福岡で40年愛されるハンバーガー/書中お見舞いのためのインク完成!
- 2019/07/07
福岡 今屋のハンバーガーのおいしい音
宇賀「さて、今日は七夕ですが……7月20日が何の日か、ご存知ですか?」小山「何ですか?」
宇賀「1971年のこの日に、銀座三越の1号店にあるお店がオープンします」
小山「これは僕知っています……マクドナルド!」
宇賀「そうです、マクドナルドの日本1号店がオープンした日ということで、『ハンバーガーの日』です」
「SUNDAY’S POST」では一足お先に、ハンバーガーにゆかりのある場所を取材してきました。
福岡県福岡市中央区の西公園で、40年以上も地元の人に愛されてきたハンバーガー店です。
宇賀「73歳のご主人が、おひとりで切り盛りされているようですよ」
小山「行ってみたい!」
西公園は、福岡市のほぼ中央の丘陵地帯にある公園。江戸時代までは「荒津山」と呼ばれた景勝地でしたが、明治14年(1881年)に公園として整備されて、100年以上の歴史があります。
この公園の中央展望広場にあるのが、40年以上続いてきた「今屋のハンバーガー」。
ご主人は、今崎勝美さん。お店を開いて以来、ずっと一人でハンバーガーを作り続けてきました。
チーズバーガー、エッグウィンナー、トマトレタスバーガー……とあるなかで、一番人気のメニューは「ミックスエッグ」。
ふっくらとしたパンに挟むのは、手作りのハンバーグ、炒めたひき肉とキャベツ、卵、ソーセージ。具材を盛り付けたら、そのままオーブンへ。数分焼き上げて、パンをパリッとさせるのが秘訣なのです。最後にバナナと玉ねぎが隠し味の特製ソースをかけて、いよいよ出来上がり。手間ひまかけて作る、自慢の一品です。
でも、見た目はハンバーガーというよりも、ホットドッグ。これは、お店の開始当初には、いわゆるハンバーガーを売っていた名残りだそうです。
「昔、ガソリンスタンドに勤めていたんです。お客さんに来た人に『車を買わんか』言われて一式買って、お店を始めたんです」と今崎さん。福岡中で移動販売をしていた頃もあったものの、40年ほど前に西公園に落ち着いたのだとか。
お店を訪れるのは……高校生の頃から15年以上買いに来ている人。結婚記念日に来た夫婦。福岡出張の合間に訪れた人。高校生の頃から40年近く通い続けている姉妹などなど……。
「ミックスチーズが好きだけど、今日は初めてミックスエッグにしてみました」「キャベツが入っているんだけど、それがうまい」「ボリュームあるし、値段も安い」と、みなさん、お気に入りの理由も様々。飽きのこない、素朴な美味しさがある今屋のハンバーガーは、頬張ればホッと一息つける、福岡のソウルフードです。
最後に、今崎さんはこんなことを言ってくださいました。
「生きがいは、毎日元気で仕事をすること。それでね、なるべくみんなに来てもらって。ここ20年くらい、ハンバーガーの値段は上げていないんですよ。なるべく数でこなしてね、そうせんとお客さんは来んと。あと15年はしたいですね。90歳くらいまでは。大丈夫! できるよ。また、その頃来てみらんですか?」
「今屋のハンバーガー」の音を聞いた薫堂さんと宇賀さんは……。
小山・宇賀「おいしそう!」
小山「写真を見ても、間違いなくおいしいですよ。僕、よく福岡には行くんですけど、こんなところがあったとは」
宇賀「公園の、車のなかで作っているような感じですね」
小山「全国のハンバーガーランキングで3位にもなったことがあるんですね」
宇賀「ご主人にもお会いしたいですね。いろいろお話ししてみたい。……定休日は、『雨が降ったら』らしいですよ。お客さんは、1日に大体30人から40人だそうです」
そして、最近、薫堂さんが食べておいしかったという、ご当地パンの話題へ……。
小山「最近、食べたパンで美味しかったのが、滋賀県長浜市にある『つるやパン』のサラダパンです」
宇賀「野菜が入っているんですか?」
小山「刻んだタクアンと、自家製マヨネーズだけがコッペパンにはさまっているんです。話には聞いていたんですけど、そんなに美味しいのかな? って思って食べたら……びっくりするくらい美味しかった。最近、食べたパンの中でいちばん好きでした」
そして、宇賀さんが好きなパンの話題に。
小山「宇賀さんはどんなパンが好きなんですか?」
宇賀「固いバケットみたいなパンに挟んであるサンドウィッチが好きです。ハムとバターだけでもいいです」
小山「フランスっぽいですね。本場行くと、あっさりしていて、でも美味しいじゃないですか」
宇賀「そう! やっぱりワインに合うっていう」
小山「結局そこなんだ(笑)。それだったら、西宮の甲子園駅から歩いて10分くらいのところにある『カーベ・カイザー』っていう、ドイツ菓子とかバームクーヘンを売っている店があるんですよ。ここの黒パンが、ばつぐんに美味しいです」
宇賀「甲子園は取材で何回も行っているんですけど、知らなかったです! ドイツパン、好きなんですよ」
小山「つまみにも合いますよ」
宇賀「ああ、いいですね、ちょっとずつ食べる感じで……。結局、お酒を飲む話になりましたね(笑)」
福岡県福岡市中央区の西公園で、40年以上も地元の人に愛されてきたハンバーガー店です。
宇賀「73歳のご主人が、おひとりで切り盛りされているようですよ」
小山「行ってみたい!」
西公園は、福岡市のほぼ中央の丘陵地帯にある公園。江戸時代までは「荒津山」と呼ばれた景勝地でしたが、明治14年(1881年)に公園として整備されて、100年以上の歴史があります。
この公園の中央展望広場にあるのが、40年以上続いてきた「今屋のハンバーガー」。
ご主人は、今崎勝美さん。お店を開いて以来、ずっと一人でハンバーガーを作り続けてきました。
チーズバーガー、エッグウィンナー、トマトレタスバーガー……とあるなかで、一番人気のメニューは「ミックスエッグ」。
ふっくらとしたパンに挟むのは、手作りのハンバーグ、炒めたひき肉とキャベツ、卵、ソーセージ。具材を盛り付けたら、そのままオーブンへ。数分焼き上げて、パンをパリッとさせるのが秘訣なのです。最後にバナナと玉ねぎが隠し味の特製ソースをかけて、いよいよ出来上がり。手間ひまかけて作る、自慢の一品です。
でも、見た目はハンバーガーというよりも、ホットドッグ。これは、お店の開始当初には、いわゆるハンバーガーを売っていた名残りだそうです。
「昔、ガソリンスタンドに勤めていたんです。お客さんに来た人に『車を買わんか』言われて一式買って、お店を始めたんです」と今崎さん。福岡中で移動販売をしていた頃もあったものの、40年ほど前に西公園に落ち着いたのだとか。
お店を訪れるのは……高校生の頃から15年以上買いに来ている人。結婚記念日に来た夫婦。福岡出張の合間に訪れた人。高校生の頃から40年近く通い続けている姉妹などなど……。
「ミックスチーズが好きだけど、今日は初めてミックスエッグにしてみました」「キャベツが入っているんだけど、それがうまい」「ボリュームあるし、値段も安い」と、みなさん、お気に入りの理由も様々。飽きのこない、素朴な美味しさがある今屋のハンバーガーは、頬張ればホッと一息つける、福岡のソウルフードです。
最後に、今崎さんはこんなことを言ってくださいました。
「生きがいは、毎日元気で仕事をすること。それでね、なるべくみんなに来てもらって。ここ20年くらい、ハンバーガーの値段は上げていないんですよ。なるべく数でこなしてね、そうせんとお客さんは来んと。あと15年はしたいですね。90歳くらいまでは。大丈夫! できるよ。また、その頃来てみらんですか?」
「今屋のハンバーガー」の音を聞いた薫堂さんと宇賀さんは……。
小山・宇賀「おいしそう!」
小山「写真を見ても、間違いなくおいしいですよ。僕、よく福岡には行くんですけど、こんなところがあったとは」
宇賀「公園の、車のなかで作っているような感じですね」
小山「全国のハンバーガーランキングで3位にもなったことがあるんですね」
宇賀「ご主人にもお会いしたいですね。いろいろお話ししてみたい。……定休日は、『雨が降ったら』らしいですよ。お客さんは、1日に大体30人から40人だそうです」
そして、最近、薫堂さんが食べておいしかったという、ご当地パンの話題へ……。
小山「最近、食べたパンで美味しかったのが、滋賀県長浜市にある『つるやパン』のサラダパンです」
宇賀「野菜が入っているんですか?」
小山「刻んだタクアンと、自家製マヨネーズだけがコッペパンにはさまっているんです。話には聞いていたんですけど、そんなに美味しいのかな? って思って食べたら……びっくりするくらい美味しかった。最近、食べたパンの中でいちばん好きでした」
そして、宇賀さんが好きなパンの話題に。
小山「宇賀さんはどんなパンが好きなんですか?」
宇賀「固いバケットみたいなパンに挟んであるサンドウィッチが好きです。ハムとバターだけでもいいです」
小山「フランスっぽいですね。本場行くと、あっさりしていて、でも美味しいじゃないですか」
宇賀「そう! やっぱりワインに合うっていう」
小山「結局そこなんだ(笑)。それだったら、西宮の甲子園駅から歩いて10分くらいのところにある『カーベ・カイザー』っていう、ドイツ菓子とかバームクーヘンを売っている店があるんですよ。ここの黒パンが、ばつぐんに美味しいです」
宇賀「甲子園は取材で何回も行っているんですけど、知らなかったです! ドイツパン、好きなんですよ」
小山「つまみにも合いますよ」
宇賀「ああ、いいですね、ちょっとずつ食べる感じで……。結局、お酒を飲む話になりましたね(笑)」
手紙文化を盛り上げよう! ポスト会議#10
全国におよそ2万4千局ある郵便局と連携を取りながら、新しいムーブメントを作りや、商品開発をしていく企画コーナー「ポスト会議」。番組で数ヶ月間取り組んで来た、「暑中お見舞いを書くためのインク」づくりの企画。
薫堂さんと宇賀さんが「inkstand by kakimori」で調合したオリジナルインク「SP BLUE」と「SP ORANGE」の販売が、7月7日から開始されます!
協力いただいた蔵前の「カキモリ」から、オーナーの広瀬琢磨さんと店長の菅原香織さんに来ていただきました。
小山「まだ我々、実物を見ていないんですけども」
宇賀「今日、お持ちいただいたんですよね」
いよいよお披露目。ふたりが自筆で書いた『暑中お見舞い申し上げます』の文字がインク瓶のラベルになっています。
薫堂さんはベースが青の「SP BLUE」。
小山「夏の水たまりに、1枚の青葉がひらひらと落ちたような色。そこに赤い太陽が差し込んでいるようなイメージだったので、ブルーベースで赤と緑を足した色です」
宇賀さんはオレンジがベースの「SP ORANGE」。
宇賀「私はオレンジベースなんですけど、ちょっと渋いというか、明るいオレンジではなくて。これは夏の砂浜のオレンジをイメージしました」
小山「それぞれ、昼間と夕方って感じですね」
さっそく、試し書きをするふたり。
小山「今回、カキモリさんの店頭で実際に販売されるんですよね? 売れますかね、これ」
広瀬「きっと売れると思います。(2人のインクづくりの模様を)放送いただいてから、inkstandに来てくださるお客さんも多いんです」
菅原「地方からも来ていただいていて。この前は宮崎県から、男性がラジオを聞いて来ていただきました」
宇賀「インクは、蔵前のカキモリの店頭と、オンラインストアでも購入できるんですね」
小山「ちなみにおいくらですか?」
広瀬「税抜きで2500円になります」
インクにはハガキも付いています。放送でも実施した、イラストレーター小池アミイゴさんによる、絵葉書のワークショップの説明書も。買ってくださったみなさんが、暑中お見舞いに好きな絵をかけるようにしたとのことです。
宇賀「これは描いてほしいですね」
さらに、小池アミイゴさんが描いた絵葉書も1枚200円で販売。販売期間は8月末、今年の夏いっぱいです。
小山「どうします? 在庫がいっぱいになったら……」
宇賀「買い取りですか?」
売れ行きを心配しているふたりですが……。とてもすてきな暑中お見舞い用のインクが完成しました。ぜひ蔵前のカキモリ、またはカキモリオンラインストアでお確かめください。
「カキモリ」
「カキモリ オンラインストア」
今週の後クレ
今回のメッセージは、岩手県遠野市にある<遠野郵便局>の大洞ゆきえさんでした!「遠野は農家さんが多くて、家にいらっしゃらない時は畑とか小屋の方に声かけたりして配達する事が多いのですが、その際にですね、そちらで集荷をした野菜とかを”もっていけ、もっていけ”って頂いたりした事もあってですね。優しさというのが伝わってくるような、感謝の気持ちを頂くと元気になって次の日の頑張りにも繋がります!」
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この番組ではみなさんからの手紙を募集しています。
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SUNDAY'S POST宛