃったんですよ」
小山「名前はどうやって決めたんですか?」
兼近「当時、りんたろーさんが『EXILEっぽく見られたいから』って」
小山・宇賀「(笑)」
りんたろー「EXILEが大好きで、EXから始まる言葉にしようと思っていろいろ探していて。僕はかっこいいなと思って付けたんですけど、千鳥のノブさんに『芸人のコンビ名史上、一番ダサい』って言われて」
兼近「りんたろーさん、長いトンネルの出口になるって言っていましたよね」
りんたろー「僕らがここに来るまで苦労したので、そういう出口になればいいな、という意味も込めて」
兼近「僕は、日常に辛い思いとか、嫌な思いをしている人たちが、僕らの漫才を見て、笑って、辛いことの出口になれたらいいな、というのを勝手に決めて。それぞれ別の理由でEXITを名乗っています」
りんたろー「キャラとか言葉の強さとかで僕の方の意味はなくなっていって」
小山・宇賀「(笑)」
兼近「確かに! 最近、一切言わなくなりましたね」
小山「最初から笑いのテイストでは、“チャラさ”みたいなことを前面に押し出していたんですか?」
りんたろー「そうですね、今の形で最初からやって。かねちがずっとやりたかったみたいで、僕はチャラ漫談をしていたので『この人だったらやれる』と思ったらしくて」
兼近「チャラい奴らがちゃんとした漫才をしたら面白いだろうっていう。そこでチャラさとは何かを教えてもらいながら」
りんたろー「そうなんですよ。服は最初、『こういうの着てくれ』とか言いながら。髪も全然黒だったし。大学デビューとかあるけど、兼近に関しては完全にEXITデビューなんです」
そして、りんたろーさんと兼近さんの「手紙」にまつわる思い出を教えていただきました。
兼近「僕はお手紙を自分から書こうと思ったことが1回あって。返信はよくするんですけど。おばあちゃんに手紙を書こうと思って、4年前か5年前くらいに自分で書いたんですよ。前のコンビでやった初の単独ライブのDVDを付けて、おばあちゃんに『いまこういうことをやっているから見て』って送ったんです。
その半年後くらいですかね、お父さんから連絡が来て。『お前の手紙は届いていたけど、おばあちゃんには見せられなかった』って言われて。その半年前に送った日におばあちゃんが亡くなっていたんです」
小山「半年間、内緒だったんですか?」
兼近「お父さんが『芸人の活動で嫌な思いをさせたくないから、落ち着いた時に言おうと思っていた』、『手紙はちゃんと届いたんですけど、その日に亡くなっていたんだよ』と言われて。もう1日早ければ見てもらえたかもしれないですけど……そういう不思議なことがありましたね」
宇賀「りんたろーさんはいかがですか?」
りんたろー「僕はお母さんがよく手紙をくれるんです。僕らは組む前にピンになったりいろいろあって。手紙は全部取ってあるので、(読み返すと)その時の状況がよくわかるんですよ。この時は『芸人を辞めてくれ』ってずっと言っているとか、だんだん仕事が増えてくると『ほどほどにしなさいよ』みたいな時期もあって。いまは、『おばあちゃんも親戚もみんな見ているよ』っていう時期になってきていて。だから嬉しいですね、いろんな時期があって手紙で確認ができるのは」
小山「よく、売れると親戚が増えるって言いますけどそういうのは実感しました?」
りんたろー「めっちゃめちゃ増えますね。知らない人ばっかりめっちゃ連絡来ます」
兼近「友達増えますよね、知らない友達が」
小山「それも売れている証ですね(笑)」
宇賀「いま、ファンレターも多いんじゃないですか?」
兼近「僕、自粛期間中に結構時間ができたので……いただいたファンレターが段ボール3箱分くらい溜まっちゃっていたんです。寝る前に10通読んでも無限に増え続けちゃう状態だったんですけど、自粛期間でライブもなかったので、全部読んじゃおうかと思って5日間、1日8時間くらいかけて読み続けて。1万通以上読みました」
小山「1万通!? 1万通も来るんですか」
兼近「もっと来ます、もう溜まっちゃっているんで。もう2千通くらい溜まっているかな?」
小山「読んでいたら『あれ、これ俺宛てじゃないや』みたいなことってあるんですか」
兼近「たまにありますよ、りんたろーさん宛てだったりとか。あと、2人に宛てたものもありますし。返信用封筒が結構付いているんで、1千通以上書いて、返信して」
小山「それ言っちゃうとまた(ファンレターが)来ますよ」
兼近「だからちゃんと言っています。『絶対にもう書かねえぞ』と(笑)」
宇賀「(笑)全然チャラくないじゃないですか」
兼近「でも文字とチャラついてたんで。文字とコンパしたっていう意味ではチャラかったのかもしれないです」
宇賀「何か印象に残っているお手紙はありましたか?」
兼近「結構重い話というか、誰にも話していない悩みとか、家庭環境とかを書いてくださる子もいるんですよ。そういうのとかは刺さりますね。こういう人生ってあるんだ、とか。どういう場所で書いたかとかもわかるんですよ。たとえば、文字がブレているから電車の中で書いたのかなとか。ライブに向かっている途中で(車内で)書いているからブレているのかな、とか。なんかそういう文学が手紙の一つひとつに……ちょっと手紙に醤油が付いているとか、子どもがいる家庭だから子どもが汚しちゃったんだな、とか。なんか手紙ってすごく文学を感じるなあって」
りんたろー「文学系芸人じゃん!」
小山・宇賀「(笑)」
兼近「まあそういうテーマでやっているから、今日はいいべ(笑)」
小山「でも、そこまで相手のことを思いながら手紙を読む人、そんなにいないですよ」
兼近「本当に一文字一文字、手紙の汚れ方からにおいから、全部が楽しいんですよ。その時って僕のことしか考えていないじゃないですか。そういうのを考えると嬉しいですね。ちょっといい話しちゃいました(笑)」
宇賀「お二人同士で手紙を書きあったりすることはあるんですか?」
りんたろー「僕は何回か兼近君に書いたことありますよ。この間は誕生日で、今までの兼近君に対する感謝とかを手紙にして」
小山「それはメールよりも手紙の方がいいなと思ったんですか?」
りんたろー「そうですね、やっぱり伝わるかな? みたいな」
兼近「あとは、兼近からは書いていないんですけど、代筆屋さんからりんたろーさんに手紙を届けましたね」
小山「ラブレターの代筆屋さんですね、前に番組にも来ましたよ」
兼近「その人が、僕たちの資料を集めて『兼近君はこう思っているんじゃないか?』みたいな感じで書いてくれて」
兼近「もらいました、手紙?」
りんたろー「もらってない!」
兼近「なんだ、大切にして欲しかったな」
りんたろー「いやいや、書いてないじゃん(笑)」
小山「でも、なぜ、1万通の手紙に目を通して、1千通書いている人がりんたろーさんに書かないんですか?」
兼近「ちょっと照れますよね。口で感謝は伝えていますけどね」
りんたろー「あんま口でも言わないけどね」
兼近「照れくさいんですよね、口で言うのは。伝われよって思っちゃうタイプなので。だからおばあちゃんに書いたのが最後ですね、自分の気持ちで自分から書いたのは」
小山「なんかいいですね、ずっと仲良くいてくださいね。売れ始めると仲が悪くなったりってあるじゃないですか」
兼近「来年にはもうバチバチかもしれない」
りんたろー「さみしいなあ(笑)」
宇賀「ちなみに今、手紙を出したい人っていますか?」
兼近「まだ会っていない好きな人とか? この先出来るだろう好きな人に……」
小山「いま書いておいて?」
兼近「はい、妄想手紙でいまの気持ちを書いておいて、出会ってから『実はこれ、昔書いていた妄想手紙なんだけど、よかったら読んで』って」
りんたろー「きちー!!」
小山・宇賀「(笑)」
りんたろー「僕はあれがいいな、将来生まれてくる子どもへ書くのがいいかな」
宇賀「それでですね、いま番組でも『こんな時こそ手紙を書こう』ということで、オリジナルのポストカードをダウンロードできるページをwebサイトにアップしているのですが、以前、ゲストにもお迎えした日本郵便の切手デザイナー玉木明さんがデザインしたアマビエのポストカードもあるんです。お二人にもぜひ、プレゼントさせてください!」
兼近「いいんですか!?」
りんたろー「嬉しい!」
兼近「質素な部屋なんでね、これ飾ってだいぶチャラくなりますよ」
宇賀「さらに、リスナーの皆さんにも、薫堂さんと私のメッセージを添えて10名様にプレゼントさせていただきます。欲しいという方は、〒102-8080 TOKYO FM 「SUNDAY’S POST」アマビエ希望」と書いてご応募ください!」
小山「お二人は、これからの夢とか野望はあるんですか?」
兼近「気分的にはやっぱり“持たない”っていうことが。動きやすくなるし、誰かから言ってもらったことがやりやすいし。夢、希望を持つと、プライドとか自分の中のルールが固まりすぎて、できないことが増えるっていうのをすごく感じていたので。気分的には持たないようにはしているんですよね」
りんたろー「こういう時期でなかなかお客さんにも会えないし、お客さんを入れたイベントとかもできないので、また大きいところでやれたらいいなと思っていますね」
兼近「近い夢でいうと、東京ドーム」
りんたろー「でか!」
小山・宇賀「(笑)」
兼近「東京ドームでちょっとチャラつく、みたいな。これは手前の、近めの夢ですけどね」
EXITのりんたろーさん、兼近大樹さん、ありがとうございました!
今週の後クレ
今回のメッセージは、神奈川県<座間駅前郵便局>長尾公一さんでした!「秋田県の出身のお客様がたまにお越しになるのですが、数字を書く時に0のところを『まるこ、まるこ、まるこ』というんですね。『まるこってなんですか?』って聞いたら『0ってまるこって言わないの?』と、 なんかこう世間話が盛り上がっていく感じで、とっても笑顔が素敵なお客さまがいらっしゃいまして、他にもたくさんそういうお客さまがいらっしゃるので、いつも私がお客さまから元気をもらっています。 窓口のお仕事を『させていただいている』という感じですね。」
MORE
MORE
この番組ではみなさんからの手紙を募集しています。
全国の皆さんからのお便りや番組で取り上げてほしい場所
を教えてください。
〒102-8080 東京都千代田区麹町1−7
SUNDAY'S POST宛